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46話 アランの抱く憎悪
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僕は、アランさんの縛る暴食を解除し、書庫のドアノブに手をかける。
「アランさん、開けますよ?」
「ああ、心も落ち着いた。開けてくれ」
ドアを開けると、そこにはこちらを見て目を見開くヒライデン伯爵がいて、僕の目で見てわかる程度に動揺している。
「闇だけを…この短時間で祓ったというのか? 馬鹿な…ありえん…闇は…やはりアランだったか」
黒幕が何者なのかを察していたようで、然程驚く事なく、僕の後方にいるアランさんを見ている。アランさんも落ち着いているけど、心中は荒れまくっているだろう。
「フレデリック……君の息子であるリョウト君のおかげで、私は自我を取り戻せた。私は、君を生涯のライバルでもあり、親友とも思っていたが……まさか、1つの魔法欲しさに、我々一家全員を事故に見せかけて殺すとはな」
ヒライデン伯爵の顔色が曇る。
妙だな、あれって後ろめたい気持ちを持っている時に出る表情だ。
アランさんの言い方から察するに、やはり犯行動機は魔法関係のようだから、焦らずに1つずつ聞いていこう。
「アランさん、ヒライデン伯爵は何を求めているのですか?」
「彼の目的は、私の開発した天候魔法の真髄を奪うことだよ」
天候魔法? それは、僕も知らないな。
アランさんは言葉に出した影響か、底知れぬ憎しみが全身から湧き出ている。
2人に、どんな因縁があるのだろう?
「学生時代、我々はライバル同士、常に1位の座を争い、切磋琢磨していき、互いに友として付き合い、楽しい学生生活を過ごした。当時、私自身もフレデリックのことを尊敬し、生涯の友になると思っていた」
へえ、尊敬か。
その時点では、有意義な友人関係を築けていたのか。
「1年前、私は学生時代から研究していた天候魔法の開発に成功し、それを学会で発表するつもりでいた。だが、何処からか情報が漏れてしまい、賊が度々敷地内に侵入するようになった。警備の騎士たちを増員することで落ち着きを取り戻したが、妻も娘も心身を擦り減らし限界だったこともあり、私は2人の心を癒すため、皆で妻の両親のいる領地へと馬車で出掛けた」
なるほど、そこを狙われたのか。
「当然、賊に襲われることも考慮して、冒険者に護衛依頼をお願いしたが、道中にて賊に襲撃された際、彼らは依頼人でもある我々を裏切り、盗賊側についた。初めから、グルだったのだ」
この人たちにとって、ここでの裏切りは相当ショックだっただろう。
「賊の狙いは私の持つ魔法資料、それらを渡すわけにはいかない。だから、私は馬車を操り撒こうとしたが、途中の山道で馬車ごと崖下へと転落した。妻も娘も即死、私だけが瀕死状態だった。賊共は倒れている我々を無視し、馬車内から魔法に関係するあらゆる資料を盗んでいった。帰り際、奴らは『死体は放置でいいだろ。こいつらの生死なんて何も言われてないからな。はは、これでヒライデン家から、たんまりと報酬をもらえるぜ』と言い放ち、その場を離れた。私はその言葉を聞き、憎悪に染まりながら死んでしまった」
僕なら突発的事故を想定して、『子供だけを誘拐しろ』『全員、生捕りにしろ』と命令する。盗んだ資料で再現できない場合は、魔法の使い手が必要になるからだ。ヒライデン家の場合、魔法士として卓越した知識と技術を持ち合わせているから、資料があるだけで十分と思ったのかもしれない。だが、肝心の魔法を構築できないからこそ、伯爵は霊体になってまでここへ訪れ、プライドを捨てて、書庫を漁っているのか。
何にしても、アランさんの開発した天候魔法、ヒライデン伯爵家を大きく脅かすほどのものと認定されたのは間違いない。
「私は憎しみを心に宿したまま死んだことで、タルパと化した。妻や娘の魂も身体から浮上していたが、私は『まだやり残したことがある。先に、天国へ行きなさい。そこで合流しよう』と告げて、2人を先に逝かせた。その後、邸へと目指し歩き出したが、フレデリックへの憎しみがどんどん膨らんでいき、気づかぬうちに自我を失っていった」
ヒライデン家を潰すことだけを目的に、死んだ場所からここまで彷徨いながら歩いている道中で、自我を完全に失いながらも、【ヒライデン家を潰す】という目的意識だけは残っていたのか。
もしかしたら、自我を失っていたとはいえ、優秀な魔法師としての記憶が影響して、敷地外への被害を無意識的に避けていたのかもしれない。
タルパの誘引は、ヒライデン家の悪意による影響だけど、自我を忘れたアランさんが、天候魔法を使い、そのタルパ共を雲の中に隠して、タルパや神官、巫女たちの魔力などを食べることで、自らの力をずっと強化していたのか。胸中を明かしてくれている今だからこそ、スキル[同調]による影響で、僕の考えが正しいこともわかる。
「朧げだが、自分がこの地で何をしたのかも理解している。私は成仏できたとしても、妻や娘のいる地へ行くことは叶わないだろう。だからこそ、フレデリック、今この場で貴様を殺す」
この殺気と威圧感、彼は本気でヒライデン伯爵を殺す気だ。戦闘を起こす気はないと言っていたけど、やはり怒りで自制心を失いつつある。この事件の裏を全て理解できたのはいいけど、僕は全くの無関係だから、下手な口出しはできない。
2人の抱える問題に、どう決着をつけるべきだろう?
「待て、アラン。あの時の盗賊襲撃、あれは私の父が無断でやったことで、私は関与していない。あの転落事故が起きた後、父から聞いたんだ」
おいおい、それはただの言い訳だよ。
それにしても、あの爺さんが首謀者かよ。
「だから、何だ? 親がしたことであって、自分は悪くないと?」
「いや…そうは言わんが…」
ヒライデン伯爵は、顔を背ける。
「私は、どこから情報が漏れたのか、ずっと考えていた。思えば、フレデリックは研究協力者という形で、私の研究について知っていたな。誰にも言わないよう約束したはずだが、貴様が自分の両親に話したのか? 資料を盗むに来た輩も、全て貴様らの仕業か?」
「…」
おいおい、ここでの沈黙は肯定を意味している。
「すまない。酒に酔った勢いで、両親に話した。私が協力者である以上、父にとって、資料さえあればよかった。だから……」
「邪魔な存在である我々を殺したと?」
「ああ、そうだ。だが…」
爺さん、自分の欲望を満たすためだけに、ラリマンド一家を殺したのか。アランさんも呆れたのか、溜め息を吐く。
「研究協力者とはいえ、お前が資料を読んだだけで、天候魔法を扱えるわけがないだろう。あの魔法には、特殊な制御方法がある。その方法に関しては、どの資料にも載せていない。私のココにしか入ってないんだよ」
アランさんは、右手で自分の頭を指す。ヒライデン伯爵も意味を理解したのか、絶望的な表情となる。彼に教えを請わないと、天候魔法を習得できないのだから当然だろう。習得は、絶望的と言っていい。
ヒライデン伯爵の目的は、天候魔法の奪取。
ラリマンド伯爵の目的は、復讐。
この場において、戦闘を起こさずに解決させる方法なんてあるのだろうか?
「アランさん、開けますよ?」
「ああ、心も落ち着いた。開けてくれ」
ドアを開けると、そこにはこちらを見て目を見開くヒライデン伯爵がいて、僕の目で見てわかる程度に動揺している。
「闇だけを…この短時間で祓ったというのか? 馬鹿な…ありえん…闇は…やはりアランだったか」
黒幕が何者なのかを察していたようで、然程驚く事なく、僕の後方にいるアランさんを見ている。アランさんも落ち着いているけど、心中は荒れまくっているだろう。
「フレデリック……君の息子であるリョウト君のおかげで、私は自我を取り戻せた。私は、君を生涯のライバルでもあり、親友とも思っていたが……まさか、1つの魔法欲しさに、我々一家全員を事故に見せかけて殺すとはな」
ヒライデン伯爵の顔色が曇る。
妙だな、あれって後ろめたい気持ちを持っている時に出る表情だ。
アランさんの言い方から察するに、やはり犯行動機は魔法関係のようだから、焦らずに1つずつ聞いていこう。
「アランさん、ヒライデン伯爵は何を求めているのですか?」
「彼の目的は、私の開発した天候魔法の真髄を奪うことだよ」
天候魔法? それは、僕も知らないな。
アランさんは言葉に出した影響か、底知れぬ憎しみが全身から湧き出ている。
2人に、どんな因縁があるのだろう?
「学生時代、我々はライバル同士、常に1位の座を争い、切磋琢磨していき、互いに友として付き合い、楽しい学生生活を過ごした。当時、私自身もフレデリックのことを尊敬し、生涯の友になると思っていた」
へえ、尊敬か。
その時点では、有意義な友人関係を築けていたのか。
「1年前、私は学生時代から研究していた天候魔法の開発に成功し、それを学会で発表するつもりでいた。だが、何処からか情報が漏れてしまい、賊が度々敷地内に侵入するようになった。警備の騎士たちを増員することで落ち着きを取り戻したが、妻も娘も心身を擦り減らし限界だったこともあり、私は2人の心を癒すため、皆で妻の両親のいる領地へと馬車で出掛けた」
なるほど、そこを狙われたのか。
「当然、賊に襲われることも考慮して、冒険者に護衛依頼をお願いしたが、道中にて賊に襲撃された際、彼らは依頼人でもある我々を裏切り、盗賊側についた。初めから、グルだったのだ」
この人たちにとって、ここでの裏切りは相当ショックだっただろう。
「賊の狙いは私の持つ魔法資料、それらを渡すわけにはいかない。だから、私は馬車を操り撒こうとしたが、途中の山道で馬車ごと崖下へと転落した。妻も娘も即死、私だけが瀕死状態だった。賊共は倒れている我々を無視し、馬車内から魔法に関係するあらゆる資料を盗んでいった。帰り際、奴らは『死体は放置でいいだろ。こいつらの生死なんて何も言われてないからな。はは、これでヒライデン家から、たんまりと報酬をもらえるぜ』と言い放ち、その場を離れた。私はその言葉を聞き、憎悪に染まりながら死んでしまった」
僕なら突発的事故を想定して、『子供だけを誘拐しろ』『全員、生捕りにしろ』と命令する。盗んだ資料で再現できない場合は、魔法の使い手が必要になるからだ。ヒライデン家の場合、魔法士として卓越した知識と技術を持ち合わせているから、資料があるだけで十分と思ったのかもしれない。だが、肝心の魔法を構築できないからこそ、伯爵は霊体になってまでここへ訪れ、プライドを捨てて、書庫を漁っているのか。
何にしても、アランさんの開発した天候魔法、ヒライデン伯爵家を大きく脅かすほどのものと認定されたのは間違いない。
「私は憎しみを心に宿したまま死んだことで、タルパと化した。妻や娘の魂も身体から浮上していたが、私は『まだやり残したことがある。先に、天国へ行きなさい。そこで合流しよう』と告げて、2人を先に逝かせた。その後、邸へと目指し歩き出したが、フレデリックへの憎しみがどんどん膨らんでいき、気づかぬうちに自我を失っていった」
ヒライデン家を潰すことだけを目的に、死んだ場所からここまで彷徨いながら歩いている道中で、自我を完全に失いながらも、【ヒライデン家を潰す】という目的意識だけは残っていたのか。
もしかしたら、自我を失っていたとはいえ、優秀な魔法師としての記憶が影響して、敷地外への被害を無意識的に避けていたのかもしれない。
タルパの誘引は、ヒライデン家の悪意による影響だけど、自我を忘れたアランさんが、天候魔法を使い、そのタルパ共を雲の中に隠して、タルパや神官、巫女たちの魔力などを食べることで、自らの力をずっと強化していたのか。胸中を明かしてくれている今だからこそ、スキル[同調]による影響で、僕の考えが正しいこともわかる。
「朧げだが、自分がこの地で何をしたのかも理解している。私は成仏できたとしても、妻や娘のいる地へ行くことは叶わないだろう。だからこそ、フレデリック、今この場で貴様を殺す」
この殺気と威圧感、彼は本気でヒライデン伯爵を殺す気だ。戦闘を起こす気はないと言っていたけど、やはり怒りで自制心を失いつつある。この事件の裏を全て理解できたのはいいけど、僕は全くの無関係だから、下手な口出しはできない。
2人の抱える問題に、どう決着をつけるべきだろう?
「待て、アラン。あの時の盗賊襲撃、あれは私の父が無断でやったことで、私は関与していない。あの転落事故が起きた後、父から聞いたんだ」
おいおい、それはただの言い訳だよ。
それにしても、あの爺さんが首謀者かよ。
「だから、何だ? 親がしたことであって、自分は悪くないと?」
「いや…そうは言わんが…」
ヒライデン伯爵は、顔を背ける。
「私は、どこから情報が漏れたのか、ずっと考えていた。思えば、フレデリックは研究協力者という形で、私の研究について知っていたな。誰にも言わないよう約束したはずだが、貴様が自分の両親に話したのか? 資料を盗むに来た輩も、全て貴様らの仕業か?」
「…」
おいおい、ここでの沈黙は肯定を意味している。
「すまない。酒に酔った勢いで、両親に話した。私が協力者である以上、父にとって、資料さえあればよかった。だから……」
「邪魔な存在である我々を殺したと?」
「ああ、そうだ。だが…」
爺さん、自分の欲望を満たすためだけに、ラリマンド一家を殺したのか。アランさんも呆れたのか、溜め息を吐く。
「研究協力者とはいえ、お前が資料を読んだだけで、天候魔法を扱えるわけがないだろう。あの魔法には、特殊な制御方法がある。その方法に関しては、どの資料にも載せていない。私のココにしか入ってないんだよ」
アランさんは、右手で自分の頭を指す。ヒライデン伯爵も意味を理解したのか、絶望的な表情となる。彼に教えを請わないと、天候魔法を習得できないのだから当然だろう。習得は、絶望的と言っていい。
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