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8話 同行する相手、おかしくない?
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アシェルさんの住む邸に行く道中で、僕はお姉さんたちに何が起きたのかを聞いた。
今から20日前、ここから西に位置する山で、スタンピードが発生した。魔物の大半がゴブリンのため、ランクDの2人は魔物討伐に参戦、ゴブリンばかりと戦っていた時、突然3体のストーンビッグボアが遠方からゴブリンを無視して猛突進してきた。その際、ミサお姉さんだけがゴブリンが邪魔で回避行動に遅れてしまい、鋭い牙の先端で顔の右下から左上にかけて斬られ、その影響で左目を失明してしまう。近くにいたレアナお姉さんが急いで向かおうとするも、ゴブリンやストーンビッグボアに邪魔されてしまい、距離がどんどん離されて、遂に見失ってしまう。
結局、ミサお姉さんと逸れたまま、スタンピードが収束する。冒険者側にも死傷者が出ているけど、彼女の遺体は発見されていないことから、レアナお姉さんはずっと彼女の行方を探し続け、ルナベールの街でようやく僕という手掛かりを見つけ、奴隷ギルドに行き詳しく問い合わせてみると、彼女がアシェルという正規の奴隷商人に購入されたことを知った。
「ここが、そのアシェルさんのいる建物?」
今、正門入口付近にいるけど、敷地面積が僕のログハウスより遥かに広い。大きな建物が2棟もあり、どれも立派だ。家精霊として、羨ましく感じてしまう程に。
「そうだよ。昨日も思ったけど、めちゃくちゃ広い」
これは、尻込みするのもわかる。
ミサお姉さんは、どちらかの建物内にいるのかな?
「君たち、私の屋敷で何をしている?」
じっと門前から屋敷を眺めていたら、庭内で散策していたのか、恰幅のいい50歳くらいのおじさんが話しかけてきた。
「うん? 君は昨日の…レアナ嬢だったかな?」
「先触れもせず、こんな朝早くに押しかけて申し訳ありません!」
レアナお姉さんが、深々と頭を下げる。
もしかして、このおじさんがこの邸のご主人様?
「構わんよ。今、少々立て込んでいるが、用があるのなら、一旦敷地内に入りなさい。入ってから話を聞こう」
門越しだと、周囲に迷惑が掛かるってことかな?
とりあえず言われた通りに、門を開けてもらい、敷地内に入る。そこからレアナお姉さんは、ミサさんを取り戻したい一心に、真剣な口調でミサさんとの関係性と何故奴隷落ちになったのかを話し、彼女を購入したいので、必要金額を教えてほしいと切実に訴える。
「君の事情はわかった。ミサ嬢の話をする前に、君に1つ尋ねたい」
「はい、何でしょうか?」
おじさんが、僕をちらっと見る。
「私と面談を望む場合、伝手のあるベテラン冒険者やギルド職員に、自分の窮地を明かすものだ。君自身、相当追い込まれ、プライドを捨ててでも助けたい気持ちもわかる……が、何故何も知らない幼児を頼ったのかな?」
まあ、誰でもそう思うよね。そういう時って、頼りになる大人に泣きつくものだ。レアナお姉さんは僕の意見に従って、大人に聞くでもなく、真っ直ぐここへ来たもん。
「え~と…それは成り行きと言いますか…追い詰められて愚痴ったのが、偶々幼児だったと言いますか…」
レアナお姉さんは、挙動不審となって冷や汗をかきながら、しどろもどろになってる。
「レアナ嬢、君は何も知らない幼児を巻き込んだという事実を、しっかりと心に刻みなさい」
この場合、僕自身が勝手に巻き込まれにいったのだけど。レアナお姉さんも、今になって自分の行動の過ちに気付いたようで、かなり動揺している。
「はい、申し訳ありません」
「謝罪する相手が違うよね?」
「う…ノア、巻き込んでごめんなさい」
「まだ、何も起きていないし、その謝罪を受け入れます」
一応、そう言っておこう。
「ミサ嬢の件だが、私は奴隷落ちした者たち全ての検分に立ち会っている。ミサと名乗り、顔に傷のある女の子なら、間違いなくこの敷地内にいた」
いた? どうして過去形で言うの? レアナお姉さんは何も言わないでいるけど、その疑問点に気づかず、しょんぼりした暗い顔から、一気にぱあっと明るくなっている。
「僕、ノアと言います。どうして[いた]なの?」
おじさんは僕の質問に驚き、僕をじっと見る。
「ノア君と言ったか? いやはや、君は賢いね。これは、今も動揺している私の失態か。昨日の夜、賊が敷地内に侵入し、奴隷棟に滞在する子供奴隷9人のうち、8歳未満の幼い2人を誘拐した」
「え…」「ええ!?」
「幸い、ミサ嬢が私宛の書き置きを残してくれたおかげで、すぐに子供たちの状況を察せた。彼女は2人の子供たちを守るため、賊と一緒に出ていき、現在も行方不明になっている」
話が違うよ。
僕は、じっとレアナお姉さんを見つめる。
「そんな大それたことをやったの?」
「いやいや、やるわけないでしょ! やったら、ここに来ないよ!」
良い返答だ。
咄嗟に言った言葉だろうけど。
「ははは、安心しなさい。たった今、レアナ嬢は犯人候補から外れたよ」
「外れた!? 当初は、私も候補に入っていたんですか?」
「昨日ここへ訪問したのだから、当然入る」
「あはは…ここへ来て良かった」
2人の子供だけを誘拐する目的は、何だろう?
「アシェルさん、大人の奴隷さんたちは誘拐されなかったの?」
僕が疑問をぶつけると、彼はやや困った笑みを浮かべて、答えを言ってくれた。
「大人や一部の子供奴隷たちは、私を正規の奴隷商人として信頼してくれているから問題ない。問題は、誘拐された子供たちの方なんだ」
なんだろう、言い方が何かおかしい。僕とレアナお姉さんの想像している状況と、アシェルさんとで齟齬があるような?
「実はね、元々ここへ訪れた賊は、奴隷たちの置かれている環境を確認するために忍び込んだだけで、本来誘拐するつもりなんてなかったんだ」
「「え!?」」
そうなると、なんで誘拐したの?
「ミサ嬢の手紙によると、2人の子供達が偶々忍び込んだ賊を発見して、ここから出たいと執拗に訴えて騒いでしまったんだよ。おまけに、子供達が賊にしがみついて離れないため、このままでは自分も発見され捕まると思い、やむなく2人を誘拐したという顛末だ」
賊が誘拐したんじゃなくて、子供達が自ら誘拐されに行ったのね。
「周囲が何を言っても、あの2人は私を信頼せず、いつも壁際に隠れて、私を睨んでいたが…いやはや…どうしたものか…子供たちのせいで賊も発見されてしまい、今では新聞記者たちにも誘拐を知られて、朝刊に掲載されてしまった。まあ、賊が誘拐したと勝手に思い込んでいるので、こちらとしても助かるがね」
う~ん、複雑な事態に陥っている。
記者たちに、真実なんて言えないよね。
気になるのは、子供たちの健康状態かな。
僕の知識だと、奴隷落ちした者は例外なく、[隷属契約]という契約魔法で魂を縛られてしまい、契約者以外解除出来ないはずだ。
「その奴隷たちの契約の方は、どうなっているの?」
「驚いた…ノア君は、本当に聡明だね。事情が事情だから、賊も奴隷たちの契約を無理矢理解放させていない。3人には、隷属契約時に正規の首輪を付けている。契約者以外が隷属を無理に解除すると、私のステータスに解除された場所と日時が表示される仕組みになっているが、その報せもまだない」
首輪か、街中を歩いていれば、結構目立つ。
「子供達が私のことで納得してくれたら、ミサ嬢と共に戻ってくると思うが、まだ行方不明となると、向こうも難儀しているようだね。契約上、3人はこの街から出られないから、街の何処かに潜んでいるが不安しかないよ」
この状況を、上手く利用できないかな? 僕がレアナお姉さんをじっと見ると、心を読み取ってくれたのか、ニコッと笑う。
「アシェルさん、私たちも子供たちの捜索を手伝っても良いでしょうか?」
良かった、僕と同じ意見だ。
「是非、お願いしたい。ミサ嬢を含めた3名全員を見つけ出してくれたら、彼女をタダで譲ろう。期限は業務の関係上、今から2日後とする」
「了解です! 2日以内に、絶対に見つけ出します!」
僕たちはアシェルさんから2人の名前と似顔絵が掲載されている奴隷リストを貰い、捜索を始めることとなる。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
《ノアの善行日記》
生後8日目
善行:なし
僕の残り寿命:108日
ミサお姉さんと子供達、何処にいるのかな?
子供達を誘拐したと思われている[賊]の行方も気になるよ。
今から20日前、ここから西に位置する山で、スタンピードが発生した。魔物の大半がゴブリンのため、ランクDの2人は魔物討伐に参戦、ゴブリンばかりと戦っていた時、突然3体のストーンビッグボアが遠方からゴブリンを無視して猛突進してきた。その際、ミサお姉さんだけがゴブリンが邪魔で回避行動に遅れてしまい、鋭い牙の先端で顔の右下から左上にかけて斬られ、その影響で左目を失明してしまう。近くにいたレアナお姉さんが急いで向かおうとするも、ゴブリンやストーンビッグボアに邪魔されてしまい、距離がどんどん離されて、遂に見失ってしまう。
結局、ミサお姉さんと逸れたまま、スタンピードが収束する。冒険者側にも死傷者が出ているけど、彼女の遺体は発見されていないことから、レアナお姉さんはずっと彼女の行方を探し続け、ルナベールの街でようやく僕という手掛かりを見つけ、奴隷ギルドに行き詳しく問い合わせてみると、彼女がアシェルという正規の奴隷商人に購入されたことを知った。
「ここが、そのアシェルさんのいる建物?」
今、正門入口付近にいるけど、敷地面積が僕のログハウスより遥かに広い。大きな建物が2棟もあり、どれも立派だ。家精霊として、羨ましく感じてしまう程に。
「そうだよ。昨日も思ったけど、めちゃくちゃ広い」
これは、尻込みするのもわかる。
ミサお姉さんは、どちらかの建物内にいるのかな?
「君たち、私の屋敷で何をしている?」
じっと門前から屋敷を眺めていたら、庭内で散策していたのか、恰幅のいい50歳くらいのおじさんが話しかけてきた。
「うん? 君は昨日の…レアナ嬢だったかな?」
「先触れもせず、こんな朝早くに押しかけて申し訳ありません!」
レアナお姉さんが、深々と頭を下げる。
もしかして、このおじさんがこの邸のご主人様?
「構わんよ。今、少々立て込んでいるが、用があるのなら、一旦敷地内に入りなさい。入ってから話を聞こう」
門越しだと、周囲に迷惑が掛かるってことかな?
とりあえず言われた通りに、門を開けてもらい、敷地内に入る。そこからレアナお姉さんは、ミサさんを取り戻したい一心に、真剣な口調でミサさんとの関係性と何故奴隷落ちになったのかを話し、彼女を購入したいので、必要金額を教えてほしいと切実に訴える。
「君の事情はわかった。ミサ嬢の話をする前に、君に1つ尋ねたい」
「はい、何でしょうか?」
おじさんが、僕をちらっと見る。
「私と面談を望む場合、伝手のあるベテラン冒険者やギルド職員に、自分の窮地を明かすものだ。君自身、相当追い込まれ、プライドを捨ててでも助けたい気持ちもわかる……が、何故何も知らない幼児を頼ったのかな?」
まあ、誰でもそう思うよね。そういう時って、頼りになる大人に泣きつくものだ。レアナお姉さんは僕の意見に従って、大人に聞くでもなく、真っ直ぐここへ来たもん。
「え~と…それは成り行きと言いますか…追い詰められて愚痴ったのが、偶々幼児だったと言いますか…」
レアナお姉さんは、挙動不審となって冷や汗をかきながら、しどろもどろになってる。
「レアナ嬢、君は何も知らない幼児を巻き込んだという事実を、しっかりと心に刻みなさい」
この場合、僕自身が勝手に巻き込まれにいったのだけど。レアナお姉さんも、今になって自分の行動の過ちに気付いたようで、かなり動揺している。
「はい、申し訳ありません」
「謝罪する相手が違うよね?」
「う…ノア、巻き込んでごめんなさい」
「まだ、何も起きていないし、その謝罪を受け入れます」
一応、そう言っておこう。
「ミサ嬢の件だが、私は奴隷落ちした者たち全ての検分に立ち会っている。ミサと名乗り、顔に傷のある女の子なら、間違いなくこの敷地内にいた」
いた? どうして過去形で言うの? レアナお姉さんは何も言わないでいるけど、その疑問点に気づかず、しょんぼりした暗い顔から、一気にぱあっと明るくなっている。
「僕、ノアと言います。どうして[いた]なの?」
おじさんは僕の質問に驚き、僕をじっと見る。
「ノア君と言ったか? いやはや、君は賢いね。これは、今も動揺している私の失態か。昨日の夜、賊が敷地内に侵入し、奴隷棟に滞在する子供奴隷9人のうち、8歳未満の幼い2人を誘拐した」
「え…」「ええ!?」
「幸い、ミサ嬢が私宛の書き置きを残してくれたおかげで、すぐに子供たちの状況を察せた。彼女は2人の子供たちを守るため、賊と一緒に出ていき、現在も行方不明になっている」
話が違うよ。
僕は、じっとレアナお姉さんを見つめる。
「そんな大それたことをやったの?」
「いやいや、やるわけないでしょ! やったら、ここに来ないよ!」
良い返答だ。
咄嗟に言った言葉だろうけど。
「ははは、安心しなさい。たった今、レアナ嬢は犯人候補から外れたよ」
「外れた!? 当初は、私も候補に入っていたんですか?」
「昨日ここへ訪問したのだから、当然入る」
「あはは…ここへ来て良かった」
2人の子供だけを誘拐する目的は、何だろう?
「アシェルさん、大人の奴隷さんたちは誘拐されなかったの?」
僕が疑問をぶつけると、彼はやや困った笑みを浮かべて、答えを言ってくれた。
「大人や一部の子供奴隷たちは、私を正規の奴隷商人として信頼してくれているから問題ない。問題は、誘拐された子供たちの方なんだ」
なんだろう、言い方が何かおかしい。僕とレアナお姉さんの想像している状況と、アシェルさんとで齟齬があるような?
「実はね、元々ここへ訪れた賊は、奴隷たちの置かれている環境を確認するために忍び込んだだけで、本来誘拐するつもりなんてなかったんだ」
「「え!?」」
そうなると、なんで誘拐したの?
「ミサ嬢の手紙によると、2人の子供達が偶々忍び込んだ賊を発見して、ここから出たいと執拗に訴えて騒いでしまったんだよ。おまけに、子供達が賊にしがみついて離れないため、このままでは自分も発見され捕まると思い、やむなく2人を誘拐したという顛末だ」
賊が誘拐したんじゃなくて、子供達が自ら誘拐されに行ったのね。
「周囲が何を言っても、あの2人は私を信頼せず、いつも壁際に隠れて、私を睨んでいたが…いやはや…どうしたものか…子供たちのせいで賊も発見されてしまい、今では新聞記者たちにも誘拐を知られて、朝刊に掲載されてしまった。まあ、賊が誘拐したと勝手に思い込んでいるので、こちらとしても助かるがね」
う~ん、複雑な事態に陥っている。
記者たちに、真実なんて言えないよね。
気になるのは、子供たちの健康状態かな。
僕の知識だと、奴隷落ちした者は例外なく、[隷属契約]という契約魔法で魂を縛られてしまい、契約者以外解除出来ないはずだ。
「その奴隷たちの契約の方は、どうなっているの?」
「驚いた…ノア君は、本当に聡明だね。事情が事情だから、賊も奴隷たちの契約を無理矢理解放させていない。3人には、隷属契約時に正規の首輪を付けている。契約者以外が隷属を無理に解除すると、私のステータスに解除された場所と日時が表示される仕組みになっているが、その報せもまだない」
首輪か、街中を歩いていれば、結構目立つ。
「子供達が私のことで納得してくれたら、ミサ嬢と共に戻ってくると思うが、まだ行方不明となると、向こうも難儀しているようだね。契約上、3人はこの街から出られないから、街の何処かに潜んでいるが不安しかないよ」
この状況を、上手く利用できないかな? 僕がレアナお姉さんをじっと見ると、心を読み取ってくれたのか、ニコッと笑う。
「アシェルさん、私たちも子供たちの捜索を手伝っても良いでしょうか?」
良かった、僕と同じ意見だ。
「是非、お願いしたい。ミサ嬢を含めた3名全員を見つけ出してくれたら、彼女をタダで譲ろう。期限は業務の関係上、今から2日後とする」
「了解です! 2日以内に、絶対に見つけ出します!」
僕たちはアシェルさんから2人の名前と似顔絵が掲載されている奴隷リストを貰い、捜索を始めることとなる。
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《ノアの善行日記》
生後8日目
善行:なし
僕の残り寿命:108日
ミサお姉さんと子供達、何処にいるのかな?
子供達を誘拐したと思われている[賊]の行方も気になるよ。
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