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第三章 水面下で蠢く者たち
28話 アンリエッタの導き出した答え
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アンリエッタの一言により、沈黙が訪れる。
「アンリエッタ様、エクスランデ公爵夫人が陣に仕掛けを?」
事態を進めるため、クリスティーが場を動かしました。
「いいえ、母はそんな技術を持ち合わせていません。日記の内容から判断すると、母は何者かに唆され、父や私に何も相談することなく、独断で動いたようです。おそらく、何らかの伝手を頼り、何者かに陣の改竄を依頼したと考えられます。目的は、私以外の婚約者候補たちを排除させること」
問題は、ニーナを唆した者が誰かですわね。
最もそれが判明していれば、今頃王家やエクスランデ公爵家も大きく動いているはずです。お兄様が、それを見過ごすはずありませんわ。
「あれ? 私を犯人に仕立て上げようとした理由は何故でしょうか?」
そこは全面的に私が悪いので、チェルシーへのフォローを入れておきましょう。
「アンリエッタの母ニーナはあの時の会話だけで、あなたとラルカークとの間に何らかの関係性があると踏み焦りを抱きました。彼女の中で葛藤した結果、たとえ男爵令嬢であっても排除すべしと判断し、あの場で発言したのです。まあ、陣の欠陥を見抜いた実績もあって、あなたの内申点も鰻登りとなり、身分差交流演習の十名に選ばれたのでしょう」
複雑な笑みを浮かべていますね。
「ルーテ様の仰る通りです。この日記帳を父に見せると、当初は母の行った罪に激昂していたのですが、時間の経過と共に冷静となり、自分の不甲斐なさに打ちのめされ泣き崩れていました。私自身、怒りと悲しみに暮れる父を見たのは初めてで混乱したのですが、その後互いに話し合ったことで父の見せる母への愛情は本物だと理解しました」
アンリエッタは私と初めて会った時点で、両親の仲があまりよろしくないと断言していましたわ。今回の件で、きちんと父と向き合い話し合ったことで、今後どうすべきか覚悟を決めたのね。
「私は…いえ、私たち家族は母の闇に巣食う【王族への執着】を排除し、【家族愛】を取り戻そうと思います。母が罪に問われ、貴族としての地位を失ったとしても見捨てるつもりはありません‼︎ まず、暗殺される危険性も少しでも減らすため、母が一ヶ月という期日を超えて解放されるまで、私たちは面会などの行為を一切しません」
なるほど、母のことを思えば、その判断は妥当と言えるでしょう。ただ、それだけだとニーナからすれば、何故誰も面会に訪れないのか不思議に思い、《切り捨てられた?》と勝手に解釈するかもしれません。
「アンリエッタ、国王陛下にはなんとお伝えしたの?」
「国王陛下と王妃様には、日記帳そのものをお見せしています。今回の事件の詳細を知ったことでかなり驚いていましたが、日記帳を証拠として提出したことで、エクスランデ公爵家自体は王家に忠誠を誓っていることも理解してくださり、今後の公爵家の行動を明かすと、陛下方も支援すると約束を頂きました」
王家にあの日記帳を提出するとは、思い切った行動を起こしますね。
その時点でニーナを逮捕し日記帳を明るみにすることで話してくれる可能性もありますが、犯人に気づかれた場合、全ての証拠を隠滅される危険性があります。それを考慮して、慎重に事を進めていく手段を取ったのでしょう。今回の件は《家族愛》と《公爵家の存続》も懸かっていますので、エクスランデ公爵としてもそれだけ必死と言うことですわね。
そして私の事件、おそらくグレースもニーナも互いに互いを疑っていたこともあり、協力関係を築けなかった。蓋を開けたことで、グレースも彼女の思いを理解したからこそ、怒ることなく《支援する》という答えに至ったのでしょうね。
○○○
アンリエッタから今後のエクスランデ家と王家の動向を伺うと…
1) エクスランデ家はニーナへの面会を一切行わない。
2) 事件が落ち着いた頃合いを見計らい、王城内にいるグレース王妃が極秘に彼女と面会し、日記帳を含めた事のあらましを説明してから説得を開始する。説得開始日は、今から十日後の予定。
3) それまではエクスランデ公爵家だけで動き、ニーナを唆した黒幕を探していく。日記帳の内容から判断するに、ニーナと交友関係のある貴族であることは間違いないため、内密に一つ一つ探っていく。
4) グレースがニーナから黒幕の正体を聞き出し、こちらで集めた証拠と照らし合わせ、問題がなければ黒幕と関係者全員を捕縛し逮捕する。
5) ニーナに関しては司法取引を行ったという形にして、罪への刑罰を減刑させる。現時点では、ニーナ自身とエクスランデ公爵家に対し、どういった処罰を与えるかは不明。
全てを聞いたことで、王家とエクスランデ公爵家が本気で激怒していることがわかりました。チェルシーとクリスティーも、アンリエッタの話し方から本気であることを察しているようです。
「なるほど、わかりましたわ。今後、真犯人がチェルシーを利用することもあり得るでしょうから、私は終始彼女の側にいます。ただ、アンリエッタも正しい答えを導き出したようですし、もし二つの家の力で解決できない問題が発生した場合は、私を頼りなさい。その時は、内緒で力を貸してあげますわ」
このくらいのお手伝いなら問題ないでしょう。
アンリエッタも私の発言を意外に思ったのか、かなり驚いているわ。
「あ…あの…宜しいのでしょうか?」
「構いませんが、お手伝いするのは、あくまで手詰まりになった時だけです。そこを忘れないように‼︎ それと、これはここだけの話にしてください。王族側には私と同じ位のフューイ様もいますから、彼にも精霊としてのプライドがあります。私が横から介入したとなれば、彼とていい気分ではないでしょう」
内緒の話、現状私自身がアル、グレース、フューイ様に会いたくないだけです。あの日記帳を読んで以降、私個人は早くアルたちのもとへ行き、自分の事情を打ち明け、ニーナと協力して黒幕を追い詰めたい。
その気持ちが、非常に強くなっています。
多分、今の時点で会ってしまうと、自分の感情を抑えきれないでしょう。
それを実行すると、全てが終わった時、光の精霊王様が怒り、お叱りを受けるかもしれません。最悪、私の存在が抹消される。
焦ってはいけません。
事件の犯人が判明したとしても、その者が私を殺した犯人と同一とは限らないのですから。
「わ…わかりました。肝に銘じておきます」
さて、これでこの話も落ち着きましたわね。お兄様も恐らくこの動きに気付いているはず、今頃は裏でアルと会っているかもしれませんわね。
お昼休みもそろそろ終了しますから、この緊迫した雰囲気を解くためにも、面白いニュースを一つ教えてあげましょう。
「そうそう話しは変わりますが、あなた達が授業に集中している間、私は職員室に立ち寄って、身分差交流演習の資料を無断で見ちゃいました」
「「「ええ!?」」」
ふふ、いきなりの話題転換で驚いているわね。
「チェルシーのお世話になる貴族は……」
ここであえて、間をあけましょう。
「ちょ…ちょっとルーテ、私のお世話になる貴族は誰なの?」
チェルシー一人だけが緊張していますね。
私もこの方々のことを詳しく知りませんが、彼女の将来…オースコット領の未来を考えると、良い人選だと思いますわ。
「アンリエッタ様、エクスランデ公爵夫人が陣に仕掛けを?」
事態を進めるため、クリスティーが場を動かしました。
「いいえ、母はそんな技術を持ち合わせていません。日記の内容から判断すると、母は何者かに唆され、父や私に何も相談することなく、独断で動いたようです。おそらく、何らかの伝手を頼り、何者かに陣の改竄を依頼したと考えられます。目的は、私以外の婚約者候補たちを排除させること」
問題は、ニーナを唆した者が誰かですわね。
最もそれが判明していれば、今頃王家やエクスランデ公爵家も大きく動いているはずです。お兄様が、それを見過ごすはずありませんわ。
「あれ? 私を犯人に仕立て上げようとした理由は何故でしょうか?」
そこは全面的に私が悪いので、チェルシーへのフォローを入れておきましょう。
「アンリエッタの母ニーナはあの時の会話だけで、あなたとラルカークとの間に何らかの関係性があると踏み焦りを抱きました。彼女の中で葛藤した結果、たとえ男爵令嬢であっても排除すべしと判断し、あの場で発言したのです。まあ、陣の欠陥を見抜いた実績もあって、あなたの内申点も鰻登りとなり、身分差交流演習の十名に選ばれたのでしょう」
複雑な笑みを浮かべていますね。
「ルーテ様の仰る通りです。この日記帳を父に見せると、当初は母の行った罪に激昂していたのですが、時間の経過と共に冷静となり、自分の不甲斐なさに打ちのめされ泣き崩れていました。私自身、怒りと悲しみに暮れる父を見たのは初めてで混乱したのですが、その後互いに話し合ったことで父の見せる母への愛情は本物だと理解しました」
アンリエッタは私と初めて会った時点で、両親の仲があまりよろしくないと断言していましたわ。今回の件で、きちんと父と向き合い話し合ったことで、今後どうすべきか覚悟を決めたのね。
「私は…いえ、私たち家族は母の闇に巣食う【王族への執着】を排除し、【家族愛】を取り戻そうと思います。母が罪に問われ、貴族としての地位を失ったとしても見捨てるつもりはありません‼︎ まず、暗殺される危険性も少しでも減らすため、母が一ヶ月という期日を超えて解放されるまで、私たちは面会などの行為を一切しません」
なるほど、母のことを思えば、その判断は妥当と言えるでしょう。ただ、それだけだとニーナからすれば、何故誰も面会に訪れないのか不思議に思い、《切り捨てられた?》と勝手に解釈するかもしれません。
「アンリエッタ、国王陛下にはなんとお伝えしたの?」
「国王陛下と王妃様には、日記帳そのものをお見せしています。今回の事件の詳細を知ったことでかなり驚いていましたが、日記帳を証拠として提出したことで、エクスランデ公爵家自体は王家に忠誠を誓っていることも理解してくださり、今後の公爵家の行動を明かすと、陛下方も支援すると約束を頂きました」
王家にあの日記帳を提出するとは、思い切った行動を起こしますね。
その時点でニーナを逮捕し日記帳を明るみにすることで話してくれる可能性もありますが、犯人に気づかれた場合、全ての証拠を隠滅される危険性があります。それを考慮して、慎重に事を進めていく手段を取ったのでしょう。今回の件は《家族愛》と《公爵家の存続》も懸かっていますので、エクスランデ公爵としてもそれだけ必死と言うことですわね。
そして私の事件、おそらくグレースもニーナも互いに互いを疑っていたこともあり、協力関係を築けなかった。蓋を開けたことで、グレースも彼女の思いを理解したからこそ、怒ることなく《支援する》という答えに至ったのでしょうね。
○○○
アンリエッタから今後のエクスランデ家と王家の動向を伺うと…
1) エクスランデ家はニーナへの面会を一切行わない。
2) 事件が落ち着いた頃合いを見計らい、王城内にいるグレース王妃が極秘に彼女と面会し、日記帳を含めた事のあらましを説明してから説得を開始する。説得開始日は、今から十日後の予定。
3) それまではエクスランデ公爵家だけで動き、ニーナを唆した黒幕を探していく。日記帳の内容から判断するに、ニーナと交友関係のある貴族であることは間違いないため、内密に一つ一つ探っていく。
4) グレースがニーナから黒幕の正体を聞き出し、こちらで集めた証拠と照らし合わせ、問題がなければ黒幕と関係者全員を捕縛し逮捕する。
5) ニーナに関しては司法取引を行ったという形にして、罪への刑罰を減刑させる。現時点では、ニーナ自身とエクスランデ公爵家に対し、どういった処罰を与えるかは不明。
全てを聞いたことで、王家とエクスランデ公爵家が本気で激怒していることがわかりました。チェルシーとクリスティーも、アンリエッタの話し方から本気であることを察しているようです。
「なるほど、わかりましたわ。今後、真犯人がチェルシーを利用することもあり得るでしょうから、私は終始彼女の側にいます。ただ、アンリエッタも正しい答えを導き出したようですし、もし二つの家の力で解決できない問題が発生した場合は、私を頼りなさい。その時は、内緒で力を貸してあげますわ」
このくらいのお手伝いなら問題ないでしょう。
アンリエッタも私の発言を意外に思ったのか、かなり驚いているわ。
「あ…あの…宜しいのでしょうか?」
「構いませんが、お手伝いするのは、あくまで手詰まりになった時だけです。そこを忘れないように‼︎ それと、これはここだけの話にしてください。王族側には私と同じ位のフューイ様もいますから、彼にも精霊としてのプライドがあります。私が横から介入したとなれば、彼とていい気分ではないでしょう」
内緒の話、現状私自身がアル、グレース、フューイ様に会いたくないだけです。あの日記帳を読んで以降、私個人は早くアルたちのもとへ行き、自分の事情を打ち明け、ニーナと協力して黒幕を追い詰めたい。
その気持ちが、非常に強くなっています。
多分、今の時点で会ってしまうと、自分の感情を抑えきれないでしょう。
それを実行すると、全てが終わった時、光の精霊王様が怒り、お叱りを受けるかもしれません。最悪、私の存在が抹消される。
焦ってはいけません。
事件の犯人が判明したとしても、その者が私を殺した犯人と同一とは限らないのですから。
「わ…わかりました。肝に銘じておきます」
さて、これでこの話も落ち着きましたわね。お兄様も恐らくこの動きに気付いているはず、今頃は裏でアルと会っているかもしれませんわね。
お昼休みもそろそろ終了しますから、この緊迫した雰囲気を解くためにも、面白いニュースを一つ教えてあげましょう。
「そうそう話しは変わりますが、あなた達が授業に集中している間、私は職員室に立ち寄って、身分差交流演習の資料を無断で見ちゃいました」
「「「ええ!?」」」
ふふ、いきなりの話題転換で驚いているわね。
「チェルシーのお世話になる貴族は……」
ここであえて、間をあけましょう。
「ちょ…ちょっとルーテ、私のお世話になる貴族は誰なの?」
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