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26話 ユイのスキル応用講座
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腹ペコの女の子がウィステリット様とは…。絶対味覚・絶対聴覚・絶対嗅覚のせいで、身体の感覚が噛み合わなくなっているんだ。
「ユイはもう私のお友達だから、ウィステって呼んでほしいのです。伯爵令嬢だけど、身分なんて関係ないから、普通に話してほしいのです」
貴族なのに、それでいいのかな?
「あなたがそう言うのなら、ウィステって呼ばせてもらうね。ところで、護衛の方はいないの?」
「いないのです。私は強いので、護衛や出迎えなど必要ないのです! ここまでは、王都から魔道蒸気列車に乗って、1人で来たのです」
護衛とお出迎えは、強さに関係ないんだけど?
もしかして、自分が弱いと思われるから嫌がったの?
「その選択で、全財産を失ったってこと理解してる?」
「う…それは…」
「護衛には強さも必要だけど、主人が事件に巻き込まれないよう配慮することが、1番の任務なんだよ。お出迎えという行為も、招待したお客様に不快な思いを与えないよう、誠心誠意で迎えることを指すの」
「そうなのですか?」
「護衛を連れてお出迎えを受けた時、不幸に遭ったことある?」
「そう言われれば…これからは、きちんと護衛をつけて行動するのです」
なんだ、人の意見を素直に聞ける良い子だよ。
ウィステの両親も、どうして一人旅なんて許可したの?
とにかく、今は時間もないし、彼女の懸念事項を無くしてあげよう。
「絶対味覚だけど、イガイガした味って何?」
ウィステが困ったような悩む仕草さを見せているけど、具体的に言いにくいのかな?
「よくわからないのです。野菜や果物の種類に関係なく、イガイガの時もあれば、ニガニガの時もあるのです」
イガイガ、ニガニガ……あ、もしかして!
「それは、多分お薬の味だよ」
「薬?」
「うん。私も、スキル[絶対味覚]と[分析]を持っているからわかるの」
「本当ですか!?」
私の場合、分析を持っているから、色んな名称が細く表記されるから、彼女の言うこともわかる。
果物や野菜を育てる上で、皆を病気にさせないよう、育てている畑にお薬を蒔く。日本では農薬って言うけど、この世界でも使われているんだよね。それに家畜の餌の中には、薬剤が混じっているものもあり、それらが糞の中に入ってしまい、肥料として与えてしまうと、巡り巡って植物類に入ってくるんだよ。それらを説明すると、ウィステは目を輝かせて、私の両手を握り、ぶんぶんと上下に振り回す。
「凄いのです! でも、ユイは不味く感じないのですか?」
「初めての時は私も驚いたけど、今だとお薬の味だけ遮断して食べているから問題ないよ」
「味を遮断? そんな事も出来るのですか?」
料理道[極み]には、色んなスキルがあるから、毎日少しずつ確認して、色々なことを試していたら、各スキルでステータスに掲載されていない効果をいくつも見つけたんだよね。
「あのね、ステータスには基本的な情報しか載ってないよ。味の遮断は、隠された機能の一つなんだ。試してみようか? この大根を齧ってみて」
私は備蓄野菜の使いかけの余っている大根を、保存庫から取り出す。
これには、農薬もごく微量に入っている。
ウィステは嫌々ながら、大根を少し齧る。
「う…美味さ以外に、苦味があるのです。どうやって、遮断を?」
「苦い部分を意識して、言葉に魔力を込めて消えろと念じるだけでいいよ」
ウィステの場合、具体性に欠けるけど、事細かに説明するより、感覚的に言った方が、すぐに出来ると思う。
「そんな簡単に……あれ? さっきまで不味く感じたのが、美味しく感じる!」
疑いの目が消えて、ウィステは尊敬の眼差しで私を見つめてくる。
「それが、絶対味覚の機能の一つなんだよ。これからは不味い物質を見極めて、意識して遮断すれば、料理も美味しくなると思うよ」
「凄いのです! 絶対味覚って、そんな便利な効果があったのですね! でも、どうして戦闘訓練時に発現したの?」
「あ~それはね」
それに関しては、私も最近になってわかった。
宿泊しているせせらぎの宿の料理場で、ストック用の料理を調理していると、宿の娘レイナちゃんが手伝ってくれたけど、少しだけ人差し指を切っちゃって、私がその手を見ようとしたら、彼女が躓いてしまい、血の付いた指が私の口に入っちゃったんだよね。そうしたら、彼女のステータスが表示されて、現在の体調が詳しく表示された。つまり、絶対味覚は戦闘時にも応用できるからこそ、戦闘訓練時に発現したのだと思う。
それをウィステに説明すると……
「戦闘中、相手の血や汗を舐めることで、今の体調を教えてくれる。それを利用して、相手の弱点とかも突けるのですか?」
「そうだよ。私の場合、[全遮断][通常][無制限]の3つに区別して制御しているの」
「早速、練習…そうだ! ユイは賢いし信用できるから、私の戦闘手段を聞いて、弱点とかあったら教えてほしいのです。今回、私の師匠ロイド様が冒険者側にいるので、絶対何か対策をしているはずです。ランクC以下の弱小たちに、負けたくないのです!」
参加者たちはこの日のために、ウィステ対策を入念に練っているはず。そんな彼女自身がスキルの影響で不調のまま戦闘に入り、冒険者側が勝利しても嬉しくないと思う。ここは彼女の抱える不調を少しでも改善させて、勝負に挑ませてあげるべきだよ。それと、冒険者を小馬鹿にしている節があるから、そこを注意して言葉遣いを改善させよう。
「見当違いのことを言うかもしれないよ?」
「別にいいのです!」
ステータスに表示されている時刻は午前9時16分、間に合うかな?
○○○
………戦闘の神童って呼ばれている意味が少しわかった。
ウィステは人の意見を素直に聞き入れ、すぐに成功させるから、成長速度が私たちより速いんだ。たった30分で、聴覚・味覚・嗅覚を制御出来るようになっただけでなく、戦闘スタイルの弱点を指摘したら、すぐに克服したもの。
「凄いので~~~す。聴覚だと、人を選別して、声を聞き取ることも可能なので~す。嗅覚も、臭いを選別して、どこから漂ってくるのかもわかるのです! ちゃんと、言われた通りの3つのモードを作れたし、制御できたせいか、新規スキルを貰えたので~す」
この子、戦闘の天才だよ。3つのスキルを調整していたら、スキル[思考加速][並列意志]を取得するんだもん。そこから精度が、一気に跳ね上がった。
「強くなっても油断しないで。その3つのスキルには、弱点がある。そこを突かれたら、確実に負けるよ」
スキル【分析】のレベルがMAXのせいか、彼女の動きを少し見ただけで、長所と短所をすぐに察せた。分析で得たスキルの弱点を指摘すると…
「ユイは天才なので~す。戦闘手段に関しても、言っただけですぐに弱点を発見するし、私も全然気付けなかった。これで、冒険者たちと本気で戦い合えるので~す。あれ? そういえば、ユイ自身は出場しないのですか?」
あ、そこを気にしてくれるんだ。
「私は弱いから無理」
「弱い?」
ウィステが私の身体をクンクン嗅いで、何かを確認している。
「う~ん、これは私の直感。物理的な身体の強さは私より弱いけど、スキルを使えば、私より強い気がする。ユイからは、そういった強さを感じるのです」
スキル? もしかして、料理道のことを言ってるのかな? あの中には、殺傷性の高いスキルがいくつもある。リオンやハティスに指摘されるまで、料理専用だと思っていたけど、色々試したら人や魔物にも有効だってわかったもの。
「心当たりあるよ。でも、私はまだ使いこなせていないの。実戦経験だってないから、もし参加して制御を間違えたら、大変なことになる。だから、不参加でいいの」
「残念なのです。ユイとも戦ってみたかったけど、今回は新しく得たこの力で、他の冒険者たちとどこまで戦い合えるのかを優先するのです!」
【善行ポイントを700取得、合計で1012ポイントとなりました】
対戦形式はバトルロイヤル戦、実質ウィステVS冒険者21名だ。彼女は、この人数差に対して、どう戦うのかな?
「ユイはもう私のお友達だから、ウィステって呼んでほしいのです。伯爵令嬢だけど、身分なんて関係ないから、普通に話してほしいのです」
貴族なのに、それでいいのかな?
「あなたがそう言うのなら、ウィステって呼ばせてもらうね。ところで、護衛の方はいないの?」
「いないのです。私は強いので、護衛や出迎えなど必要ないのです! ここまでは、王都から魔道蒸気列車に乗って、1人で来たのです」
護衛とお出迎えは、強さに関係ないんだけど?
もしかして、自分が弱いと思われるから嫌がったの?
「その選択で、全財産を失ったってこと理解してる?」
「う…それは…」
「護衛には強さも必要だけど、主人が事件に巻き込まれないよう配慮することが、1番の任務なんだよ。お出迎えという行為も、招待したお客様に不快な思いを与えないよう、誠心誠意で迎えることを指すの」
「そうなのですか?」
「護衛を連れてお出迎えを受けた時、不幸に遭ったことある?」
「そう言われれば…これからは、きちんと護衛をつけて行動するのです」
なんだ、人の意見を素直に聞ける良い子だよ。
ウィステの両親も、どうして一人旅なんて許可したの?
とにかく、今は時間もないし、彼女の懸念事項を無くしてあげよう。
「絶対味覚だけど、イガイガした味って何?」
ウィステが困ったような悩む仕草さを見せているけど、具体的に言いにくいのかな?
「よくわからないのです。野菜や果物の種類に関係なく、イガイガの時もあれば、ニガニガの時もあるのです」
イガイガ、ニガニガ……あ、もしかして!
「それは、多分お薬の味だよ」
「薬?」
「うん。私も、スキル[絶対味覚]と[分析]を持っているからわかるの」
「本当ですか!?」
私の場合、分析を持っているから、色んな名称が細く表記されるから、彼女の言うこともわかる。
果物や野菜を育てる上で、皆を病気にさせないよう、育てている畑にお薬を蒔く。日本では農薬って言うけど、この世界でも使われているんだよね。それに家畜の餌の中には、薬剤が混じっているものもあり、それらが糞の中に入ってしまい、肥料として与えてしまうと、巡り巡って植物類に入ってくるんだよ。それらを説明すると、ウィステは目を輝かせて、私の両手を握り、ぶんぶんと上下に振り回す。
「凄いのです! でも、ユイは不味く感じないのですか?」
「初めての時は私も驚いたけど、今だとお薬の味だけ遮断して食べているから問題ないよ」
「味を遮断? そんな事も出来るのですか?」
料理道[極み]には、色んなスキルがあるから、毎日少しずつ確認して、色々なことを試していたら、各スキルでステータスに掲載されていない効果をいくつも見つけたんだよね。
「あのね、ステータスには基本的な情報しか載ってないよ。味の遮断は、隠された機能の一つなんだ。試してみようか? この大根を齧ってみて」
私は備蓄野菜の使いかけの余っている大根を、保存庫から取り出す。
これには、農薬もごく微量に入っている。
ウィステは嫌々ながら、大根を少し齧る。
「う…美味さ以外に、苦味があるのです。どうやって、遮断を?」
「苦い部分を意識して、言葉に魔力を込めて消えろと念じるだけでいいよ」
ウィステの場合、具体性に欠けるけど、事細かに説明するより、感覚的に言った方が、すぐに出来ると思う。
「そんな簡単に……あれ? さっきまで不味く感じたのが、美味しく感じる!」
疑いの目が消えて、ウィステは尊敬の眼差しで私を見つめてくる。
「それが、絶対味覚の機能の一つなんだよ。これからは不味い物質を見極めて、意識して遮断すれば、料理も美味しくなると思うよ」
「凄いのです! 絶対味覚って、そんな便利な効果があったのですね! でも、どうして戦闘訓練時に発現したの?」
「あ~それはね」
それに関しては、私も最近になってわかった。
宿泊しているせせらぎの宿の料理場で、ストック用の料理を調理していると、宿の娘レイナちゃんが手伝ってくれたけど、少しだけ人差し指を切っちゃって、私がその手を見ようとしたら、彼女が躓いてしまい、血の付いた指が私の口に入っちゃったんだよね。そうしたら、彼女のステータスが表示されて、現在の体調が詳しく表示された。つまり、絶対味覚は戦闘時にも応用できるからこそ、戦闘訓練時に発現したのだと思う。
それをウィステに説明すると……
「戦闘中、相手の血や汗を舐めることで、今の体調を教えてくれる。それを利用して、相手の弱点とかも突けるのですか?」
「そうだよ。私の場合、[全遮断][通常][無制限]の3つに区別して制御しているの」
「早速、練習…そうだ! ユイは賢いし信用できるから、私の戦闘手段を聞いて、弱点とかあったら教えてほしいのです。今回、私の師匠ロイド様が冒険者側にいるので、絶対何か対策をしているはずです。ランクC以下の弱小たちに、負けたくないのです!」
参加者たちはこの日のために、ウィステ対策を入念に練っているはず。そんな彼女自身がスキルの影響で不調のまま戦闘に入り、冒険者側が勝利しても嬉しくないと思う。ここは彼女の抱える不調を少しでも改善させて、勝負に挑ませてあげるべきだよ。それと、冒険者を小馬鹿にしている節があるから、そこを注意して言葉遣いを改善させよう。
「見当違いのことを言うかもしれないよ?」
「別にいいのです!」
ステータスに表示されている時刻は午前9時16分、間に合うかな?
○○○
………戦闘の神童って呼ばれている意味が少しわかった。
ウィステは人の意見を素直に聞き入れ、すぐに成功させるから、成長速度が私たちより速いんだ。たった30分で、聴覚・味覚・嗅覚を制御出来るようになっただけでなく、戦闘スタイルの弱点を指摘したら、すぐに克服したもの。
「凄いので~~~す。聴覚だと、人を選別して、声を聞き取ることも可能なので~す。嗅覚も、臭いを選別して、どこから漂ってくるのかもわかるのです! ちゃんと、言われた通りの3つのモードを作れたし、制御できたせいか、新規スキルを貰えたので~す」
この子、戦闘の天才だよ。3つのスキルを調整していたら、スキル[思考加速][並列意志]を取得するんだもん。そこから精度が、一気に跳ね上がった。
「強くなっても油断しないで。その3つのスキルには、弱点がある。そこを突かれたら、確実に負けるよ」
スキル【分析】のレベルがMAXのせいか、彼女の動きを少し見ただけで、長所と短所をすぐに察せた。分析で得たスキルの弱点を指摘すると…
「ユイは天才なので~す。戦闘手段に関しても、言っただけですぐに弱点を発見するし、私も全然気付けなかった。これで、冒険者たちと本気で戦い合えるので~す。あれ? そういえば、ユイ自身は出場しないのですか?」
あ、そこを気にしてくれるんだ。
「私は弱いから無理」
「弱い?」
ウィステが私の身体をクンクン嗅いで、何かを確認している。
「う~ん、これは私の直感。物理的な身体の強さは私より弱いけど、スキルを使えば、私より強い気がする。ユイからは、そういった強さを感じるのです」
スキル? もしかして、料理道のことを言ってるのかな? あの中には、殺傷性の高いスキルがいくつもある。リオンやハティスに指摘されるまで、料理専用だと思っていたけど、色々試したら人や魔物にも有効だってわかったもの。
「心当たりあるよ。でも、私はまだ使いこなせていないの。実戦経験だってないから、もし参加して制御を間違えたら、大変なことになる。だから、不参加でいいの」
「残念なのです。ユイとも戦ってみたかったけど、今回は新しく得たこの力で、他の冒険者たちとどこまで戦い合えるのかを優先するのです!」
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