34 / 42
34話 友人たちとの別れ *視点-アリステア
しおりを挟む
《時間が1時間ほど戻ります。ブライトたちがガイと話し合う前に起きたユイたちのお話です》
もう、王都に帰る日になってしまったのね。
リリザハットへ訪れた当初、状況次第では薬剤の調製が必要かもと覚悟を決めてセリーナと再会したけど、彼女の顔色も良く、スキル[幽体離脱]による生身と幽体とのバランスも上手くとれていたから安心したわ。
そして、私にとって最上とも言える出会いがあった。
記憶喪失という事情を抱えている平民のユイ、物事に対する常識や知識がないせいか、逆転の発想でセリーナの抱える病【ガイア・シック症候群】を打ち破れる兆しを見つけてくれた。私も彼女の抱える状況を少しでも打開しようと、色々と模索していたけど、備考欄にある【ステータス異常】については、当たり前のことだから深く考えていなかった。ユイはそれを真っ直ぐに捉えて、あの発想に至れたんだわ。悔しい気持ちもあるけど、私の視野が更に広まったのを感じる。
ユイがウィステの悩みを全て解決させたことで、冒険者たちを四苦八苦させ、大敗北に至ったのも面白っかた。元々、ウィステは小さい頃から家族と毎日訓練して皆の動作を吸収して、そこから自己流でアレンジしていき強くなっていった。本人の能力の高さと相まって、メキメキと頭角を表していったけど、年齢のわりに強過ぎるせいで、最近では弱者を見下す傾向もあった。皆が注意しているのに、中々直そうとしなったからどうしたものかと悩んでいたけど、昨日の動きを見て驚いたわ。
冒険者ギルド訓練場での戦いを2階から見学させてもらったけど、動作が綺麗に洗練され、複数の敵に対して馬鹿にすることなく、常に先の動きを読んで効率的に沈めていった。バトルロイヤル戦後のパーティーでは、参加者たちを労ったことで、気づけば多くの冒険者たちから好かれるようになっていたわね。パーティーには私も参加させてもらったけど、あんな賑やかで互いに心置きなく笑い合えたのは久しぶりだわ。セリーナも連れて来たかったけど、身分や病気の件もあって、医者から許可が下りなかったのよね。
ユイが指摘しただけで、ウィステがここまで変化した。
私も、人のことを言えない。
幼い頃の私は身体も弱く病気がちだったせいで、医者に頻繁に診てもらっていた。その影響で医療に興味を持ち、ベッドで横になっている間は、ずっと医学書を読んでいた。初めこそ意味不明だったけど、先生が色々と教えてくれたことで、私はどんどん医学にのめり込み、その中でも治療薬に惹かれ、自分から研究するようになった。
そして、幾つもの治療薬の開発に成功したことで富と名声を手に入れたけど、それと反比例して、同僚の研究者たちとの専門的な会話や、令嬢たちとの一般的な会話であっても、面白さを感じにくくなり、段々と退屈さを感じるようになっていった。この気持ちを表に出していないから、誰にも気づかれていないけど、研究意欲が少しずつ減っているのは間違いない。
でも、ユイと出会ったことで、私が何故そういった事態に陥っているのか、はっきりとわかった。私は、心の通じ合える仲間が欲しかったんだ。研究者や貴族令嬢と話し合っても、私の心を理解してくれるセリーナ様やウィステのような人は、10人にも満たない。その中でも、ユイは私との相性が極めて良い。こちらからの質問の意図を汲み取り、すぐに共感できる答えを言ってくれるもの。ここまで退屈さを感じさせない人は、初めてだわ。正直、ここでお別れしたくないけど、私は王都に住んでいるのだから、我儘を言っちゃダメね。
護衛のルシウスが周囲を警戒しつつ、私はユイ、リオン、ウィステ、セリーナ様(生き霊状態)、その護衛のエミリアを連れて街を歩き、目的地となる駅へと到着し、改札口で足を止め、セリーナを見る。まだ生き霊状態だけど、顔は晴々としているわ。ユイなら安心して、私の親友セリーナを任せられる。
「アリステア様、教えてくれた住所に、必ずお手紙を書きますから!」
「ユイ、待ってるわ」
今後、ユイとは頻繁に会えないから、勇気を出して文通したいと提案すると、彼女からすぐに了承の返事を得たから、内心ガッツポーズをしたわ。
「セリーナ、何か進展があったら、すぐに連絡するわね」
「ええ、お願いね」
本来なら教会の上層部に伝えて許可を得てから、聖女様との会談が組み込まれるけど、それだといつ話し合えるかわからない。学園内なら、私自身が直接聞き出せるとはいえ、きちんと礼儀に則って手筈を整えましょう。
「ウィステは、私と一緒に帰らなくていいの?」
バトルロイヤル戦後のパーティーで、参加者たちに自分の強さの秘訣を講義して認めてもらえたし、性格だって改善されたのだから、私と一緒に帰ってもいいのに。
「来たばかりで、まだ帰りたくないのです。せっかく、師匠やユイ、冒険者たちとお友達になれたので、もう少し滞在するのです! ちゃんと電話して、お父様からの許可も貰っています!」
あなたは11歳、私と違って、学園に通っていないから許されるのよね。私の場合、学園を休み過ぎると、授業についていけなくなるし、今書いている論文のこともあるから、ここが限界。私も、あなたの能天気さ…いえ、図々しさを見習わないといけないわね。
「わかったわ。私からもご両親に状況を伝えておくわね」
「アリステア、助かるのです!」
私はリオンを見ると、彼は少し狼狽える。
「道中、気をつけてな」
あのね、もう少し気の利いた言葉を言えないのかしら?
「リオン……進展することを期待しているわ」
「な…何言ってんだよ!」
この人は平民だけど、貴族の私や王族のセリーナ様を身分ではなく、1人の女の子として応対してくれる数少ない男の子。話も比較的合うこともあって、退屈さを感じさせないから、私やセリーナ様も互いに自然と砕けた口調になったのよね。ただ、昨日のパーティーでわかったけど、誰が見ても、ユイに気があることはバレバレなのよね。ユイ自身が鈍いせいで、その好意に全く気づかれていないからお気の毒。その証拠に、リオンが真っ赤になって焦っているのに、ユイはその理由を気にすることなく、首を傾げているだけだもの。
思いが伝わるのは、まだまだ先の未来になりそう。
「アステリア様、そろそろ改札口を通りましょう」
護衛のルシウスが、私に出発時刻が近いをことを教えてくれた。彼とロイド様は、パーティーを組んで、ドラゴン退治をした仲でもある。3年前、魔物経由で不治の病とされる魔石病に罹ってしまったけど、私が治療薬を製作して完治させて以降、その恩義に報いるべく、冒険者を引退して、私の従者兼護衛になってくれている。彼のおかげで、私は命を救われたことだってある。そんな彼も、昨日のパーティーでロイド様と久しぶりに飲み合い、冒険者たちと一緒に色々と話し合い楽しんでいたわ。
これで、もう一つの目的も達成できたわね。
「もう時間か。それじゃあ……みんな、行くね」
皆がお別れの言葉を告げて、私たちは改札口を通り、最後に右手を伸ばして、『じゃあね~~~』と言って、列車の止まっている1番のホームへと歩いていくと、駅員室付近から出てきた帽子を深く被る女の子が歩いてきて、私とすれ違う。
「あれ? 今のって……」
「アリステア様?」
「あ、ううん、なんでもないわ。行きましょう」
ここは王都から100キロも離れているし、公爵家のあの人が護衛もなく、1人で来るわけないよね。
さあ、王都に帰りましょう。
もう、王都に帰る日になってしまったのね。
リリザハットへ訪れた当初、状況次第では薬剤の調製が必要かもと覚悟を決めてセリーナと再会したけど、彼女の顔色も良く、スキル[幽体離脱]による生身と幽体とのバランスも上手くとれていたから安心したわ。
そして、私にとって最上とも言える出会いがあった。
記憶喪失という事情を抱えている平民のユイ、物事に対する常識や知識がないせいか、逆転の発想でセリーナの抱える病【ガイア・シック症候群】を打ち破れる兆しを見つけてくれた。私も彼女の抱える状況を少しでも打開しようと、色々と模索していたけど、備考欄にある【ステータス異常】については、当たり前のことだから深く考えていなかった。ユイはそれを真っ直ぐに捉えて、あの発想に至れたんだわ。悔しい気持ちもあるけど、私の視野が更に広まったのを感じる。
ユイがウィステの悩みを全て解決させたことで、冒険者たちを四苦八苦させ、大敗北に至ったのも面白っかた。元々、ウィステは小さい頃から家族と毎日訓練して皆の動作を吸収して、そこから自己流でアレンジしていき強くなっていった。本人の能力の高さと相まって、メキメキと頭角を表していったけど、年齢のわりに強過ぎるせいで、最近では弱者を見下す傾向もあった。皆が注意しているのに、中々直そうとしなったからどうしたものかと悩んでいたけど、昨日の動きを見て驚いたわ。
冒険者ギルド訓練場での戦いを2階から見学させてもらったけど、動作が綺麗に洗練され、複数の敵に対して馬鹿にすることなく、常に先の動きを読んで効率的に沈めていった。バトルロイヤル戦後のパーティーでは、参加者たちを労ったことで、気づけば多くの冒険者たちから好かれるようになっていたわね。パーティーには私も参加させてもらったけど、あんな賑やかで互いに心置きなく笑い合えたのは久しぶりだわ。セリーナも連れて来たかったけど、身分や病気の件もあって、医者から許可が下りなかったのよね。
ユイが指摘しただけで、ウィステがここまで変化した。
私も、人のことを言えない。
幼い頃の私は身体も弱く病気がちだったせいで、医者に頻繁に診てもらっていた。その影響で医療に興味を持ち、ベッドで横になっている間は、ずっと医学書を読んでいた。初めこそ意味不明だったけど、先生が色々と教えてくれたことで、私はどんどん医学にのめり込み、その中でも治療薬に惹かれ、自分から研究するようになった。
そして、幾つもの治療薬の開発に成功したことで富と名声を手に入れたけど、それと反比例して、同僚の研究者たちとの専門的な会話や、令嬢たちとの一般的な会話であっても、面白さを感じにくくなり、段々と退屈さを感じるようになっていった。この気持ちを表に出していないから、誰にも気づかれていないけど、研究意欲が少しずつ減っているのは間違いない。
でも、ユイと出会ったことで、私が何故そういった事態に陥っているのか、はっきりとわかった。私は、心の通じ合える仲間が欲しかったんだ。研究者や貴族令嬢と話し合っても、私の心を理解してくれるセリーナ様やウィステのような人は、10人にも満たない。その中でも、ユイは私との相性が極めて良い。こちらからの質問の意図を汲み取り、すぐに共感できる答えを言ってくれるもの。ここまで退屈さを感じさせない人は、初めてだわ。正直、ここでお別れしたくないけど、私は王都に住んでいるのだから、我儘を言っちゃダメね。
護衛のルシウスが周囲を警戒しつつ、私はユイ、リオン、ウィステ、セリーナ様(生き霊状態)、その護衛のエミリアを連れて街を歩き、目的地となる駅へと到着し、改札口で足を止め、セリーナを見る。まだ生き霊状態だけど、顔は晴々としているわ。ユイなら安心して、私の親友セリーナを任せられる。
「アリステア様、教えてくれた住所に、必ずお手紙を書きますから!」
「ユイ、待ってるわ」
今後、ユイとは頻繁に会えないから、勇気を出して文通したいと提案すると、彼女からすぐに了承の返事を得たから、内心ガッツポーズをしたわ。
「セリーナ、何か進展があったら、すぐに連絡するわね」
「ええ、お願いね」
本来なら教会の上層部に伝えて許可を得てから、聖女様との会談が組み込まれるけど、それだといつ話し合えるかわからない。学園内なら、私自身が直接聞き出せるとはいえ、きちんと礼儀に則って手筈を整えましょう。
「ウィステは、私と一緒に帰らなくていいの?」
バトルロイヤル戦後のパーティーで、参加者たちに自分の強さの秘訣を講義して認めてもらえたし、性格だって改善されたのだから、私と一緒に帰ってもいいのに。
「来たばかりで、まだ帰りたくないのです。せっかく、師匠やユイ、冒険者たちとお友達になれたので、もう少し滞在するのです! ちゃんと電話して、お父様からの許可も貰っています!」
あなたは11歳、私と違って、学園に通っていないから許されるのよね。私の場合、学園を休み過ぎると、授業についていけなくなるし、今書いている論文のこともあるから、ここが限界。私も、あなたの能天気さ…いえ、図々しさを見習わないといけないわね。
「わかったわ。私からもご両親に状況を伝えておくわね」
「アリステア、助かるのです!」
私はリオンを見ると、彼は少し狼狽える。
「道中、気をつけてな」
あのね、もう少し気の利いた言葉を言えないのかしら?
「リオン……進展することを期待しているわ」
「な…何言ってんだよ!」
この人は平民だけど、貴族の私や王族のセリーナ様を身分ではなく、1人の女の子として応対してくれる数少ない男の子。話も比較的合うこともあって、退屈さを感じさせないから、私やセリーナ様も互いに自然と砕けた口調になったのよね。ただ、昨日のパーティーでわかったけど、誰が見ても、ユイに気があることはバレバレなのよね。ユイ自身が鈍いせいで、その好意に全く気づかれていないからお気の毒。その証拠に、リオンが真っ赤になって焦っているのに、ユイはその理由を気にすることなく、首を傾げているだけだもの。
思いが伝わるのは、まだまだ先の未来になりそう。
「アステリア様、そろそろ改札口を通りましょう」
護衛のルシウスが、私に出発時刻が近いをことを教えてくれた。彼とロイド様は、パーティーを組んで、ドラゴン退治をした仲でもある。3年前、魔物経由で不治の病とされる魔石病に罹ってしまったけど、私が治療薬を製作して完治させて以降、その恩義に報いるべく、冒険者を引退して、私の従者兼護衛になってくれている。彼のおかげで、私は命を救われたことだってある。そんな彼も、昨日のパーティーでロイド様と久しぶりに飲み合い、冒険者たちと一緒に色々と話し合い楽しんでいたわ。
これで、もう一つの目的も達成できたわね。
「もう時間か。それじゃあ……みんな、行くね」
皆がお別れの言葉を告げて、私たちは改札口を通り、最後に右手を伸ばして、『じゃあね~~~』と言って、列車の止まっている1番のホームへと歩いていくと、駅員室付近から出てきた帽子を深く被る女の子が歩いてきて、私とすれ違う。
「あれ? 今のって……」
「アリステア様?」
「あ、ううん、なんでもないわ。行きましょう」
ここは王都から100キロも離れているし、公爵家のあの人が護衛もなく、1人で来るわけないよね。
さあ、王都に帰りましょう。
178
あなたにおすすめの小説
きっと幸せな異世界生活
スノウ
ファンタジー
神の手違いで日本人として15年間生きてきた倉本カノン。彼女は暴走トラックに轢かれて生死の境を彷徨い、魂の状態で女神のもとに喚ばれてしまう。女神の説明によれば、カノンは本来異世界レメイアで生まれるはずの魂であり、転生神の手違いで魂が入れ替わってしまっていたのだという。
そして、本来カノンとして日本で生まれるはずだった魂は異世界レメイアで生きており、カノンの事故とほぼ同時刻に真冬の川に転落して流され、仮死状態になっているという。
時を同じくして肉体から魂が離れようとしている2人の少女。2つの魂をあるべき器に戻せるたった一度のチャンスを神は見逃さず、実行に移すべく動き出すのだった。
女神の導きで新生活を送ることになったカノンの未来は…?
毎日12時頃に投稿します。
─────────────────
いいね、お気に入りをくださった方、どうもありがとうございます。
とても励みになります。
オバちゃんだからこそ ~45歳の異世界珍道中~
鉄 主水
ファンタジー
子育ても一段落した40過ぎの訳あり主婦、里子。
そんなオバちゃん主人公が、突然……異世界へ――。
そこで里子を待ち構えていたのは……今まで見たことのない奇抜な珍獣であった。
「何がどうして、なぜこうなった! でも……せっかくの異世界だ! 思いっ切り楽しんじゃうぞ!」
オバちゃんパワーとオタクパワーを武器に、オバちゃんは我が道を行く!
ラブはないけど……笑いあり、涙ありの異世界ドタバタ珍道中。
いざ……はじまり、はじまり……。
※この作品は、エブリスタ様、小説家になろう様でも投稿しています。
[完結]前世引きこもりの私が異世界転生して異世界で新しく人生やり直します
mikadozero
ファンタジー
私は、鈴木凛21歳。自分で言うのはなんだが可愛い名前をしている。だがこんなに可愛い名前をしていても現実は甘くなかった。
中高と私はクラスの隅で一人ぼっちで生きてきた。だから、コミュニケーション家族以外とは話せない。
私は社会では生きていけないほどダメ人間になっていた。
そんな私はもう人生が嫌だと思い…私は命を絶った。
自分はこんな世界で良かったのだろうかと少し後悔したが遅かった。次に目が覚めた時は暗闇の世界だった。私は死後の世界かと思ったが違かった。
目の前に女神が現れて言う。
「あなたは命を絶ってしまった。まだ若いもう一度チャンスを与えましょう」
そう言われて私は首を傾げる。
「神様…私もう一回人生やり直してもまた同じですよ?」
そう言うが神は聞く耳を持たない。私は神に対して呆れた。
神は書類を提示させてきて言う。
「これに書いてくれ」と言われて私は書く。
「鈴木凛」と署名する。そして、神は書いた紙を見て言う。
「鈴木凛…次の名前はソフィとかどう?」
私は頷くと神は笑顔で言う。
「次の人生頑張ってください」とそう言われて私の視界は白い世界に包まれた。
ーーーーーーーーー
毎話1500文字程度目安に書きます。
たまに2000文字が出るかもです。
異世界リナトリオン〜平凡な田舎娘だと思った私、実は転生者でした?!〜
青山喜太
ファンタジー
ある日、母が死んだ
孤独に暮らす少女、エイダは今日も1人分の食器を片付ける、1人で食べる朝食も慣れたものだ。
そしてそれは母が死んでからいつもと変わらない日常だった、ドアがノックされるその時までは。
これは1人の少女が世界を巻き込む巨大な秘密に立ち向かうお話。
小説家になろう様からの転載です!
聖女の孫だけど冒険者になるよ!
春野こもも
ファンタジー
森の奥で元聖女の祖母と暮らすセシルは幼い頃から剣と魔法を教え込まれる。それに加えて彼女は精霊の力を使いこなすことができた。
12才にった彼女は生き別れた祖父を探すために旅立つ。そして冒険者となりその能力を生かしてギルドの依頼を難なくこなしていく。
ある依頼でセシルの前に現れた黒髪の青年は非常に高い戦闘力を持っていた。なんと彼は勇者とともに召喚された異世界人だった。そして2人はチームを組むことになる。
基本冒険ファンタジーですが終盤恋愛要素が入ってきます。
転生メイドは絆されない ~あの子は私が育てます!~
志波 連
ファンタジー
息子と一緒に事故に遭い、母子で異世界に転生してしまったさおり。
自分には前世の記憶があるのに、息子は全く覚えていなかった。
しかも、愛息子はヘブンズ王国の第二王子に転生しているのに、自分はその王子付きのメイドという格差。
身分差故に、自分の息子に敬語で話し、無理な要求にも笑顔で応える日々。
しかし、そのあまりの傍若無人さにお母ちゃんはブチ切れた!
第二王子に厳しい躾を始めた一介のメイドの噂は王家の人々の耳にも入る。
側近たちは不敬だと騒ぐが、国王と王妃、そして第一王子はその奮闘を見守る。
厳しくも愛情あふれるメイドの姿に、第一王子は恋をする。
後継者争いや、反王家貴族の暗躍などを乗り越え、元親子は国の在り方さえ変えていくのだった。
異世界転移! 幼女の女神が世界を救う!?
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
アイは鮎川 愛って言うの
お父さんとお母さんがアイを置いて、何処かに行ってしまったの。
真っ白なお人形さんがお父さん、お母さんがいるって言ったからついていったの。
気付いたら知らない所にいたの。
とてもこまったの。
ヒロイン? 玉の輿? 興味ありませんわ! お嬢様はお仕事がしたい様です。
彩世幻夜
ファンタジー
「働きもせずぐうたら三昧なんてつまんないわ!」
お嬢様はご不満の様です。
海に面した豊かな国。その港から船で一泊二日の距離にある少々大きな離島を領地に持つとある伯爵家。
名前こそ辺境伯だが、両親も現当主の祖父母夫妻も王都から戻って来ない。
使用人と領民しか居ない田舎の島ですくすく育った精霊姫に、『玉の輿』と羨まれる様な縁談が持ち込まれるが……。
王道中の王道の俺様王子様と地元民のイケメンと。そして隠された王子と。
乙女ゲームのヒロインとして生まれながら、その役を拒否するお嬢様が選ぶのは果たして誰だ?
※5/4完結しました。
新作
【あやかしたちのとまり木の日常】
連載開始しました
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる