いいなりな私と強気な博士R18

みずき

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豪華な夕食の後の濃密な時間・後編4

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「きみが素直に気持ちを話してくれるなんてなかなかないから僕もなんだか照れてしまうよ……」

「博士……」

博士は背を向けたまま博士はクローゼットの方へ歩いて行くと中から何かを取り出して私の方へと歩いてきた

「本当はお風呂上がりに着てほしかったんだけど……そろそろのぼせもとれたかな?もしよかったら着て欲しいんだ……いいかな?」

「これは……」

「うん、ドレスだよ……きみに着て欲しくて……少し高かったけど買ってしまったんだ」

「こんな綺麗なドレス……」

「さあ?僕は部屋を出てるから着替えられるようになったら部屋の外にお手伝いさんがいるから着せてもらってくれ」

博士はそう言うとスッと部屋から出て行ってしまった、壁にかけられた純白のドレスはわたしには憧れで、わたしには遠い存在だったのに今は目の前にある……しかも博士がわたしの為に……

「なっ、なんで……嬉しいはずなのに、涙が出ちゃうよ……」

部屋のドアをトントンとノックする音が聞こえる、きっと待ちくたびれたお手伝いさんかな?

「はっ、はい……」

「すみません、中に入ってもよろしいでしょうか?」

やはりお手伝いさんだ、若そうな女性の声だ

「はい、どうぞ……」

わたしは博士以外の人に会うのはかなり久しぶりなのでドギマギしてしまう、ドアを開けて入って来たのは声の印象よりは年を取っている上品そうな30代後半ぐらいの女の人だった、わたしを見ても驚く事はなく笑顔で話しかけて来た

「初めまして今日からお手伝いに来ています中村です、基本的には誰にも合わないで家事や掃除をする事になっています、もし見かけても声をかけたりはしなくて大丈夫です、さぁ立てますか?この素敵なドレスを着ましょう」

「はっ、はい……よろしくお願いします」

わたしはベッドから降りるとお手伝いさんがスルリと体に巻いていたタオルを取る、恥ずかしいけどお手伝いさんは全く気にしている様子もない、コルセットのような物を胸からお腹にかけてつけられる、後ろでぎゅっと締められる少し苦しいけど背筋が伸びて姿勢が良くなった気がする、コルセットの中に無造作に収まっていふ胸を綺麗にコルセットの中におさめるといつもよりも胸の形が綺麗になって大きく見える、そして博士がくれたドレスを着せてもらう、胸元がかなり大胆に空いているデザインで布の質感もとてもなめらかで派手すぎない可愛らしい刺繍もあしらわれている、わたしがいつか着てみたかった理想のドレスに限りなく近いデザインだ

「どうでしょう?苦しくありませんか?」

お手伝いさんが心配そうに聞いてきた

「大丈夫です」

「よかったです、それにしてもよくお似合いですよ、お嬢様」

わたしの手を引いて姿見の前まで行く、わたしは恥ずかしくて目を伏せてしまうがお手伝いさんに背中をトントンと優しく叩かれて目線を上げて目の前の鏡で自分の姿を見た

そこに写っていたのは
いつもの自分とは思えない程、綺麗な白色のドレスを着こなしている自分だった

「これがわたし……?」
思わず口から言葉がこぼれ落ちる

「よくお似合いですよ、とっても綺麗です、私ご主人様を呼んできますのでここでお待ち下さい」

ご主人様……?あぁ、博士の事か
ご主人様って感じじゃないからわかんなかったよ……って、博士が来る?いやっ、恥ずかしいよ、恥ずかし過ぎるよ……

お手伝いさんはスッと部屋から出て行ってしまった、博士……博士はどんな服装なの?わたしだけドレスなんか着てたら恥ずかしい……

「開けるぞ?」

博士の声だ……

「はっ、はい……」

ドアが開いて博士が入って来た、博士は真っ白なタキシードを着ている、まるで結婚式の時のような服装だ

「博士……?」

「ははっ、どうだ似合ってるかな?」

博士は恥ずかしそうにはにかんでいる、とっても似合ってる……ズルイなぁ、余計好きになっちゃうよ……

「僕の事はいいとして……すごく似合ってるよ、とっても綺麗だよ……僕が選んだものを着てくれるなんて嬉し過ぎるよ」

「あっ、ありがとうございます、こんなに綺麗なドレスをわたしなんかに……」

「ずっと考えてたんだ、きみを僕だけのものにするにはどうすればいいのか……
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