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豪華な夕食の後の濃密な時間・後編3
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「博士ぇ……」
「もう、きみはそうやってすぐに泣くねぇ、きみに泣かれると僕はどうすればいいのかわからなくなってしまうよ……僕はこんなにもきみを大事に想っているのに……」
「えっ……ごめんなさいっ……わたし、そんなつもりで泣いたんじゃなくて……」
「まったく……お祝いのつもりだったんだよ?今日はきみと僕が初めて出会った日なんだからね」
「えっ?お祝い…?わたしと博士が出会った日……?」
「そうだよ?きみは覚えていないだろうね」
「わたし……博士と出会った日がいつだか思い出せないです……いつの間にかこうして一緒にいるのが当たり前になってて……どれぐらい一緒にいるのかもわからなくて……」
「それは仕方ないよ、僕ときみの出会いはとても複雑だからね?」
「複雑……?」
「まあ、それは後でゆっくり布団の中で話そう、ここで長居すると風邪引いちゃうからね?」
博士はそういうとわたしの手を引っ張りあげて湯船の方へと誘う、わたしは誘われるままに湯船にゆっくりと入る
「あったかい……本当にちょうどいい湯加減です……ありがとうございます」
「今更改まってどうしたんだい?きみらしくないよ?」
「わたしらしくない?」
「女の子はもっとワガママで、甘えん坊でいいんだよ?きみはいつも我慢してばかりで……見てる僕の方が辛くなるよ」
「わたし……我慢なんて……して……」
「ほらっ……?」
博士がふいに耳元で囁く
「ほら、その辛そうな顔……僕が気が付いてないとでも思ってるのかな?」
「えっ……」
「あのね、きみはいつもすぐ顔に出るんだ、僕みたいな鈍感な男でもすぐにわかるんだよ?我慢してるんだなってイヤなんだなってわかってても、きみがちゃんと言ってくれるのを待ってたんだ……」
「博士ぇ……わかってたんですか……わたしは一生懸命隠してたつもりだったのに、なんだか恥ずかしいじゃないですか……」
「ふふっ、恥ずかしがってるきみも好きだよ?」
耳たぶを軽く歯で噛まれてビクッと体が反応してしまう
「博士……もう……耳はやめてください……」
「やめないよ?耳が弱いのはわかってるからね?きみから求めてくれるまで僕は何もしないから……」
博士はそう言うとわたしから離れてしまった、なんだか物足りなさがあるけどここで博士を求めてしまえば博士の思う壺になってしまう、それはなんだかイヤだな……でも、博士の大きな綺麗な指で触れられたい……うぅっ、すごく悩ましいよぉ……
「ほら……その顔……そそられちゃうなぁ……たまんない……」
「はっ、はかせぇ……」
「ふふっ」
博士は笑いながらお湯を追加で入れてくれた
「ほら、あったかくしてあげるから肩まで入って、そろそろ出ようか?」
「はい」
2人でちゃんと肩まで入って100まで数えた、さすがにのぼせてしまって頭がクラクラしてしまう
「博士……わたし、のぼせてしまったみたいです……クラクラして……」
「あれ、あれ……どうせそんな事だろうと思っていたけどね、さぁ?僕の近くにおいで?」
わたしは湯船の中をゆっくりとお湯を押し退けるようにして博士の方へと進んで行く、博士の近くまで行くと博士が腰に手を回してわたしの事を引き寄せてくれた
「来たね、本当にきみは僕のいいなりなんだねぇ、さぁ一緒に立ちがるよ?気を付けて?」
わたしは力無く頷く、博士の腕に体重をかけて上に引っ張りあげてもらう、なんとか立ち上がると湯船から出てゆっくりと支えてもらいながらお風呂場から出た
「ほら……大丈夫?今タオルで拭いてあげるからね?壁にもたれかかって待っててくれるかな?」
「はい……」
わたしはすぐ隣の壁にゆっくりともたれかかりゆっくりと深呼吸をした、脱衣所の冷やっとした空気を吸うとのぼせたのが少し良くなるような気がした
「ほら、タオルだよ、自分で拭けるかな?」
そう言いながら頭からタオルをかけられた
「ありがとうございます……1人で出来ますから……」
ヨレヨレとタオルをつかんで体に巻きつけるとその場に座り込んでしまった、酔いとのぼせでもう立っているのも無理だ
「ほらほら……大丈夫?また無理して……そんなに酔ってのぼせたら立ってるのも辛いくせに強がってさ……」
博士はもう一枚のタオルをまた頭の上にかけると座り込んでいるわたしを軽々とお姫様抱っこする
「わかってたよ……?こうなる事は……それでもきみの可愛さは増すばっかりだねぇ」
そう言いながら博士の部屋に運ばれていく、博士の部屋の中はいつものキレイで物がない時と違ってたくさんの風船が部屋中にふわふわと浮いていて、可愛らしいぬいぐるみもたくさん飾ってある
「わぁっ……!博士、これどうしたんですか?」
「ふふっ、きみに喜んでもらいたくてね?こっそり準備したんだよ」
博士……わたしの事をこんなに考えてくれてたんだ……
博士の唇にキスをして、にっこりと微笑んでみせた、博士は珍しく顔を赤らめてしまった動揺してるのかな?ゆっくりとベッドの上に下される、わたしは部屋の中を見回した
「なんだか、今日は博士に驚かされてばかりで調子が狂ってしまいます……でもすごく嬉しいです、ありがとうございます」
博士はわたしに背を向けている、照れてるのかな?せっかく素直に気持ちを伝えたのにな……
「もう、きみはそうやってすぐに泣くねぇ、きみに泣かれると僕はどうすればいいのかわからなくなってしまうよ……僕はこんなにもきみを大事に想っているのに……」
「えっ……ごめんなさいっ……わたし、そんなつもりで泣いたんじゃなくて……」
「まったく……お祝いのつもりだったんだよ?今日はきみと僕が初めて出会った日なんだからね」
「えっ?お祝い…?わたしと博士が出会った日……?」
「そうだよ?きみは覚えていないだろうね」
「わたし……博士と出会った日がいつだか思い出せないです……いつの間にかこうして一緒にいるのが当たり前になってて……どれぐらい一緒にいるのかもわからなくて……」
「それは仕方ないよ、僕ときみの出会いはとても複雑だからね?」
「複雑……?」
「まあ、それは後でゆっくり布団の中で話そう、ここで長居すると風邪引いちゃうからね?」
博士はそういうとわたしの手を引っ張りあげて湯船の方へと誘う、わたしは誘われるままに湯船にゆっくりと入る
「あったかい……本当にちょうどいい湯加減です……ありがとうございます」
「今更改まってどうしたんだい?きみらしくないよ?」
「わたしらしくない?」
「女の子はもっとワガママで、甘えん坊でいいんだよ?きみはいつも我慢してばかりで……見てる僕の方が辛くなるよ」
「わたし……我慢なんて……して……」
「ほらっ……?」
博士がふいに耳元で囁く
「ほら、その辛そうな顔……僕が気が付いてないとでも思ってるのかな?」
「えっ……」
「あのね、きみはいつもすぐ顔に出るんだ、僕みたいな鈍感な男でもすぐにわかるんだよ?我慢してるんだなってイヤなんだなってわかってても、きみがちゃんと言ってくれるのを待ってたんだ……」
「博士ぇ……わかってたんですか……わたしは一生懸命隠してたつもりだったのに、なんだか恥ずかしいじゃないですか……」
「ふふっ、恥ずかしがってるきみも好きだよ?」
耳たぶを軽く歯で噛まれてビクッと体が反応してしまう
「博士……もう……耳はやめてください……」
「やめないよ?耳が弱いのはわかってるからね?きみから求めてくれるまで僕は何もしないから……」
博士はそう言うとわたしから離れてしまった、なんだか物足りなさがあるけどここで博士を求めてしまえば博士の思う壺になってしまう、それはなんだかイヤだな……でも、博士の大きな綺麗な指で触れられたい……うぅっ、すごく悩ましいよぉ……
「ほら……その顔……そそられちゃうなぁ……たまんない……」
「はっ、はかせぇ……」
「ふふっ」
博士は笑いながらお湯を追加で入れてくれた
「ほら、あったかくしてあげるから肩まで入って、そろそろ出ようか?」
「はい」
2人でちゃんと肩まで入って100まで数えた、さすがにのぼせてしまって頭がクラクラしてしまう
「博士……わたし、のぼせてしまったみたいです……クラクラして……」
「あれ、あれ……どうせそんな事だろうと思っていたけどね、さぁ?僕の近くにおいで?」
わたしは湯船の中をゆっくりとお湯を押し退けるようにして博士の方へと進んで行く、博士の近くまで行くと博士が腰に手を回してわたしの事を引き寄せてくれた
「来たね、本当にきみは僕のいいなりなんだねぇ、さぁ一緒に立ちがるよ?気を付けて?」
わたしは力無く頷く、博士の腕に体重をかけて上に引っ張りあげてもらう、なんとか立ち上がると湯船から出てゆっくりと支えてもらいながらお風呂場から出た
「ほら……大丈夫?今タオルで拭いてあげるからね?壁にもたれかかって待っててくれるかな?」
「はい……」
わたしはすぐ隣の壁にゆっくりともたれかかりゆっくりと深呼吸をした、脱衣所の冷やっとした空気を吸うとのぼせたのが少し良くなるような気がした
「ほら、タオルだよ、自分で拭けるかな?」
そう言いながら頭からタオルをかけられた
「ありがとうございます……1人で出来ますから……」
ヨレヨレとタオルをつかんで体に巻きつけるとその場に座り込んでしまった、酔いとのぼせでもう立っているのも無理だ
「ほらほら……大丈夫?また無理して……そんなに酔ってのぼせたら立ってるのも辛いくせに強がってさ……」
博士はもう一枚のタオルをまた頭の上にかけると座り込んでいるわたしを軽々とお姫様抱っこする
「わかってたよ……?こうなる事は……それでもきみの可愛さは増すばっかりだねぇ」
そう言いながら博士の部屋に運ばれていく、博士の部屋の中はいつものキレイで物がない時と違ってたくさんの風船が部屋中にふわふわと浮いていて、可愛らしいぬいぐるみもたくさん飾ってある
「わぁっ……!博士、これどうしたんですか?」
「ふふっ、きみに喜んでもらいたくてね?こっそり準備したんだよ」
博士……わたしの事をこんなに考えてくれてたんだ……
博士の唇にキスをして、にっこりと微笑んでみせた、博士は珍しく顔を赤らめてしまった動揺してるのかな?ゆっくりとベッドの上に下される、わたしは部屋の中を見回した
「なんだか、今日は博士に驚かされてばかりで調子が狂ってしまいます……でもすごく嬉しいです、ありがとうございます」
博士はわたしに背を向けている、照れてるのかな?せっかく素直に気持ちを伝えたのにな……
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