【R-18】トラウマ持ちのSubは縛られたい 〜Dom/Subユニバース

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縛られたいSubと甘やかしたいDomのはなし ※R-18

美形で変態は手に負えない 4

※R-18





 棗は、仰向けに横たわった朋志の膝の間を割って入り、腰の高ぶりを押し付ける。

 「んっ、棗さん」

 キスが気に入った朋志は、棗の頬を支えて、甘い吐息を吐きながら、夢中で顔中に唇を押し付けていく。
 朋志にされるがまま気持ちよさそうに感触を楽しんでいた棗が、腰を押し付けたまま朋志の顎を舐め、首筋をたどって吸い付いていく。
服のなかにも舌を差し入れ、鎖骨のくぼみを好きなだけ吸っていく。
 唇が離れていくのに合わせて、勝手に声が出てしまう。

 「コマンド出してもいいですか。あなたの淫らなところが見たいです」
 「あ…」
 淫らなところといわれ、これ以上恥ずかしいところを見られるのか…と戸惑いつつも、棗が喜んでくれるならなにをされてもいいとも思う。
 頷くと、満足そうな笑顔で棗が口を開く。
 
 「Strip」
 「ん…はい」
 思うように力の入らない指で、ボタンを一つずつ外していく。
 棗は、おぼつかない様子の朋志を食い入るように見ている。いつもの優しいだけではない視線に煽られて、それだけで吐息とも喘ぎともつかない声が出てしまう。
 「あっ」
 手が滑ってボタンが外せない。どうしてこんな日にボタンが付いている服を着てきたのかと後悔しても遅かった。

 「僕を焦らしているんですか」
 「ちが…っ」
 「悪い人ですね」
 首を振って否定するも、手は震えるだけで。
 「…お仕置き、しますね」
 


 服のボタンはあとふたつ。
 「僕のコマンドに一生懸命になっているところは健気で可愛かったですよ。コマンドを聞いてくれてありがとうございます」
 Goodboy. とキスしながら褒めてくれる。ぼうっとしながら、優しいキスに身を委ねていたが。
 このあとはお仕置きが待っていて。


 
 棗に服を全部脱がされる。さんざん棗のもので刺激された恥ずかしい場所は、反応して硬くなっている。
 思わず、掛布を手繰り寄せて隠してしまう。
 --- しっかり見られたと思うけど…


 「お仕置きは、僕が良いと言うまで、僕のほうを見て、隠さず全部見せることにしましょう」
 「棗さん…」
 「しんどいようでしたら目は閉じてもいいですが、全部見せることは止めないでくださいね」
 「はい…でも…」
 「恥ずかしいですか」
 ここまできてなにを、と言われても仕方ないと思いながら、心許ない気持ちで頷く。

 「では、こうしましょう」
 棗も服を脱ぎ、朋志と向かい合って横になり、腕枕をして朋志の頭を撫でてくれた。
 棗と距離が近くなる。これなら安心できる。
 「あの、大丈夫です」

 と、いったものの。
 棗は、半身を起こして朋志の全身を上から下まで眺めている。
 言われた通りに棗を見ている朋志だが、棗の肌の匂いや、いま自分がどこを見られているのかがわかってしまい、狼狽えるばかりだ。
 日焼けの跡や、ほくろの位置を言われるだけでも恥ずかしいのに、触られてもいないのにもかかわらず、痛い程感じてしまっているところを、泣いているみたいで可愛いだのなんだのと言われてしまえば。
 棗の良いように声をあげさせられるだけだった。

 --- 瞬きしたら目を開けられなくなりそう
 瞬きすら、棗の手の内だと感じれば、体が勝手に感じてお腹が波打つ。
 
 「もう少し頑張ってくださいね」
 棗が朋志の瞼にキスをし、赤い舌先をちらりと見せる。ドキッとして、もう視線は舌を隠した唇に釘付けだった。
 吸い寄せられるように口を開いて、自分からキスを強請る。
 まもなく唇が降りてきて、舌を絡ませ合う。
 そうしながら、棗が自分のものを握る。
 朋志と見つめあいながら気持ち良さそうに目を眇める棗は、クラクラするくらい色っぽくて、知らず呼吸の間隔が短くなり、朋志のそこも次々と雫を溢していた。
 
 「朋志さん、あなた、見られても感じて、僕を見ても感じているんですね」



 「お仕置きは終わりです。よく頑張りましたね」
 「ああっ」
 そう言って、朋志のものも一緒に握り込む。

 
  --- 棗さんはやっぱりDomだ
 不慣れな朋志に合わせてくれ、お仕置きを受けやすいようにもしてくれた。優しいDom。
 しかし、瞬き一つ、視線すら支配するDomに抗う術はなく、朋志も知らなかった官能を引き出されてしまった。


 限界はすぐに来た。
 しとどに濡れたものに、棗の熱を感じてしまえばひとたまりもなかった。
 「なつめさん…!」
 「いいですよ。僕ももうもたない」
 「んんっ…ああっ」





  



 「素敵でした」
 後ろから腕が周り、耳や髪にキスが降ってくる。心地よくて眠たくなってくる。
 「棗さんは、満足できましたか」
 「ええ、もちろん」
 「よかった…」
 
 「新雪を荒しているようでしたよ」
 「え…親切…?」
 棗の言うことは時々わからないけど、機嫌は良さそうだと思ったら、瞼が重くなってきて…

 棗は、朋志さんは紫の君ですね、などと言っているが、やっぱりわからなくて、そのまま眠ってしまった。
 





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