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日常系
灯り、夜空を彩り、夢を紡ぐ。 1
ハロウィン商戦に踊らされました。
全3~4回。不定期更新。
十月某日。
「ハロウィンの日は空いていますか」
と棗に聞かれ、ハロウィンっていつだったっけ?と思ったが、基本的に仕事以外のスケジュールは空いている朋志である。
「空いています」
「ハロウィンパーティに興味はありますか」
馴染みがない世界だけど…。
「どこかでハロウィンのパーティがあるのですか」
「ええ、聡実の会社で仮装パーティをします」
棗の幼なじみである厚木の会社では、毎年、ハロウィンイベントが企画されている。
仮装パーティをするそうで、社員以外にも取引先や社員家族の枠があるらしい。
大所帯になり、仮装するので誰が誰だかわからない。
気軽に遊びに来てもいいということだった。
取引先でも社員家族でもない朋志だが、行ってもいいのかと悩んでいると、当日は、受付で名前を言えば通してもらえるようにしてくれるから心配はしなくていいいらしい。
「棗さんも仮装しますか」
「しますよ」
それは見たい。
「行きたいです」
「わかりました」
「棗さんはどんな仮装をしますか」
「まだ決まっていませんが、どんな仮装がいいと思いますか」
「棗さんならなんでも似合います。ゾンビでも悪魔でも警察官でも…」
「だったら、僕の仮装は朋志さんが決めてください」
「いいんですか!」
「ええ、僕は朋志さんの仮装を考えます」
「はい」
楽しみができた。
棗に何を着てもらおうか。
その日から棗に似合いそうな仮装を検索し、何か面白そうなエピソードが無いかと図書館へ。
「朋志さん、服のサイズを教えてください」
「え、Lサイズです」
「わかりました」
「えっ」
「えっ?」
「それはハロウィンですか」
「はい。候補はだいぶ絞り込めましたので」
「早いです…教えてもらってもいいですか」
「もちろん。朋志さんは、天使と妖精どちらがいいですか」
「て…よ…?」
「露出は抑えますのでご心配なく。どちらにしても似合いますよ」
棗は、自信満々だ。
ハロウィンのイメージとは違う気がするが、好きに仮装しても良いのがハロウィンだ。
「ちなみに、朋志さんは決まりましたか。決まっていたら、衣装を一緒に用意しましょう」
「俺は、神父さんか吸血鬼が似合うと思って…」
「ああっ、シスターという手がありましたね…!」
「?」
棗が何に興奮して悔しがっているのかわからない朋志である。
「神父と吸血鬼なら、実家に衣装があると思います」
「えっ、あるんですか」
「ええ毎年出てますので」
すごい。
クローゼットで神父と吸血鬼が並んでいるところを想像してしまった。
棗が実家に電話して、衣装の確認をしている。
「朋志さん、すみません」
「?」
「吸血鬼は兄が使うそうで、神父になりますが大丈夫ですか」
「大丈夫です。お兄さんもハロウィンパーティに?」
「はい、でも兄は別のパーティですよ」
「はぁ…」
ハロウィンパーティって、あちこちで催されているんだ…。さすが八百万の神の国。
棗の家族って所謂パリピって人たちなんだろうか?
住む世界が違いすぎてなにも言えなくなってしまった朋志だ。
まじまじと朋志を見ていた棗が、「やっぱり妖精にしましょう」と手を打ち、朋志の仮装は妖精に決まった。
全3~4回。不定期更新。
十月某日。
「ハロウィンの日は空いていますか」
と棗に聞かれ、ハロウィンっていつだったっけ?と思ったが、基本的に仕事以外のスケジュールは空いている朋志である。
「空いています」
「ハロウィンパーティに興味はありますか」
馴染みがない世界だけど…。
「どこかでハロウィンのパーティがあるのですか」
「ええ、聡実の会社で仮装パーティをします」
棗の幼なじみである厚木の会社では、毎年、ハロウィンイベントが企画されている。
仮装パーティをするそうで、社員以外にも取引先や社員家族の枠があるらしい。
大所帯になり、仮装するので誰が誰だかわからない。
気軽に遊びに来てもいいということだった。
取引先でも社員家族でもない朋志だが、行ってもいいのかと悩んでいると、当日は、受付で名前を言えば通してもらえるようにしてくれるから心配はしなくていいいらしい。
「棗さんも仮装しますか」
「しますよ」
それは見たい。
「行きたいです」
「わかりました」
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「まだ決まっていませんが、どんな仮装がいいと思いますか」
「棗さんならなんでも似合います。ゾンビでも悪魔でも警察官でも…」
「だったら、僕の仮装は朋志さんが決めてください」
「いいんですか!」
「ええ、僕は朋志さんの仮装を考えます」
「はい」
楽しみができた。
棗に何を着てもらおうか。
その日から棗に似合いそうな仮装を検索し、何か面白そうなエピソードが無いかと図書館へ。
「朋志さん、服のサイズを教えてください」
「え、Lサイズです」
「わかりました」
「えっ」
「えっ?」
「それはハロウィンですか」
「はい。候補はだいぶ絞り込めましたので」
「早いです…教えてもらってもいいですか」
「もちろん。朋志さんは、天使と妖精どちらがいいですか」
「て…よ…?」
「露出は抑えますのでご心配なく。どちらにしても似合いますよ」
棗は、自信満々だ。
ハロウィンのイメージとは違う気がするが、好きに仮装しても良いのがハロウィンだ。
「ちなみに、朋志さんは決まりましたか。決まっていたら、衣装を一緒に用意しましょう」
「俺は、神父さんか吸血鬼が似合うと思って…」
「ああっ、シスターという手がありましたね…!」
「?」
棗が何に興奮して悔しがっているのかわからない朋志である。
「神父と吸血鬼なら、実家に衣装があると思います」
「えっ、あるんですか」
「ええ毎年出てますので」
すごい。
クローゼットで神父と吸血鬼が並んでいるところを想像してしまった。
棗が実家に電話して、衣装の確認をしている。
「朋志さん、すみません」
「?」
「吸血鬼は兄が使うそうで、神父になりますが大丈夫ですか」
「大丈夫です。お兄さんもハロウィンパーティに?」
「はい、でも兄は別のパーティですよ」
「はぁ…」
ハロウィンパーティって、あちこちで催されているんだ…。さすが八百万の神の国。
棗の家族って所謂パリピって人たちなんだろうか?
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