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日常系 ※R-18
星の涙、静寂に秘めた光 2
※こちらは、【日常系】にある、『星の涙、静寂に秘めた光 1』のプレイ分部を抜粋したものになります。ややこしくてすみません。
※R-18…いえ、R-18風味くらいですね。仄かな香りをお楽しみください。
二人は、光の舞を踊る、小さな星に目を奪われていた。
棗が隣に座る朋志を見つめる。
「朋志さん」
「はい」
「今夜は特別なことをしてみませんか」
『特別』と言われて朋志の頬に朱が走った。
「…はい」
小さな子どもが蛍にはしゃいでいる声が遠くに聞こえる。朋志はふわふわとした気持ちのまま、棗と手を繋いで歩いていた。
テントに戻ると、棗は朋志を中へと促した。先にテントに入った朋志が棗を肩越しに振り返る。朋志のその顔に期待と少しの不安を感じた棗は、笑みを深くして背後からそっと抱きしめた。
「朋志さん、緊張していますか」
「…あ、…いえ…でも、棗さんとなら平気です…」
朋志は少し恥ずかしそうにしながら棗に笑顔を見せ、身を委ねた。
「ありがとうございます」
棗は朋志を座らせて、テントを出て行った。
「少し待っていてください」
「はい」
棗はすぐに戻ってきた。
「こちらに座ってください」
いつの間に持って来ていたのか、それは少し大きめのクッションだった。「あ…」いつの間にと思ったけれど、荷物の積み込みは棗がしていたのを思い出した。いつも朋志が使っているそれは、座ると安心できた。しかし、棗の手には細くて赤いロープが握られているのを見ると、朋志は驚いて身を固くした。棗は朋志を安心させるように笑みを深くする。
「怖いですか」
「いえ、違います…な、棗さんがしたいことしてください」
いつもの場所とは違うのでちょっと緊張するけれど、棗に縛られたいという気持ちはずっとある。朋志も今夜を『特別』に感じている。棗のしたいことはなんでもしたかった。
「本当ですか?」
「は、はい」
棗の嬉しそうな笑顔は艶っぽくもあって、朋志はドキドキした。
「そうですか…」
顔が近づいてくる。
「あ…」
ーーー キスされる…
目を閉じて棗の甘い吐息を受け入れる。唇が離れて、目を開くと熱の籠もった目に見つめられて、その熱が朋志にも移って全身が熱くなった。
「あなたの全てを見せて欲しいです」
「え…」
遠くではまだキャンパーたちの笑い声が聞こえている。
テントは軽量だが、外から中が見えるわけではない。明かりは小さなランタンが一つ。
ここで棗に全てを晒すなんて…。
「棗さん…俺…」
そんなこと想像するだけで目眩がしそうだ。
今日の棗はちょっと意地悪だ。
でも、棗が望んでいるなら朋志もしてみたい気がする。とはいえ、やりたいですと言う勇気が出ない。どうしよう。
でも、朋志が助けを求めるのは、棗しかいない。自制する間もなく棗を見たが、縋った目をしていたに違いない。朋志の不安そうな表情を見て、棗が息を呑む。
「朋志さん、困らせたいわけではありません。僕も言いすぎました、反省しています」
「え…」
棗が慌てていることが珍しくて、朋志はさっきまでの不安も忘れてしまっていた。
「朋志さんと一緒に蛍を見て、テントでは一つ屋根の下、同じ場所で寝られるかと思うと、昨日から楽しみにしていました」
「あっ」
「興奮するなと言うほうが無理です」
「棗さん…」
※R-18…いえ、R-18風味くらいですね。仄かな香りをお楽しみください。
二人は、光の舞を踊る、小さな星に目を奪われていた。
棗が隣に座る朋志を見つめる。
「朋志さん」
「はい」
「今夜は特別なことをしてみませんか」
『特別』と言われて朋志の頬に朱が走った。
「…はい」
小さな子どもが蛍にはしゃいでいる声が遠くに聞こえる。朋志はふわふわとした気持ちのまま、棗と手を繋いで歩いていた。
テントに戻ると、棗は朋志を中へと促した。先にテントに入った朋志が棗を肩越しに振り返る。朋志のその顔に期待と少しの不安を感じた棗は、笑みを深くして背後からそっと抱きしめた。
「朋志さん、緊張していますか」
「…あ、…いえ…でも、棗さんとなら平気です…」
朋志は少し恥ずかしそうにしながら棗に笑顔を見せ、身を委ねた。
「ありがとうございます」
棗は朋志を座らせて、テントを出て行った。
「少し待っていてください」
「はい」
棗はすぐに戻ってきた。
「こちらに座ってください」
いつの間に持って来ていたのか、それは少し大きめのクッションだった。「あ…」いつの間にと思ったけれど、荷物の積み込みは棗がしていたのを思い出した。いつも朋志が使っているそれは、座ると安心できた。しかし、棗の手には細くて赤いロープが握られているのを見ると、朋志は驚いて身を固くした。棗は朋志を安心させるように笑みを深くする。
「怖いですか」
「いえ、違います…な、棗さんがしたいことしてください」
いつもの場所とは違うのでちょっと緊張するけれど、棗に縛られたいという気持ちはずっとある。朋志も今夜を『特別』に感じている。棗のしたいことはなんでもしたかった。
「本当ですか?」
「は、はい」
棗の嬉しそうな笑顔は艶っぽくもあって、朋志はドキドキした。
「そうですか…」
顔が近づいてくる。
「あ…」
ーーー キスされる…
目を閉じて棗の甘い吐息を受け入れる。唇が離れて、目を開くと熱の籠もった目に見つめられて、その熱が朋志にも移って全身が熱くなった。
「あなたの全てを見せて欲しいです」
「え…」
遠くではまだキャンパーたちの笑い声が聞こえている。
テントは軽量だが、外から中が見えるわけではない。明かりは小さなランタンが一つ。
ここで棗に全てを晒すなんて…。
「棗さん…俺…」
そんなこと想像するだけで目眩がしそうだ。
今日の棗はちょっと意地悪だ。
でも、棗が望んでいるなら朋志もしてみたい気がする。とはいえ、やりたいですと言う勇気が出ない。どうしよう。
でも、朋志が助けを求めるのは、棗しかいない。自制する間もなく棗を見たが、縋った目をしていたに違いない。朋志の不安そうな表情を見て、棗が息を呑む。
「朋志さん、困らせたいわけではありません。僕も言いすぎました、反省しています」
「え…」
棗が慌てていることが珍しくて、朋志はさっきまでの不安も忘れてしまっていた。
「朋志さんと一緒に蛍を見て、テントでは一つ屋根の下、同じ場所で寝られるかと思うと、昨日から楽しみにしていました」
「あっ」
「興奮するなと言うほうが無理です」
「棗さん…」
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