小学生に戻ってるっ!?……の裏側で ~引きこもり高校生と入れ替わった小学生がいつの間にかハーレムを築いている話~

日々熟々

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45話 週末の予定

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 やりすぎた。

 完全にやりすぎた。

 寝ちゃった都さんのあそこに勝手にチンチンを擦りつけて射精をしたら、ようやくレーセーになれた。

 最後の方なんて、都さん本気で嫌がってたような気もする。

 これだめだ。

 嫌われるやつだ。

 ど、どうすれば許してもらえるだろう?

 それとももう手遅れなんだろうか……。

「…………んっ……んん……」

 頭を抱えて悩んでいたら、都さんの口から小さな声が漏れ出した。

 起きちゃう。

 都さん起きちゃう。

 なにも許して貰う方法が思い浮かんでいない。

 流石の僕でも、ここでお金で許してもらおうとしたら完全に駄目になるのは分かる。

「…………ゆうたくん……?」

 目を覚ました都さんが、ボーッとした様子で自分の体を見回している。

「あれ……夢……?」

 あまりにあまりな状態になってしまっていたので、僕の方で色々身繕いをしたんだけど……お陰で夢だと思ってる?

 …………ならこのまま……。

 そんな考えが一瞬浮かんじゃったけど、そう言うわけには行かない。

「あ、あの……僕の方で軽く拭いたりとかしたから……」

「ああ……やっぱり、夢じゃなかったんだ……」

 そう言って、都さんは僕を睨んでくる。

 ……けど、あれれ?思ったより可愛いぞ?

 僕を睨む都さんは怖いというより、可愛い感じになってる。

「…………とりあえずチュー」

 へ?

「……はやく」

「は、はいっ!」

 言われるまま、都さんを抱きしめて唇を合わせる。

 ……えっと……ベロは入れて良いのかな?

 ちょっと迷った後……都さんが抱き返してくれたので、ベロを入れた。

 そのままクチュクチュとベロを絡め合う音だけが聞こえる。

 しばらくそのまま快感を与えあって、都さんの体がピクピク震えだしたところで都さんの方から唇を離した。

「…………またチョーシに乗ってイカせようとする……」

 また可愛く睨まれた。

「い、いや、今のはそんなつもりじゃなくってねっ!」

 本当にただ夢中でキスしてしまっていただけだったんだけど……。

 慌てる僕を見て、都さんがクスクスと可愛く笑い出した。

「え?あ、あの……許してくれるの?」

「んー、どうしようかなぁ♡」

 口ではそう言っているけど、都さんの口調は明るいし優しくて楽しそうにさえ聞こえる。

「あの、調子に乗りすぎました……ごめんなさい……」

「いいよ。
 あそこまで徹底的にめちゃくちゃにされると、『好き』っていうのしか残んなかったから」

 そう言って、チュッと唇を一瞬軽く合わせるだけのキスをしてくれる。

「あの……本当にごめんね?」

「いいってば」

 明るく笑ってそう言ってくれた都さんの笑顔が、急にエッチなものになる。

「でも、次の時は私の番だからね」

 その顔があまりにもエッチで可愛くて、心臓がドキンって大きく鳴って、チンチンがビクンッと大きく頭を振った。

 

 その後、都さんと後始末をしてから部室を出る。

 身支度を整えたあとは時間ギリギリまでずっと大人のキスをしていたからなんか足がフワフワ浮いているみたいな感じがする。

「あ、あのさ……」

 都さんもそうなのか、声がちょっと浮かれた感じになっている気がする。

「今度……どこかでゆっくり泊りがけでしたいね……」

 都さんと泊りがけで一日中イチャイチャ……。

 たぶん、僕、幸せすぎてその日に死ぬ。

「う、うん……いつか、行こ」

 死ぬけど行きたい。

 絶対行きたい。

「…………その時までに用意しておいてね……」

 用意……?

 泊りがけ……イチャイチャ……用意………………あ。

「さ、探して買っておくね……」

「う、うん……」
 
 まずはコンドームがどこで売っているのか調べないと。

 

 都さんと分かれて、寮の部屋に帰った。

 今日もドアを開けるとすぐに遥くんが駆け寄ってきて……。

「ほら、さっさとシャワーを浴びに……え?ど、どうしたの?や、やけに積極的だけど……」

 今日、僕は『やっぱり人間にはお勉強が大事なんだ』って思い直した。

 学校のお勉強は全然分からないから、まずは分かるお勉強からしていこう。

「えっ?えっ!?ゆーたくんっ!?なにっ!?どうしたのっ!?」

 まずは遥くんの気持ちいいところのお勉強からだ。

「ゆーたくんっ!?待ってっ!?落ち着いてっ!?ゆーたくんっ!?」

 お勉強、大事。



 妙に機嫌の良くなった遥くんと晩ごはんを食べた後、最近の日課となった都さんとお兄ちゃんとのLINEの時間。

 お兄ちゃんに『僕勉強してみる』という話をしたら、すごい驚いて喜んでくれた。

 同時になにかあったのかすごい心配されたけど、流石にお兄ちゃんにも理由を話すのは恥ずかしい。

 とりあえず『やっぱり大事だと思って』って言う話だけしたんだけど、流石に怪しすぎたみたいで急に日曜日にお兄ちゃんが顔を見に来ることになった。

 お兄ちゃんは『顔を見たくなっただけ』って言っていたけど、最近は土日にもバイトを入れている上に、不動産屋さんに部屋探しに行っていると言っていたから、僕が心配になって急遽見に来ることにしたんだと思う。

 本当に大丈夫だから良いって言ったのに、聞いてくれなかった。

「遥くん、お兄ちゃん日曜日に来るって言ってるけどどうする?」

 前回会いたがってたし、今回も一緒に来てくれるかな?と思って聞いてみたんだけど……。

「うーん……」

 遥くんは難しい顔で悩んでしまった。

「そうなってくると、そのまえには佐倉さんと話をしておかないとだからなぁ。
 それ次第かなぁ?」

 なんでここで都さんが出てくるんだろう?

 不思議に思ったのが顔に出ちゃったみたいで、遥くんが苦笑いを浮かべる。

「日曜日、佐倉さんと遊んだりしないの?」

「えっ!?なんで分かったのっ!?」

 ちょうど今、土曜日に遥くんと遊ぶから日曜日に遊ぼうって話を都さんとしていたところだった。

「まあ、それくらいはね。
 となると、日曜日にお兄さんが来て、しかも僕も一緒に会うって聞いたら佐倉さんも来たがると思うよ」

 遥くんは苦笑したままそう言うけど、遥くんと都さん残念ながらあんまり仲良くないみたいだし、そうは思えないけどなぁ。

「あ、佐倉さんにはまだ日曜日のこと詳しく言っちゃダメだからね?」

 打ち込もうとしていた指を止める。

 すごい、なにをしようとしているのか完璧に見抜かれていた。

「とりあえず、佐倉さんに『日曜日にお兄さんが来る』って話と『僕が土曜日に話をしたがっている』って話を伝えてくれる?」

「え?でも、土曜日は僕と遊びに……」

 朝から一日遊びに行く予定だったのに……。

「でも、大事な話だからさ……。
 って、あっ!?そうじゃないねこれっ!?」

 そうだよね、僕と遊ぶより佐倉さんとの話の方が大事だよね……と少し凹んでいたら遥くんが焦りだした。

「あのね、ゆーたくんのための大事な話だから、辛くて辛くて仕方ないけどゆーたくんのために我慢するよ、って意味だからね?
 佐倉さんとの話の方がゆーたくんより大事って意味じゃないからねっ!?」

 え?そうなの?

 えへへ、それなら仕方ないから僕も我慢するかぁ。

 安心したので都さんに遥くんからの伝言を伝えたら、すぐに『分かった。時間は任せるよ』って返事が来た。

 それを伝えて、また遥くんからの返事を伝えて……土曜日のお昼に二人で話をすることになった。

「ゴールデンウィークは一緒に遊びに行こうね」

「うん、約束」

 遥くんは指切りまでしてくれた。

 

 今日も遥くんのキレイな顔を見て目を覚まして、身支度を整えてもらった後、ご飯を食べさせてもらった。

 だんだんこのルーチンにも慣れてきちゃったけど、これ、慣れちゃいけないたぐいのものじゃないだろうか?

 このままこれに慣れると立派なダメ人間が出来上がると思う。

「どうしたの?難しい顔して」

 僕の口に朝食の卵焼きを運んでいた遥くんが不思議そうな顔で僕のことを見てたので、今心配していたことをそのまま告げてみた。

「え?別にいいんじゃない?
 このままずっと身の回りのことは僕がやればいいだけのことだし」

 あ、そっか。

 …………一瞬納得しかけるけど、それだと都さんと泊りがけで遊びにとか行けない。

 なんとかしないとなぁ、と思っていたら都さんからLINEが入った。

「なんだって?
 今日も待ち伏せしててくれると楽なんだけど」

 遥くんの予想通り、都さんからのLINEは『今日の野田くん情報』だったけど……。

「うーん……とりあえず松戸くんたちはいつも通りどこかに行ってるらしいんだけどね……」

 問題は野田くんだ。

 都さんからのLINEには『今日は雨だから下駄箱のところで待ってるから気をつけて』って書かれてた。

 さらに『今日こそは絶対に捕まえる』って息巻いているらしい。

「ふーん」

「どうしよっか?
 とりあえず遥くんだけでも先に行く?」

 流石にどれだけ裏道を使っても下駄箱で待たれていたらどうしようもない。

 雨で濡れるから外で待っていたくないのはわかるけど、そんな目立つことまでするなんて、野田くん、最近僕に逃げられ続けて相当頭にきているのかもしれない。

「ゆーたくん、靴のサイズいくつ?」

「へ?24センチだけど……」

 突然どうしたんだろう?

「じゃ、ボク23.5だから、ちょっときついけど大丈夫かな?」

 そう言うと、棚からまだ新品の上履きを取り出してきた。

「えっとこれは……?」

「前に上履き捨てられちゃった時に買った予備のやつ。
 サイズ大丈夫か履いてみてよ」

「……えっと、ちょっとだけキツイけど痛かったりはしないけど……」

 これがどうしたんだろう?

「それじゃ、今日は本当に『裏口』から入ろうか」

 はい?



 外に出ると想像以上の大雨だったけど、遥くんと一緒の登校だと思えば辛くない。

 そうじゃなかったら、雨だし野田くんは待ち伏せしているしでめげてサボっていたかもしれない。
 
 いまいち状況がわからないまま、遥くんの案内で裏道を通って、今日は下駄箱じゃなくって体育館と校舎をつなぐ渡り廊下から登校した。

 雨の日は体育館で練習をやっている部活が増えるので、ここから登校しても怪しまれないらしい。

 さすが内部生、色々知ってる。
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