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第三章
馬車作り開始
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ビッグボーア討伐後、無事に町へとたどり着いた四人はすぐにライザーク辺境伯に討伐の報告を行った。アベルが見せた魔石の大きさにライザーク辺境伯達は驚愕の表情を見せた。
「これほどまでの大きさの魔石は久しぶりに見たぞ。それほどまでに大きな魔物だったのか」
「討伐依頼に書いてあるビッグボーアのサイズの五倍近くはあったのではないでしょうか。まるで岩山が動いているかのようでした」
アベルはビッグボーアの様子を身振り手振りで伝えている。しかし、いつもの五倍のサイズだったとは。異常個体にもほどがあるな。村長はその巨体に見覚えがあったらしく、倒したビッグボーアが間違いなくこの村を襲っていた個体であると証言した。
「最後はアベルが仕留めました。あれほど大きな首を半分ほど両断したのには驚きましたよ」
「何と! ビッグボーアの首は肉質がとても硬くて、普通の大きさでも切断するのに苦労するのですよ。それを切るとは恐れいりました」
大きな魔石の存在から町の脅威が去ったことを確信した町長は掛け値無しで喜んでいた。その様子を見ていると、何だかこちらまで嬉しくなった。
ビッグボーアの討伐の知らせはすぐに町中に広がったようである。日も落ち、辺りが暗くなり始めたというのにも関わらず、ひっきりなしに町人がお礼を言いに町長宅へ訪れては、その魔石の大きさに驚いていた。
ダナイ達は一躍ヒーローのように崇め立てられた。
翌日、町の人達に惜しまれながら領都へと向かった。そのまま領都でライザーク辺境伯達と別れると、ようやく肩の荷が下りたような気がした。
「色々あったが、ようやく家に帰れるな。よく分からんが随分と気疲れしたのは事実だな」
「そうね。でも安心して良いと思うわよ。国王陛下に会う機会なんてそうそうないはずだからね」
「そうだと良いんだが……」
あまり楽観視はできないだろう。辺境伯にだって短い期間で二回も会うことになったのだから。
イーゴリの街へ向かう馬車の中はリラックスした空気が流れていた。馬車がやたらとガタガタ揺れるのが気になったが。
ようやく我が家へ戻ってきた一行は、それから三日間ダラダラと過ごした。それだけ神経がすり減っていたのだった。しかし三日もすれば、さすがにゴロゴロするのにも飽きてきた。
そう言ったわけで三日後には全員が新たな目標に向かって動き出したのであった。
アベル達は冒険者ランクを上げるために冒険者ギルドで依頼を受ける。そして自分は予定していた通り、揺れの少ない馬車の制作に取りかかった。
鍛冶屋ゴードンへ向かうと、師匠のゴードンが出迎えてくれた。
「そろそろ来る頃だと思っていたぞ。随分と神経をすり減らしたようだな。私は辺境伯様にすら会ったことはないが、想像しただけでも胃が痛くなりそうだよ」
ハッハッハとゴードンは笑った。その気持ちがよく分かるので、ただただ苦笑いをしていた。
「ダナイ、準備はできているぞ。さっそく新しい馬車を作ろうじゃないか」
ゴードンは随分と馬車作りに乗り気のようであった。新しい物を作るのは職人にとって夢のような時間であることはどこの世界でも変わらないようである。
ゴードンはダナイがいない間に作っておいたという馬車の設計図を見せてくれた。
「なんとぉ! もう設計図まで完成していたとは! よく見せてもらってもいいですか?」
「ああ、もちろんだよ。馬車職人の知り合いがいてな、そいつに話を持ちかけると「俺も一緒に参加させてくれ」と言われてな。構わないかな?」
「もちろんですよ。専門家がいれば馬車作りが捗ります。さすがに馬車を作ったことはないですからね。大体の構造は分かりますが、さすがに細部までは分かりませんから」
そうだろう、そうだろうとゴードンは頷く。そして明日から本格的に作るべく、今日のところはバネの機構だけを作っておくことにした。
「まずは板バネからにしましょう。これは板状にした金属板を曲げて作ります。これを何枚も重ねることで強度と耐久性を高めるんですが……魔鉱で作るとその点が一気に解決できそうですね」
「なるほどな。それじゃさっそくやってみるとしよう」
二人は仲良く鍛冶場へと向かっていった。そして何枚かの試作品を作り上げた。どれもすぐに使えるように馬車の設計図に基づいて作っており、すぐにでも試すことができる状態になっている。
出来上がった数枚の板バネを見て、二人は満足していた。
「これは面白い。金属にこのような使い方があるとはな。硬くてそう簡単には曲がらないが、馬車ほどの重量があれば曲がるのだろう。それで揺れを減らすことができるのだな?」
「そうです。でもまだ実感が湧いていなさそうですね。それじゃ、分かりやすくスプリング式バネを作ってみますよ」
「ほほう、他にも種類があるのか。さすがドワーフ、色々な物を作りだしているんだな」
感慨深そうに頷くゴードンに何だか申し訳ない気持ちになりながらもバネを作った。
棒状に細く延ばした金属をクルクルと真っ直ぐな木の枝に巻き付けていく。簡単な作りにしたのですぐに出来上がった。
同じ物をいくつか作ると、適当な大きさの板に乗せ、その上に等間隔にスプリングを置くと、さらにその上に板を置いた。簡易的なスプリング式ソファーの完成だ。クッションも何もないので、ソファーと言うのもおこがましいのかも知れないが。
「簡単ですが、これでバネの凄さを実感できると思います。さあ師匠、座ってみて下さい」
「あ、ああ。それじゃ失礼して……。こ、これは……! これがバネの力か!」
ゴードンは感動したような声を上げると、何度も立っては座ってを繰り返した。そして妻のイザベラを呼ぶと、イザベラにも座らせた。
「まあまあ、これはいいねぇ。そうだ、クッションを持って来ますよ」
こうしてイザベラによってクッションが置かれると、ソファーのような物が完成した。どうやら大層気に入ったらしく、ダナイが適当に仕上げた物をさらに価値ある物へと師匠は仕上げていった。
魔鉱で作ったバネは弾力性が素晴らしかった。ダナイも自分の家にバネ式ソファーを置くべく、さらにスプリング式を作り始めた。それにゴードンも加わり、ちょっとした数のバネを作り上げた。
「そうだ、せっかくなんで、協力してくれる仲間の分も作りましょうか」
「おお、それはいい。きっと気に入ってもらえるぞ。商談スペースにでも置いてもらえれば、良い宣伝になるぞ」
「ハハハ、今のところは家具屋に転向するつもりはないですけどね」
二人で笑いながら作業をした。お互いに鍛冶屋だけあって手先は器用。すぐにソファーは出来上がった。その日はソファー作りに没頭して終わった。
「見てくれリリア。俺と師匠で作ったスプリング式ソファーだ」
「スプリング式ソファー? ソファーは分かるけど、スプリング式ってどういうこと?」
「フッフッフ、座ってみれば分かるさ」
怪訝な顔をしながらソファーに座るリリア。すぐにその顔が驚きへと変わった。
「何これ、不思議な座り心地ね。ほどよい反発があってとっても座り心地がいいわ。これなら体に余計な力が入らなくて済みそうね」
リリアの言葉を聞いたマリアが興味津々とばかりに駆け寄ってきた。
「わたしも座ってみたい! ダナイはほんと、リリア優先なんだから。たまにはわたしを優先しても罰は当たらないと思うんだけど」
ブーブー言いながらも座り心地は良かったようで、自分達の部屋にも欲しいと上目遣いでおねだりしてきた。しょうがない奴だと思いながらも了承した。そして自分達の部屋にももう一つソファーを作成しておくことに決めた。
「これはベッドの下に設置してもいいんじゃない?」
「いいわね、それ。私もマリアの意見に賛成よ」
ジッとダナイの方を見つめる二人。
「分かったよ。ベッドサイズの物を二組作っておくよ」
ダナイは了承せざるを得なかった。
「これほどまでの大きさの魔石は久しぶりに見たぞ。それほどまでに大きな魔物だったのか」
「討伐依頼に書いてあるビッグボーアのサイズの五倍近くはあったのではないでしょうか。まるで岩山が動いているかのようでした」
アベルはビッグボーアの様子を身振り手振りで伝えている。しかし、いつもの五倍のサイズだったとは。異常個体にもほどがあるな。村長はその巨体に見覚えがあったらしく、倒したビッグボーアが間違いなくこの村を襲っていた個体であると証言した。
「最後はアベルが仕留めました。あれほど大きな首を半分ほど両断したのには驚きましたよ」
「何と! ビッグボーアの首は肉質がとても硬くて、普通の大きさでも切断するのに苦労するのですよ。それを切るとは恐れいりました」
大きな魔石の存在から町の脅威が去ったことを確信した町長は掛け値無しで喜んでいた。その様子を見ていると、何だかこちらまで嬉しくなった。
ビッグボーアの討伐の知らせはすぐに町中に広がったようである。日も落ち、辺りが暗くなり始めたというのにも関わらず、ひっきりなしに町人がお礼を言いに町長宅へ訪れては、その魔石の大きさに驚いていた。
ダナイ達は一躍ヒーローのように崇め立てられた。
翌日、町の人達に惜しまれながら領都へと向かった。そのまま領都でライザーク辺境伯達と別れると、ようやく肩の荷が下りたような気がした。
「色々あったが、ようやく家に帰れるな。よく分からんが随分と気疲れしたのは事実だな」
「そうね。でも安心して良いと思うわよ。国王陛下に会う機会なんてそうそうないはずだからね」
「そうだと良いんだが……」
あまり楽観視はできないだろう。辺境伯にだって短い期間で二回も会うことになったのだから。
イーゴリの街へ向かう馬車の中はリラックスした空気が流れていた。馬車がやたらとガタガタ揺れるのが気になったが。
ようやく我が家へ戻ってきた一行は、それから三日間ダラダラと過ごした。それだけ神経がすり減っていたのだった。しかし三日もすれば、さすがにゴロゴロするのにも飽きてきた。
そう言ったわけで三日後には全員が新たな目標に向かって動き出したのであった。
アベル達は冒険者ランクを上げるために冒険者ギルドで依頼を受ける。そして自分は予定していた通り、揺れの少ない馬車の制作に取りかかった。
鍛冶屋ゴードンへ向かうと、師匠のゴードンが出迎えてくれた。
「そろそろ来る頃だと思っていたぞ。随分と神経をすり減らしたようだな。私は辺境伯様にすら会ったことはないが、想像しただけでも胃が痛くなりそうだよ」
ハッハッハとゴードンは笑った。その気持ちがよく分かるので、ただただ苦笑いをしていた。
「ダナイ、準備はできているぞ。さっそく新しい馬車を作ろうじゃないか」
ゴードンは随分と馬車作りに乗り気のようであった。新しい物を作るのは職人にとって夢のような時間であることはどこの世界でも変わらないようである。
ゴードンはダナイがいない間に作っておいたという馬車の設計図を見せてくれた。
「なんとぉ! もう設計図まで完成していたとは! よく見せてもらってもいいですか?」
「ああ、もちろんだよ。馬車職人の知り合いがいてな、そいつに話を持ちかけると「俺も一緒に参加させてくれ」と言われてな。構わないかな?」
「もちろんですよ。専門家がいれば馬車作りが捗ります。さすがに馬車を作ったことはないですからね。大体の構造は分かりますが、さすがに細部までは分かりませんから」
そうだろう、そうだろうとゴードンは頷く。そして明日から本格的に作るべく、今日のところはバネの機構だけを作っておくことにした。
「まずは板バネからにしましょう。これは板状にした金属板を曲げて作ります。これを何枚も重ねることで強度と耐久性を高めるんですが……魔鉱で作るとその点が一気に解決できそうですね」
「なるほどな。それじゃさっそくやってみるとしよう」
二人は仲良く鍛冶場へと向かっていった。そして何枚かの試作品を作り上げた。どれもすぐに使えるように馬車の設計図に基づいて作っており、すぐにでも試すことができる状態になっている。
出来上がった数枚の板バネを見て、二人は満足していた。
「これは面白い。金属にこのような使い方があるとはな。硬くてそう簡単には曲がらないが、馬車ほどの重量があれば曲がるのだろう。それで揺れを減らすことができるのだな?」
「そうです。でもまだ実感が湧いていなさそうですね。それじゃ、分かりやすくスプリング式バネを作ってみますよ」
「ほほう、他にも種類があるのか。さすがドワーフ、色々な物を作りだしているんだな」
感慨深そうに頷くゴードンに何だか申し訳ない気持ちになりながらもバネを作った。
棒状に細く延ばした金属をクルクルと真っ直ぐな木の枝に巻き付けていく。簡単な作りにしたのですぐに出来上がった。
同じ物をいくつか作ると、適当な大きさの板に乗せ、その上に等間隔にスプリングを置くと、さらにその上に板を置いた。簡易的なスプリング式ソファーの完成だ。クッションも何もないので、ソファーと言うのもおこがましいのかも知れないが。
「簡単ですが、これでバネの凄さを実感できると思います。さあ師匠、座ってみて下さい」
「あ、ああ。それじゃ失礼して……。こ、これは……! これがバネの力か!」
ゴードンは感動したような声を上げると、何度も立っては座ってを繰り返した。そして妻のイザベラを呼ぶと、イザベラにも座らせた。
「まあまあ、これはいいねぇ。そうだ、クッションを持って来ますよ」
こうしてイザベラによってクッションが置かれると、ソファーのような物が完成した。どうやら大層気に入ったらしく、ダナイが適当に仕上げた物をさらに価値ある物へと師匠は仕上げていった。
魔鉱で作ったバネは弾力性が素晴らしかった。ダナイも自分の家にバネ式ソファーを置くべく、さらにスプリング式を作り始めた。それにゴードンも加わり、ちょっとした数のバネを作り上げた。
「そうだ、せっかくなんで、協力してくれる仲間の分も作りましょうか」
「おお、それはいい。きっと気に入ってもらえるぞ。商談スペースにでも置いてもらえれば、良い宣伝になるぞ」
「ハハハ、今のところは家具屋に転向するつもりはないですけどね」
二人で笑いながら作業をした。お互いに鍛冶屋だけあって手先は器用。すぐにソファーは出来上がった。その日はソファー作りに没頭して終わった。
「見てくれリリア。俺と師匠で作ったスプリング式ソファーだ」
「スプリング式ソファー? ソファーは分かるけど、スプリング式ってどういうこと?」
「フッフッフ、座ってみれば分かるさ」
怪訝な顔をしながらソファーに座るリリア。すぐにその顔が驚きへと変わった。
「何これ、不思議な座り心地ね。ほどよい反発があってとっても座り心地がいいわ。これなら体に余計な力が入らなくて済みそうね」
リリアの言葉を聞いたマリアが興味津々とばかりに駆け寄ってきた。
「わたしも座ってみたい! ダナイはほんと、リリア優先なんだから。たまにはわたしを優先しても罰は当たらないと思うんだけど」
ブーブー言いながらも座り心地は良かったようで、自分達の部屋にも欲しいと上目遣いでおねだりしてきた。しょうがない奴だと思いながらも了承した。そして自分達の部屋にももう一つソファーを作成しておくことに決めた。
「これはベッドの下に設置してもいいんじゃない?」
「いいわね、それ。私もマリアの意見に賛成よ」
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