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10-1/2 先輩との再会
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気を失うように眠った数日後に、先輩に会わせて貰った。
先輩は神託の乙女だから、おまけの私がゼクスとシビルに連れられて先輩の所に向かう事になった。シビルの首に抱き着き、左腕におしりを乗っけた縦抱っこで……。
恥ずかしすぎて、ぐいぐいシビルの腕から離れようとしたけれど、彼の腕はびくともしない。それに、すんごく目線が高い。ぷらぷらした足と地面は凄く離れていて少し怖さを感じる。
『歩ける! 歩けるから! おーろーしーてー!』
『ダメだよ、カレン。ここから目的の場所は離れているんだ。カレンは体力もないし魔法も使えないだろう? 絶対についてこれないから、大人しくシビルに抱っこされていて』
走り出したふたりは、確かに移動スピードが半端なかった。まるで快速電車のようだ。
先日はシビルが気を遣ってゆっくりめに移動してくれていたのが分かり、ゼクスの言う通り、私では移動は無理だと痛感する。
『ひゃあああああ!』
『カレン、口を開けるな。舌を噛む』
シビルにそう言われて慌ててぎゅっと口を閉じた。
『シビルはそんな乱暴な移動をカレンを抱えてしないだろうけど、念のためにそうしていて。いい子だね』
シビルのスピードに、のんびり花を見ながら散策しているかのようにゆったりとついて来るゼクスが、私の頭を撫でてくるけれど、私は必死でシビルにしがみついていてそれどころではない。
びゅんびゅん変わりゆく景色があっという間に流れて、お城にたどり着いた頃には、私の頭の先からは漫画でいうところの生霊的ななにかが出ていたに違いない。放心状態でゆっくり顔をあげると、心配そうに私を覗き込むふたりの顔が見えた。
『カレン、しっかりしろ』
『大丈夫かい? ここからは歩いていいけど……歩ける?』
『あるく……? え?』
『はは、抱っこされたままがいいね。ほら、見てごらん。城についたよ』
ゼクスにそう言われて、彼の指す方を見上げる。今は門の手前で、まだ奥にリオデジャネイロにあるIlha Fiscalみたいな明るい壁の色の綺麗なお城が見えた。近くに穏やかな海があるのか、潮の香りがする。
私はあっという間にその荘厳な風景に見とれて、放心状態から抜け出しワクワクしてキョロキョロした。
『これは、ゼクス殿下。話は聞いております。どうぞ』
シビルの服を簡素化したような制服の、たぶん門番というのかな、彼が門を開けてくれた。とても大きくて重そうなのに、すーっと新しい自動ドアみたいに開いてびっくりする。魔法の仕掛けかななんて思ってマジマジ見てしまった。
視線を感じて、ふとそちらを見ると、私の視線よりもやや下に頭がある門番の少年が私をジーっと見ていた。ゼクスよりも年下っぽそうな、中学1年生くらいの可愛い系のイケメンだ。
この国にはイケメンしかいないのかもしれない。
なんて思いつつ、どうしたものかと考えて、館を出る時に目深に被っていたマントの帽子を取って挨拶をしてみた。
『……こ、こんにちは』
『! か、かわいい……お、俺なんかに女の子が挨拶してくれるなんて……あ、あのあの。こ、こんにちは! あの、俺、ズーマって言います。あの、名前を教えて……』
『あ、私はカ……むぐぅ!』
ズーマと名乗った赤毛の少年に、顔を真っ赤にして食い気味にそう訊ねられ、名乗ろうとした瞬間、ゼクスが彼と私の視線の間に入った。
同時にシビルが私の口を大きな手で覆ったから言葉が出ない。もごもごしちゃうけど、シビルの手が離れる事はない上に、マントをさっきまでよりも深く被された。
『私たちは先を急ぐ。確か君は、子爵家の三男だったか……。この子はお前が声をかけていい相手ではない。先ほどの事は忘れろ。良いか? 理解したのなら仕事に戻れ』
なんだろう、こちらに背中を向けていて表情は見えないし声も穏やかなのに、ゼクスが滅茶苦茶怒っている気がした。現に、ズーマは顔を青ざめて震えながら、申し訳ありませんわかりましたって繰り返している。
『ズーマ、今回の事はこちらにも非があるため不問にするが、次があれば……わかっているな?』
『は、はい。シビル団長! し、失礼いたしましたぁっ!』
ズーマが、直立不動で敬礼した。なんだか、私がマントを取って挨拶しちゃいけないのにそうしちゃったから彼が叱られてしまったみたい。悪い事をしてしまったかなって思ったけど、なんかナンパっぽい事をされそうだったし、仕事中なんだからそんな事はダメだよねと納得する。でもやっぱり気になって、門から離れてズーマが見えなくなってから、シビルが手をどけてくれたから訊ねた。
『シビル、私、何かしちゃったんですか?』
『カレンは何も悪くない。俺たちが注意していなかったのが悪い。だけど、許可があるまでマントを被っているんだ。俺たち以外の見知らぬ男と口も聞いてはいけない。いいな?』
『え?』
『カレン、今からはシビルが言った事を必ず守ってね。とくに、マントは相手が取るように言っても、僕かシビルが良いと言うまで取っちゃダメ。絶対に。理由はきちんと伝えるから、この国の事を少しずつ理解していって欲しい』
『あ、はい……』
穏やかだけれども、有無を言わせない雰囲気でそう言われた。よくわからないけれど、守ったほうが良さそうだから肝に銘じて、被されたマントを自分の手でも引っ張って被り直した。
城の中の応接室に案内された。
召喚された日とは別の場所で、なんだか煌びやかな感じ。中には先輩がいた。とっても綺麗な、結婚式に呼ばれた女の人が着るみたいなふんわりしたドレスに身を包んでいて、すごく似合っている。
少し気落ちしている気がするけれど、初日よりも落ち着いているみたいでほっとする。先輩も同じように思ったのか、私を見て微笑んで近寄り手を取られた。
先輩が、私の手を握りながら、この場で一番偉い立場のジスクールに声をかける。
『ジスクール殿下、カレンちゃんとふたりにしてください』
『だが、ビィノ……』
『逃げたりとかしないから……お願い。話がしたいだけなの』
『……わかったよ、ビィノ』
どうやら、ジスクールは本気で先輩が好きみたいで、何度も何度も退室するギリギリまで先輩を振り返って見つめていた。先輩はというと、ジスクールのそんな熱のこもった視線をパーフェクトスルーしている。
ゼクスから、ジスクールの先輩への思いをチラッと聞いていたからちょっと気の毒に思ったけど、こればっかりはふたりの問題だ。口を挟まないほうがいいだろう。
私と先輩は隣同士で座り、先輩が斜めに腰を掛けた状態で話を進めてくれた。とりとめのない話や、近況を伝えあい、お互いに待遇は非常に良さそうだと喜ぶ。
何口めかのお茶を飲んだ時、先輩が言いづらそうに本題に入った。
『あのね、カレンちゃん。召喚について聞いた?』
『はい。もともと、神託の乙女である先輩だけを呼び寄せるはずで、先輩にとってもあの世界からこっちに来た方が幸せになれるって皆が信じていて……だから、この国の人たちも召喚に踏み切ったって。でも、急ピッチで召喚したためか、それともなんらかのトラブルが生じたのか、こんな事になってしまったって聞きました』
『それなんだけど、カレンちゃんの事は本当に巻き込みだったみたい。でも、私にとってはあながち間違ってなかったんだ』
ゼクスたちから聞いた事を伝えると先輩は頷きこう言った。だけど、後半の言葉に首をかしげる。どういう事かと先輩をじっと見つめた。
先輩は神託の乙女だから、おまけの私がゼクスとシビルに連れられて先輩の所に向かう事になった。シビルの首に抱き着き、左腕におしりを乗っけた縦抱っこで……。
恥ずかしすぎて、ぐいぐいシビルの腕から離れようとしたけれど、彼の腕はびくともしない。それに、すんごく目線が高い。ぷらぷらした足と地面は凄く離れていて少し怖さを感じる。
『歩ける! 歩けるから! おーろーしーてー!』
『ダメだよ、カレン。ここから目的の場所は離れているんだ。カレンは体力もないし魔法も使えないだろう? 絶対についてこれないから、大人しくシビルに抱っこされていて』
走り出したふたりは、確かに移動スピードが半端なかった。まるで快速電車のようだ。
先日はシビルが気を遣ってゆっくりめに移動してくれていたのが分かり、ゼクスの言う通り、私では移動は無理だと痛感する。
『ひゃあああああ!』
『カレン、口を開けるな。舌を噛む』
シビルにそう言われて慌ててぎゅっと口を閉じた。
『シビルはそんな乱暴な移動をカレンを抱えてしないだろうけど、念のためにそうしていて。いい子だね』
シビルのスピードに、のんびり花を見ながら散策しているかのようにゆったりとついて来るゼクスが、私の頭を撫でてくるけれど、私は必死でシビルにしがみついていてそれどころではない。
びゅんびゅん変わりゆく景色があっという間に流れて、お城にたどり着いた頃には、私の頭の先からは漫画でいうところの生霊的ななにかが出ていたに違いない。放心状態でゆっくり顔をあげると、心配そうに私を覗き込むふたりの顔が見えた。
『カレン、しっかりしろ』
『大丈夫かい? ここからは歩いていいけど……歩ける?』
『あるく……? え?』
『はは、抱っこされたままがいいね。ほら、見てごらん。城についたよ』
ゼクスにそう言われて、彼の指す方を見上げる。今は門の手前で、まだ奥にリオデジャネイロにあるIlha Fiscalみたいな明るい壁の色の綺麗なお城が見えた。近くに穏やかな海があるのか、潮の香りがする。
私はあっという間にその荘厳な風景に見とれて、放心状態から抜け出しワクワクしてキョロキョロした。
『これは、ゼクス殿下。話は聞いております。どうぞ』
シビルの服を簡素化したような制服の、たぶん門番というのかな、彼が門を開けてくれた。とても大きくて重そうなのに、すーっと新しい自動ドアみたいに開いてびっくりする。魔法の仕掛けかななんて思ってマジマジ見てしまった。
視線を感じて、ふとそちらを見ると、私の視線よりもやや下に頭がある門番の少年が私をジーっと見ていた。ゼクスよりも年下っぽそうな、中学1年生くらいの可愛い系のイケメンだ。
この国にはイケメンしかいないのかもしれない。
なんて思いつつ、どうしたものかと考えて、館を出る時に目深に被っていたマントの帽子を取って挨拶をしてみた。
『……こ、こんにちは』
『! か、かわいい……お、俺なんかに女の子が挨拶してくれるなんて……あ、あのあの。こ、こんにちは! あの、俺、ズーマって言います。あの、名前を教えて……』
『あ、私はカ……むぐぅ!』
ズーマと名乗った赤毛の少年に、顔を真っ赤にして食い気味にそう訊ねられ、名乗ろうとした瞬間、ゼクスが彼と私の視線の間に入った。
同時にシビルが私の口を大きな手で覆ったから言葉が出ない。もごもごしちゃうけど、シビルの手が離れる事はない上に、マントをさっきまでよりも深く被された。
『私たちは先を急ぐ。確か君は、子爵家の三男だったか……。この子はお前が声をかけていい相手ではない。先ほどの事は忘れろ。良いか? 理解したのなら仕事に戻れ』
なんだろう、こちらに背中を向けていて表情は見えないし声も穏やかなのに、ゼクスが滅茶苦茶怒っている気がした。現に、ズーマは顔を青ざめて震えながら、申し訳ありませんわかりましたって繰り返している。
『ズーマ、今回の事はこちらにも非があるため不問にするが、次があれば……わかっているな?』
『は、はい。シビル団長! し、失礼いたしましたぁっ!』
ズーマが、直立不動で敬礼した。なんだか、私がマントを取って挨拶しちゃいけないのにそうしちゃったから彼が叱られてしまったみたい。悪い事をしてしまったかなって思ったけど、なんかナンパっぽい事をされそうだったし、仕事中なんだからそんな事はダメだよねと納得する。でもやっぱり気になって、門から離れてズーマが見えなくなってから、シビルが手をどけてくれたから訊ねた。
『シビル、私、何かしちゃったんですか?』
『カレンは何も悪くない。俺たちが注意していなかったのが悪い。だけど、許可があるまでマントを被っているんだ。俺たち以外の見知らぬ男と口も聞いてはいけない。いいな?』
『え?』
『カレン、今からはシビルが言った事を必ず守ってね。とくに、マントは相手が取るように言っても、僕かシビルが良いと言うまで取っちゃダメ。絶対に。理由はきちんと伝えるから、この国の事を少しずつ理解していって欲しい』
『あ、はい……』
穏やかだけれども、有無を言わせない雰囲気でそう言われた。よくわからないけれど、守ったほうが良さそうだから肝に銘じて、被されたマントを自分の手でも引っ張って被り直した。
城の中の応接室に案内された。
召喚された日とは別の場所で、なんだか煌びやかな感じ。中には先輩がいた。とっても綺麗な、結婚式に呼ばれた女の人が着るみたいなふんわりしたドレスに身を包んでいて、すごく似合っている。
少し気落ちしている気がするけれど、初日よりも落ち着いているみたいでほっとする。先輩も同じように思ったのか、私を見て微笑んで近寄り手を取られた。
先輩が、私の手を握りながら、この場で一番偉い立場のジスクールに声をかける。
『ジスクール殿下、カレンちゃんとふたりにしてください』
『だが、ビィノ……』
『逃げたりとかしないから……お願い。話がしたいだけなの』
『……わかったよ、ビィノ』
どうやら、ジスクールは本気で先輩が好きみたいで、何度も何度も退室するギリギリまで先輩を振り返って見つめていた。先輩はというと、ジスクールのそんな熱のこもった視線をパーフェクトスルーしている。
ゼクスから、ジスクールの先輩への思いをチラッと聞いていたからちょっと気の毒に思ったけど、こればっかりはふたりの問題だ。口を挟まないほうがいいだろう。
私と先輩は隣同士で座り、先輩が斜めに腰を掛けた状態で話を進めてくれた。とりとめのない話や、近況を伝えあい、お互いに待遇は非常に良さそうだと喜ぶ。
何口めかのお茶を飲んだ時、先輩が言いづらそうに本題に入った。
『あのね、カレンちゃん。召喚について聞いた?』
『はい。もともと、神託の乙女である先輩だけを呼び寄せるはずで、先輩にとってもあの世界からこっちに来た方が幸せになれるって皆が信じていて……だから、この国の人たちも召喚に踏み切ったって。でも、急ピッチで召喚したためか、それともなんらかのトラブルが生じたのか、こんな事になってしまったって聞きました』
『それなんだけど、カレンちゃんの事は本当に巻き込みだったみたい。でも、私にとってはあながち間違ってなかったんだ』
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