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13 私はいらない、おまけの子だから R15 ←前回と同じ理由。この件については以降注意書きしません
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夜中は興奮していてそれほど感じなかったけれど、やっぱり疲労がたまっていたみたいで、ドアがノックされる音で目を覚ました。
「カレン、起きているかい? 僕だよ。入っていい?」
朝に、ゼクスが起こしに来てくれたんだけど、様子がおかしい。ドアを叩いてこんな風に廊下で待機しているなんて。
一人でベッドで目覚めるなんて翌日の朝以来の事だ。いつも私を包んでくれる温もりが無い冷たいシーツを剥いだ。
「あ、ゼクス。おはようございます。どうぞ~」
前もノックはしていたけれど、返事と同時くらいにぱっとドアを開けて入ってくれていたのに、数秒たってもドアノブが動かない。
どうした事かと思い、こちらから出迎えると、ゼクスと視線が合わなくなっていた。
ぴったりとまではいかないけれど、体と体の距離もあんなにくっついていたのに、半歩から一歩離れられている。
全力で私をかわいがろうっていう感じじゃなくて、どことなくギクシャクした。
朝食のために、廊下を少し離れたゼクスと歩いていると、シビルは訓練していたのか上半身裸の状態で館に入って来た。
太い首やぱんぱんに張り詰められた肩から腕、そして、分厚い胸板の下にある見事なシックスパックに、脇腹もばっちり筋肉の筋が見えていてぼこぼこしている。
どうやったらこんな風に鍛えられるのだろうと、兄の水着のサーフパンツ姿を思い出すけれど、全然違うからまじまじ見てしまう。
「カレン、お、おはよう」
ほら、やっぱりというか、シビルもゼクスと一緒だ。
訓練後の同じ姿であっても、昨日までならすぐに近寄って抱っこしてくれたのに、シビルに至っては三歩くらい離れたまま言葉をかけてくる。
「おはようございます。シビル……」
なんだか、たった数日だったのに、私にとってはすごく近しい兄のような存在だったふたりが、いきなり遠くに行ってしまったかのように感じて悲しくなる。
でも、私が正直に15才だって知らせていなかったからしょうがない……。ふたりを騙したんだもん、嫌われちゃったかも
詳しい年齢は、ふたりはまだ知らないだろうけど、生理が来たから思ったより大きかったとわかっているはずだ。戸惑っているのと、結果的に嘘をついた私に怒っているのだろう。
ふたりがこんな態度になったのは、全部、自分のせいだ。
だって、ふたりとも誠意を持って私を守ってくれていたのに、私が何も考えずに誤解をそのままにしていたから。
完全に自業自得だ。そうは思っていても、やっぱり寂しくなって鼻の奥がツンって痛くなる。目に膜が張りそうになるけれど、ぐっと力を入れて泣かないように堪えた。
どことなく居心地の悪い朝食を終えると、私はもうひと眠りをしたいからって寝室に逃げるように帰って来た後二度寝した。
お昼に、約束通りイーゼフさんが来てくれた。
私の年齢はともかく、生理が来た事があっという間にお城に報告されたらしい。
館の人たちも皆いたし、それに関しては筒抜けだったから仕方がない。
私が思うよりも、ずっと大変な騒ぎになってしまったみたいでイーゼフさんが色々教えてくれた。
お城で緊急会議が開かれるようだ。
のほほんとしていたが、自分の嘘のせいでとんでもない事態になったと思い、体中の血が引き震えた。
こんな事になって、自分一人で抱えるなんて無理だ。
イーゼフさんに、こうなったら全部打ち明けようと、夫とかそういうこの国の習慣が嫌で、誤解されたまま子供として過ごしていたのだとカミングアウトした。
「……ごめんなさい……ぐすっ。だって、家族や先輩とすぐに離されちゃって、どうしていいかわかんなかったんです……。子供だって思われているのが分かっていたけど、その方が私にとって都合がいいって、思って……、んんっひっく、……皆を、ゼクスやシビルを騙していたんです。ごめんなさい、ごめ、も、申し訳、ありませんでした……グス、グス。うう……」
私が大泣きしながら、つっかえつっかえそう言うと、イーゼフさんは私をぎゅっと抱きしめて背中を撫でてくれた。
「そうだったのね。カレンちゃん、大丈夫よ。そんなの当たり前よ。いきなりこっちに誘拐されるみたいに連れてこられた上に、一人きりになったんですもの。カレンちゃんがそんな風に身を守るためについた嘘なんて嘘に入らないわ。もともと、勝手に殿下たちが間違えたんだし、王族の言葉を訂正するなんてこの国の貴族でも憚れるのよ。問題なんてないから安心して」
「でも、でも。訂正するタイミングはいっぱいあったんです。だけど、どうしても言えなくて……。い、言ったらふたりに嫌われちゃって追い出されるかもって怖くなってて……だって、私は先輩と違っておまけのいらない子だから……ごめんなさい、ごめんなさい……グス……」
全部、今まで隠していた事を全て吐き出すと、ざりざりと心が削られ次から次へと悲しみが湧き出て来る。
それとともに、望まれて最初からきちんとした地位を確約されている先輩が、何にも悪くないし先輩だって辛いのに、妬ましく感じてしまっていた醜くて汚い感情が浮き出てきた。
私はいらない子だからここに来させられたのに、なんで先輩とこんなに扱いが違うんだろうって。私なんて、いらないのに、なんでここに喚んだのかって。
わかってる、完全に八つ当たりだし、ゼクスとシビルがどれほど私を大切にしていてくれたのか。
それでも、やっぱりこんな風に、自分だけが被害者で辛いんだって感じる事が嫌で堪らない。
イーゼフさんは言葉を挟まずに全部聞いてくれた。ゼクスやシビルの硬くて熱い胸と違って、柔らかくてふんわりしたお母さんみたいな温もりに包まれてホッとする。
涙どころか、鼻水まみれの私の顔を優しくタオルで拭き取ってくれた時、城から私を迎えに来た人が現れた。
「カレン様、どうぞお乗りください」
「え……? お城に行くにしても、シビルが抱っこしてくれる……」
「カレン様、いけません。夫でも家族でもない男に、子供ならともかく、女性が運ばれるなどあってはならないのです。どうぞこちらに」
館を出ると、ラムダみたいなサイドカー付きのバイクがでーんとあった。バイクのエンジン音がないのは、駆動に使われるのがガソリンじゃなくて魔法だからだと思う。
「でも……シビル……」
見知らぬ人のバイクの運転で、ひとりサイドカーに乗って行かなきゃいけないなんて怖い。
斜め後ろにいるシビルに、連れて行って欲しいって願いを込めて見上げると困ったような表情をされた。
シビルの視線には、拒絶ではない、複雑そうなもの言いたげな光が混じっていたけれど、彼の腕が、気をつけの姿勢から動く事はなかった。
「カレン、君が子供じゃないってわかった以上、家族以外の独身の男に抱かれるなんてダメなんだよ。本来なら昨日の移動の抱っこや、男しかいないこの館に来た事すら有り得ない事なんだ……。僕たちはカレンが子供だから引き取って今まで妹のように接していた。だけどこれからは……」
「え……? ゼクス……?」
ゼクスの顔が、なんだか歪んで見える。言いづらそうに何かを言いかけた時、急いでいるのか、お城からの使者に有無を言わさない態度で遮られた。
「それでは、ゼクス殿下。カレン様の事は私にお任せを。無事に城まで送り届けます」
「ああ、私たちも会議に参加するからそれまで頼む」
私は、使者の人に丁寧にサイドカーに乗るように促され、そこに座わらされた。イーゼフさんは、一緒に来た別のバイクのサイドカーにすでに乗り込んでいる。
「イーゼフ夫人、カレンの事をくれぐれもお願いする。ご夫君たちにもよろしく伝えて欲しい」
「ええ、殿下。言われなくとも、カレンちゃんは守りますわ。ご安心くださいませ」
ゼクスがイーゼフさんに頭を下げて私の事を頼んでくれたのが嬉しい。でも胸の中の悲しいような気持ちはずっとそこにあったまま、なくなる事はない。
「ゼクス、シビル……」
彼らを呼ぶ声が震える。咽がしびれているかのように呼吸までしづらい気がする。
すると、ゼクスとシビルは、サイドカーに近づいて膝をつき私に笑ってくれた。
ああ、いつものふたりの笑顔だ。良かった。
そう思ったのも束の間で……
「カレン、大丈夫だよ。兄上たちもカレンを悲しい思いをさせないように動いてくれるから。僕たちも行くし、また後でね。今まで、楽しい思い出をありがとう……」
今まで、楽しい思い出をありがとうって何?
ゼクスから言われた言葉を聞いて、私の心も、体も完全にフリーズした。
まるで、もうこれで会えないみたいな言い方だったから……。
「カレン、起きているかい? 僕だよ。入っていい?」
朝に、ゼクスが起こしに来てくれたんだけど、様子がおかしい。ドアを叩いてこんな風に廊下で待機しているなんて。
一人でベッドで目覚めるなんて翌日の朝以来の事だ。いつも私を包んでくれる温もりが無い冷たいシーツを剥いだ。
「あ、ゼクス。おはようございます。どうぞ~」
前もノックはしていたけれど、返事と同時くらいにぱっとドアを開けて入ってくれていたのに、数秒たってもドアノブが動かない。
どうした事かと思い、こちらから出迎えると、ゼクスと視線が合わなくなっていた。
ぴったりとまではいかないけれど、体と体の距離もあんなにくっついていたのに、半歩から一歩離れられている。
全力で私をかわいがろうっていう感じじゃなくて、どことなくギクシャクした。
朝食のために、廊下を少し離れたゼクスと歩いていると、シビルは訓練していたのか上半身裸の状態で館に入って来た。
太い首やぱんぱんに張り詰められた肩から腕、そして、分厚い胸板の下にある見事なシックスパックに、脇腹もばっちり筋肉の筋が見えていてぼこぼこしている。
どうやったらこんな風に鍛えられるのだろうと、兄の水着のサーフパンツ姿を思い出すけれど、全然違うからまじまじ見てしまう。
「カレン、お、おはよう」
ほら、やっぱりというか、シビルもゼクスと一緒だ。
訓練後の同じ姿であっても、昨日までならすぐに近寄って抱っこしてくれたのに、シビルに至っては三歩くらい離れたまま言葉をかけてくる。
「おはようございます。シビル……」
なんだか、たった数日だったのに、私にとってはすごく近しい兄のような存在だったふたりが、いきなり遠くに行ってしまったかのように感じて悲しくなる。
でも、私が正直に15才だって知らせていなかったからしょうがない……。ふたりを騙したんだもん、嫌われちゃったかも
詳しい年齢は、ふたりはまだ知らないだろうけど、生理が来たから思ったより大きかったとわかっているはずだ。戸惑っているのと、結果的に嘘をついた私に怒っているのだろう。
ふたりがこんな態度になったのは、全部、自分のせいだ。
だって、ふたりとも誠意を持って私を守ってくれていたのに、私が何も考えずに誤解をそのままにしていたから。
完全に自業自得だ。そうは思っていても、やっぱり寂しくなって鼻の奥がツンって痛くなる。目に膜が張りそうになるけれど、ぐっと力を入れて泣かないように堪えた。
どことなく居心地の悪い朝食を終えると、私はもうひと眠りをしたいからって寝室に逃げるように帰って来た後二度寝した。
お昼に、約束通りイーゼフさんが来てくれた。
私の年齢はともかく、生理が来た事があっという間にお城に報告されたらしい。
館の人たちも皆いたし、それに関しては筒抜けだったから仕方がない。
私が思うよりも、ずっと大変な騒ぎになってしまったみたいでイーゼフさんが色々教えてくれた。
お城で緊急会議が開かれるようだ。
のほほんとしていたが、自分の嘘のせいでとんでもない事態になったと思い、体中の血が引き震えた。
こんな事になって、自分一人で抱えるなんて無理だ。
イーゼフさんに、こうなったら全部打ち明けようと、夫とかそういうこの国の習慣が嫌で、誤解されたまま子供として過ごしていたのだとカミングアウトした。
「……ごめんなさい……ぐすっ。だって、家族や先輩とすぐに離されちゃって、どうしていいかわかんなかったんです……。子供だって思われているのが分かっていたけど、その方が私にとって都合がいいって、思って……、んんっひっく、……皆を、ゼクスやシビルを騙していたんです。ごめんなさい、ごめ、も、申し訳、ありませんでした……グス、グス。うう……」
私が大泣きしながら、つっかえつっかえそう言うと、イーゼフさんは私をぎゅっと抱きしめて背中を撫でてくれた。
「そうだったのね。カレンちゃん、大丈夫よ。そんなの当たり前よ。いきなりこっちに誘拐されるみたいに連れてこられた上に、一人きりになったんですもの。カレンちゃんがそんな風に身を守るためについた嘘なんて嘘に入らないわ。もともと、勝手に殿下たちが間違えたんだし、王族の言葉を訂正するなんてこの国の貴族でも憚れるのよ。問題なんてないから安心して」
「でも、でも。訂正するタイミングはいっぱいあったんです。だけど、どうしても言えなくて……。い、言ったらふたりに嫌われちゃって追い出されるかもって怖くなってて……だって、私は先輩と違っておまけのいらない子だから……ごめんなさい、ごめんなさい……グス……」
全部、今まで隠していた事を全て吐き出すと、ざりざりと心が削られ次から次へと悲しみが湧き出て来る。
それとともに、望まれて最初からきちんとした地位を確約されている先輩が、何にも悪くないし先輩だって辛いのに、妬ましく感じてしまっていた醜くて汚い感情が浮き出てきた。
私はいらない子だからここに来させられたのに、なんで先輩とこんなに扱いが違うんだろうって。私なんて、いらないのに、なんでここに喚んだのかって。
わかってる、完全に八つ当たりだし、ゼクスとシビルがどれほど私を大切にしていてくれたのか。
それでも、やっぱりこんな風に、自分だけが被害者で辛いんだって感じる事が嫌で堪らない。
イーゼフさんは言葉を挟まずに全部聞いてくれた。ゼクスやシビルの硬くて熱い胸と違って、柔らかくてふんわりしたお母さんみたいな温もりに包まれてホッとする。
涙どころか、鼻水まみれの私の顔を優しくタオルで拭き取ってくれた時、城から私を迎えに来た人が現れた。
「カレン様、どうぞお乗りください」
「え……? お城に行くにしても、シビルが抱っこしてくれる……」
「カレン様、いけません。夫でも家族でもない男に、子供ならともかく、女性が運ばれるなどあってはならないのです。どうぞこちらに」
館を出ると、ラムダみたいなサイドカー付きのバイクがでーんとあった。バイクのエンジン音がないのは、駆動に使われるのがガソリンじゃなくて魔法だからだと思う。
「でも……シビル……」
見知らぬ人のバイクの運転で、ひとりサイドカーに乗って行かなきゃいけないなんて怖い。
斜め後ろにいるシビルに、連れて行って欲しいって願いを込めて見上げると困ったような表情をされた。
シビルの視線には、拒絶ではない、複雑そうなもの言いたげな光が混じっていたけれど、彼の腕が、気をつけの姿勢から動く事はなかった。
「カレン、君が子供じゃないってわかった以上、家族以外の独身の男に抱かれるなんてダメなんだよ。本来なら昨日の移動の抱っこや、男しかいないこの館に来た事すら有り得ない事なんだ……。僕たちはカレンが子供だから引き取って今まで妹のように接していた。だけどこれからは……」
「え……? ゼクス……?」
ゼクスの顔が、なんだか歪んで見える。言いづらそうに何かを言いかけた時、急いでいるのか、お城からの使者に有無を言わさない態度で遮られた。
「それでは、ゼクス殿下。カレン様の事は私にお任せを。無事に城まで送り届けます」
「ああ、私たちも会議に参加するからそれまで頼む」
私は、使者の人に丁寧にサイドカーに乗るように促され、そこに座わらされた。イーゼフさんは、一緒に来た別のバイクのサイドカーにすでに乗り込んでいる。
「イーゼフ夫人、カレンの事をくれぐれもお願いする。ご夫君たちにもよろしく伝えて欲しい」
「ええ、殿下。言われなくとも、カレンちゃんは守りますわ。ご安心くださいませ」
ゼクスがイーゼフさんに頭を下げて私の事を頼んでくれたのが嬉しい。でも胸の中の悲しいような気持ちはずっとそこにあったまま、なくなる事はない。
「ゼクス、シビル……」
彼らを呼ぶ声が震える。咽がしびれているかのように呼吸までしづらい気がする。
すると、ゼクスとシビルは、サイドカーに近づいて膝をつき私に笑ってくれた。
ああ、いつものふたりの笑顔だ。良かった。
そう思ったのも束の間で……
「カレン、大丈夫だよ。兄上たちもカレンを悲しい思いをさせないように動いてくれるから。僕たちも行くし、また後でね。今まで、楽しい思い出をありがとう……」
今まで、楽しい思い出をありがとうって何?
ゼクスから言われた言葉を聞いて、私の心も、体も完全にフリーズした。
まるで、もうこれで会えないみたいな言い方だったから……。
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