悠介君の片想い

むふ

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妄想小説

1、小説:ご褒美タイム※

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※これは悠介が妄想で自分と、翔太君をモデルにイチャイチャしたいも思って書いた小説です。
 届かぬ愛はせめて妄想の世界へ。

基本 翔×悠 です。
ーーーーーーーーーーーーー

大学の教室、今日は数学の講義だった。
僕は相変わらずチンプンカンプン。
段々になっている、講義室の中ではマイクを使って教授が呪文を唱えている。
僕は、静かにひっそりと角の一番教授から極力気に留められないような席に座って参考書を眺めている。

ただ、わからな過ぎてトリップ気味。


大学生になった僕、ユウは何とかかんとか勉強を頑張り恋人の君と同じ学校に通うことができた。
もちろん学科は違い、僕は文系の学科を、翔君は理系の学科だから大学は一緒でも、ほぼ会う機会は無い。

高校最後の卒業式に僕は勇気をもって、翔君に告白をしたんだ。
嫌われる覚悟で。

そしたら、びっくり。
片思いだったのが、バレていたのだ。

熱烈な僕の気持ちは隠せていなかったみたい。
今も教授の講義を聞かずに、自分の斜め前の席のイケメンを見てやっぱり良いなんて思ってしまう。

――あ、好き。

じゃなかった。

なんで、翔君がいるの。

彼は僕が現在受けている講義の内容なんてもう既に超えていて、この授業は文系の学科の人のための優しいほうの数学の講義なのである。
だから、翔君がこの講義にいるのはおかしい訳で、僕はついに彼の事が好きすぎて幻覚を見るようになってしまったのかも知れない。




僕の彼は、翔君と言います。
身長が180cm、塩顔イケメン、ちょっと眠そうな二重が可愛くて、クールでモテて、スポーツできて、頭良くて、でもあんまり他人に興味がなさそうで、僕はいつも自分はちゃんと好かれているのか不安になってしまう。

今日は上下シンプルな白のTシャツに、黒のスラックス。
翔君はほとんど同じような服をいつもきていて、彼曰くあのアッペロ創業者のスティーブ・ジョペスも悩む時間を減らし、効率化を図って服は同じデザインを何枚ももっており、生産性を上げているとかなんとか。

でも、僕とのデートの時はまた違う服を着てきてくれるから、僕には時間を割いてくれているという心づかいがとっても嬉しい。

何を着てもスマートな彼を僕は、ニヤニヤしながら今日もかっこいいななんて惚れ直すのであった。


そんなことをしてると、ポケットの中のスマホが小さく揺れた。


――「見すぎ。穴あきそう」

大好きな彼からの、メッセージが表示されている。


はて、自分が見ているのは大好きな彼であって、そんな彼はこの講義にはいないはずで、でも手元のスマホには見すぎと大好きな彼からのメッセージが届いている訳であって。


スマホから顔を上げて、再度斜め前のイケメンを見ると、しょうがないなと少々呆れ顔で小さく笑われた。


大好きな彼であった。




「悠。ちゃんと講義うけないと、だめ」

講義が終わって、幻覚の彼は本物で?!なんて一人でプチパニックになりながら、なんでいるんだろうと、また講義を聞かずにトリップしてしまい、そんなうちに講義が終わってしまった。

目の前のイケメンが動き出して、手を引かれて人気の少ない中庭に移動してきた。

そして、幻覚は本物でした。


「……翔君。なんで僕と同じ講義にいるの?翔君この講義レベル低いし、出るやつじゃないよね?」


木に囲まれたベンチに2人で座って、翔君に缶コーヒーを買ってもらって二人で一息ついていた。
僕はブラック、翔君は加糖。

――かわいい。


「悠は数学苦手でしょ。ちゃんと講義についていけているかなって、心配になったんだよ。それにこの時間俺講義ないから」

少し猫背で、眠そうな彼はそっと俺の事を心配して講義の様子を見に来ていたらしい。
ただ、基礎に戻って学習しなおすこともまた一つの学びになったと、途中からは真剣に講義に参加してらしいけど。


「すごいね。翔君は、僕と大違いだ」

へへ、と苦笑いしながら、彼の横顔と外の緑が一つの絵のように、美しく思えて、また一人でトリップしてしまった。


僕は翔君ほど冴えていない。
この大学の文系にも、ギリギリのギリで何とか入れたようなものだった。
彼がこの大学に進学する事を知った僕は、死に物狂いで勉強した。
卒業式に玉砕覚悟で告白したのも、同じ大学でも、彼の学部のキャンパスが違う場所にあったから彼とは今後一切合うことはないと思っていた。
でも、最後の最後に自分と彼との繋がりじゃないけど、心のどこかで彼と会えるのではないかと期待して、同じ大学を受けたのだ。

そして卒業式の日に僕の結果が分かり切った告白をして、なんでか成就した。
そしてその日に同じ場所にキャンパスがあることを知った。
今年から移動してきたとか。
玉砕していたら目もあてられなかった。

こんな地味で、運動も普通、勉強も理系は大の苦手、眼鏡かけていてちょっとモサイし、顔も普通。強いて言えば顔は小さいらしい。
良く女顔を言われる。
大学デビューじゃないけど、茶髪に染めた髪も、眼鏡をやめてコンタクトに変えたとしても、当たり前だけど数学が得意になることは無かった。

そんなよく言えば、中の中の僕が世の中のカースト上位にいるであろう、彼の恋人なのだ。


「悠。こらこら、いつも自分を下げるような言い方はだめって言ってるよ。数学今日この後講義ないんでしょ?家で教えてあげるから、おいで」


なんてイケメンなんでしょう。
おいでなんて言われたら、地の果てだってついて行っちゃうじゃないか。



大学から電車に揺られて数駅の所。
五階建てのアパートの三階にある翔君のアパートに来たのだが、僕はなんでか服を一枚一枚剥がされている。
まだ春とはいえ、そんな何枚も着てないから、アッという間にパンツ一枚。




「あの、翔君。僕もう脱ぐげるもとがない」


アパートについて最初は良かった。
1Kの彼の部屋は必要最低限の物でまとめられている。
ほとんど白と黒に統一されていて、ベッドテーブル、勉強机だけ。
テレビもソファーもない。
そんなスマートで必要最低限の物しかない彼の部屋はすっきりとしていて、尚かっこよく見えた。




そんなかっこいい彼の部屋に入って、数学の参考書を開いて、紅茶を淹れてもらって、さあ!始めいようと、翔君に教えてもらいながら数ページは進んだけど、集中が切れるのも早い訳で、彼の家にいるからソワソワしてしまう訳で。
すぐ勉強に身が入らなくなってしまった。

そんな僕を見かねた翔君が、唐突にゲーム形式にしたらちゃんとやれるかな?なんて言い出した。
僕は詳細も聞かず、ゲーム形式なんて面白いに決まっている!と二つ返事で承諾をしてしまった。

そしたら、答えが外れたら一枚ずつ服を脱いでいく脱衣ゲームだった。
しかも、服を脱ぐのは僕だけ。
僕の目の前で楽しそうにしている翔君は、脱いだりしません。

――ゲームじゃないじゃないか。


そして何問かやっていくうちに、どんどん僕の服は剥がされていったという訳です。
正解したら服を着れるわけでもないので、必然的に裸に近づいていっている。


「そうだね。この問題も不正解だから。パンツも脱がないと……」
「……ゲームオーバーだぁーー!」


とうとう脱げるものがなくなってしまった。

問題を解けなかった悔しさと、パンツのみを残して翔君の眼下に晒されている僕の体を舐めるように見ている視線にどんどん恥ずかしくなって俯くしかなかった。
そんな翔君は意地悪な顔をして、僕の向かい側にある顔がずいっと距離を詰めた。
そしてもう一問チャンスをあげる。と、問題を提示してくれた。


「これが解けたら、ご褒美タイムにしよっか」


かれこれ1時間以上は勉強をしていたので、そろそろ休憩時間。
速く正解して、彼の背後にあるベッドの上に放り投げられた服を取り返して休憩にはいるんだ!と意気込んで問題を解いた。


――ドキドキ、ドキドキ


手を合わせて神様に祈った。
僕の解いた跡を上から順序だてて、問題の答え合わせをしている。
ペンを握る指も、スルスルと紙を撫でるペンもエロいななんて翔君を見つめた。
ピタッと僕が書いた数式の最後でペンが止まる。


果たして!結果は!!




「……正解」
「……やったーーーー!」
勢い良く万歳をした僕を、優しい彼の瞳が見つめてくれた。
頑張ったね、とねぎらってくれる彼がとても優しかった。

喜ぶのもそこそこにして、さっさとベッドの上の服を取りに立ち上がると、いつの間にやら既にベッドの縁に座っている翔くんがちょいちょいと手招きをした。


服が着れる!


「正解したらから、ご褒美タイムだね」

「うん!ありがとう!休憩だ!」
そう言って、僕はほいほいと翔君に近づき、翔君の手元にある服に手を伸ばしたら、彼は伸ばした僕の手を引っ張って引き寄せた。


「んっ」
服を取れなかった手は彼と繋がり、服を着れないまま僕は彼の太ももの上に向かい合わせに座らされた。
そして、熱烈なキッス。


「どうしたの?……服着たいんだけど」


服に手を伸ばしても、その手を巻き取られて恋人繋ぎにさせられる。
翔君の片手は僕の腰に回って、ぐっと距離が縮まった。
僕はパンツしかはいてなくて、僕のあそこと彼のあそこがズボンとパンツ越しに擦れあってる。


――翔君。勃起ってる?


「ご褒美タイムって言った」

翔君は自分のモノを僕のモノにグリグリと押し付けてくるし、凄くいやらしいキスをしてくる。

「……んっ、はぁ……。ご褒美タイムって、お菓子とか食べながら、休憩じゃなかったの?」
「そんなこと一言も言ってないよね。悠も気持ちよくなるんだから、ご褒美タイムでしょ?」

腰にあった手が、するすると体を這って行って、僕の胸の先端を嬲った。


「ひっ、ぁ……」

「気持ちいでしょ?」

乳首を指の先が掠めたり、潰したり、擦ってきて、体がビクビクしてしまう。
僕のあそこはちょっとずつ頭をもたげてきて、パンツを押し上げた。

「んんっ、正解したのに休憩じゃ、……ぁ、ない」
「ふふ、悠は可愛いな。外れていてもお仕置きタイムで、同じ事してました」


嫌だとちょっと抵抗してみたけど、悪びれも無く目の前の彼氏が、微笑むものだから惚れた弱みで秒で許してしまった。


ベッドの上にあった僕の服は床に下ろされて、服を着ていた翔君も僕と同じ下着だけの姿。


「ぁ、んっ……、ちゅ、んっ」


舌と舌が絡み合って、押し倒された僕の口の中に、翔君の唾液が混じってくちゅくちゅ言ってる。
翔君の舌が僕の歯をなぞって、裏顎をなでると体に電気が走るような感覚になる。
激しくキスしたか思うと、唇の感触を確かめるように、優しく噛みつかれてまた、息が出来なくなるほど深くなる。


「ん、ふっ、んっ……はっ、あっ」

翔君が覆い被さって、翔君のあそこが僕のあそこにグリグリ押し付けられてる。
腰はパンツ越しに感じる翔君の昂りをもっと感じたくて、勝手揺れてしまう。


ひとしきりキスされて、唇から、今度は耳を犯され、首にキスされて、舐められて翔君の僕の少し汗ばんだ体がもっと熱くなった。

「悠、可愛い。……んっ、腰自分で振ってるのわかる?悠の可愛いおちんちんが、俺のおちんちんと擦れて、……っ、気持ち良い?」

勝手に揺れて待っていた事を指摘されて、恥ずかしくて真っ赤になってしまった。

それでも腰は止まらなくて、パンツのか翔君のかわからないけどシミを作っていた。


「おちんちんも気持ち良くしてあげるけど、先に乳首しようね」
「ぁ、やっ、……乳首だめっ、っ。だめっ」


乳首に添えられた親指が、優しく乳首を持ち上げる。掠るか、掠らないかのその刺激に僕は背中が矢なりにになる程感じた。


「……ああ!っ、ぁ、……んっ。っぁ、……あっ、こすっ、ぁ、っちくびっ、っぁ……だっ、あっ」
「何でダメなの?凄く気持ち良さそうだよ?擦っても、潰しても、摘んでもビクビクしてる」
「ぁ、ぁ、あぅ、……気持ち、っいっ……からっ、……あっ、……ぁぁっ」


悠の乳首がもっと触ってと硬くしこって、主張している、爪を引っ掛けてあげると、面白い様に体が揺れた。

時々チュウをせがむ悠が可愛くて、乳首が赤く火照るまで苛めたら大きく腰が震えて乳首だけで悠はイってしまったらしい。



「……ぁ、あっ…………んん。っ、しょー、っくんっ、イっちゃっ、た」

泣きそうな顔して、乳首だけでイった悠を見て興奮しない訳がなくて、すぐグジグジに濡れたパンツを引き剥がした。





イった後力が入らなくてふにゃふにゃしている僕をベッドに横たわらせてくれて、優しいななんて何も考えられない頭で思った。


そんなことを思っていると、また強い刺激が体を襲った。
その刺激にビックリして、僕の意識は一気に浮上した。
何かと思ったら翔君が僕の少し元気がなくなったおちんちんをパックリ食べてました。


「……んっ、ふっ、ちゅ、……ん“っ」
「ぁ!っ、……んっ、翔くんっ……なにっあっ……汚っ、……ぁっあっ、ひっ、あっぁ」


「汚くなんてないし、全部綺麗に舐めちゃったよ?」


俗に言うお掃除フェラを翔君にされて、綺麗にされた僕のおちんちんはもちろんまた元気になっていまいました。
翔君はいつの間にか僕と同じ、パンツ一丁になって僕の上に跨っている。
翔君は僕のあれでしっとり濡れた唇をえっちく指で拭いながら、左手はパンツを押し上げている昂ぶりを僕に見せつけるように撫でている。


――ウエストのゴム少し浮いてるんじゃないかってくらい元気になってる。
……好き。
じゃなくて、エッチすぎじゃないですか!?


人差し指と中指で挟むように根本の方から、ゆっくりゆっくり上に上がって行って、まだ下に下に下がるときは、裏筋を人差し指の爪の先で引っ掛けるように降りてゆく。
亀頭部分の裏筋もなでてて、時々漏れる声がとても煽情的で、自分もどんどんムラムラしてきてしまった。


「……ん、……はぁ……っ」
「……きもち、いい?」
「……ん、気持ち良いよ。ほら、悠の中に入りたくて、こんなに大きくなってるのわかる?」


元気になってテントになっているパンツを押しつけて、腰を前に突き出した。
そして僕の元気になっているおちんちんを握って、パンツ越しの翔君のおちんちんを擦り付けてきた。


「ほら、早くしようね」


翔君の手は僕の足の間を滑って、お尻のあそこをトントンとノックした。
つぷっと入った指先は、もう何度も出入りしたその道にある当たりを翔君は知っていた。
そして、当たり前に攻め立てられる訳で、もうぐちゃぐちゃです。


「あああっ、んっ、……ひぁっ、いっ、ぁ、あぁ…………、っあ、ぁっ」
「ふふっ、……、気持ちいいね。もうぐちゃぐちゃだよ……、ほらコリコリしてるところわかる?」
「あっ、ぁ、ぁ、だっ、……、ああっ、んぁ、……っぁ、ああっ!!」


お尻はもうぐずぐずになってしまって、お尻だけでイってしまった。
嬉しそうに翔君は笑っているけど、もう僕はお腹いっぱいです。
これが終わりじゃないのは知っているけど、もう僕2回天国に行っちゃってるの。
翔君も気持ちよくなってもらいたいけど、ちょっとだけ待って欲しい。
そう思って、手を伸ばしてキスをせがんだ。
時間稼ぎです!


なんて思っていたのは僕だけで、嬉しくなった翔君は深いベロチュウしながら僕のお尻にダイレクトイン!


――時間稼ぐどころか、速めてしまったっ。ふわわわっ


一気に入った翔君に僕のあそこはいっぱいいっぱい。


「……んぁっ、っ、きっつ……、ぁ」


また小さく気持ちいと僕の耳元で吐息交じりで小さく震えている。
僕も気持ちいけど、翔君も相当気持ちよさそうで嬉しくなった。
思いっきり抱き合って、僕は足を翔君の腰に巻き付けた。
ぐっと近くなったから、もちろん繋がりも深くなる訳で、翔君がぐっと息を飲んだのが分かった。


「っつ……、んんっ…………っゆうっ。こらっ」
「えへへ、危なかった?」
「……ん、危なかった。……もう、そんな事をする子にはお仕置きです」


ふえ?と、してやったり顔をしていたら急に翔君が僕を抱き上げて、対面座位。
さっきも自分で繋がりを深くして、快感に悶えてた翔君の姿をみてにやにやしていた自分の叱りたい。
さっきよりも自分が上になった為に、もちろん自分の体重が重なってしまって更に繋がりが深くなってしまった。


「ふぁぁっ……!ぁ、ぁ、ふかいっ……、ごめんなさいぃっ……、ぁあ」

僕の腕に跨がって、いつの間にか翔君もパンツ一丁の姿。
お尻嬲って、俺のちんちん突っ込んでデロデロに愛してやった。


「……悠、やばい。……かわいいっ、絶対離さない」

頭を撫でてもいながら、下から何度も突き上げられて対面座位だったのが気持ち良過ぎて背中をそらせてしまった。
その後も僕はもうデロデロのメロメロになってて、後ろに手をついて足をM字に開いてまたまた下がらガンガン突いてもらう。


「あっぁあっ、……ぁぁあっ、翔君っ、イっちゃっ、またっ、……ぁぁっ、あっっ……っ」
「俺も、っ、……ぁっ、くっ……ぁっ」


翔君が僕の中でビクビクして、出してる最中なのに僕の奥に奥に出したものがいくよう何回かまた突いてきた。


「もっ、ぁっ、終わりっ!」


勉強なんてどこへやら、僕は翔君に4回もイかされてその後疲れて寝てしまいました。




エッチなことに、なっちゃうけど……。
また翔君に勉強、教えてもらおう。

勉強とエッチはセット。
その展開を期待して、顔を赤らめる悠君でした。
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