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第2章 老人との出会い
力持ち
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店の前にたどり着く。少し裏路地に入ったところにそれはあった。
「今度は何を買うんだ?」
「ここは私じゃなくて、あなたの買い物をするところよ。」
「へ?」
今日2回目の変な声が出た。聞いていない。これは確実に聞いていないぞ。
「また、そんな変な声出して。私言ってなかったっけ?まあ、いいわ。ほら、選びなさい。」
辺りには、剣、刀、槍、ハンマー、弓、銃、鞭なんてものも置かれている。
「いや、選びなさいって言われても。何のことだかわからないのに選びようがないんだが。」
ディタの方に視線を戻すと、落胆の表情を浮かべている。
「やっぱり、知らなかったのね。一縷の望みをかけてお金がなかっただけかと思っていたのに。あのね、みんな魔法を使う時は武器を使うのよ。」
そんなこと知らなかった。そういえばディタもレイピアを使って魔法を放っていた。
「でも、学校じゃ使わなかったよな。」
「それは学校では基礎を学ぶところだからじゃない。武器は応用みたいなところもあるし、使うと飛躍的に魔法の強さが高くなるからね。それに武器は卒業の証がないと使えないのよ。不思議なことにね。これも授業で先生言ってたわよ。はあ、あんた本当に何も聞いてないのね。」
グーの根もでない。それにしたって多すぎて選ぶのに迷ってしまう。
「うーん。どれにしたものか。」
「じっくり選んでいいわよ。私も買い物に付き合ってもらったし、いくらでも待つわ。」
いろんなモノを取ってみる。どれもかっこいいんだよな。男心をくすぐられる。
「銃何ていいんじゃないか。レクスどうだ似合ってるだろう。」
銃を構えるポーズをしてレクスに聞いてみる。
「ん?何ロガ?・・・ぷっ、はははははは。何そのポーズ。笑わせにきてるの⁉」
ボカ
レクスに聞いた俺が馬鹿だった。まあ、俺自身も銃はピンとこなかった。次に目に入ってきたのは、ハンマーだった。これを自由自在に操れたらかっこいいだろうなと思い手に取ろうとした。だが、重くて持ち上がらない。俺はあることを思いついた。
「おーい。ディタちょっと来てくれ。」
「何よ。決まったの?」
「いや、まだだけど。これ持ってみてくれない。」
「これを持てばいいの?ほらこれでいい?」
ディタは軽々と持ち上げていた。それも片手で。開いた口が広がらない。もう金輪際ディタを怒らせるのはやめておこうと決意した。
「それでこれから何をすればいいの?」
「ああ、ありがとう。もう下ろしてくれていいぞ。」
ディタは首を傾げて不思議がっている。
「変なの。ねえエミン。」
そういってエミンを抱えて俺から離れていく。そりゃあんな重いものいつも抱えていたら怪力にもなるわな。そんなことを考えていると、一人と一匹がものすごい勢いでこっちを向いてくる。その表情はにこやかだったが、目が笑っていない。
「何か言った?」「何どすか?」
「いえ、何も言っていません。」
「そう。」「そうどすか。」
こえーよ。しばらく震えが止まらずその場に立ち尽くしていた。
「今度は何を買うんだ?」
「ここは私じゃなくて、あなたの買い物をするところよ。」
「へ?」
今日2回目の変な声が出た。聞いていない。これは確実に聞いていないぞ。
「また、そんな変な声出して。私言ってなかったっけ?まあ、いいわ。ほら、選びなさい。」
辺りには、剣、刀、槍、ハンマー、弓、銃、鞭なんてものも置かれている。
「いや、選びなさいって言われても。何のことだかわからないのに選びようがないんだが。」
ディタの方に視線を戻すと、落胆の表情を浮かべている。
「やっぱり、知らなかったのね。一縷の望みをかけてお金がなかっただけかと思っていたのに。あのね、みんな魔法を使う時は武器を使うのよ。」
そんなこと知らなかった。そういえばディタもレイピアを使って魔法を放っていた。
「でも、学校じゃ使わなかったよな。」
「それは学校では基礎を学ぶところだからじゃない。武器は応用みたいなところもあるし、使うと飛躍的に魔法の強さが高くなるからね。それに武器は卒業の証がないと使えないのよ。不思議なことにね。これも授業で先生言ってたわよ。はあ、あんた本当に何も聞いてないのね。」
グーの根もでない。それにしたって多すぎて選ぶのに迷ってしまう。
「うーん。どれにしたものか。」
「じっくり選んでいいわよ。私も買い物に付き合ってもらったし、いくらでも待つわ。」
いろんなモノを取ってみる。どれもかっこいいんだよな。男心をくすぐられる。
「銃何ていいんじゃないか。レクスどうだ似合ってるだろう。」
銃を構えるポーズをしてレクスに聞いてみる。
「ん?何ロガ?・・・ぷっ、はははははは。何そのポーズ。笑わせにきてるの⁉」
ボカ
レクスに聞いた俺が馬鹿だった。まあ、俺自身も銃はピンとこなかった。次に目に入ってきたのは、ハンマーだった。これを自由自在に操れたらかっこいいだろうなと思い手に取ろうとした。だが、重くて持ち上がらない。俺はあることを思いついた。
「おーい。ディタちょっと来てくれ。」
「何よ。決まったの?」
「いや、まだだけど。これ持ってみてくれない。」
「これを持てばいいの?ほらこれでいい?」
ディタは軽々と持ち上げていた。それも片手で。開いた口が広がらない。もう金輪際ディタを怒らせるのはやめておこうと決意した。
「それでこれから何をすればいいの?」
「ああ、ありがとう。もう下ろしてくれていいぞ。」
ディタは首を傾げて不思議がっている。
「変なの。ねえエミン。」
そういってエミンを抱えて俺から離れていく。そりゃあんな重いものいつも抱えていたら怪力にもなるわな。そんなことを考えていると、一人と一匹がものすごい勢いでこっちを向いてくる。その表情はにこやかだったが、目が笑っていない。
「何か言った?」「何どすか?」
「いえ、何も言っていません。」
「そう。」「そうどすか。」
こえーよ。しばらく震えが止まらずその場に立ち尽くしていた。
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