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第3章 祭壇の謎
茶番
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その声はディタの声だった。俺は今の状況を確認するとすごい状態になっていた。俺が覆いかぶさるようにディタを壁に押し付けていたのだ。
「ごめん。」
俺は後ろに飛び退いた。それにしても、弾き飛ばさなかったのはディタの優しさだろうか。別にそうして欲しかったわけではないが、少し気になった。距離を取り、ディタに視線を向けると、ディタの頬はほんのり赤く染まっているような気がした。
「そ、それより、レクスはどこ行った?」
何だか気まずくなって何か話さなくてはと思いその言葉が出てきた。それにさっきの変な音も気になる。
「そこよ。ロガの足元。」
ディタは気付いていたみたいだ。しかし、目を背けているのが気になる。急いでディタの指さした方に視線を向けるとそこには、カエルのように潰れたレクスの姿があった。地面はそのレクスの姿で凹んでいる。
「おいレクス。大丈夫か?」
俺はレクスを抱きかかえた。
「もう、ボクはダメだ。ボクは気にせず、さき、にすすんで・・・」
そう言ってレクスから力が抜けていく。
「レクス~~~‼」
「茶番はそこまでにしとくれやす。」
バレたか。これで有耶無耶にできると思ったのだが。ただ、ここでレクスが起き上がらなければなんとかなるかもしれない。
「あれ~。バレちゃった?」
はい。これで逃げ場はなくなってしまった。それどころか状況が悪化した気がする。
「ロガ、レクス。」
その言葉を聞いた直後俺は宙に浮き、重力に逆らわず、足とおでこを地面に擦りつけた。これがいわゆるジャンピング土下座というやつである。もう逃げる体力もないので、これをするしかなかった。
「申し訳ございません。」
「はあ、心配した私が馬鹿だったわ。もういいわよ。それより早く進むわよ。」
そう言うと足音が遠のいていく。俺は立ち上がりディタの後を追った。
俺はそのあとレクスを差し出した。別にディタのご機嫌取りではない。監視を頼みたかったのだ。俺だとさっきのようになりかねない。レクスはディタの腕でがっちりとホールドされていた。
「嫉妬してまうな。」
「あ、変わります?ボクは全然かまいませんよ。」
なんだかいつものレクスの言葉遣いと違う。なんとなくレクスの今思っていることがわかった気がする。多分こうだろう。”生きた心地がしない”そう思っているに違いない。そりゃあんなにがっちり潰されていたらな、誰でも思うだろう。
「ふふふっ。ダメよ。レクスは何しでかすかわからないんだから、私が抱っこしておかないと。」
何だろう。別にディタの笑いには深い意味はないだろう。心の底からレクスを抱っこ出来て嬉しいのだと思う。それにも関わらず、俺は悪魔の微笑みに見えてしまうのはなぜなのだろうか。
「何よ。何か文句でもあるの?」
俺の顔を見て何かを感じたのかディタは、そんな言葉を投げかけてきた。
「いや、別に。」
「何よ。そんなに寂しいならエミンを抱っこしてあげたら。喜ぶわよ。」
「遠慮させていただきます。」
「あらー。さすがのウチでも傷つくわ~。」
俺は傍と気付く。ここで選択を間違えると死につながると。
「別に深い意味はない。ただ、ほらさっき走って暑くなっちゃって。今は抱っこする気分じゃないんだ。」
「まあ、今回はそんなんにしとくわ。」
なんとか、この場を乗り切ることができた。しかし、今回という言葉に引っかかりを覚えたが今追及する気力はない。
「ねえ、それより私たち同じところまわってない?」
確かに何か違和感がある。何か同じ景色が続いている気がする。しかしそれは同じところをまわっている証拠にはならない。
俺はそれを言おうとした時足を取られてしまった。なぜ足を取られてしまったのか気になり、地面には凹みができていた。それも、レクス型の凹みが。
「ディタの考えあたってるみたいだ。」
「ごめん。」
俺は後ろに飛び退いた。それにしても、弾き飛ばさなかったのはディタの優しさだろうか。別にそうして欲しかったわけではないが、少し気になった。距離を取り、ディタに視線を向けると、ディタの頬はほんのり赤く染まっているような気がした。
「そ、それより、レクスはどこ行った?」
何だか気まずくなって何か話さなくてはと思いその言葉が出てきた。それにさっきの変な音も気になる。
「そこよ。ロガの足元。」
ディタは気付いていたみたいだ。しかし、目を背けているのが気になる。急いでディタの指さした方に視線を向けるとそこには、カエルのように潰れたレクスの姿があった。地面はそのレクスの姿で凹んでいる。
「おいレクス。大丈夫か?」
俺はレクスを抱きかかえた。
「もう、ボクはダメだ。ボクは気にせず、さき、にすすんで・・・」
そう言ってレクスから力が抜けていく。
「レクス~~~‼」
「茶番はそこまでにしとくれやす。」
バレたか。これで有耶無耶にできると思ったのだが。ただ、ここでレクスが起き上がらなければなんとかなるかもしれない。
「あれ~。バレちゃった?」
はい。これで逃げ場はなくなってしまった。それどころか状況が悪化した気がする。
「ロガ、レクス。」
その言葉を聞いた直後俺は宙に浮き、重力に逆らわず、足とおでこを地面に擦りつけた。これがいわゆるジャンピング土下座というやつである。もう逃げる体力もないので、これをするしかなかった。
「申し訳ございません。」
「はあ、心配した私が馬鹿だったわ。もういいわよ。それより早く進むわよ。」
そう言うと足音が遠のいていく。俺は立ち上がりディタの後を追った。
俺はそのあとレクスを差し出した。別にディタのご機嫌取りではない。監視を頼みたかったのだ。俺だとさっきのようになりかねない。レクスはディタの腕でがっちりとホールドされていた。
「嫉妬してまうな。」
「あ、変わります?ボクは全然かまいませんよ。」
なんだかいつものレクスの言葉遣いと違う。なんとなくレクスの今思っていることがわかった気がする。多分こうだろう。”生きた心地がしない”そう思っているに違いない。そりゃあんなにがっちり潰されていたらな、誰でも思うだろう。
「ふふふっ。ダメよ。レクスは何しでかすかわからないんだから、私が抱っこしておかないと。」
何だろう。別にディタの笑いには深い意味はないだろう。心の底からレクスを抱っこ出来て嬉しいのだと思う。それにも関わらず、俺は悪魔の微笑みに見えてしまうのはなぜなのだろうか。
「何よ。何か文句でもあるの?」
俺の顔を見て何かを感じたのかディタは、そんな言葉を投げかけてきた。
「いや、別に。」
「何よ。そんなに寂しいならエミンを抱っこしてあげたら。喜ぶわよ。」
「遠慮させていただきます。」
「あらー。さすがのウチでも傷つくわ~。」
俺は傍と気付く。ここで選択を間違えると死につながると。
「別に深い意味はない。ただ、ほらさっき走って暑くなっちゃって。今は抱っこする気分じゃないんだ。」
「まあ、今回はそんなんにしとくわ。」
なんとか、この場を乗り切ることができた。しかし、今回という言葉に引っかかりを覚えたが今追及する気力はない。
「ねえ、それより私たち同じところまわってない?」
確かに何か違和感がある。何か同じ景色が続いている気がする。しかしそれは同じところをまわっている証拠にはならない。
俺はそれを言おうとした時足を取られてしまった。なぜ足を取られてしまったのか気になり、地面には凹みができていた。それも、レクス型の凹みが。
「ディタの考えあたってるみたいだ。」
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