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第3章 祭壇の謎
探せば探すほど
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何処を探しても次へつながる道が見つからない。このままでは全員寒さにやられてしまう。
このままでは本当に全滅しかねない。ここはあの手でいくしかないのか。
「ディタ。レクスを離してやってくれないか。」
「嫌よ。今離しちゃったらもう返してくれないでしょ。」
どうやら、ディタは俺が寒さに耐えかねてレクスを離せと言っているように思ったらしい。
「そういう意味じゃないよ。」
「じゃあ、どういう意味よ。」
俺からレクスを遠ざけるように体をひねり、より一層レクスを抱く腕に力が入っている。なぜわかるかって?そんなのレクスを見たら一目瞭然だ。目と口は見開き今にもいろいろなものが噴出しそうだった。
「レクスを解き放って何か見つけさせる。」
「な!?危険よ。そんなこと。余計離せないわよ。」
レクスに一切信用がないようだ。まあ、あれだけのことをやらかしたらな。誰でもそうなる。だが、それしか道がないと思った。
「お願いだ、な。何かやらかしたら焼くなり煮るなり好きにしていいから。・・・レクスを。」
俺はディタの目をジッと見て訴えかける。ディタもおかしくなっていたのかツッコんでこなかった。むしろ快く受け入れたのだ。
「しょうがないわね。そこまで言うなら、ほら。」
そう言うとディタは腕の力を緩めレクスを解き放つ。
「ぷはあ。死ぬかと思った。・・・って言うか二人ともボクのことなんだと思ってるんだよ。それにロガ。何でボクを差し出すんだよ普通そこは自分をかけるでしょ。それにディタも突っ込んでよ。」
怒涛のツッコミを繰り広げる。ただ、俺たちはそれに反応することはなかった。
「うう、エミン。二人になんとか言ってよ。」
俺たちが何も反応しないからか、レクスは残っているエミンに助けを求めた。ただ、返ってきたのは微笑みだけみたいだ。おそらく余計な体力を使いたくないのだろう。得策と言えば得策か。一番冷静なのはエミンだった。
「うう、エミンまで。わかったよ。探せばいいんでしょ。探せば。」
やけくそになったのか、そう吐き捨てて飛んでいく。レクスは隈なく探している。ただ、そういう時に限って出てこないものなのだ。別に声にだすつもりはなかったのだが、出てしまったらしい。それに思っていることはみんな一緒だったみたい。
「「「役立たず。」」」
「うえ~ん。みんなひどいよ。ボクは一生懸命探してるのに。もういい、いじけてやる。それにもう絶対抱っこさせないからね。」
そう言うとレクスは俺の頭の上にのる。確かに抱っこは出来ないがこれはこれで暖かい。抜けているというかなんというか。ディタはその様子を見て歯を食いしばり悔しがっているようだ。
「ロガ。あんた謀ったわね。」
「いやいや、そんなわけないだろ。たまたまだよ、たまたま。それに俺がこんなに回りくどいことするわけないだろ。・・・ああ、もうレクスも降りろ。」
「嫌だね。」
レクスは動こうしなかった。それに、俺の言葉をディタは信じていないようだった。本来であればディタはここで冷静になっていたはずだ。それなのに、冷静になっていない。これは急がないとまずいことになる。何か策を考えなければと思い、壁に寄りかかって考えようとする。
「つめたっ‼」
壁に寄りかかると、空気よりも遥かに冷たいモノを感じた。振り返りそこを見ると、見た感じはどこの壁とも変わらなかった。ただ、触ると冷たくなぜか壁を触った手が濡れたような感覚があった。勘違いかと思い、別の手で触ってみると勘違いではないことがわかった。念のため別の壁も触ってみたが、濡れる感覚はそこだけだった。
「何よ。どうかしたの?」
俺の行動を怪しく思ったのかそんな言葉をディタが投げかけてくる。
「ちょっと下がってくれ。俺の考えが間違えなければたぶん・・・」
「何よ。もったいぶらないで教えなさいよ。」
そう言いながらも、ディタは俺より後ろに下がっていく。俺はディタの言葉に行動で示した。
「フレイムソード」
魔法を唱え、その壁に突き付けた。
このままでは本当に全滅しかねない。ここはあの手でいくしかないのか。
「ディタ。レクスを離してやってくれないか。」
「嫌よ。今離しちゃったらもう返してくれないでしょ。」
どうやら、ディタは俺が寒さに耐えかねてレクスを離せと言っているように思ったらしい。
「そういう意味じゃないよ。」
「じゃあ、どういう意味よ。」
俺からレクスを遠ざけるように体をひねり、より一層レクスを抱く腕に力が入っている。なぜわかるかって?そんなのレクスを見たら一目瞭然だ。目と口は見開き今にもいろいろなものが噴出しそうだった。
「レクスを解き放って何か見つけさせる。」
「な!?危険よ。そんなこと。余計離せないわよ。」
レクスに一切信用がないようだ。まあ、あれだけのことをやらかしたらな。誰でもそうなる。だが、それしか道がないと思った。
「お願いだ、な。何かやらかしたら焼くなり煮るなり好きにしていいから。・・・レクスを。」
俺はディタの目をジッと見て訴えかける。ディタもおかしくなっていたのかツッコんでこなかった。むしろ快く受け入れたのだ。
「しょうがないわね。そこまで言うなら、ほら。」
そう言うとディタは腕の力を緩めレクスを解き放つ。
「ぷはあ。死ぬかと思った。・・・って言うか二人ともボクのことなんだと思ってるんだよ。それにロガ。何でボクを差し出すんだよ普通そこは自分をかけるでしょ。それにディタも突っ込んでよ。」
怒涛のツッコミを繰り広げる。ただ、俺たちはそれに反応することはなかった。
「うう、エミン。二人になんとか言ってよ。」
俺たちが何も反応しないからか、レクスは残っているエミンに助けを求めた。ただ、返ってきたのは微笑みだけみたいだ。おそらく余計な体力を使いたくないのだろう。得策と言えば得策か。一番冷静なのはエミンだった。
「うう、エミンまで。わかったよ。探せばいいんでしょ。探せば。」
やけくそになったのか、そう吐き捨てて飛んでいく。レクスは隈なく探している。ただ、そういう時に限って出てこないものなのだ。別に声にだすつもりはなかったのだが、出てしまったらしい。それに思っていることはみんな一緒だったみたい。
「「「役立たず。」」」
「うえ~ん。みんなひどいよ。ボクは一生懸命探してるのに。もういい、いじけてやる。それにもう絶対抱っこさせないからね。」
そう言うとレクスは俺の頭の上にのる。確かに抱っこは出来ないがこれはこれで暖かい。抜けているというかなんというか。ディタはその様子を見て歯を食いしばり悔しがっているようだ。
「ロガ。あんた謀ったわね。」
「いやいや、そんなわけないだろ。たまたまだよ、たまたま。それに俺がこんなに回りくどいことするわけないだろ。・・・ああ、もうレクスも降りろ。」
「嫌だね。」
レクスは動こうしなかった。それに、俺の言葉をディタは信じていないようだった。本来であればディタはここで冷静になっていたはずだ。それなのに、冷静になっていない。これは急がないとまずいことになる。何か策を考えなければと思い、壁に寄りかかって考えようとする。
「つめたっ‼」
壁に寄りかかると、空気よりも遥かに冷たいモノを感じた。振り返りそこを見ると、見た感じはどこの壁とも変わらなかった。ただ、触ると冷たくなぜか壁を触った手が濡れたような感覚があった。勘違いかと思い、別の手で触ってみると勘違いではないことがわかった。念のため別の壁も触ってみたが、濡れる感覚はそこだけだった。
「何よ。どうかしたの?」
俺の行動を怪しく思ったのかそんな言葉をディタが投げかけてくる。
「ちょっと下がってくれ。俺の考えが間違えなければたぶん・・・」
「何よ。もったいぶらないで教えなさいよ。」
そう言いながらも、ディタは俺より後ろに下がっていく。俺はディタの言葉に行動で示した。
「フレイムソード」
魔法を唱え、その壁に突き付けた。
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