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第十一章
第十一章「ホワイトデー」7
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「で、どうする訳?」
「……。」
首を傾げる雪美に涼也はため息を零す。
「あのさ、雫さんって御曹司な訳だよ。」
「そうだね。」
「え、今まで許嫁とかいなくて、で、十八、いや、十七だっけ、まあどっちでもいいな、まあ、結婚ができる年齢で彼女がようやくできるんだから、そうなれば、そのままゴールインになる可能性があるんだぞ。」
「……。」
「おじさんだって、雪姉にいい結婚をさせたいと思っているんだし、間違いなく付き合うイコール結婚だと思う。」
「……。」
「だから、それを理解している訳?」
「……涼ちゃん。」
「ん?」
「あのさ、わたしだって子どもじゃないんだよ。」
「そうだな。」
「理解くらいしている。」
「ふーん。」
「まだ、覚悟はない。」
「……。」
堂々と言い張る雪美に涼也はあきれ顔になる。
「雪姉。」
「だって仕方ないじゃない、わたしたちはまだ学生なのよ、大学に行って色んな勉強もしたい。」
「……。」
「まあ、どこぞの馬の骨か分からない女に盗られるのは嫌だから、付き合ってもいいかなとは思う。」
「……はぁ。」
覚悟があるのかないのか分からない雪美の言葉だったが、それでも、そこには今の彼女が込められていた。
「まあ、これ以上は俺も首を突っ込む気はないけど、でも、決めたんだよな。」
「まあね。」
「なら、これ以上は何も言わねぇよ。」
涼也はどこか疲れ切ったような笑みを浮かべる。
「幸せになれよ。」
「当たり前よ、幸せになるに決まっているでしょ。」
胸を張る雪美に涼也はしょうがないといいながら立ち上がる。
「ちょっと待てよ、雪姉の好きな紅茶があったはずだから、淹れるな。」
「やった。」
今後雪美は彼女の予想以上に色んな事に巻き込まれるだろう、だから、涼也は自分が出来る励ましをするのだった。
「……。」
首を傾げる雪美に涼也はため息を零す。
「あのさ、雫さんって御曹司な訳だよ。」
「そうだね。」
「え、今まで許嫁とかいなくて、で、十八、いや、十七だっけ、まあどっちでもいいな、まあ、結婚ができる年齢で彼女がようやくできるんだから、そうなれば、そのままゴールインになる可能性があるんだぞ。」
「……。」
「おじさんだって、雪姉にいい結婚をさせたいと思っているんだし、間違いなく付き合うイコール結婚だと思う。」
「……。」
「だから、それを理解している訳?」
「……涼ちゃん。」
「ん?」
「あのさ、わたしだって子どもじゃないんだよ。」
「そうだな。」
「理解くらいしている。」
「ふーん。」
「まだ、覚悟はない。」
「……。」
堂々と言い張る雪美に涼也はあきれ顔になる。
「雪姉。」
「だって仕方ないじゃない、わたしたちはまだ学生なのよ、大学に行って色んな勉強もしたい。」
「……。」
「まあ、どこぞの馬の骨か分からない女に盗られるのは嫌だから、付き合ってもいいかなとは思う。」
「……はぁ。」
覚悟があるのかないのか分からない雪美の言葉だったが、それでも、そこには今の彼女が込められていた。
「まあ、これ以上は俺も首を突っ込む気はないけど、でも、決めたんだよな。」
「まあね。」
「なら、これ以上は何も言わねぇよ。」
涼也はどこか疲れ切ったような笑みを浮かべる。
「幸せになれよ。」
「当たり前よ、幸せになるに決まっているでしょ。」
胸を張る雪美に涼也はしょうがないといいながら立ち上がる。
「ちょっと待てよ、雪姉の好きな紅茶があったはずだから、淹れるな。」
「やった。」
今後雪美は彼女の予想以上に色んな事に巻き込まれるだろう、だから、涼也は自分が出来る励ましをするのだった。
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