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第十一章
第十一章「ホワイトデー」14
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「………お前、色々突っ込みたいけど、何で、最後の「尻軽」だけを気にするんだよ。」
「訳が分かんなかったから?」
「疑問で返すな、俺はお前の考えなんか分からない。」
首を傾げる碧に涼也は疲れているのか、ため息を零し、半眼で彼を見る。
「はっきり言えば、お前らが喧嘩するのは別にどうでもいい。」
「なら、何で首を突っ込むんだ。」
ぶーぶーと唇を尖らせる碧に涼也は頭が痛いのか、額を押さえている。
「女子が自分たちの所為じゃないかって、不安がってんだよ。」
「マジか。」
「それに教室の空気も悪い。」
「喚起してねぇから?」
「違う、そういう意味じゃねぇ。」
わざとボケているのかと、涼也は碧を睨むが、碧は本気で分かっていないのか首を傾げるばかりだった。
「本当に、てめぇは…。」
「なんか分からないがわりぃ。」
「分かってないのなら謝んな。」
涼也はどっと疲れたのか、頭を抱えたまま項垂れる。
「何で俺はこう厄介な案件ばっかり首を突っ込んでいるんだ、好きでやっているんじゃねぇぞ、つーか、金取るぞ。」
「マジか?」
ギョッとする碧に涼也は目だけを碧に向ける。
「本気じゃない、つーか、マジでそれくらい厄介な問題を作るな。」
「作ってないぞ?」
「作ってるから、こうなっているんだろう。」
「……。」
「取り敢えず、お前はどうしたいんだ。」
「別に…。」
涼也から目を逸らす碧はどこか無理をしているようで、結局お人好しな涼也は放っておけなかった。
「別に何とも思ってなければ、あいつと距離を置けばいい。」
「それは…。」
「もし、嫌だと思うんだったら、どうしたいんだ?」
「分かんなねぇ。」
まるで迷子のような目をする碧に涼也今度は天を仰ぐ。
「お前、頭を上にやったり、下にやったり、忙しないな。」
「誰の所為だ、誰の。」
涼也は恨みがましく碧を睨む。
「碧、お前はあいつの事をどう思っているんだ?」
「怒りっぽい奴。」
涼也は何か言いかけるが、碧の目を見て止めた。
「そんでもって、嫌な奴。
スゲー腹立つ奴。
むかつく奴。
……………優しい奴。」
「……で?」
「俺が困ってたら手を貸してくれるし、本当に嫌な奴だったら嫌いになれたと思う。」
「そうか。」
「………あいつが何を考えているのか、マジで分かんないけど。
でも…、あいつと縁が切れんのはなんかヤダ。」
「……お前が、あの事を黙ってたら、あいつとの縁は切れると思うぞ。」
「……。」
碧は信じられないような目で涼也を見る。
「お前知っているのか?」
「……高校行かないんだろう?」
「……ああ。」
「理由は別に聞く気はない、だけど、お前はそう決めてんだろう。」
「ああ。」
「それなら、俺は何も言わない、だけど、あいつにはいった方がいいじゃねぇか、あいつは高校進学を当たり前に思っているから、お前に勉強しろって口酸っぱくいている。」
「……。」
「まあ、これは今話す問題じゃねぇけど、今回運よく仲直りしても、まだ問題は残ってるんだからな。」
「ああ。」
「言うにしても、言わないにしても、それはお前の判断で、お前が選んだ道だ。」
「……。」
「選んだ道はどんな結果が待っていても、それは誰の責任ではないんだからな。」
「涼也。」
「放課後まで待ってやるから、お前はお前のしたい事を考えろ。」
そう言うと、涼也は時計を見て、まだ少し時間が残っている事を確認すると、この場から離れて行った。
「訳が分かんなかったから?」
「疑問で返すな、俺はお前の考えなんか分からない。」
首を傾げる碧に涼也は疲れているのか、ため息を零し、半眼で彼を見る。
「はっきり言えば、お前らが喧嘩するのは別にどうでもいい。」
「なら、何で首を突っ込むんだ。」
ぶーぶーと唇を尖らせる碧に涼也は頭が痛いのか、額を押さえている。
「女子が自分たちの所為じゃないかって、不安がってんだよ。」
「マジか。」
「それに教室の空気も悪い。」
「喚起してねぇから?」
「違う、そういう意味じゃねぇ。」
わざとボケているのかと、涼也は碧を睨むが、碧は本気で分かっていないのか首を傾げるばかりだった。
「本当に、てめぇは…。」
「なんか分からないがわりぃ。」
「分かってないのなら謝んな。」
涼也はどっと疲れたのか、頭を抱えたまま項垂れる。
「何で俺はこう厄介な案件ばっかり首を突っ込んでいるんだ、好きでやっているんじゃねぇぞ、つーか、金取るぞ。」
「マジか?」
ギョッとする碧に涼也は目だけを碧に向ける。
「本気じゃない、つーか、マジでそれくらい厄介な問題を作るな。」
「作ってないぞ?」
「作ってるから、こうなっているんだろう。」
「……。」
「取り敢えず、お前はどうしたいんだ。」
「別に…。」
涼也から目を逸らす碧はどこか無理をしているようで、結局お人好しな涼也は放っておけなかった。
「別に何とも思ってなければ、あいつと距離を置けばいい。」
「それは…。」
「もし、嫌だと思うんだったら、どうしたいんだ?」
「分かんなねぇ。」
まるで迷子のような目をする碧に涼也今度は天を仰ぐ。
「お前、頭を上にやったり、下にやったり、忙しないな。」
「誰の所為だ、誰の。」
涼也は恨みがましく碧を睨む。
「碧、お前はあいつの事をどう思っているんだ?」
「怒りっぽい奴。」
涼也は何か言いかけるが、碧の目を見て止めた。
「そんでもって、嫌な奴。
スゲー腹立つ奴。
むかつく奴。
……………優しい奴。」
「……で?」
「俺が困ってたら手を貸してくれるし、本当に嫌な奴だったら嫌いになれたと思う。」
「そうか。」
「………あいつが何を考えているのか、マジで分かんないけど。
でも…、あいつと縁が切れんのはなんかヤダ。」
「……お前が、あの事を黙ってたら、あいつとの縁は切れると思うぞ。」
「……。」
碧は信じられないような目で涼也を見る。
「お前知っているのか?」
「……高校行かないんだろう?」
「……ああ。」
「理由は別に聞く気はない、だけど、お前はそう決めてんだろう。」
「ああ。」
「それなら、俺は何も言わない、だけど、あいつにはいった方がいいじゃねぇか、あいつは高校進学を当たり前に思っているから、お前に勉強しろって口酸っぱくいている。」
「……。」
「まあ、これは今話す問題じゃねぇけど、今回運よく仲直りしても、まだ問題は残ってるんだからな。」
「ああ。」
「言うにしても、言わないにしても、それはお前の判断で、お前が選んだ道だ。」
「……。」
「選んだ道はどんな結果が待っていても、それは誰の責任ではないんだからな。」
「涼也。」
「放課後まで待ってやるから、お前はお前のしたい事を考えろ。」
そう言うと、涼也は時計を見て、まだ少し時間が残っている事を確認すると、この場から離れて行った。
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