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第三章
《油断 1》
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「………はあ…はあ…。」
わき腹から赤い血がどくどくと流れていた。
セイラは顔を青ざめながらなんとか見つけた洞窟の壁にふらつきながらもたれかかる。
『セイラ様、治療をしましょう。』
「駄目よ……、相手に気づかれる…。」
ふわりと姿を見せる蒼泉にセイラはゆるゆると首を振った。
『ですが、そのままでは失血死してしまいます。』
「大丈夫…このくらいならまだ大丈夫…。」
『……。』
セイラはゆっくりとした動作で蒼泉を見上げる。
「皆は大丈夫かしら?」
『セイラ様がとっさに朱花を付けまし、碧嵐も向かいましたし、大丈夫だとは思われます。』
「そう、よかった。」
『……。』
「少し、寝るから…見張りをお願いできる?」
『分かりました。』
今にも泣きそうな顔をする蒼泉にセイラは精いっぱい微笑み、そして、気絶するように眠った。
わき腹から赤い血がどくどくと流れていた。
セイラは顔を青ざめながらなんとか見つけた洞窟の壁にふらつきながらもたれかかる。
『セイラ様、治療をしましょう。』
「駄目よ……、相手に気づかれる…。」
ふわりと姿を見せる蒼泉にセイラはゆるゆると首を振った。
『ですが、そのままでは失血死してしまいます。』
「大丈夫…このくらいならまだ大丈夫…。」
『……。』
セイラはゆっくりとした動作で蒼泉を見上げる。
「皆は大丈夫かしら?」
『セイラ様がとっさに朱花を付けまし、碧嵐も向かいましたし、大丈夫だとは思われます。』
「そう、よかった。」
『……。』
「少し、寝るから…見張りをお願いできる?」
『分かりました。』
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