26 / 43
第26話 怖い綺麗
しおりを挟む
外が騒がしいのに、シスファ様とナーディア様が向かわれたあと。ジェイク様といっしょにいるだけになったが……なにか『怖い』気持ちになってきていた。
騒ぎ声から多分、さっきは捕まえた『魔族』が暴れ出したのかもしれない。ぐるぐる巻きにしたのに、もしかして……と思うところは、私の魔力をたっぷり飲んだせいかなって。
「……ジェイク様。あの魔族、ですが」
「レティの魔力を飲んでいたからね。……死なせてもいいが、重要証拠人としては持ち帰らなくてはいけないから縛ってたが。ダメか」
「……シスファ様たちは大丈夫でしょうか?」
「……わからない。としか」
食べた魔力の素が私だと行っても意味がない。けど、止めなきゃと意気込んでいたら……『彼』がまた起き上がる感触が身体に走っていく。
私が『俺』に。
『俺』であれば、エルディーヌは休んでな?
二対の感覚には慣れないけれど、ジェイク様にも入れ替わったことがわかったのか驚いた表情になっていた。
「やっぱ、あんたにはわかるか?」
「……レティが同意したのかい?」
「後悔したくない結果を残したい。エルディーヌにはその思いが強いんだ」
「……そうか」
だから、シスファ様たちがあの魔族との戦いで大変だというところには間に合った。
けれど、『俺』と同時に背後の気配を感じ取れたので即座に魔力で腕を強化してから衝撃を受け止めた。
綺麗だけど、醜い表情。
おしゃれな衣装だけど、一部やぶけている。
そんな、私くらいの少年が宙を浮いてこちらに攻撃してきてたのだ。
「げ! もう覚醒しかけてんの?? さいっあく!!」
「『俺』の勝手だ。エルディーヌには直接触らせない」
「贄姫を擁護? そんな魔王、聞いたことない!!」
「あ! 『俺』からちゃんということだったのに!!」
「知るか!!」
打ち合いを始めながら会話しているけど……『俺』が『魔王』? 悪魔の卵たちの王様?
だけど、傷つける人どころか優しい。魔族の王様にしても変な気がする。そんな人が『私』を母親に望む?? なんでそんなことになっているんだろうか??
(あとで教える。少し魔力借りるから、意識保ってろ)
魔王から注意されたので、出来るだけ考えないようにしていたら……彼が私の腕に魔力を集め、宙にいくつか黒い焔を出す。そこを全部線のようなので繋げば、少年の表情がさらに醜くなっているのが見えた。
「黒星!? そんな段階まで解放されてるのに!! なんで、貴方様は復活を望まないんだ!!?」
「望む? 俺は次の生を望みはしたが……あんなとこ、疲れたんだよ。居るだけの生き方だなんて」
居るだけの生き方。
そこにあれば、いいいだけ。
『箱庭』で私がしてきたことと同じだ。だから、魔王は私の中に宿っていても……私を乗っ取りはしない? 逆に、心地いいと感じたから『母親』に望んだ??
父親は私が選ぶ方がいいと、特に指定しないのはそのため??
(……うれ、しい)
何故だろう。魔王とは意見が合うのかもしれない。
卑しいとか、愚かとかそんな感情はもう慣れっこだから。必要とされる人たちとの温かな生活の方がいいと思うのも、そっちには愚かだと見られようが。
(いいもんだろ。自分で自分を決めるの)
(ええ。まだ少しだけど……いいよ、お母さんになってあげれるだけでいいなら)
(言質取った! 相手近いんだから、ちゃんと言えよ?)
(え?)
意識同士の会話が終わると同時に、黒い光が少年に向かって飛んで行った。逃げようにも、なんかもたついていたのだけど……これで終わりかと思ったら、焔の中から気味の悪い姿が飛び出してきたわ。
「あ~ぁ。完全に焼く前に本性出しちゃってー」
魔王がそういうと、少年だった魔族はにやっと口を緩めて笑うように見せてきた。気持ち悪いけど、魔族っていうから怖いものなのは仕方ないのかな?
『……あぶなかったけど。なんとか種と卵は』
声も変にしゃがれている? あの綺麗そうに見えた少年はつくりものだったのだろうか。魔王は私の身体を使って、べーっと舌を出していたが。
「なに? 自分の種はなんとか守れるくらい強い?? 自慢はいいけど……追いかけてんぜ?」
『な゛!?』
まだ消えていなかった焔は魔族を追い、足元から順に絡みついて……地面に引きずり込んでいく。その焼かれていく様子が『私』にも見えるのかで前がマントのような布で見えなくなった。
「慣れさせた方がいいのに」
「レティの教育的によろしくないじゃないか」
「甘いなあ?」
「甘々で結構」
ジェイク様だった。せっかくのマントが汚れても焼けててもいいのかと心配になったが、まだ魔王は『私』に戻してくれない。もしかして、あの魔族は死んでもいいのかと思っているのだろうか。自分で獣を捌いたりして命を奪ったこともあるのに、この人は本当お優しい。
(甘くて、あったかい)
無理だとわかっていて、ここ最近は特に目を逸らしていたかもしれない。
けれど、実際は。『箱庭』から連れ出してくださったあの出会い以降……始まっていたのだろう。
おちゃらけながらも、私を慈しんでくれるのは本物か偽物か……確かめるのは少し怖いが。とっさに動いてくれる今の気遣いも、私にはうれしいことと同じ。
だから、いいんだ。素直になっても。
まだ立ち向かうことは多くても、魔王の母親になるとしても。私は私の望む相手を選びたい。
(ジェイク様の、隣が一番いい……)
庇護されたことで、芽生えたそれかもしなくても。綻んだ恋の蕾みたいな花はちゃんと開こうとしていた。そのあたりで、魔王は小さく笑って、『私』と変わってくれた。
「……まだ、終わってませんか?」
「レティ。……『彼』とは」
「魔王ですよね? ちゃんと話し合っていますので、お気遣いなく」
「……そ。けど、俺としては見せたくないからこのまま我慢してて」
「はい」
悪魔の卵を焼くより酷いのは仕方ないかもしない。魔族は人のような形をしていて、影を残して焼き尽くされてしまったのは……馬車に戻ってから、シスファ様にお話ししてもらえた。
そして、最初に暴走した魔族はなんとか生きているが猿轡をかませて、先に帝国へさっさと運んだのだそうだ。魔族同士のなにかがあってはいけないとの処置らしい。
「『箱庭』は今工作部隊が魔力脈のひとつ、ワイバス山脈の際で発見したところだそうです。先ほどの魔族はそこから移動してきたようですが、まだ油断は出来ません」
「……『箱庭』壊せないんでしょうか?」
「「「え」」」
馬車の移動が始まってから、私が口にした言葉は物凄く意外性のあるものだったらしく……しまいには、ジェイク様とナーディア様に爆笑されてしまった。
騒ぎ声から多分、さっきは捕まえた『魔族』が暴れ出したのかもしれない。ぐるぐる巻きにしたのに、もしかして……と思うところは、私の魔力をたっぷり飲んだせいかなって。
「……ジェイク様。あの魔族、ですが」
「レティの魔力を飲んでいたからね。……死なせてもいいが、重要証拠人としては持ち帰らなくてはいけないから縛ってたが。ダメか」
「……シスファ様たちは大丈夫でしょうか?」
「……わからない。としか」
食べた魔力の素が私だと行っても意味がない。けど、止めなきゃと意気込んでいたら……『彼』がまた起き上がる感触が身体に走っていく。
私が『俺』に。
『俺』であれば、エルディーヌは休んでな?
二対の感覚には慣れないけれど、ジェイク様にも入れ替わったことがわかったのか驚いた表情になっていた。
「やっぱ、あんたにはわかるか?」
「……レティが同意したのかい?」
「後悔したくない結果を残したい。エルディーヌにはその思いが強いんだ」
「……そうか」
だから、シスファ様たちがあの魔族との戦いで大変だというところには間に合った。
けれど、『俺』と同時に背後の気配を感じ取れたので即座に魔力で腕を強化してから衝撃を受け止めた。
綺麗だけど、醜い表情。
おしゃれな衣装だけど、一部やぶけている。
そんな、私くらいの少年が宙を浮いてこちらに攻撃してきてたのだ。
「げ! もう覚醒しかけてんの?? さいっあく!!」
「『俺』の勝手だ。エルディーヌには直接触らせない」
「贄姫を擁護? そんな魔王、聞いたことない!!」
「あ! 『俺』からちゃんということだったのに!!」
「知るか!!」
打ち合いを始めながら会話しているけど……『俺』が『魔王』? 悪魔の卵たちの王様?
だけど、傷つける人どころか優しい。魔族の王様にしても変な気がする。そんな人が『私』を母親に望む?? なんでそんなことになっているんだろうか??
(あとで教える。少し魔力借りるから、意識保ってろ)
魔王から注意されたので、出来るだけ考えないようにしていたら……彼が私の腕に魔力を集め、宙にいくつか黒い焔を出す。そこを全部線のようなので繋げば、少年の表情がさらに醜くなっているのが見えた。
「黒星!? そんな段階まで解放されてるのに!! なんで、貴方様は復活を望まないんだ!!?」
「望む? 俺は次の生を望みはしたが……あんなとこ、疲れたんだよ。居るだけの生き方だなんて」
居るだけの生き方。
そこにあれば、いいいだけ。
『箱庭』で私がしてきたことと同じだ。だから、魔王は私の中に宿っていても……私を乗っ取りはしない? 逆に、心地いいと感じたから『母親』に望んだ??
父親は私が選ぶ方がいいと、特に指定しないのはそのため??
(……うれ、しい)
何故だろう。魔王とは意見が合うのかもしれない。
卑しいとか、愚かとかそんな感情はもう慣れっこだから。必要とされる人たちとの温かな生活の方がいいと思うのも、そっちには愚かだと見られようが。
(いいもんだろ。自分で自分を決めるの)
(ええ。まだ少しだけど……いいよ、お母さんになってあげれるだけでいいなら)
(言質取った! 相手近いんだから、ちゃんと言えよ?)
(え?)
意識同士の会話が終わると同時に、黒い光が少年に向かって飛んで行った。逃げようにも、なんかもたついていたのだけど……これで終わりかと思ったら、焔の中から気味の悪い姿が飛び出してきたわ。
「あ~ぁ。完全に焼く前に本性出しちゃってー」
魔王がそういうと、少年だった魔族はにやっと口を緩めて笑うように見せてきた。気持ち悪いけど、魔族っていうから怖いものなのは仕方ないのかな?
『……あぶなかったけど。なんとか種と卵は』
声も変にしゃがれている? あの綺麗そうに見えた少年はつくりものだったのだろうか。魔王は私の身体を使って、べーっと舌を出していたが。
「なに? 自分の種はなんとか守れるくらい強い?? 自慢はいいけど……追いかけてんぜ?」
『な゛!?』
まだ消えていなかった焔は魔族を追い、足元から順に絡みついて……地面に引きずり込んでいく。その焼かれていく様子が『私』にも見えるのかで前がマントのような布で見えなくなった。
「慣れさせた方がいいのに」
「レティの教育的によろしくないじゃないか」
「甘いなあ?」
「甘々で結構」
ジェイク様だった。せっかくのマントが汚れても焼けててもいいのかと心配になったが、まだ魔王は『私』に戻してくれない。もしかして、あの魔族は死んでもいいのかと思っているのだろうか。自分で獣を捌いたりして命を奪ったこともあるのに、この人は本当お優しい。
(甘くて、あったかい)
無理だとわかっていて、ここ最近は特に目を逸らしていたかもしれない。
けれど、実際は。『箱庭』から連れ出してくださったあの出会い以降……始まっていたのだろう。
おちゃらけながらも、私を慈しんでくれるのは本物か偽物か……確かめるのは少し怖いが。とっさに動いてくれる今の気遣いも、私にはうれしいことと同じ。
だから、いいんだ。素直になっても。
まだ立ち向かうことは多くても、魔王の母親になるとしても。私は私の望む相手を選びたい。
(ジェイク様の、隣が一番いい……)
庇護されたことで、芽生えたそれかもしなくても。綻んだ恋の蕾みたいな花はちゃんと開こうとしていた。そのあたりで、魔王は小さく笑って、『私』と変わってくれた。
「……まだ、終わってませんか?」
「レティ。……『彼』とは」
「魔王ですよね? ちゃんと話し合っていますので、お気遣いなく」
「……そ。けど、俺としては見せたくないからこのまま我慢してて」
「はい」
悪魔の卵を焼くより酷いのは仕方ないかもしない。魔族は人のような形をしていて、影を残して焼き尽くされてしまったのは……馬車に戻ってから、シスファ様にお話ししてもらえた。
そして、最初に暴走した魔族はなんとか生きているが猿轡をかませて、先に帝国へさっさと運んだのだそうだ。魔族同士のなにかがあってはいけないとの処置らしい。
「『箱庭』は今工作部隊が魔力脈のひとつ、ワイバス山脈の際で発見したところだそうです。先ほどの魔族はそこから移動してきたようですが、まだ油断は出来ません」
「……『箱庭』壊せないんでしょうか?」
「「「え」」」
馬車の移動が始まってから、私が口にした言葉は物凄く意外性のあるものだったらしく……しまいには、ジェイク様とナーディア様に爆笑されてしまった。
11
あなたにおすすめの小説
目覚めたら公爵夫人でしたが夫に冷遇されているようです
MIRICO
恋愛
フィオナは没落寸前のブルイエ家の長女。体調が悪く早めに眠ったら、目が覚めた時、夫のいる公爵夫人セレスティーヌになっていた。
しかし、夫のクラウディオは、妻に冷たく視線を合わせようともしない。
フィオナはセレスティーヌの体を乗っ取ったことをクラウディオに気付かれまいと会う回数を減らし、セレスティーヌの体に入ってしまった原因を探そうとするが、原因が分からぬままセレスティーヌの姉の子がやってきて世話をすることに。
クラウディオはいつもと違う様子のセレスティーヌが気になり始めて……。
ざまあ系ではありません。恋愛中心でもないです。事件中心軽く恋愛くらいです。
番外編は暗い話がありますので、苦手な方はお気を付けください。
ご感想ありがとうございます!!
誤字脱字等もお知らせくださりありがとうございます。順次修正させていただきます。
小説家になろう様に掲載済みです。
夫と息子に邪険にされたので王太子妃の座を譲ります~死に戻ってから溺愛されても今更遅い
青の雀
恋愛
夫婦喧嘩の末に置き去りにされた妻は、旦那が若い愛人とイチャついている間に盗賊に襲われ、命を落とした。
神様の温情により、10日間だけこの世に戻った妻と護衛の騎士は、その10日間の間に心残りを処分する。それは、娘の行く末と……もし、来世があるならば、今度は政略といえども夫以外の人の妻になるということ。
もう二度と夫と出会いたくない彼女は、彼女を蔑ろにしてきた息子とも縁を切ることを決意する。
生まれかわった妻は、新しい人生を強く生きることを決意。
過去世と同じ轍を踏みたくない……
見捨てられた(無自覚な)王女は、溺愛には気付かない
みん
恋愛
精霊に護られた国ルテリアル。精霊の加護のお陰で豊かで平和な国ではあったが、近年ではその精霊の加護も薄れていき、他国から侵略されそうになる。戦いを知らない国王は、スネフリング帝国に助けを求めるが、その見返りに要求されたのは──。
精霊に護られた国の王女として生まれたにも関わらず、魔力を持って生まれなかった事で、母である王妃以外から冷遇されているカミリア第二王女。このカミリアが、人質同然にスネフリング帝国に行く事になり─。
❋独自設定有り。
❋誤字脱字には気を付けていますが、あると思います。すみません。気付き次第修正していきます。
魔法師団長の家政婦辞めたら溺愛されました【完結】
iru
恋愛
第19回 恋愛小説大賞エントリーしています。ぜひ1票お願いします。
小説家になろうですでに完結済みの作品です。よければお気に入りブックマークなどお願いします。
両親と旅をしている途中、魔物に襲われているところを、魔法師団に助けられたティナ。
両親は亡くなってしまったが、両親が命をかけて守ってくれた自分の命を無駄にせず強く生きていこうと決めた。
しかし、肉親も家もないティナが途方に暮れていると、魔物から助けてくれ、怪我の入院まで面倒を見てくれた魔法師団の団長レオニスから彼の家政婦として住み込みで働かないと誘われた。
魔物から助けられた時から、ひどく憧れていたレオニスの誘いを、ティナはありがたく受ける事にした。
自分はただの家政婦だと強く言い聞かせて、日に日に膨らむ恋心を抑え込むティナだった。
一方、レオニスもティナにどんどん惹かれていっていた。
初めはなくなった妹のようで放っては置けないと家政婦として雇ったが、その健気な様子に強く惹かれていった。
恋人になりたいが、年上で雇い主。
もしティナも同じ気持ちでないなら仕事まで奪ってしまうのではないか。
そんな思いで一歩踏み出せないレオニスだった。
そんな中ある噂から、ティナはレオニスの家政婦を辞めて家を出る決意をする。
レオニスは思いを伝えてティナを引き止めることができるのか?
両片思いのすれ違いのお話です。
悪役令嬢に転生したので、ゲームを無視して自由に生きる。私にしか使えない植物を操る魔法で、食べ物の心配は無いのでスローライフを満喫します。
向原 行人
ファンタジー
死にかけた拍子に前世の記憶が蘇り……どハマりしていた恋愛ゲーム『ときめきメイト』の世界に居ると気付く。
それだけならまだしも、私の名前がルーシーって、思いっきり悪役令嬢じゃない!
しかもルーシーは魔法学園卒業後に、誰とも結ばれる事なく、辺境に飛ばされて孤独な上に苦労する事が分かっている。
……あ、だったら、辺境に飛ばされた後、苦労せずに生きていけるスキルを学園に居る内に習得しておけば良いじゃない。
魔法学園で起こる恋愛イベントを全て無視して、生きていく為のスキルを習得して……と思ったら、いきなりゲームに無かった魔法が使えるようになってしまった。
木から木へと瞬間移動出来るようになったので、学園に通いながら、辺境に飛ばされた後のスローライフの練習をしていたんだけど……自由なスローライフが楽し過ぎるっ!
※第○話:主人公視点
挿話○:タイトルに書かれたキャラの視点
となります。
大根令嬢の雑学無双、王弟殿下を添えて。~ 前世を思い出したので、許婚をほったらかして人助けしまくります!!
古森真朝
恋愛
気弱な伯爵令嬢のカレンは、自分勝手な婚約者レナートに振り回されていた。耐え続けていたある日、舞踏会で何者かに突き飛ばされ、階段から落ちてしまう。
その傷が元で儚く……なるかと思いきや。衝撃で前世を思い出したカレンは一転、かの『ド根性大根』みたいな超・ポジティブ人間になっていた。
『モラハラ婚約者の思惑なんぞ知るか!! 今度こそ好きなことやって、目いっぱい幸せに長生きするんだから!!!』
昔ひたすら読書に耽って身に着けた『雑学』を武器に、うっかり採れ過ぎた作物や、開墾しようとすると不幸に見舞われる土地、不治の病にかかった王族、等々の問題をどんどん解決。
領地の内外で心強い友人が出来たり、いつの間にかものすごく有名になっていたり、何かと協力してくれる王弟ヴィクトルから好意を寄せられたり(注:気付いてない)する中、温かい家族と共に仕事に励んでいく。
一方、前世から因縁のある人々もまた、こちらに転生していて――
【完結】番としか子供が産まれない世界で
さくらもち
恋愛
番との間にしか子供が産まれない世界に産まれたニーナ。
何故か親から要らない子扱いされる不遇な子供時代に番と言う概念すら知らないまま育った。
そんなニーナが番に出会うまで
4話完結
出会えたところで話は終わってます。
【完結】そして異世界の迷い子は、浄化の聖女となりまして。
和島逆
ファンタジー
七年前、私は異世界に転移した。
黒髪黒眼が忌避されるという、日本人にはなんとも生きにくいこの世界。
私の願いはただひとつ。目立たず、騒がず、ひっそり平和に暮らすこと!
薬師助手として過ごした静かな日々は、ある日突然終わりを告げてしまう。
そうして私は自分の居場所を探すため、ちょっぴり残念なイケメンと旅に出る。
目指すは平和で平凡なハッピーライフ!
連れのイケメンをしばいたり、トラブルに巻き込まれたりと忙しい毎日だけれど。
この異世界で笑って生きるため、今日も私は奮闘します。
*他サイトでの初投稿作品を改稿したものです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる