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第51話 焼肉クレープ①
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フライパンに、薄ーくサラダ油みたいな油……トット油って言うのを引き。
そこに、これまた購入しておいたおたまを使って……出来たクレープ生地をすくい、出来るだけ薄く伸ばしていく。
「にゃー?」
クレハにはさっぱりだから、これがどう言う食べ物なのかわからないみたいだわ。
もちろん、ちゃんと説明はするわ。
「これをね? 表と裏、少し乾燥するくらいに焼いて……はい」
菜箸を使って、うまく焼けた生地をクレハに見せてあげた。
すぐに食べたそうにしていたが、まだだと避難させたわ。
「これやないん?」
「まだよ……。これを今からどんどん焼いてって、あとで具材を巻くの」
「まく?」
「うん、楽しみにしてて?」
「にゃー」
破けないように、慎重に焼いて……全部をお皿の上に乗せておいたら。その次に、具材作りだ。焼肉は絶対だから……あとは他の。おかずクレープだから、甘いのは今回却下だし……けど、材料は一昨日この里で買ったものしかない。
サラダ感覚で食べられる葉物野菜は……今回は特に購入していなかった。スインドさんのところでは、生鮮食品はなかったので……同じく。
しかし、今回は皆お腹ぺこぺこだから……種類を増やすのはまた次の機会にしよう!
とりあえず、焼肉バージョンをクレハと手分けして準備していった。
「さて、適度に冷ましたから」
クレープを巻くのは……実に久しぶりだ。事故と入院より前……年単位でやらなかったかしら? 凝った作り方だと、生地を寝かさなきゃいけないとかあったし。
具材を、一箇所に……今回は少し多めに広げた生地の上に置き。
折って、折って……くるくると巻いていったら。形は逆三角形にはならなかったけど、まあ形にはなった。和食じゃないし、私はクレープ専門店で働いていたわけじゃないから。
これを本当なら紙に巻きたいとこだけど……クッキングシートとかはないので、お皿に載せておくことにしたわ。クレハがかぶりつきそうだったが、注意してやめさせた。
「なーんでなん?」
「皆で食べる方が美味しいからよ?」
「にゃ?」
「食事って、気分で味も雰囲気も全然変わるのよ?」
「……そうなん?」
「うん」
多分だけど。
長老おじいちゃんがともかく……ご両親が不在がずっと続いていたからか。クレハには『食卓を囲む』って概念がないかもしれない。
けど……ここ二、三日で私が加わったことで、ちょっと変わったかなとは思うが。
クレハは首を傾げながらも、うんうん唸ってたわ。
「うーん。気分にゃぁ?」
「もう少しで出来るから……クレハもやってみる? 巻くの」
「……ええのん?」
「何事も経験よ?」
けど、狩りとかは器用なのに……手先の方は少しぶきっちょなのか、何回か生地を破きそうになったのですぐにバトンタッチとなったわ。
そこに、これまた購入しておいたおたまを使って……出来たクレープ生地をすくい、出来るだけ薄く伸ばしていく。
「にゃー?」
クレハにはさっぱりだから、これがどう言う食べ物なのかわからないみたいだわ。
もちろん、ちゃんと説明はするわ。
「これをね? 表と裏、少し乾燥するくらいに焼いて……はい」
菜箸を使って、うまく焼けた生地をクレハに見せてあげた。
すぐに食べたそうにしていたが、まだだと避難させたわ。
「これやないん?」
「まだよ……。これを今からどんどん焼いてって、あとで具材を巻くの」
「まく?」
「うん、楽しみにしてて?」
「にゃー」
破けないように、慎重に焼いて……全部をお皿の上に乗せておいたら。その次に、具材作りだ。焼肉は絶対だから……あとは他の。おかずクレープだから、甘いのは今回却下だし……けど、材料は一昨日この里で買ったものしかない。
サラダ感覚で食べられる葉物野菜は……今回は特に購入していなかった。スインドさんのところでは、生鮮食品はなかったので……同じく。
しかし、今回は皆お腹ぺこぺこだから……種類を増やすのはまた次の機会にしよう!
とりあえず、焼肉バージョンをクレハと手分けして準備していった。
「さて、適度に冷ましたから」
クレープを巻くのは……実に久しぶりだ。事故と入院より前……年単位でやらなかったかしら? 凝った作り方だと、生地を寝かさなきゃいけないとかあったし。
具材を、一箇所に……今回は少し多めに広げた生地の上に置き。
折って、折って……くるくると巻いていったら。形は逆三角形にはならなかったけど、まあ形にはなった。和食じゃないし、私はクレープ専門店で働いていたわけじゃないから。
これを本当なら紙に巻きたいとこだけど……クッキングシートとかはないので、お皿に載せておくことにしたわ。クレハがかぶりつきそうだったが、注意してやめさせた。
「なーんでなん?」
「皆で食べる方が美味しいからよ?」
「にゃ?」
「食事って、気分で味も雰囲気も全然変わるのよ?」
「……そうなん?」
「うん」
多分だけど。
長老おじいちゃんがともかく……ご両親が不在がずっと続いていたからか。クレハには『食卓を囲む』って概念がないかもしれない。
けど……ここ二、三日で私が加わったことで、ちょっと変わったかなとは思うが。
クレハは首を傾げながらも、うんうん唸ってたわ。
「うーん。気分にゃぁ?」
「もう少しで出来るから……クレハもやってみる? 巻くの」
「……ええのん?」
「何事も経験よ?」
けど、狩りとかは器用なのに……手先の方は少しぶきっちょなのか、何回か生地を破きそうになったのですぐにバトンタッチとなったわ。
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