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第七章 不可思議な罠達②
第3話 迷路の罠②
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なんでそんなこと!?
と思っていると……崩れた壁が、壊れたままになるかと思いきや、なんか動き出してくっついて……!?
【守護ゴーレムとはちゃう、ゴーレム製造ポイントやんな??】
フランツはのんきにテレパシーを送ってくるけど、つまりはこれって。
「敵ですの?」
「だろうなあ?」
こっちまで、のんきなんだから!?
ゴーレムは瓦礫から出来上がると、どう言う仕組みなのか金属みたいな剣を持っていたし!!?
「倒しますよ!?」
「まあ、待て」
僕がフランツを使って倒そうとしてら、ジェフさんに首根っこを掴まれてしまった。
「ジェフさん??」
「こう言う場合は、俺の経験上……いくつかパターンがあるんだ」
ほら、とゴーレムに指を向けると……ゴーレムは全然攻撃して来ないのが見えた。
それどころか、剣は背中に背負い? 手には石板を代わりに持っていたのだ。
【……問いに答えよ。挑戦者達】
上の階層とは違う、男の人のようなアナウンスみたいなのが聞こえてきた。どう言う仕組みなのか、ちっともわからない。
「まあ!? 魔導具ですのぉ!?」
マシュさんは後ろに隠れていたんだけど、アナウンスぽいのが聞こえたら……僕らの前に勢いよく出てきた。これも魔導具なのだろうかとも思うが、興味の対象にはなっているのだろう。
【否。我はただのゴーレム】
マシュさんの質問に答えている時点で、普通のゴーレムじゃないだろうけど……。
(これの核も、マシュさん欲しいのかな??)
今のところ、特にお願いとかはされないから様子見かも。
とりあえず、僕も攻撃態勢を止めてジェフさんに下ろしてもらった。
「クイズとかか?」
「「クイズ??」」
「ダンジョンによるが、迷わせている途中かどこかで……挑戦者とかに、さらに難題とかを吹っ掛けてくる。迷路は俺もまだ経験はなかったが……壁を壊せば、ゴーレムが精製されて戦うか、質問されるか。パターンはいくつかあるが今回はそれか? そう言うのをクイズと言うんだと」
数多くのダンジョンを経験されたジェフさんだからこそ言える言葉。
なら、ひとりでも攻略出来るのではと思っていると……ゴーレムからまたアナウンスが聞こえてきた。
【挑戦者、三名。であれば、三名中二名以上の回答を得られねば……この迷路でさまようこととなる】
と言われたため、複数じゃなきゃ意味がない事態になりました。
「楽しそうですの!!」
『きゅー!!』
マシュさんはやる気に満ち溢れていた。僕も、戦闘じゃないからいいかな? とは思っていたけれど。
【問いに答えよ。石板に浮かぶ、選択肢を選べ】
と、アナウンスが続けば……ゴーレムの持っている石板に文字が浮かんできた。
『パンはパンでも食べられないパンは??
①鉄鍋
②フライパン
③鉄板
』
まったくにもって、意味のわからないクイズとやらだった!!?
と思っていると……崩れた壁が、壊れたままになるかと思いきや、なんか動き出してくっついて……!?
【守護ゴーレムとはちゃう、ゴーレム製造ポイントやんな??】
フランツはのんきにテレパシーを送ってくるけど、つまりはこれって。
「敵ですの?」
「だろうなあ?」
こっちまで、のんきなんだから!?
ゴーレムは瓦礫から出来上がると、どう言う仕組みなのか金属みたいな剣を持っていたし!!?
「倒しますよ!?」
「まあ、待て」
僕がフランツを使って倒そうとしてら、ジェフさんに首根っこを掴まれてしまった。
「ジェフさん??」
「こう言う場合は、俺の経験上……いくつかパターンがあるんだ」
ほら、とゴーレムに指を向けると……ゴーレムは全然攻撃して来ないのが見えた。
それどころか、剣は背中に背負い? 手には石板を代わりに持っていたのだ。
【……問いに答えよ。挑戦者達】
上の階層とは違う、男の人のようなアナウンスみたいなのが聞こえてきた。どう言う仕組みなのか、ちっともわからない。
「まあ!? 魔導具ですのぉ!?」
マシュさんは後ろに隠れていたんだけど、アナウンスぽいのが聞こえたら……僕らの前に勢いよく出てきた。これも魔導具なのだろうかとも思うが、興味の対象にはなっているのだろう。
【否。我はただのゴーレム】
マシュさんの質問に答えている時点で、普通のゴーレムじゃないだろうけど……。
(これの核も、マシュさん欲しいのかな??)
今のところ、特にお願いとかはされないから様子見かも。
とりあえず、僕も攻撃態勢を止めてジェフさんに下ろしてもらった。
「クイズとかか?」
「「クイズ??」」
「ダンジョンによるが、迷わせている途中かどこかで……挑戦者とかに、さらに難題とかを吹っ掛けてくる。迷路は俺もまだ経験はなかったが……壁を壊せば、ゴーレムが精製されて戦うか、質問されるか。パターンはいくつかあるが今回はそれか? そう言うのをクイズと言うんだと」
数多くのダンジョンを経験されたジェフさんだからこそ言える言葉。
なら、ひとりでも攻略出来るのではと思っていると……ゴーレムからまたアナウンスが聞こえてきた。
【挑戦者、三名。であれば、三名中二名以上の回答を得られねば……この迷路でさまようこととなる】
と言われたため、複数じゃなきゃ意味がない事態になりました。
「楽しそうですの!!」
『きゅー!!』
マシュさんはやる気に満ち溢れていた。僕も、戦闘じゃないからいいかな? とは思っていたけれど。
【問いに答えよ。石板に浮かぶ、選択肢を選べ】
と、アナウンスが続けば……ゴーレムの持っている石板に文字が浮かんできた。
『パンはパンでも食べられないパンは??
①鉄鍋
②フライパン
③鉄板
』
まったくにもって、意味のわからないクイズとやらだった!!?
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