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第七章 繋がりは広がる
249.トルナコの食べ方-②
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トルナコを少し分厚めにスライスして。
薄力粉と卵。水を溶いて衣の部分を作ります。これに、スライスしたトルナコを優しく入れて、絡めたらフライヤーで衣がカリッとするまで揚げるだけ。
「味は塩のみです!!」
「サイソースじゃなくていいの??」
「余計に味がくどくなるので……ささ、お塩でどうぞ」
「うん!」
本当はレモン塩で食べたいところだけど、リモニの乾燥したものはないから断念。お塩でも、ただの白いお塩じゃなくて、岩塩を使用するから大丈夫!!
熱々なので、フォークで刺してからフィーさんはお塩ちょんちょんからのパクリ。
「!?」
「どーですか?」
「美味し……美味しいよ!? 生も美味しかったけど……もっとトロトロして、あとほくほくしてる?? 芋みたい」
「ふふ」
芋ではないけど、アボカドは野菜よりフルーツの部類だからね? この世界での基準についてはわかんないんだけど。
「ん!?」
「外側がサクサク……トルナコはとろっと……フィー様がおっしゃるようにホクホクとしていますな? これは……美味だ」
「こう言う揚げ物には、リモニの絞り汁かけるとさっぱりしますよ??」
「なるほど!! 興味深いですな!?」
さてさて、アボカドもといトルナコの消費について改めて認識してもらったとこで。僕が出来るのは、トルナコとヴィラカダのピッツァを作るとこ。
試作用に、マヨネーズとトマトソースで一枚でハーフ&ハーフに。
トルナコとヴィラカダの剥き身をこれでもかと載せて、あしらいにはブロッコリーを湯がいて小さくほぐしたのを載せるだけ。
「「おー!!?」」
「美しいですな?」
「食べてみてください!! 僕おすすめはオーラルソースです!!」
「「「では!!」」」
三人が手を伸ばしてから、クラウ用にはトマトソースの方をくるくる巻いてから口に持っていってあげた。
「ふぁぁあ!」
「はい、どうぞ?」
パクッと、ムグムグっと……そして、モキュモキュ食べて行く様子が大変可愛らしい。僕もマヨネーズの方を一枚パクッと。……予想以上にエビアボカドのマヨピッツァが出来上がっていました。まる。
「「美味し……!?」」
「ヴィラカダにマトゥラーもですが、オーラルソースもとは。これは、大変合いますな!!?」
「トルナコはサンドイッチにしても美味しいんですが、リモニ汁に軽く漬けないと色が悪くなるはずです」
「!?……なるほど。色をとめておく処置が」
などと、マリウスさんもですがライガーさんも考え込んでしまい、お夕飯の時間が近くなるまで僕らはトルナコ料理を色々披露することになりました。
薄力粉と卵。水を溶いて衣の部分を作ります。これに、スライスしたトルナコを優しく入れて、絡めたらフライヤーで衣がカリッとするまで揚げるだけ。
「味は塩のみです!!」
「サイソースじゃなくていいの??」
「余計に味がくどくなるので……ささ、お塩でどうぞ」
「うん!」
本当はレモン塩で食べたいところだけど、リモニの乾燥したものはないから断念。お塩でも、ただの白いお塩じゃなくて、岩塩を使用するから大丈夫!!
熱々なので、フォークで刺してからフィーさんはお塩ちょんちょんからのパクリ。
「!?」
「どーですか?」
「美味し……美味しいよ!? 生も美味しかったけど……もっとトロトロして、あとほくほくしてる?? 芋みたい」
「ふふ」
芋ではないけど、アボカドは野菜よりフルーツの部類だからね? この世界での基準についてはわかんないんだけど。
「ん!?」
「外側がサクサク……トルナコはとろっと……フィー様がおっしゃるようにホクホクとしていますな? これは……美味だ」
「こう言う揚げ物には、リモニの絞り汁かけるとさっぱりしますよ??」
「なるほど!! 興味深いですな!?」
さてさて、アボカドもといトルナコの消費について改めて認識してもらったとこで。僕が出来るのは、トルナコとヴィラカダのピッツァを作るとこ。
試作用に、マヨネーズとトマトソースで一枚でハーフ&ハーフに。
トルナコとヴィラカダの剥き身をこれでもかと載せて、あしらいにはブロッコリーを湯がいて小さくほぐしたのを載せるだけ。
「「おー!!?」」
「美しいですな?」
「食べてみてください!! 僕おすすめはオーラルソースです!!」
「「「では!!」」」
三人が手を伸ばしてから、クラウ用にはトマトソースの方をくるくる巻いてから口に持っていってあげた。
「ふぁぁあ!」
「はい、どうぞ?」
パクッと、ムグムグっと……そして、モキュモキュ食べて行く様子が大変可愛らしい。僕もマヨネーズの方を一枚パクッと。……予想以上にエビアボカドのマヨピッツァが出来上がっていました。まる。
「「美味し……!?」」
「ヴィラカダにマトゥラーもですが、オーラルソースもとは。これは、大変合いますな!!?」
「トルナコはサンドイッチにしても美味しいんですが、リモニ汁に軽く漬けないと色が悪くなるはずです」
「!?……なるほど。色をとめておく処置が」
などと、マリウスさんもですがライガーさんも考え込んでしまい、お夕飯の時間が近くなるまで僕らはトルナコ料理を色々披露することになりました。
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