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第十二章 異界の年明け
365.こちらでも相談
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何故、こうなってしまったのかな??
「……聞いてやぁ。カティアちゃぁん!!」
城内を、成長したクラウを頭に乗せながらお散歩していると……ちょっと、お久しぶりの人とお会い出来たんです。
「どうしたんですか? シェイルさん」
「ふゅぅ?」
僕に泣きつきにくるようなお顔でいたから、ちょっとビックリしちゃったよ。
ただ、お話を聞くに廊下だと色々目立つから……中層の食堂にお邪魔させていただくことになった。
中は人であふれているから、ちょっとした隠れ蓑にはなるだろう。
けど、僕は仕事はともかく、利用するのは初めてだったから……シェイルさんに教わりながら、飲み物をホットココアにすることにした。背丈の関係でカウンターには届かないから、シェイルさんに運んでもらったけどね?
クラウにはオレンジジュースだ。
ちょっと奥の方の席に腰掛けて……シェイルさんもコーヒーを口にされてから、またしょぼんとテーブルに顔をこすりつけた。
「はぁ……うち、嫌われてんのかなあ?」
「…………どなたに?」
「ふゅ?」
なんとなく、だけど……その内容がわかってきた。
この前、フィーさんとフォックスさんに聞いたことがあるからだけど。
「……副将軍」
「ジェイルさんに??」
「今日も……めっちゃ厳しく叱られたんや!!」
これはこれは……。
僕が一応……お子ちゃまなのに、全然お子ちゃまらしくない性格をしているから……相談に乗って欲しいのかも。
僕も、そんなにジェイルさんと会っていないけど……前に話した、メープルシロップがどうなったか聞いていないなあ??
「けど……理由があって、厳しくされたのでは?」
「…………そう思うん??」
「…………僕も、たとえば……セヴィルさんから理由もなく怒られませんし」
まず、怒られたことはほとんどないけど……例えに出して、ごめんなさい。セヴィルさん……。
「か……閣下、が……カティアちゃんに!?」
「例え!! 例えですから!!」
「せやけど……閣下がカティアちゃんに?? まったく想像出来んわ……」
「ま、まあ……ジェイルさんと僕はあんまり接点ないですけど。僕を助けてくれた時も、無闇に怒るような人ではなかったですし」
「……それは、カティアちゃんやからと思うで?」
「僕だから??」
「カティアちゃんは、めちゃくちゃ可愛ええからな!!」
それは僕が子供の外見だからだと思うけど……こじれそうになるので、言うのをやめておいた。
「……シェイルさんも可愛い方だと思うんですけど?」
「……おおきに。あ~~……閣下にどうアピールしたらええんや?」
だから、外見とは無相応な相談事を何故僕に!?
僕が、セヴィルさんの御名手と言うことと、お、お付き合いを始めたことは……知らないはず。
それか、僕がジェイルさんと接点があった子供だから??
ホットココアを飲みながら考えたけど……さっぱり、わかりましぇん!!
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