54 / 616
第二章 交わる会合
054.守護妖とその主人
しおりを挟む
きゅうきさんの見た目は黒と白のまだら模様の長髪で、服装は真っ白な中国風のお衣装。
そして、おそろしいほど背が高い。2メートル以上はありそう。エディオスさんが見上げちゃうくらいかもしれない。
僕なんか8歳児のちんまい子供の姿だから、首上げすぎて痛くなっちゃいそうだ。顔は見えにくいけれど、渋くってがっしりされた精悍なお顔立ちが特徴。
さっきの牛ヤマアラシは一体どこに行ったの?と思うくらい面影がちっともない。
「ふゅぅ……?」
あ、どうやらクラウが起きちゃったみたいだ。
顔を覗き込めば、くぁって小さなあくびをしていた。
「あら、人形かと思ったけれど聖獣だったのかしら?」
「え、あ、その……」
いくら王妃様でも、初対面の人にクラウが神獣だってことは言わない方がいいよね?
「それは神獣だな。見た目は幼いが間違いなかろう」
ものっそしっぶいお声が横から割り込んできた。
誰だと思ったら、こちらを見下ろしてきていたきゅうきさんだった。
なんで余計なこと言っちゃうんですか!
「神獣? では、この子が?」
「ああ、神力に充たされているようだ、まず間違いはない。我らが報せを受けたあの力の解放もおそらくこれよの」
あれ、僕とクラウを置いて勝手に話されている。
王妃様はじーっとクラウを見下ろしているが、クラウはなぁに?と言った感じに首を傾げていた。
「ふゅ?」
「……不思議な鳴き声ね。と言うと、あなたはこの子の主人なのかしら?」
「あ……はい」
クラウが神獣とバレたからには誤魔化しのしようがない。
僕は素直に答えた。
すると、王妃様は急に大きなため息を吐かれました。
「主が決まっていたのなら、急いで来る必要はなかったじゃない。饕餮が急かすからよ?」
「う……それはすまぬ」
誰のこと?と思って美形集団の方を向けば、青みがかった黒髪の秀麗っぽいお兄さんが身をすくめていた。こっちのお兄さん達もきゅうきさんと同じ中国風の真っ白なお衣装を着てらっしゃってたよ。
「それに便乗して渾沌に檮杌まで私どころかリースを動かしてこちらの宮城に来る日程を三日も詰めたと言うのに……無理矢理リースに公務をこなさせた詫びは後でするのよ?」
『【御意……】』
こんとんやとうこつとは名前ですか?
きゅうきさんもだけど、とうてつさんとやらもなんだか日本と言うかアジアンなお名前。ただ、一個だけ普通の名前が出てきたけれど。
とは言っても、誰がどれだかチンプンカンプンで僕は頭がこんがらがってきそうでした。
「まったく……あら、ごめんなさい。この子達の説明すらまだだったわね」
「い、いえ……えと、この方達は一体?」
「私の守護妖よ。四体いるから『四凶』と呼ばれているのだけれど」
「しゅごよう……しきょう?」
聞いたことのない単語達にううーんと首を傾げていたら、王妃様にふふっと笑われた。
……やはりお人形さんのように綺麗だから笑顔までお美しくて眩し過ぎます。
「こちらのお国ではあまりない言葉だものね。守護妖は魔獣と違って、異形ではあるけれど聖獣のように主人の騎獣となり加護を宿すものなの。さっきのこの子達の姿はなんとなく覚えているでしょう?」
「え、えぇまぁ……」
妖怪絵図みたいだったとは、本人達がいるから口が裂けても言いませんとも。
「今横にいるのが四凶のまとめ役を担ってる窮奇よ」
「……窮奇と申す」
ぺこりと簡単にお辞儀と自己紹介なさってくださいました。
僕も慌ててお辞儀をしました。
「それで、あちらの真ん中にいる青っぽい黒髪が饕餮。右の薄紫の髪が渾沌。左の銀髪が檮杌と言うの」
「渾沌である」
「饕餮と申す」
「檮杌だ」
……名前がどうにか一致出来た程度かな。
あとは目印になる髪の色くらいだ。髪の長さや顔だけじゃとても覚えられない。それに、元はあのおっかなびっくりな妖怪みたいなお姿だったと思うと背筋がぶるってしてしまう。
出来ればあの姿には極力ならないでほしいです。人面とか特に怖かった。今のホスト風イケメンみたいなお顔じゃなかったのは確かです。
「それで、あなたの名前を伺ってもよくて?」
「あ、すいません! 僕はカティア=クロノ=ゼヴィアークと言います」
「え、男の子?」
「す、すみません。癖で自分を僕と言っちゃうだけで女です!」
「あ、あらそう……」
うっかり一人称そのままで自己紹介しちゃいました。
(でも、嫌悪感は持たれてないみたい?)
濃いエメラルドグリーンの瞳をパチパチと瞬きさせてたくらいだったから。
「まあ、個性は人それぞれですものね。そちらの神獣の名前はもうつけられたの?」
「あ、はい。クラウと言います」
「ふゅ!」
クラウは意思疎通が出来ないから代わりに自己紹介してあげると、本人は呼ばれて嬉しいのか両手をぴこんと上げていた。
「いいお名前ね。天上の綿帽子……うん、愛らしいその姿にはぴったりだわ」
フィーさんにヴァスシードとは言語の差異はないって聞いてたけど本当だったんだ。
「ファル、そなたの名がまだだぞ?」
「あら、ごめんなさい」
きゅうきさんの指摘に王妃様はうっかりしてたと肩を落とした。
そして、こほんと小さく咳払いされた。
「初めまして、私はヴァスシードの現国王の妻であるファルミア=ルティス=クルト=ムスタリカ=ヴァスシードよ。長くてごめんなさい。ファルミアが名前だけれど、ファルでもミーアでも好きに呼んで構わないわ」
「いえ、せめてファルミアさんで……」
王妃様に愛称呼びなんて恐れ多くて無理です。
エディオスさんを愛称呼び出来なかったのは単に気軽に呼べない印象を持ったからで、王様だって言うのは後から知ったもの。
フィーさんとアナさんは呼びにくいからだけです。アナさんは許可もらわずにいきなり呼んじゃってたけど、訂正を求められたことないからそのままに。
せ、セヴィルさんはこ、婚約者だから愛称呼びよりは正式なお名前の方がいいかと勝手な解釈!
「そう。じゃあ私はカティと呼ばせてもらっていいかしら?」
「え、はぁ……えと、ファルミアさんはどうしてこちらに? それと、旦那さんである王様はどうされたんですか?」
きゅうきさん達守護妖と一緒にいる理由はわからなくもないけど、なんでこちらにお一人で?
僕が質問を投げかければ、ファルミアさんはちょっと苦い顔をされた。
「……こっちに来た理由は、ね。この子達があなたの神獣が誕生したとの報せが来たとかで、公務を無理に終わらせて途中は転移方陣を使ったりとかして急いで来たの。部屋には転移でお邪魔したわ。リース……私の夫の、ヴァスシード国王ユティリウスも転移の魔術で一旦自分がよく使わせてもらっているゲストルームに多分行ってるはずよ」
「ふ、普通お出迎えされる側じゃ?」
じゃないと今頃エディオスさん達てんやわんやになってるんじゃないかと思う。
でも、クラウが誕生した事を守護妖さん達がどうやって知ったんだろうか?
『どーも、クラウは卵の状態から周囲に自分の主人になる奴を引き寄せようと聖獣らにずっと言ってたらしいぜ?』
『そして見つかった今日になって、聖獣達が歓喜の遠吠えをするなどと後が立たないようでな。今頃は落ち着いてるとは思うが』
たしかエディオスさんとセヴィルさんがそんなこと言ってたような……国越えしてまで、交信って届くものなのかな?
「ああ、一応識札をリースが飛ばしたものね。とにかく急いで来たから早く休みたくってここに来ちゃったけれど、リュシアに聞いて他の部屋を当たるしかないわね」
「す、すみません」
「あら、どうしてカティが謝るの?」
「え、だって」
この部屋はファルミアさんがよくお使いになられてた部屋だった。決められたのはアナさんだったから僕はその好意に甘えちゃっただけども。
僕が答えないでいると、ファルミアさんはまたふふっと笑い出した。
「ここに采配したのはリュシアでしょう? 別にそういったのは今回が初めてではないし、カティが気にすることないわ」
「そ、そうですか……?」
それを聞いて少し肩の荷が軽くなりました。
とここで、僕の視線の片隅に本らしきものが映り込んだ。
「あ」
ベッドに置かれた一冊の本らしきもの。
それは僕がおやつ前に書いてた日記帳だった。
「カティ?」
「え、あ、あの……あれって」
僕が日記帳に指を向けると、ファルミアさんは振り返ってああと頷かれた。
「日記帳だったわね。でも、ほとんどレシピ本に近いものだったから、つい夢中になって読んでしまってたけれど」
「はい?」
日本語が読めた?
なんで?
わけがわからないと僕は頭が痛くなりそうだった。
「ああ、それで思い出したわ。カティ、あなた異界からの転生者でしょう?」
「は? 転生者では……」
「あら、違って? 私と同じ日本人が来たんだと思って期待してしまったけど……」
「日本人⁉︎」
この時ほどツッコミ親友がいて欲しいと思った僕だった。
そして、おそろしいほど背が高い。2メートル以上はありそう。エディオスさんが見上げちゃうくらいかもしれない。
僕なんか8歳児のちんまい子供の姿だから、首上げすぎて痛くなっちゃいそうだ。顔は見えにくいけれど、渋くってがっしりされた精悍なお顔立ちが特徴。
さっきの牛ヤマアラシは一体どこに行ったの?と思うくらい面影がちっともない。
「ふゅぅ……?」
あ、どうやらクラウが起きちゃったみたいだ。
顔を覗き込めば、くぁって小さなあくびをしていた。
「あら、人形かと思ったけれど聖獣だったのかしら?」
「え、あ、その……」
いくら王妃様でも、初対面の人にクラウが神獣だってことは言わない方がいいよね?
「それは神獣だな。見た目は幼いが間違いなかろう」
ものっそしっぶいお声が横から割り込んできた。
誰だと思ったら、こちらを見下ろしてきていたきゅうきさんだった。
なんで余計なこと言っちゃうんですか!
「神獣? では、この子が?」
「ああ、神力に充たされているようだ、まず間違いはない。我らが報せを受けたあの力の解放もおそらくこれよの」
あれ、僕とクラウを置いて勝手に話されている。
王妃様はじーっとクラウを見下ろしているが、クラウはなぁに?と言った感じに首を傾げていた。
「ふゅ?」
「……不思議な鳴き声ね。と言うと、あなたはこの子の主人なのかしら?」
「あ……はい」
クラウが神獣とバレたからには誤魔化しのしようがない。
僕は素直に答えた。
すると、王妃様は急に大きなため息を吐かれました。
「主が決まっていたのなら、急いで来る必要はなかったじゃない。饕餮が急かすからよ?」
「う……それはすまぬ」
誰のこと?と思って美形集団の方を向けば、青みがかった黒髪の秀麗っぽいお兄さんが身をすくめていた。こっちのお兄さん達もきゅうきさんと同じ中国風の真っ白なお衣装を着てらっしゃってたよ。
「それに便乗して渾沌に檮杌まで私どころかリースを動かしてこちらの宮城に来る日程を三日も詰めたと言うのに……無理矢理リースに公務をこなさせた詫びは後でするのよ?」
『【御意……】』
こんとんやとうこつとは名前ですか?
きゅうきさんもだけど、とうてつさんとやらもなんだか日本と言うかアジアンなお名前。ただ、一個だけ普通の名前が出てきたけれど。
とは言っても、誰がどれだかチンプンカンプンで僕は頭がこんがらがってきそうでした。
「まったく……あら、ごめんなさい。この子達の説明すらまだだったわね」
「い、いえ……えと、この方達は一体?」
「私の守護妖よ。四体いるから『四凶』と呼ばれているのだけれど」
「しゅごよう……しきょう?」
聞いたことのない単語達にううーんと首を傾げていたら、王妃様にふふっと笑われた。
……やはりお人形さんのように綺麗だから笑顔までお美しくて眩し過ぎます。
「こちらのお国ではあまりない言葉だものね。守護妖は魔獣と違って、異形ではあるけれど聖獣のように主人の騎獣となり加護を宿すものなの。さっきのこの子達の姿はなんとなく覚えているでしょう?」
「え、えぇまぁ……」
妖怪絵図みたいだったとは、本人達がいるから口が裂けても言いませんとも。
「今横にいるのが四凶のまとめ役を担ってる窮奇よ」
「……窮奇と申す」
ぺこりと簡単にお辞儀と自己紹介なさってくださいました。
僕も慌ててお辞儀をしました。
「それで、あちらの真ん中にいる青っぽい黒髪が饕餮。右の薄紫の髪が渾沌。左の銀髪が檮杌と言うの」
「渾沌である」
「饕餮と申す」
「檮杌だ」
……名前がどうにか一致出来た程度かな。
あとは目印になる髪の色くらいだ。髪の長さや顔だけじゃとても覚えられない。それに、元はあのおっかなびっくりな妖怪みたいなお姿だったと思うと背筋がぶるってしてしまう。
出来ればあの姿には極力ならないでほしいです。人面とか特に怖かった。今のホスト風イケメンみたいなお顔じゃなかったのは確かです。
「それで、あなたの名前を伺ってもよくて?」
「あ、すいません! 僕はカティア=クロノ=ゼヴィアークと言います」
「え、男の子?」
「す、すみません。癖で自分を僕と言っちゃうだけで女です!」
「あ、あらそう……」
うっかり一人称そのままで自己紹介しちゃいました。
(でも、嫌悪感は持たれてないみたい?)
濃いエメラルドグリーンの瞳をパチパチと瞬きさせてたくらいだったから。
「まあ、個性は人それぞれですものね。そちらの神獣の名前はもうつけられたの?」
「あ、はい。クラウと言います」
「ふゅ!」
クラウは意思疎通が出来ないから代わりに自己紹介してあげると、本人は呼ばれて嬉しいのか両手をぴこんと上げていた。
「いいお名前ね。天上の綿帽子……うん、愛らしいその姿にはぴったりだわ」
フィーさんにヴァスシードとは言語の差異はないって聞いてたけど本当だったんだ。
「ファル、そなたの名がまだだぞ?」
「あら、ごめんなさい」
きゅうきさんの指摘に王妃様はうっかりしてたと肩を落とした。
そして、こほんと小さく咳払いされた。
「初めまして、私はヴァスシードの現国王の妻であるファルミア=ルティス=クルト=ムスタリカ=ヴァスシードよ。長くてごめんなさい。ファルミアが名前だけれど、ファルでもミーアでも好きに呼んで構わないわ」
「いえ、せめてファルミアさんで……」
王妃様に愛称呼びなんて恐れ多くて無理です。
エディオスさんを愛称呼び出来なかったのは単に気軽に呼べない印象を持ったからで、王様だって言うのは後から知ったもの。
フィーさんとアナさんは呼びにくいからだけです。アナさんは許可もらわずにいきなり呼んじゃってたけど、訂正を求められたことないからそのままに。
せ、セヴィルさんはこ、婚約者だから愛称呼びよりは正式なお名前の方がいいかと勝手な解釈!
「そう。じゃあ私はカティと呼ばせてもらっていいかしら?」
「え、はぁ……えと、ファルミアさんはどうしてこちらに? それと、旦那さんである王様はどうされたんですか?」
きゅうきさん達守護妖と一緒にいる理由はわからなくもないけど、なんでこちらにお一人で?
僕が質問を投げかければ、ファルミアさんはちょっと苦い顔をされた。
「……こっちに来た理由は、ね。この子達があなたの神獣が誕生したとの報せが来たとかで、公務を無理に終わらせて途中は転移方陣を使ったりとかして急いで来たの。部屋には転移でお邪魔したわ。リース……私の夫の、ヴァスシード国王ユティリウスも転移の魔術で一旦自分がよく使わせてもらっているゲストルームに多分行ってるはずよ」
「ふ、普通お出迎えされる側じゃ?」
じゃないと今頃エディオスさん達てんやわんやになってるんじゃないかと思う。
でも、クラウが誕生した事を守護妖さん達がどうやって知ったんだろうか?
『どーも、クラウは卵の状態から周囲に自分の主人になる奴を引き寄せようと聖獣らにずっと言ってたらしいぜ?』
『そして見つかった今日になって、聖獣達が歓喜の遠吠えをするなどと後が立たないようでな。今頃は落ち着いてるとは思うが』
たしかエディオスさんとセヴィルさんがそんなこと言ってたような……国越えしてまで、交信って届くものなのかな?
「ああ、一応識札をリースが飛ばしたものね。とにかく急いで来たから早く休みたくってここに来ちゃったけれど、リュシアに聞いて他の部屋を当たるしかないわね」
「す、すみません」
「あら、どうしてカティが謝るの?」
「え、だって」
この部屋はファルミアさんがよくお使いになられてた部屋だった。決められたのはアナさんだったから僕はその好意に甘えちゃっただけども。
僕が答えないでいると、ファルミアさんはまたふふっと笑い出した。
「ここに采配したのはリュシアでしょう? 別にそういったのは今回が初めてではないし、カティが気にすることないわ」
「そ、そうですか……?」
それを聞いて少し肩の荷が軽くなりました。
とここで、僕の視線の片隅に本らしきものが映り込んだ。
「あ」
ベッドに置かれた一冊の本らしきもの。
それは僕がおやつ前に書いてた日記帳だった。
「カティ?」
「え、あ、あの……あれって」
僕が日記帳に指を向けると、ファルミアさんは振り返ってああと頷かれた。
「日記帳だったわね。でも、ほとんどレシピ本に近いものだったから、つい夢中になって読んでしまってたけれど」
「はい?」
日本語が読めた?
なんで?
わけがわからないと僕は頭が痛くなりそうだった。
「ああ、それで思い出したわ。カティ、あなた異界からの転生者でしょう?」
「は? 転生者では……」
「あら、違って? 私と同じ日本人が来たんだと思って期待してしまったけど……」
「日本人⁉︎」
この時ほどツッコミ親友がいて欲しいと思った僕だった。
33
あなたにおすすめの小説
幼女と執事が異世界で
天界
ファンタジー
宝くじを握り締めオレは死んだ。
当選金額は約3億。だがオレが死んだのは神の過失だった!
謝罪と称して3億分の贈り物を貰って転生したら異世界!?
おまけで貰った執事と共に異世界を満喫することを決めるオレ。
オレの人生はまだ始まったばかりだ!
現代知識と木魔法で辺境貴族が成り上がる! ~もふもふ相棒と最強開拓スローライフ~
はぶさん
ファンタジー
木造建築の設計士だった主人公は、不慮の事故で異世界のド貧乏男爵家の次男アークに転生する。「自然と共生する持続可能な生活圏を自らの手で築きたい」という前世の夢を胸に、彼は規格外の「木魔法」と現代知識を駆使して、貧しい村の開拓を始める。
病に倒れた最愛の母を救うため、彼は建築・農業の知識で生活環境を改善し、やがて森で出会ったもふもふの相棒ウルと共に、村を、そして辺境を豊かにしていく。
これは、温かい家族と仲間に支えられ、無自覚なチート能力で無理解な世界を見返していく、一人の青年の最強開拓物語である。
別作品も掲載してます!よかったら応援してください。
おっさん転生、相棒はもふもふ白熊。100均キャンプでスローライフはじめました。
異世界に転移したら、孤児院でごはん係になりました
雪月夜狐
ファンタジー
ある日突然、異世界に転移してしまったユウ。
気がつけば、そこは辺境にある小さな孤児院だった。
剣も魔法も使えないユウにできるのは、
子供たちのごはんを作り、洗濯をして、寝かしつけをすることだけ。
……のはずが、なぜか料理や家事といった
日常のことだけが、やたらとうまくいく。
無口な男の子、甘えん坊の女の子、元気いっぱいな年長組。
個性豊かな子供たちに囲まれて、
ユウは孤児院の「ごはん係」として、毎日を過ごしていく。
やがて、かつてこの孤児院で育った冒険者や商人たちも顔を出し、
孤児院は少しずつ、人が集まる場所になっていく。
戦わない、争わない。
ただ、ごはんを作って、今日をちゃんと暮らすだけ。
ほんわか天然な世話係と子供たちの日常を描く、
やさしい異世界孤児院ファンタジー。
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
カクヨム(吉野 ひな)にて、先行投稿しています。
(完結)もふもふと幼女の異世界まったり旅
あかる
ファンタジー
死ぬ予定ではなかったのに、死神さんにうっかり魂を狩られてしまった!しかも証拠隠滅の為に捨てられて…捨てる神あれば拾う神あり?
異世界に飛ばされた魂を拾ってもらい、便利なスキルも貰えました!
完結しました。ところで、何位だったのでしょう?途中覗いた時は150~160位くらいでした。応援、ありがとうございました。そのうち新しい物も出す予定です。その時はよろしくお願いします。
異世界転生!ハイハイからの倍人生
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
僕は死んでしまった。
まさか野球観戦で死ぬとは思わなかった。
ホームランボールによって頭を打ち死んでしまった僕は異世界に転生する事になった。
転生する時に女神様がいくら何でも可哀そうという事で特殊な能力を与えてくれた。
それはレベルを減らすことでステータスを無制限に倍にしていける能力だった...
家ごと異世界転移〜異世界来ちゃったけど快適に暮らします〜
奥野細道
ファンタジー
都内の2LDKマンションで暮らす30代独身の会社員、田中健太はある夜突然家ごと広大な森と異世界の空が広がるファンタジー世界へと転移してしまう。
パニックに陥りながらも、彼は自身の平凡なマンションが異世界においてとんでもないチート能力を発揮することを発見する。冷蔵庫は地球上のあらゆる食材を無限に生成し、最高の鮮度を保つ「無限の食料庫」となり、リビングのテレビは異世界の情報をリアルタイムで受信・翻訳する「異世界情報端末」として機能。さらに、お風呂の湯はどんな傷も癒す「万能治癒の湯」となり、ベランダは瞬時に植物を成長させる「魔力活性化菜園」に。
健太はこれらの能力を駆使して、食料や情報を確保し、異世界の人たちを助けながら安全な拠点を築いていく。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる