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第十六章 異界のバカンスのために
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夏だ!
海だ!!
バカンスだ!!
「「わーい!!」」
僕とフィーさんは、海辺に着くなり同じタイミングで声を上げました!!
「海です!」
「海だよ!!」
今日から、バカンスが始まります!!
エディオスさん達が、お仕事を頑張ったお陰で……なんと5泊6日も出来ちゃう!!
修学旅行みたい!!
「ふゅふゅぅ!(きれー!)」
クラウが海にダイビングしちゃう前に。
僕は慌ててキャッチしました!!
「ダメだよ、クラウ」
「ふゅ?(なんでー?)」
「海は、とってもしょっぱいんだ。飲んじゃダメ」
「……びゅ(やー)」
辛いのは割と平気だけど、体に悪いものは飲んじゃいけないって言っておかないと。
無尽蔵胃袋の持ち主、クラウさんにも倒れて欲しくないもんね?
「さあて。私達も準備して運動しないと」
既に水着姿に着替えてたファルミアが来たので、僕もすぐに更衣室へダッシュ!!
神王家のプライベートビーチだけど、着替える場所があるのはありがたい。
とは言っても、下には着てたから脱ぐだけ。
服は鞄にしまって。
荷物はここに置いてていいから……もう一度海に戻る!!
「お待たせしましたー!」
砂浜に戻ると、サイノスさんや四凶さん達が日除のパラソルやレジャーシートみたいなのを設置してくれていた。
サイノスさん……傷跡多いけど、がっしりしてる!!
アナさん、鼻血とか出ないかなあ?
「おう。よく似合ってんじゃねぇか?」
「サイノスさんも! ……他の皆さんは?」
「エディとフィーにユティは既に泳ぎに行ってる。ゼルはまだ着替えから戻ってねぇな?」
「あれ? 女性の皆さんは?」
「あそこだ」
サイノスさんがパラソルをしっかり刺してから、向けた方向には。
どう見ても、目の毒でしかない魅惑の準備体操が繰り広げられていた。
やっぱり、皆さんお胸すごぉい!! 脚ほっそ!?
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