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第三章 交わる記憶
093.ティラミスアモーレ!-①
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むしゃむしゃ食べてるクラウが写真撮りたいくらい可愛いのに免じて、次はティラミス風をささっと作っていくよ。
「イシャールさんが作ってくださった生クリームに、滑らかにしておいたカッツクリームを混ぜておいて」
生地はポーンと素焼きしていく。
これを冷却で粗熱を取ってからスパベラでクリームを適量塗っていき、ココアをこれまた適量ふりかけたら完成。カッティングはまたシャルロッタさんがしてくださいました。
「……こんなけでいいのか?」
「まあ、とりあえずどうぞどうぞ」
「「いただきます」」
クリームが落ちないように手を添えられてからパクリと一口。
「「ん⁉︎」」
「甘過ぎなくて、美味しい⁉︎」
「ふゅふゅぅ!」
「クラウ、ほっぺにコパトついてるよ?」
歓声が上がってる中、フィーさんがクラウのほっぺの汚れを拭いてくれてました。
「生クリームがたっぷり塗ってあるのに、中にあるカッツクリームがまろやかにしてくれてますし、上のコパトがさらに引き締めてくれてますよ!」
ふふふ、感動しているシャルロッタさんにここは畳がけしましょう!
「素焼きした生地にあらかじめコフィーのシロップを塗っておくと、もう少し大人のデザートになりますよ?」
「は?」
「え?」
「コフィー、を?」
百聞は一見にしかず、これも作っていきます!
手順はほとんど一緒だけど、違うのは素焼きした生地に刷毛で均一になるようにコフィーに砂糖を混ぜたシロップを塗るだけ。その上にクリームとココアはさっきと同じにします。
「どうぞどうぞー」
見た目はさっきのティラミス風と同じでも、侮るなかれ。
「……コフィー塗っただけだよな?」
「カティアちゃんの技術は他と違って群を抜いているからね。信じようよ」
「そうですね」
「僕も食べるーー」
「ふゅゆゆゆ!」
ここは僕も食べさせてもらいます。
だって、ここ来てから何も食べてないもの。
「あーむ!」
まず主張してくるのはココアとクリーム。クリームの割合はクリームチーズを4割くらいにして混ぜたけど、元からの生クリームの甘さがちょうどよくて良い感じのティラミス風クリームになっていた。さすがイシャールさんだね。
(そして、生地を一緒に食べるとコーヒーの苦味が!)
甘さで舌鼓を打っていた後にやってくる適度な刺激。
大量には塗ってないから、ココア以上に甘さを引き締めてくれるよ。やっぱり塗った方がいいね!
「「「これ…………」」」
僕が堪能してたら、料理長さん達が何故か絶句しちゃってた。
何だろうとフィーさんとクラウと顔を合わせてもわからないので首を傾ぐしかない。
「カティア‼︎」
「うぇ、はい⁉︎」
急に迫って来たのはイシャールさんだった。
あまりの形相に僕は変な声が出ちゃったよ!
「このコパトとカッツクリームのだけ、中層と下層で出させてもらえねぇか⁉︎」
「ぴょ⁉︎」
「イシャール、セヴィルの話聞いてた?」
突然の申し出に僕じゃなくてフィーさんがちょっとむっとされちゃいました。
ただ、イシャールさんは真剣そのものでフィーさんの威圧にも屈しなかった。
「最近ヴァスシード以外の国々の臣下や小姓達も舌が疲れてんだよ。甘さ控えめはつくれなくないが、こういう組み合わせは多分どこにもねぇからな。奴らの舌に良い刺激を与えると思うんだ」
「コフィーは基本飲み物としてでしか扱っていませんからね」
「クリームと組み合わせるのも、私初めてです!」
「……ふーん」
イシャールさんに続いて他のお二人の表情も真剣そのもの。これは簡単に断りにくいからかフィーさんも返事を濁しているし。
(けど、意外。アフォガードとかはないにしても、コフィーにはミルク入れたりするのに?)
それはあっても、本当に飲み物として定着し過ぎてるから却ってデザートへの応用がしにくかったのかな?
「けど、生地作りはともかく伸ばし方や焼き加減はカティアじゃなきゃ無理だよ。僕だってまだやれてないし、伝授するにしたって式典二日前のこの忙しい時にこの子をここか下層でキリキリ働かせる気?」
「「「うっ……」」」
「え、で、でも、僕も当日とかにお世話になりますし?」
「こことかの回転数知らないからだよ! 今日とかはまだいいにしても、式典が節目の今年は下層の方は学園の子とかもくるから殺人的になるよ?」
「ぴょ⁉︎」
前にセヴィルさんが教えてくださったこの世界の学校か!
たしか在籍年数がすっごい長いから、年齢層の幅が凄過ぎるんだっけ。ファルミアさんの補足知識では、学年の層は幼稚園から大学生までと変わりないようだけども。
とは言え、そんな動員数が殺到してくるなんて、いくら成人並みに体力があっても、体がお子ちゃまだから半日も保たないかも。
けどそれなら、
「代替案なら良いですか?」
「「「「代替案??」」」」
何もピッツァにこだわる必要はないもの。
「さっきの材料に加えて、卵ケーキの端切れとかいいですか?」
「卵ケーキって、プチカや生クリームの土台に使う?」
「ええ」
プレーンのスポンジケーキとかシフォンケーキは黑の世界だと卵ケーキと言うようなんだ。
「なんで端切れなんだよ?」
「ふふふ、もったいなく捨てちゃいがちなところで出来ちゃうからです!」
ひとまず材料を全部取りそろえてもらい、ミュラドさんには保存用に使う四角いガラスの器を二つ持って来てもらいました。
「なーに? ちゃんとしたデザートになるの?」
「まあ、見ててください!」
ここで使うコフィーはデザート用なので、甘過ぎないように砂糖を加減してシロップに。
これを器に敷き詰めておいた卵ケーキの端切れ達の上にかけて適度に浸らせておく。
「砂糖入れたにしたって苦くないかい?」
「これでいいんです」
次にイシャールさんに作ってもらったチーズクリームの半分を器の片方に敷き、スパベラで軽く均す。その上にクリームを入れてない方の生地を丁寧に乗せてから残ったクリームでまた層を作る。
「仕上げにコパトをたっぷり振ってーー」
これで完成でもいいんだけど、せっかくなので冷却魔法で中身が凍らない程度に冷やしたら完成!
「出来ました! ティラミスと言います!」
定番のイタリアドルチェ!
マスカルポーネチーズじゃないのが残念だけど、代用品にクリームチーズ使うのは家庭で多いもの。
生地もフィンガービスケットやサボイアルディじゃなくったって大丈夫! 日本じゃスポンジケーキの方が多いしね。
「うわー……きれいっ」
「こいつが代替案? 無茶苦茶簡単じゃねぇか」
「しかも、敢えての端材でなんて考えもしなかったね?」
別に一からスポンジケーキ作ってもいいけど、多分いらないとこ出ると思ったんで使わせていただきました。
「ねーぇー、食べていーい?」
「フィーさん、スプーン構えてたら待てとか言いにくいじゃないですか……」
クラウにもなんとかミニスプーン持たせてるし!
無茶苦茶可愛いんけど!
「……せめて、お皿に盛り付けるんで」
「普通のケーキ皿でいいかな?」
「はい。あと、取り分け用の大っきいスプーンもお願いします」
「ミュラド料理長、私が取って来ます!」
「お願いね?」
コックさん達からの視線がばちばち凄いけど、適度に受け流します!
「一番底から持ち上げるようにして、器に盛ります」
あしらいにミントも添えたら順に渡していく。
クラウの分はちょっと多めに盛り付けてあげました。
「綺麗な層だわ……」
「ただほとんどがクリームだが、くどくねぇかだが」
「まあ、いただこうよ」
「いっただきまーす!」
「ふゅぅ!」
「あ、フィーさんちょっと待ってください!」
「んー?」
なんで止めたかって、フィーさんココアとチーズクリームしかすくってなかったから。
「ケーキとクリームと一緒に食べてみてください」
「おっと、そっかそっか?」
アドバイスをしたら、他の皆さんも似たことをしてたのかすくい直していました。
僕もクラウにミニスプーンであーんさせてから自分のも食べるよ。
◆◇◆
「「「「『甘過ぎない⁉︎』」」」」
「クリームもさっぱりしてるし、コパトもだけどコフィー染み込ませたケーキと良く合う‼︎」
「「「「美味しい!」」」」
「カティアちゃん最高!」
大袈裟過ぎる喧騒は全部コックさん達のものです。
あれから試食してから、イシャールさん達がコックさん達の意見も聞きたいからと皆さんにひと口ずつ配膳することになりました。
結果はご覧の通り上々です!
最後の僕への賛辞はやり過ぎだと思うけど。
「んじゃ、お前ら! 許可が出たらこれを中層下層で出したいか⁉︎」
「「「「『もちろんです‼︎』」」」」
けど、あっという間になくなっちゃったティラミスは大好評で良かった良かった!
「つーわけで、これならいいかフィー?」
くるっとイシャールさんがフィーさんに向けば、彼はまだ何か渋っているのか首を捻っていた。
「んー、これねー?」
「んだよ。カティアの手ぇいらなくなったんだぞ?」
「いやそうじゃなくって……エディが知ったらどうするかなぁって」
「「「あ」」」
「え?」
「カティアにもさっき言ったじゃない? エディは結構食べ物に関しては貪欲な方だって。下手すると上層限定にさせなくもないかもよ? もう作り方教えたから難しいけど」
食事でもすれ違いが多くて会えてないから、ストレス溜め込んでそうだしね。
「じゃ、じゃあ、差し入れに持って行って聞いてみます?」
「まあ、欲しそうだしねー? と言うことで、それも待ったね?」
「……おー……」
なので、片付けは皆さんにお願いして、僕はエディオスさん用に一人分にしては大きめのティラミスを作らせてもらいました。
「イシャールさんが作ってくださった生クリームに、滑らかにしておいたカッツクリームを混ぜておいて」
生地はポーンと素焼きしていく。
これを冷却で粗熱を取ってからスパベラでクリームを適量塗っていき、ココアをこれまた適量ふりかけたら完成。カッティングはまたシャルロッタさんがしてくださいました。
「……こんなけでいいのか?」
「まあ、とりあえずどうぞどうぞ」
「「いただきます」」
クリームが落ちないように手を添えられてからパクリと一口。
「「ん⁉︎」」
「甘過ぎなくて、美味しい⁉︎」
「ふゅふゅぅ!」
「クラウ、ほっぺにコパトついてるよ?」
歓声が上がってる中、フィーさんがクラウのほっぺの汚れを拭いてくれてました。
「生クリームがたっぷり塗ってあるのに、中にあるカッツクリームがまろやかにしてくれてますし、上のコパトがさらに引き締めてくれてますよ!」
ふふふ、感動しているシャルロッタさんにここは畳がけしましょう!
「素焼きした生地にあらかじめコフィーのシロップを塗っておくと、もう少し大人のデザートになりますよ?」
「は?」
「え?」
「コフィー、を?」
百聞は一見にしかず、これも作っていきます!
手順はほとんど一緒だけど、違うのは素焼きした生地に刷毛で均一になるようにコフィーに砂糖を混ぜたシロップを塗るだけ。その上にクリームとココアはさっきと同じにします。
「どうぞどうぞー」
見た目はさっきのティラミス風と同じでも、侮るなかれ。
「……コフィー塗っただけだよな?」
「カティアちゃんの技術は他と違って群を抜いているからね。信じようよ」
「そうですね」
「僕も食べるーー」
「ふゅゆゆゆ!」
ここは僕も食べさせてもらいます。
だって、ここ来てから何も食べてないもの。
「あーむ!」
まず主張してくるのはココアとクリーム。クリームの割合はクリームチーズを4割くらいにして混ぜたけど、元からの生クリームの甘さがちょうどよくて良い感じのティラミス風クリームになっていた。さすがイシャールさんだね。
(そして、生地を一緒に食べるとコーヒーの苦味が!)
甘さで舌鼓を打っていた後にやってくる適度な刺激。
大量には塗ってないから、ココア以上に甘さを引き締めてくれるよ。やっぱり塗った方がいいね!
「「「これ…………」」」
僕が堪能してたら、料理長さん達が何故か絶句しちゃってた。
何だろうとフィーさんとクラウと顔を合わせてもわからないので首を傾ぐしかない。
「カティア‼︎」
「うぇ、はい⁉︎」
急に迫って来たのはイシャールさんだった。
あまりの形相に僕は変な声が出ちゃったよ!
「このコパトとカッツクリームのだけ、中層と下層で出させてもらえねぇか⁉︎」
「ぴょ⁉︎」
「イシャール、セヴィルの話聞いてた?」
突然の申し出に僕じゃなくてフィーさんがちょっとむっとされちゃいました。
ただ、イシャールさんは真剣そのものでフィーさんの威圧にも屈しなかった。
「最近ヴァスシード以外の国々の臣下や小姓達も舌が疲れてんだよ。甘さ控えめはつくれなくないが、こういう組み合わせは多分どこにもねぇからな。奴らの舌に良い刺激を与えると思うんだ」
「コフィーは基本飲み物としてでしか扱っていませんからね」
「クリームと組み合わせるのも、私初めてです!」
「……ふーん」
イシャールさんに続いて他のお二人の表情も真剣そのもの。これは簡単に断りにくいからかフィーさんも返事を濁しているし。
(けど、意外。アフォガードとかはないにしても、コフィーにはミルク入れたりするのに?)
それはあっても、本当に飲み物として定着し過ぎてるから却ってデザートへの応用がしにくかったのかな?
「けど、生地作りはともかく伸ばし方や焼き加減はカティアじゃなきゃ無理だよ。僕だってまだやれてないし、伝授するにしたって式典二日前のこの忙しい時にこの子をここか下層でキリキリ働かせる気?」
「「「うっ……」」」
「え、で、でも、僕も当日とかにお世話になりますし?」
「こことかの回転数知らないからだよ! 今日とかはまだいいにしても、式典が節目の今年は下層の方は学園の子とかもくるから殺人的になるよ?」
「ぴょ⁉︎」
前にセヴィルさんが教えてくださったこの世界の学校か!
たしか在籍年数がすっごい長いから、年齢層の幅が凄過ぎるんだっけ。ファルミアさんの補足知識では、学年の層は幼稚園から大学生までと変わりないようだけども。
とは言え、そんな動員数が殺到してくるなんて、いくら成人並みに体力があっても、体がお子ちゃまだから半日も保たないかも。
けどそれなら、
「代替案なら良いですか?」
「「「「代替案??」」」」
何もピッツァにこだわる必要はないもの。
「さっきの材料に加えて、卵ケーキの端切れとかいいですか?」
「卵ケーキって、プチカや生クリームの土台に使う?」
「ええ」
プレーンのスポンジケーキとかシフォンケーキは黑の世界だと卵ケーキと言うようなんだ。
「なんで端切れなんだよ?」
「ふふふ、もったいなく捨てちゃいがちなところで出来ちゃうからです!」
ひとまず材料を全部取りそろえてもらい、ミュラドさんには保存用に使う四角いガラスの器を二つ持って来てもらいました。
「なーに? ちゃんとしたデザートになるの?」
「まあ、見ててください!」
ここで使うコフィーはデザート用なので、甘過ぎないように砂糖を加減してシロップに。
これを器に敷き詰めておいた卵ケーキの端切れ達の上にかけて適度に浸らせておく。
「砂糖入れたにしたって苦くないかい?」
「これでいいんです」
次にイシャールさんに作ってもらったチーズクリームの半分を器の片方に敷き、スパベラで軽く均す。その上にクリームを入れてない方の生地を丁寧に乗せてから残ったクリームでまた層を作る。
「仕上げにコパトをたっぷり振ってーー」
これで完成でもいいんだけど、せっかくなので冷却魔法で中身が凍らない程度に冷やしたら完成!
「出来ました! ティラミスと言います!」
定番のイタリアドルチェ!
マスカルポーネチーズじゃないのが残念だけど、代用品にクリームチーズ使うのは家庭で多いもの。
生地もフィンガービスケットやサボイアルディじゃなくったって大丈夫! 日本じゃスポンジケーキの方が多いしね。
「うわー……きれいっ」
「こいつが代替案? 無茶苦茶簡単じゃねぇか」
「しかも、敢えての端材でなんて考えもしなかったね?」
別に一からスポンジケーキ作ってもいいけど、多分いらないとこ出ると思ったんで使わせていただきました。
「ねーぇー、食べていーい?」
「フィーさん、スプーン構えてたら待てとか言いにくいじゃないですか……」
クラウにもなんとかミニスプーン持たせてるし!
無茶苦茶可愛いんけど!
「……せめて、お皿に盛り付けるんで」
「普通のケーキ皿でいいかな?」
「はい。あと、取り分け用の大っきいスプーンもお願いします」
「ミュラド料理長、私が取って来ます!」
「お願いね?」
コックさん達からの視線がばちばち凄いけど、適度に受け流します!
「一番底から持ち上げるようにして、器に盛ります」
あしらいにミントも添えたら順に渡していく。
クラウの分はちょっと多めに盛り付けてあげました。
「綺麗な層だわ……」
「ただほとんどがクリームだが、くどくねぇかだが」
「まあ、いただこうよ」
「いっただきまーす!」
「ふゅぅ!」
「あ、フィーさんちょっと待ってください!」
「んー?」
なんで止めたかって、フィーさんココアとチーズクリームしかすくってなかったから。
「ケーキとクリームと一緒に食べてみてください」
「おっと、そっかそっか?」
アドバイスをしたら、他の皆さんも似たことをしてたのかすくい直していました。
僕もクラウにミニスプーンであーんさせてから自分のも食べるよ。
◆◇◆
「「「「『甘過ぎない⁉︎』」」」」
「クリームもさっぱりしてるし、コパトもだけどコフィー染み込ませたケーキと良く合う‼︎」
「「「「美味しい!」」」」
「カティアちゃん最高!」
大袈裟過ぎる喧騒は全部コックさん達のものです。
あれから試食してから、イシャールさん達がコックさん達の意見も聞きたいからと皆さんにひと口ずつ配膳することになりました。
結果はご覧の通り上々です!
最後の僕への賛辞はやり過ぎだと思うけど。
「んじゃ、お前ら! 許可が出たらこれを中層下層で出したいか⁉︎」
「「「「『もちろんです‼︎』」」」」
けど、あっという間になくなっちゃったティラミスは大好評で良かった良かった!
「つーわけで、これならいいかフィー?」
くるっとイシャールさんがフィーさんに向けば、彼はまだ何か渋っているのか首を捻っていた。
「んー、これねー?」
「んだよ。カティアの手ぇいらなくなったんだぞ?」
「いやそうじゃなくって……エディが知ったらどうするかなぁって」
「「「あ」」」
「え?」
「カティアにもさっき言ったじゃない? エディは結構食べ物に関しては貪欲な方だって。下手すると上層限定にさせなくもないかもよ? もう作り方教えたから難しいけど」
食事でもすれ違いが多くて会えてないから、ストレス溜め込んでそうだしね。
「じゃ、じゃあ、差し入れに持って行って聞いてみます?」
「まあ、欲しそうだしねー? と言うことで、それも待ったね?」
「……おー……」
なので、片付けは皆さんにお願いして、僕はエディオスさん用に一人分にしては大きめのティラミスを作らせてもらいました。
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