560 / 616
第十七章 異界のバカンス旅行
560.神同士の結婚事情
しおりを挟む◆◇◆
「わーい、ありがと!!」
とりあえず、朝の騒動から切り替えて……フィーさんの結婚お祝いをスタートすることにしました。
と言っても、事情を聞いていなかったエディオスさんとかが詰め寄って色々聞き出して……ちょこっと乱闘騒ぎまでいったけど。
エディオスさんとしても、一応幼馴染みに思ってた姿の変わらない神様が結婚となったら、色々複雑に思ったかもね? 今では苦笑いしながらビール飲んでいるんだもん。
「つか、お前の嫁さんどこにいんだよ? 会えねぇのか?」
「んー? 僕自身も今は直接会えないからね。お互いの世界管理が優先だし」
「……実の妹ってマジか?」
「双子みたいな存在だよ。僕以上に綺麗で可愛いけど」
となると、フィーさんの女の子バージョン?
中学生じゃなくて、今のフィーさんの方だったら……すっごい美女だろう。想像しやすいしお似合いだけど、神様だから近親婚って認められているのかな?
フィーさんは僕とファルミアが作った、ピッツァを含めるイタリアン料理に舌鼓を打っているからか、どんどん食べていた。
「世界管理か? お前さんに昔聞いた話だと……徐々に世界の幅を広めるためだったか?」
「そう聞いたことはあるな」
「そーそー、だからずっとは一緒に居られない。次世代の子どもを産むかどうかでそれは変わっていくけど」
「世代交代ってことですか?」
「んー。僕も父様とかに会ったの……数万年前だから、記憶薄いんだよね」
「その割に、祖父神には会う回数が多いようだけれど?」
「じい様は特殊。神々の頂点だからね」
「……フィルドさんですか」
レストラーゼさんを彷彿とさせるような、お茶目さんな人だなあってイメージが僕には根付いているんだよね? フィーさんに聞くと、『あー……』って苦笑いされた。
「レストがたまたまだったかもしれないけど、神の自我のかけらを移植されたとも考えられる。じい様の術は特殊だから、僕も確定は難しい」
「「「へー?」」」
「術の精度も高いから、可能性はあるよ」
あくまで可能性なので、断定は出来ないと言うことです。
僕はジェノベーゼのピッツァを食べながら、お城に帰ったらレストラーゼさんに僕の今の姿を見せたら……どんな反応をされるか想像したけど。
少し前の大きさに成長した時であのリアクションだったから……今のも見せたらひっくり返りそう。
それは覚悟することにして、今は美味しいご飯を食べて忘れておくことにしましたとさ。
34
あなたにおすすめの小説
幼女と執事が異世界で
天界
ファンタジー
宝くじを握り締めオレは死んだ。
当選金額は約3億。だがオレが死んだのは神の過失だった!
謝罪と称して3億分の贈り物を貰って転生したら異世界!?
おまけで貰った執事と共に異世界を満喫することを決めるオレ。
オレの人生はまだ始まったばかりだ!
現代知識と木魔法で辺境貴族が成り上がる! ~もふもふ相棒と最強開拓スローライフ~
はぶさん
ファンタジー
木造建築の設計士だった主人公は、不慮の事故で異世界のド貧乏男爵家の次男アークに転生する。「自然と共生する持続可能な生活圏を自らの手で築きたい」という前世の夢を胸に、彼は規格外の「木魔法」と現代知識を駆使して、貧しい村の開拓を始める。
病に倒れた最愛の母を救うため、彼は建築・農業の知識で生活環境を改善し、やがて森で出会ったもふもふの相棒ウルと共に、村を、そして辺境を豊かにしていく。
これは、温かい家族と仲間に支えられ、無自覚なチート能力で無理解な世界を見返していく、一人の青年の最強開拓物語である。
別作品も掲載してます!よかったら応援してください。
おっさん転生、相棒はもふもふ白熊。100均キャンプでスローライフはじめました。
異世界に転移したら、孤児院でごはん係になりました
雪月夜狐
ファンタジー
ある日突然、異世界に転移してしまったユウ。
気がつけば、そこは辺境にある小さな孤児院だった。
剣も魔法も使えないユウにできるのは、
子供たちのごはんを作り、洗濯をして、寝かしつけをすることだけ。
……のはずが、なぜか料理や家事といった
日常のことだけが、やたらとうまくいく。
無口な男の子、甘えん坊の女の子、元気いっぱいな年長組。
個性豊かな子供たちに囲まれて、
ユウは孤児院の「ごはん係」として、毎日を過ごしていく。
やがて、かつてこの孤児院で育った冒険者や商人たちも顔を出し、
孤児院は少しずつ、人が集まる場所になっていく。
戦わない、争わない。
ただ、ごはんを作って、今日をちゃんと暮らすだけ。
ほんわか天然な世話係と子供たちの日常を描く、
やさしい異世界孤児院ファンタジー。
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
カクヨム(吉野 ひな)にて、先行投稿しています。
(完結)もふもふと幼女の異世界まったり旅
あかる
ファンタジー
死ぬ予定ではなかったのに、死神さんにうっかり魂を狩られてしまった!しかも証拠隠滅の為に捨てられて…捨てる神あれば拾う神あり?
異世界に飛ばされた魂を拾ってもらい、便利なスキルも貰えました!
完結しました。ところで、何位だったのでしょう?途中覗いた時は150~160位くらいでした。応援、ありがとうございました。そのうち新しい物も出す予定です。その時はよろしくお願いします。
異世界転生!ハイハイからの倍人生
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
僕は死んでしまった。
まさか野球観戦で死ぬとは思わなかった。
ホームランボールによって頭を打ち死んでしまった僕は異世界に転生する事になった。
転生する時に女神様がいくら何でも可哀そうという事で特殊な能力を与えてくれた。
それはレベルを減らすことでステータスを無制限に倍にしていける能力だった...
家ごと異世界転移〜異世界来ちゃったけど快適に暮らします〜
奥野細道
ファンタジー
都内の2LDKマンションで暮らす30代独身の会社員、田中健太はある夜突然家ごと広大な森と異世界の空が広がるファンタジー世界へと転移してしまう。
パニックに陥りながらも、彼は自身の平凡なマンションが異世界においてとんでもないチート能力を発揮することを発見する。冷蔵庫は地球上のあらゆる食材を無限に生成し、最高の鮮度を保つ「無限の食料庫」となり、リビングのテレビは異世界の情報をリアルタイムで受信・翻訳する「異世界情報端末」として機能。さらに、お風呂の湯はどんな傷も癒す「万能治癒の湯」となり、ベランダは瞬時に植物を成長させる「魔力活性化菜園」に。
健太はこれらの能力を駆使して、食料や情報を確保し、異世界の人たちを助けながら安全な拠点を築いていく。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる