174 / 616
第五章 新たな一員
174.青いタバスコ
しおりを挟む
その前に、フードプロセッサーが終わったら消去の呪文で魔法を消します。
「彼方に虚ろへ、消去」
無詠唱で指鳴らしとか手を叩く動作だけで行うにはまだまだ修行がいるのでこの方法でやっています。
「しっかし……真っ青過ぎない?」
改めて言ってしまうと、直視しにくいですがもう後戻りは出来ない。
このまま味見は出来ないから、あとで試食用に作ったピッツァにかけてみるしかないか。
「これでもいいんですが、網目の細かい笊を使って裏漉しすればさらに使いやすくなります。この作業がなくても瓶に入れて寝かせておけばカラナの部分が柔らかくなるのでお好みです」
出来上がったら、まさに未知の調味料感満載。
ブルーハワイのような鮮やかなのとも違い、少し黒っぽい。
誰が食べるんだと言う感じではあるけれど、作ったのは主に僕です。
量は小瓶ひとつ分。
味はあとで確かめますが、セヴィルさん食べてくれるだろうか?
とりあえず、ピッツァの仕込みもあるので乾燥タイプのにも取り掛かり、そっちは馴染みのあるオレンジっぽい赤色のタバスコが完成。
こっちは、ふやかすのに使った水と酢とかも全部入れてから同じようにミキシングさせて裏漉しします。
出来上がってから、それらを持って厨房に向かいます。フィーさんにはピッカンテを持ってもらいました。
「おや、もう出来上が……」
「どうしました、料理ちょ」
マリウスさんが僕を見たら何故か一時停止してしまい、その後ろからライガーさんが覗き込むと同じように僕を見た途端固まっちゃった。
ほぼ絶対だと思うけど、僕が手にしてるタバスコでも青い方を見てびっくりしたのかも。きっと、ジェノベーゼの時より驚いたんだろうなぁ。
「な、何なのそれ……」
すぐに復活されたのはライガーさんで、やっぱり僕が手にしてる青いタバスコに指を向けてきた。
「調味料です」
「ま、まさかカラナでもかなり辛味の強いアクアスの⁉︎」
「これしか見当たんなかったらしいから、カティア作っちゃったんだよねー」
「………生を使う事がそうそうありませんのでほとんどを乾燥させてましたが」
マリウスさんは若干顔色を青くしながら息を吐いた。
「それをピッツァにどう使われるのでしょう?」
「ずっと食べてると飽きが出やすいですし、少し引き締めてくれるんです。ほんの一、二滴かけるだけで全然違います」
「なるほど、味変えにですか。しかし、何故二つも? フィー様の方にも違うようなものがありますが」
「フィーさんの方はリンネオイルに漬け込んだもので、僕が持ってるのはお酢がほとんどです。色違いなのは生と乾燥とどっちも作ってみたので」
興味はあるようだから渡してみると、マリウスさんは天井の魔法灯にかざして透かすように観察し出した。
「こうして見る分には美しいですが、これがすべてカラナ……ですか」
「味見はマリウスさん達の分を作ってからにしましょう」
「そ、そうですね」
どもる辺り、青いのはあんまり試したくないようだ。
まあ、無理もないけれど。
とにかくシカゴピッツァの方に移ることにして、調理は僕とフィーさんが。セリカさんには引き続きクラウの抱っこと見学に。
「今日はミービスさんのところで作ったのとは具材を変えてみます」
ソースはミートソースを作ってもらいました。
こっちじゃ、ロシッタソースって名前で前にお昼を食べた時に知った。とっても美味しいミートソースではあるけれど、味付けは僕がお願いしたちょっと濃いめにしてもらいました。
「四角パンの内側にこのソースをたっぷり塗って、ルーストの角切り、茹でたオレジャザ(ほうれん草)、カッツを交互に入れて詰め込んでいきます」
ふたギリギリのラインに来たら、少しミートソースをかけて仕上げにトマトスライスでふたをする。
「これを天板の上に乗せて、釜で四半刻様子を見ながら焼けば完成です」
「これだけ詰め込んだら、たしかに焼けるのに時間がかかるし女の子じゃひとつも無理かも」
「でしたら、女性用にはもうひと回り小さめのがちょうどありますからそちらをお使いください」
なので、ここからは手分けして食パンに材料を詰めて詰めて詰め込んで。
全部のオーブン釜を使って焼いたり出したり保温結界をかけての繰り返し。
「あー、いーいにおいーーーー!」
ミートソースとチーズの焦げる匂いが厨房内に充満してるので、フィーさんもだけど若いコックさん達の空きっ腹にも堪らないみたい。
僕も、その一人ではあるけど。
「この調味料、全部試しますか?」
「そうですね。料理人として避けるわけにはいきません」
ただ、時間も時間なので瓶の一割を別の小瓶に取り分けて、あとで使うことになりました。
僕らは、ワゴンに人数分のシカゴピッツァを乗せて食堂に向かいます。
「帰国前にピッツァが食べれるなんて思わなかったよ!」
ひゃっほいと飛び上がらんばかりにテンションが高いのはユティリウスさんだ。
「って、あれ?」
「いつもと大分違うな?」
ユティリウスさんもサイノスさんも、今日作ったシカゴピッツァは知らなくて当然だから疑問に思うのは無理もない。知ってるのは、セリカさん以外だとエディオスさんだけだ。
そのエディオスさんは僕が机に置いたタバスコ達を見て引き攣った表情になっていました。
「な、なんだその青いの⁉︎」
「ずっと忘れてたんですが、ピッツァの味変えに欠かせない調味料です」
「味変え?」
「あら、タバスコ? そっちの薄い赤は見たことがないけれど」
「イタリア料理屋だと出すとこは出してますよ? オーリオ・ピッカンテと言います」
ファルミアさんにはピッカンテの方は馴染みがなかったようだ。
ファミレスでも需要していると言うとやっぱりタバスコが主流だし、イタリアレストランでも置いてあるかどうかはお店による。
タバスコ達もだけど、保温の結界で熱々なままのシカゴピッツァを皆さんにお配りします。
「ミービスじゃひと切れだったのが、今日は丸ごと食えんのか!」
「これどーゆーピッツァなのカティ?」
「シカゴピッツァです。シカゴは蒼の世界だと神王国規模の大きい国の中の都市の名前で、地元じゃスタッフドピッツァだったり、ディープディッシュピッツァとか言われてます」
「アメリカ独特のピザね? 直訳は深皿のピザ。生地もいいけれど、パンでも出来るなんて知らなかったわ」
「簡単ですよ? 白い部分を少し残しながらくり抜いて、ソースを塗ってから具材を交互に詰めて釜で焼くだけです」
「詳しい調理法はまた後で教えてちょうだいな」
「はい」
とりあえず冷めないうちにと食べることに。
だけど、今日はタバスコ達も使って欲しいので食べながら説明することにした。
「ほんの一、二滴かけるだけで全然違うんです。薄い赤の方は酸味がないんですが、他の二つはお酢と混ぜ込んであります」
「青いのはアクアスか?」
「ライガーさんが言ってましたが、結構辛いんですよね?」
「俺には大したことはないが」
「「「ゼルだけ」」」
口を揃えられたのはエディオスさんとヴァスシード国王夫妻でした。
他の人達もしきりに頷いたが、セヴィルさんは『そうか?』と首を傾げるだけでした。
「彼方に虚ろへ、消去」
無詠唱で指鳴らしとか手を叩く動作だけで行うにはまだまだ修行がいるのでこの方法でやっています。
「しっかし……真っ青過ぎない?」
改めて言ってしまうと、直視しにくいですがもう後戻りは出来ない。
このまま味見は出来ないから、あとで試食用に作ったピッツァにかけてみるしかないか。
「これでもいいんですが、網目の細かい笊を使って裏漉しすればさらに使いやすくなります。この作業がなくても瓶に入れて寝かせておけばカラナの部分が柔らかくなるのでお好みです」
出来上がったら、まさに未知の調味料感満載。
ブルーハワイのような鮮やかなのとも違い、少し黒っぽい。
誰が食べるんだと言う感じではあるけれど、作ったのは主に僕です。
量は小瓶ひとつ分。
味はあとで確かめますが、セヴィルさん食べてくれるだろうか?
とりあえず、ピッツァの仕込みもあるので乾燥タイプのにも取り掛かり、そっちは馴染みのあるオレンジっぽい赤色のタバスコが完成。
こっちは、ふやかすのに使った水と酢とかも全部入れてから同じようにミキシングさせて裏漉しします。
出来上がってから、それらを持って厨房に向かいます。フィーさんにはピッカンテを持ってもらいました。
「おや、もう出来上が……」
「どうしました、料理ちょ」
マリウスさんが僕を見たら何故か一時停止してしまい、その後ろからライガーさんが覗き込むと同じように僕を見た途端固まっちゃった。
ほぼ絶対だと思うけど、僕が手にしてるタバスコでも青い方を見てびっくりしたのかも。きっと、ジェノベーゼの時より驚いたんだろうなぁ。
「な、何なのそれ……」
すぐに復活されたのはライガーさんで、やっぱり僕が手にしてる青いタバスコに指を向けてきた。
「調味料です」
「ま、まさかカラナでもかなり辛味の強いアクアスの⁉︎」
「これしか見当たんなかったらしいから、カティア作っちゃったんだよねー」
「………生を使う事がそうそうありませんのでほとんどを乾燥させてましたが」
マリウスさんは若干顔色を青くしながら息を吐いた。
「それをピッツァにどう使われるのでしょう?」
「ずっと食べてると飽きが出やすいですし、少し引き締めてくれるんです。ほんの一、二滴かけるだけで全然違います」
「なるほど、味変えにですか。しかし、何故二つも? フィー様の方にも違うようなものがありますが」
「フィーさんの方はリンネオイルに漬け込んだもので、僕が持ってるのはお酢がほとんどです。色違いなのは生と乾燥とどっちも作ってみたので」
興味はあるようだから渡してみると、マリウスさんは天井の魔法灯にかざして透かすように観察し出した。
「こうして見る分には美しいですが、これがすべてカラナ……ですか」
「味見はマリウスさん達の分を作ってからにしましょう」
「そ、そうですね」
どもる辺り、青いのはあんまり試したくないようだ。
まあ、無理もないけれど。
とにかくシカゴピッツァの方に移ることにして、調理は僕とフィーさんが。セリカさんには引き続きクラウの抱っこと見学に。
「今日はミービスさんのところで作ったのとは具材を変えてみます」
ソースはミートソースを作ってもらいました。
こっちじゃ、ロシッタソースって名前で前にお昼を食べた時に知った。とっても美味しいミートソースではあるけれど、味付けは僕がお願いしたちょっと濃いめにしてもらいました。
「四角パンの内側にこのソースをたっぷり塗って、ルーストの角切り、茹でたオレジャザ(ほうれん草)、カッツを交互に入れて詰め込んでいきます」
ふたギリギリのラインに来たら、少しミートソースをかけて仕上げにトマトスライスでふたをする。
「これを天板の上に乗せて、釜で四半刻様子を見ながら焼けば完成です」
「これだけ詰め込んだら、たしかに焼けるのに時間がかかるし女の子じゃひとつも無理かも」
「でしたら、女性用にはもうひと回り小さめのがちょうどありますからそちらをお使いください」
なので、ここからは手分けして食パンに材料を詰めて詰めて詰め込んで。
全部のオーブン釜を使って焼いたり出したり保温結界をかけての繰り返し。
「あー、いーいにおいーーーー!」
ミートソースとチーズの焦げる匂いが厨房内に充満してるので、フィーさんもだけど若いコックさん達の空きっ腹にも堪らないみたい。
僕も、その一人ではあるけど。
「この調味料、全部試しますか?」
「そうですね。料理人として避けるわけにはいきません」
ただ、時間も時間なので瓶の一割を別の小瓶に取り分けて、あとで使うことになりました。
僕らは、ワゴンに人数分のシカゴピッツァを乗せて食堂に向かいます。
「帰国前にピッツァが食べれるなんて思わなかったよ!」
ひゃっほいと飛び上がらんばかりにテンションが高いのはユティリウスさんだ。
「って、あれ?」
「いつもと大分違うな?」
ユティリウスさんもサイノスさんも、今日作ったシカゴピッツァは知らなくて当然だから疑問に思うのは無理もない。知ってるのは、セリカさん以外だとエディオスさんだけだ。
そのエディオスさんは僕が机に置いたタバスコ達を見て引き攣った表情になっていました。
「な、なんだその青いの⁉︎」
「ずっと忘れてたんですが、ピッツァの味変えに欠かせない調味料です」
「味変え?」
「あら、タバスコ? そっちの薄い赤は見たことがないけれど」
「イタリア料理屋だと出すとこは出してますよ? オーリオ・ピッカンテと言います」
ファルミアさんにはピッカンテの方は馴染みがなかったようだ。
ファミレスでも需要していると言うとやっぱりタバスコが主流だし、イタリアレストランでも置いてあるかどうかはお店による。
タバスコ達もだけど、保温の結界で熱々なままのシカゴピッツァを皆さんにお配りします。
「ミービスじゃひと切れだったのが、今日は丸ごと食えんのか!」
「これどーゆーピッツァなのカティ?」
「シカゴピッツァです。シカゴは蒼の世界だと神王国規模の大きい国の中の都市の名前で、地元じゃスタッフドピッツァだったり、ディープディッシュピッツァとか言われてます」
「アメリカ独特のピザね? 直訳は深皿のピザ。生地もいいけれど、パンでも出来るなんて知らなかったわ」
「簡単ですよ? 白い部分を少し残しながらくり抜いて、ソースを塗ってから具材を交互に詰めて釜で焼くだけです」
「詳しい調理法はまた後で教えてちょうだいな」
「はい」
とりあえず冷めないうちにと食べることに。
だけど、今日はタバスコ達も使って欲しいので食べながら説明することにした。
「ほんの一、二滴かけるだけで全然違うんです。薄い赤の方は酸味がないんですが、他の二つはお酢と混ぜ込んであります」
「青いのはアクアスか?」
「ライガーさんが言ってましたが、結構辛いんですよね?」
「俺には大したことはないが」
「「「ゼルだけ」」」
口を揃えられたのはエディオスさんとヴァスシード国王夫妻でした。
他の人達もしきりに頷いたが、セヴィルさんは『そうか?』と首を傾げるだけでした。
21
あなたにおすすめの小説
幼女と執事が異世界で
天界
ファンタジー
宝くじを握り締めオレは死んだ。
当選金額は約3億。だがオレが死んだのは神の過失だった!
謝罪と称して3億分の贈り物を貰って転生したら異世界!?
おまけで貰った執事と共に異世界を満喫することを決めるオレ。
オレの人生はまだ始まったばかりだ!
現代知識と木魔法で辺境貴族が成り上がる! ~もふもふ相棒と最強開拓スローライフ~
はぶさん
ファンタジー
木造建築の設計士だった主人公は、不慮の事故で異世界のド貧乏男爵家の次男アークに転生する。「自然と共生する持続可能な生活圏を自らの手で築きたい」という前世の夢を胸に、彼は規格外の「木魔法」と現代知識を駆使して、貧しい村の開拓を始める。
病に倒れた最愛の母を救うため、彼は建築・農業の知識で生活環境を改善し、やがて森で出会ったもふもふの相棒ウルと共に、村を、そして辺境を豊かにしていく。
これは、温かい家族と仲間に支えられ、無自覚なチート能力で無理解な世界を見返していく、一人の青年の最強開拓物語である。
別作品も掲載してます!よかったら応援してください。
おっさん転生、相棒はもふもふ白熊。100均キャンプでスローライフはじめました。
異世界に転移したら、孤児院でごはん係になりました
雪月夜狐
ファンタジー
ある日突然、異世界に転移してしまったユウ。
気がつけば、そこは辺境にある小さな孤児院だった。
剣も魔法も使えないユウにできるのは、
子供たちのごはんを作り、洗濯をして、寝かしつけをすることだけ。
……のはずが、なぜか料理や家事といった
日常のことだけが、やたらとうまくいく。
無口な男の子、甘えん坊の女の子、元気いっぱいな年長組。
個性豊かな子供たちに囲まれて、
ユウは孤児院の「ごはん係」として、毎日を過ごしていく。
やがて、かつてこの孤児院で育った冒険者や商人たちも顔を出し、
孤児院は少しずつ、人が集まる場所になっていく。
戦わない、争わない。
ただ、ごはんを作って、今日をちゃんと暮らすだけ。
ほんわか天然な世話係と子供たちの日常を描く、
やさしい異世界孤児院ファンタジー。
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
カクヨム(吉野 ひな)にて、先行投稿しています。
(完結)もふもふと幼女の異世界まったり旅
あかる
ファンタジー
死ぬ予定ではなかったのに、死神さんにうっかり魂を狩られてしまった!しかも証拠隠滅の為に捨てられて…捨てる神あれば拾う神あり?
異世界に飛ばされた魂を拾ってもらい、便利なスキルも貰えました!
完結しました。ところで、何位だったのでしょう?途中覗いた時は150~160位くらいでした。応援、ありがとうございました。そのうち新しい物も出す予定です。その時はよろしくお願いします。
異世界転生!ハイハイからの倍人生
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
僕は死んでしまった。
まさか野球観戦で死ぬとは思わなかった。
ホームランボールによって頭を打ち死んでしまった僕は異世界に転生する事になった。
転生する時に女神様がいくら何でも可哀そうという事で特殊な能力を与えてくれた。
それはレベルを減らすことでステータスを無制限に倍にしていける能力だった...
家ごと異世界転移〜異世界来ちゃったけど快適に暮らします〜
奥野細道
ファンタジー
都内の2LDKマンションで暮らす30代独身の会社員、田中健太はある夜突然家ごと広大な森と異世界の空が広がるファンタジー世界へと転移してしまう。
パニックに陥りながらも、彼は自身の平凡なマンションが異世界においてとんでもないチート能力を発揮することを発見する。冷蔵庫は地球上のあらゆる食材を無限に生成し、最高の鮮度を保つ「無限の食料庫」となり、リビングのテレビは異世界の情報をリアルタイムで受信・翻訳する「異世界情報端末」として機能。さらに、お風呂の湯はどんな傷も癒す「万能治癒の湯」となり、ベランダは瞬時に植物を成長させる「魔力活性化菜園」に。
健太はこれらの能力を駆使して、食料や情報を確保し、異世界の人たちを助けながら安全な拠点を築いていく。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる