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第55話 ロクサーヌという女戦士?
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馬車を降りて、商店街の真ん中で辺りを見回すと長閑な街並みが目に入る。
大通りを歩く人たちも、どことなくゆっくりとした動きだ。人情味あふれる店番のいる店が立ち並び、威勢のいい声が飛び交う。
旅人らしき姿は少なく、誰もが顔見知りといった感じだろうか。ミカエルもただ歩いているだけで、どこかのおばちゃんから「あら久しぶり!」という声がかかる。それに笑顔を返す大天使。
馬車は街中に待機していられる広場があるらしく、また後で、とその場で別れた。アルトも馬を預けに一緒に馬車と移動したが、その後、どうやってか知らないが野菜の並んだ店の前で合流した。
俺の新しいマントの購入に関しては、サクラと大天使が「わたしが払う」「いや私が」「どうぞどうぞ」という流れを経て、ミカエルが買ってくれることになった。
どういうこと?
サクラさん、もうちょっと粘ってくれてもよかったよ?
何だかお高そうな店に連れていかれて、ノリノリで大天使が選んでくれた奴を受け取ることになったけれど、俺の目が死んでいただろうということは想像に難くない。
そして、買った荷物はアルトが持つ。お疲れ。
せっかくだから色々見て回った後、俺はやっぱり薬屋とギルドに行きたくなる。ちょっと見て回っただけで、レジーナが平和な街だというのは解ったけれど、魔物の出没状況はどうなんだろうと思ったからだ。
ミカエルに訊くと、ギルドの建物はそれほど遠くないらしい。だったら行かねば、と拳を握ると、俺の心を読んだかのようにミカエルが先に立って歩きだした。
そして今、二階建ての石造りの建物が目の前にある。
規模は小さいらしく、戦闘も生産も商業もこの建物一つで管理しているらしい。入口を出入りする人間も、どこか緊迫感がなく穏やかな表情をしている。
とりあえず、どんな依頼があるのかと俺たちはギルドの建物の中に入る。
入ってすぐに目に入るのは、それなりに広いホールと、時間つぶしにちょうどよさそうな机とテーブルが並んでいる様子だ。椅子に座って談笑しているのは、筋肉隆々の男たちだけじゃなくて商売人らしき姿も多い。
平和そうな感じだなあ、と思っていると、背後でアルトが鋭い声を上げた。
「ミカエル様、逃げますか?」
「……いたか」
俺の隣にいたミカエルがすぐにそう返し、そっと俺の腕を取った。「すみません、少し時間を置いてから……」
そう言い終わらないうちに、俺たちの前に立った姿がある。
「ミカエル様! ずっと探しておりました!」
そう右手を胸の前で置き、かっちりとした動きで頭を下げたのは赤みがかった金髪の少女だった。ふわふわとした長い髪の毛は綺麗に後頭部に結い上げられており、幼さの残った顔立ちは整っている。
動きやすそうな革の鎧と、ちょっとだけ露出の多いシャツとスカート、ロングブーツ。背中には細身の剣が背負われていた。
「久しぶりですね」
俺の横で大天使が、いつもより静かな声でそう言った。その声音で、ミカエルが困ったことになったと考えているのが解る。
「ここで待っていて正解でした! ずっとずっと、お待ちしておりました!」
「そうですか」
そこで、ミカエルがわざとらしく俺の腰に手を回した。抵抗するな、無の境地に達すればいい、と俺は身体を強張らせつつも微笑んで見せる。しかし、俺の笑顔は全く見てももらえない。
うん、予想はついていた。
これがアレだ。
「連れがいますので、今日はこれにて――」
ミカエルがそう言っても、目の前の少女には聞こえていないらしい。目元を桜色に上気させ、緑色の瞳を潤ませながら上目遣いでミカエルを見つめる。
あざとい可愛さだな、と思った。
カオルみたいに無条件で可愛いと思わせるのじゃなくて、計算して作り出される可愛らしさ。
「いえ、ずっと待っていたのは理由があるのです。わたしのせいで、ミカエル様にご迷惑をおかけしてしまったので、ずっと何か自分にできることはないかと考え続けてきました。そしてぜひ、ミカエル様の旅のお供に連れていって欲しいのです。わたしの命も剣も、捧げます。ですから、どうか!」
「いえ、それはご遠慮ください」
「遠慮なさらず! どうぞ、ご命令を!」
「……」
見上げなくても解る、ミカエルが冷えた視線を彼女に投げているだろうということ。すぐ横で冷蔵庫の扉が開いたような気配がするが、とりあえず無視しておこう。
「手短に申し上げましょうか、女戦士殿」
「ロクサーヌとお呼びください!」
きゃっ、と小声で笑い声が漏れる口元。いつの間にか両手を胸の前で組み、くねらせる身体はちょっと……うん、女戦士のイメージが崩れるほどだ。
俺の脳内にある女戦士とは、気高く、強く、野性味があるけれど美しい。
ちょっとぶっきらぼうでも優しいところがあって、戦いの中でも敵に屈しはしない。
現実と理想って剥離していると思えるのが現状だ。
ちなみに、くっ殺せ、とか言うのは女騎士のイメージ。女戦士とは違う属性だ。まあ、そんなことはどうでもいいけど。
っていうか、これがイレギュラーなんじゃないのか。
可愛くて小動物的で、剣を背負っているのにか弱そうに見える生き物。これが女戦士だとは、俺は認めたくない。
「……惚れてるってことかな」
俺の背後から、サクラの呆れたような声が降ってくる。こっちも見なくても解る感情の動きだ。
「相手はイケメンだし、納得だけどにゃ」
カオルの苦笑も聞こえる。
「いや」
そこで、呆気に取られていたミカエルが我に返ったように口を開く。「以前も言いましたが、あなたが責任を感じる必要はありません。我々は自由に行動しますし、それにあなたの存在は……足手まといなのですよ」
結構ストレートに言ったな、と俺はロクサーヌの表情を観察するも、全く堪えた様子がない。どんだけハートが強いんだろう、こいつ。
「一緒にいられない間、ずっと訓練を続けてまいりました! だから絶対に足手まといになどならないとお約束できます!」
ロクサーヌはずっとキラキラとした瞳のまま、さらに一歩前に出てミカエルが後ずさる。当然、俺も後ろに下がる。
目の前の少女は少しだけ深呼吸して次の台詞まで間を溜めた後。
「わたし、ずっと前からお慕い」
「忙しいのでこれでいいでしょうか」
ミカエル、見事に台詞をぶった切り、俺の腰をさらに抱き寄せた。「ところで、紹介させていただきますね。こちらの美しい人が、私の婚約者です」
「えっ」
ぴしっと少女の顔が固まる。
そして、そこで初めて彼女の視線が俺に向けられる。
「……こん、やく、しゃ?」
「ええ、そうですよ」
刺すようなキラキラオーラが俺の横で飛ばされているような気がする。俺、何とも居心地の悪さを感じつつ、そっと右手を上げてみた。
「えーと、初めまして」
「嘘でしょ」
彼女は茫然としたまま、ギギギ、と音が出そうなくらいぎこちなく笑う。「嘘だと思うわ」
「では、我々はこれで」
ミカエルがそう言って、踵を返そうとした時だ。
ロクサーヌが大声を上げた。
「待ってください! 一緒に魔物を倒すんですよね!? そんな弱そうな彼女と一緒にっておかしくありませんか!? それとも婚約者って、留守番!? ミカエル様が必死になって戦ってる間、その子は安全なところで待ってるって感じですか!? わたしだったらミカエル様と一緒に戦えます! わたしだったら!」
「彼女を甘く見ないでください」
そこで、ミカエルは冷えた目で振り返り、何故か自慢げに言うのだ。「彼女は私よりもずっと強いんです。この方は……私にとって女神、いえ戦神。完璧な女性なんですよ」
俺のライフはゼロどころかマイナスになっていると思う。
ミカエルとロクサーヌの間に立って、激流にもまれているような気がしてきた。
ああ、外は天気がいいんだろうなあ。まだ薬屋も覗いてないし、早く行きたいなあ、と現実逃避に陥っていると。
「婚約したんか、おめでとう!」
「そりゃめでたい、いつお披露目するんだい?」
「殿下の母君が張り切るだろうねえ」
と、いつの間にかホールにいた人間が俺たちを取り囲んで修羅場見物からの、お祝いコールが始まっていた。拍手喝采とはこのことか。
なるほど、ここではミカエルが王子だということもセシリアが離宮の住人だということも知れ渡っているのか、とぼんやりした頭で考える。
皆、とても好意的で気さくな様子でミカエルに声をかけているのが好ましい。そして、明らかにロクサーヌを無視している。
そして。
「認めない。認めないんだからー!」
そう叫んだロクサーヌが、走ってギルドの建物の外へ出て行くのを見送りながら、俺はまるで台風のようだったと心の中で呟いた。迷惑なところがそっくりだ。
大通りを歩く人たちも、どことなくゆっくりとした動きだ。人情味あふれる店番のいる店が立ち並び、威勢のいい声が飛び交う。
旅人らしき姿は少なく、誰もが顔見知りといった感じだろうか。ミカエルもただ歩いているだけで、どこかのおばちゃんから「あら久しぶり!」という声がかかる。それに笑顔を返す大天使。
馬車は街中に待機していられる広場があるらしく、また後で、とその場で別れた。アルトも馬を預けに一緒に馬車と移動したが、その後、どうやってか知らないが野菜の並んだ店の前で合流した。
俺の新しいマントの購入に関しては、サクラと大天使が「わたしが払う」「いや私が」「どうぞどうぞ」という流れを経て、ミカエルが買ってくれることになった。
どういうこと?
サクラさん、もうちょっと粘ってくれてもよかったよ?
何だかお高そうな店に連れていかれて、ノリノリで大天使が選んでくれた奴を受け取ることになったけれど、俺の目が死んでいただろうということは想像に難くない。
そして、買った荷物はアルトが持つ。お疲れ。
せっかくだから色々見て回った後、俺はやっぱり薬屋とギルドに行きたくなる。ちょっと見て回っただけで、レジーナが平和な街だというのは解ったけれど、魔物の出没状況はどうなんだろうと思ったからだ。
ミカエルに訊くと、ギルドの建物はそれほど遠くないらしい。だったら行かねば、と拳を握ると、俺の心を読んだかのようにミカエルが先に立って歩きだした。
そして今、二階建ての石造りの建物が目の前にある。
規模は小さいらしく、戦闘も生産も商業もこの建物一つで管理しているらしい。入口を出入りする人間も、どこか緊迫感がなく穏やかな表情をしている。
とりあえず、どんな依頼があるのかと俺たちはギルドの建物の中に入る。
入ってすぐに目に入るのは、それなりに広いホールと、時間つぶしにちょうどよさそうな机とテーブルが並んでいる様子だ。椅子に座って談笑しているのは、筋肉隆々の男たちだけじゃなくて商売人らしき姿も多い。
平和そうな感じだなあ、と思っていると、背後でアルトが鋭い声を上げた。
「ミカエル様、逃げますか?」
「……いたか」
俺の隣にいたミカエルがすぐにそう返し、そっと俺の腕を取った。「すみません、少し時間を置いてから……」
そう言い終わらないうちに、俺たちの前に立った姿がある。
「ミカエル様! ずっと探しておりました!」
そう右手を胸の前で置き、かっちりとした動きで頭を下げたのは赤みがかった金髪の少女だった。ふわふわとした長い髪の毛は綺麗に後頭部に結い上げられており、幼さの残った顔立ちは整っている。
動きやすそうな革の鎧と、ちょっとだけ露出の多いシャツとスカート、ロングブーツ。背中には細身の剣が背負われていた。
「久しぶりですね」
俺の横で大天使が、いつもより静かな声でそう言った。その声音で、ミカエルが困ったことになったと考えているのが解る。
「ここで待っていて正解でした! ずっとずっと、お待ちしておりました!」
「そうですか」
そこで、ミカエルがわざとらしく俺の腰に手を回した。抵抗するな、無の境地に達すればいい、と俺は身体を強張らせつつも微笑んで見せる。しかし、俺の笑顔は全く見てももらえない。
うん、予想はついていた。
これがアレだ。
「連れがいますので、今日はこれにて――」
ミカエルがそう言っても、目の前の少女には聞こえていないらしい。目元を桜色に上気させ、緑色の瞳を潤ませながら上目遣いでミカエルを見つめる。
あざとい可愛さだな、と思った。
カオルみたいに無条件で可愛いと思わせるのじゃなくて、計算して作り出される可愛らしさ。
「いえ、ずっと待っていたのは理由があるのです。わたしのせいで、ミカエル様にご迷惑をおかけしてしまったので、ずっと何か自分にできることはないかと考え続けてきました。そしてぜひ、ミカエル様の旅のお供に連れていって欲しいのです。わたしの命も剣も、捧げます。ですから、どうか!」
「いえ、それはご遠慮ください」
「遠慮なさらず! どうぞ、ご命令を!」
「……」
見上げなくても解る、ミカエルが冷えた視線を彼女に投げているだろうということ。すぐ横で冷蔵庫の扉が開いたような気配がするが、とりあえず無視しておこう。
「手短に申し上げましょうか、女戦士殿」
「ロクサーヌとお呼びください!」
きゃっ、と小声で笑い声が漏れる口元。いつの間にか両手を胸の前で組み、くねらせる身体はちょっと……うん、女戦士のイメージが崩れるほどだ。
俺の脳内にある女戦士とは、気高く、強く、野性味があるけれど美しい。
ちょっとぶっきらぼうでも優しいところがあって、戦いの中でも敵に屈しはしない。
現実と理想って剥離していると思えるのが現状だ。
ちなみに、くっ殺せ、とか言うのは女騎士のイメージ。女戦士とは違う属性だ。まあ、そんなことはどうでもいいけど。
っていうか、これがイレギュラーなんじゃないのか。
可愛くて小動物的で、剣を背負っているのにか弱そうに見える生き物。これが女戦士だとは、俺は認めたくない。
「……惚れてるってことかな」
俺の背後から、サクラの呆れたような声が降ってくる。こっちも見なくても解る感情の動きだ。
「相手はイケメンだし、納得だけどにゃ」
カオルの苦笑も聞こえる。
「いや」
そこで、呆気に取られていたミカエルが我に返ったように口を開く。「以前も言いましたが、あなたが責任を感じる必要はありません。我々は自由に行動しますし、それにあなたの存在は……足手まといなのですよ」
結構ストレートに言ったな、と俺はロクサーヌの表情を観察するも、全く堪えた様子がない。どんだけハートが強いんだろう、こいつ。
「一緒にいられない間、ずっと訓練を続けてまいりました! だから絶対に足手まといになどならないとお約束できます!」
ロクサーヌはずっとキラキラとした瞳のまま、さらに一歩前に出てミカエルが後ずさる。当然、俺も後ろに下がる。
目の前の少女は少しだけ深呼吸して次の台詞まで間を溜めた後。
「わたし、ずっと前からお慕い」
「忙しいのでこれでいいでしょうか」
ミカエル、見事に台詞をぶった切り、俺の腰をさらに抱き寄せた。「ところで、紹介させていただきますね。こちらの美しい人が、私の婚約者です」
「えっ」
ぴしっと少女の顔が固まる。
そして、そこで初めて彼女の視線が俺に向けられる。
「……こん、やく、しゃ?」
「ええ、そうですよ」
刺すようなキラキラオーラが俺の横で飛ばされているような気がする。俺、何とも居心地の悪さを感じつつ、そっと右手を上げてみた。
「えーと、初めまして」
「嘘でしょ」
彼女は茫然としたまま、ギギギ、と音が出そうなくらいぎこちなく笑う。「嘘だと思うわ」
「では、我々はこれで」
ミカエルがそう言って、踵を返そうとした時だ。
ロクサーヌが大声を上げた。
「待ってください! 一緒に魔物を倒すんですよね!? そんな弱そうな彼女と一緒にっておかしくありませんか!? それとも婚約者って、留守番!? ミカエル様が必死になって戦ってる間、その子は安全なところで待ってるって感じですか!? わたしだったらミカエル様と一緒に戦えます! わたしだったら!」
「彼女を甘く見ないでください」
そこで、ミカエルは冷えた目で振り返り、何故か自慢げに言うのだ。「彼女は私よりもずっと強いんです。この方は……私にとって女神、いえ戦神。完璧な女性なんですよ」
俺のライフはゼロどころかマイナスになっていると思う。
ミカエルとロクサーヌの間に立って、激流にもまれているような気がしてきた。
ああ、外は天気がいいんだろうなあ。まだ薬屋も覗いてないし、早く行きたいなあ、と現実逃避に陥っていると。
「婚約したんか、おめでとう!」
「そりゃめでたい、いつお披露目するんだい?」
「殿下の母君が張り切るだろうねえ」
と、いつの間にかホールにいた人間が俺たちを取り囲んで修羅場見物からの、お祝いコールが始まっていた。拍手喝采とはこのことか。
なるほど、ここではミカエルが王子だということもセシリアが離宮の住人だということも知れ渡っているのか、とぼんやりした頭で考える。
皆、とても好意的で気さくな様子でミカエルに声をかけているのが好ましい。そして、明らかにロクサーヌを無視している。
そして。
「認めない。認めないんだからー!」
そう叫んだロクサーヌが、走ってギルドの建物の外へ出て行くのを見送りながら、俺はまるで台風のようだったと心の中で呟いた。迷惑なところがそっくりだ。
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