77 / 126
第77話 その気配は神殿の奥から
しおりを挟む
「やっぱ、忍び込むならコスプレ、じゃなかった変装が必要だと思うんだが」
三峯がそわそわしつつソファから立ち上がり、店のカウンター奥にある扉の中に消えた。しかしすぐにいくつもの服を抱えて戻ってきて、ソファにばさりと放り投げる。
「俺は神官服、アキラは巫女服な。これ、似たようなやつを探して手直ししたんだ。我ながら超そっくりにできたんだよな」
そう言いながら広げた巫女服とやらは、真っ白でシンプルな造りをしていた。手直しって、自分で裁断したり縫ったりしたのか。さすがコーヒー豆を育てる男。
しかし。
「……これを、着ろ、と」
俺が目を細めつつそれを受け取ると、三峯は白い神官服を自分の身体に当てた。
「そう。俺はこれ。似合うだろ、イケメンだから」
「自分で言うなよ」
「あ、ついでにそっちはメイド服と執事服な。アキラとサクラちゃんとカオルの分、カオルのはちゃんと尻尾の穴もついてる。ロリメイドって最高!」
カオルは目を細めて厭そうに見ていたが、サクラはノリノリで執事服とやらを広げて今すぐ着替えたそうにしている。
「俺とアキラが神殿に侵入している間、サクラちゃんには代理店長として店番してもらって、カオルには猫カフェの猫として働いてもらう。王子様たちはのんびり店で待っててもらうって感じかなあ」
「猫カフェの猫……」
そこでふと、カオルが首を傾げる。「萌え萌えきゅんとか言わなくていいんだ? 寝ていればバイト代が出ると言う夢の職場?」
「そそ」
三峯はニヤリと笑う。
「侵入することが決定みたいになってるけど、マジ?」
俺が慌てて確認すると、三峯は力強く頷いて俺の肩を叩いた。
「お前、歩き方とか気を付けろよ? もっと女らしく、おしとやかに歩け。お前、女としての努力が足りてない」
「いや、足すつもりもない……」
「あの、やっぱり危険ではないですか」
そこに、ミカエルが眉尻を下げた情けない顔で俺と三峯の間に割り込んできた。「私も一緒に行けたら……」
「いや、無理でしょ」
三峯が苦笑した。「王子様、めっちゃイケメンだし神官たちにも面が割れてますよね?」
「えー、まあ」
そうでしょうね、とミカエルが小声で呟く。
「だったらやっぱり俺たち二人の方が自由がきいていいですよ。大丈夫です、俺たち強いし逃げ足も速いし」
「しかしそれでも」
「無事に帰ってきたら、巫女服のアキラとキャバクラごっこでもすればいいじゃないっすか」
「……何?」
「却下ー!」
困惑するミカエルの横で、とりあえずそう叫んでおく。
何やらそんな一幕はあったものの、いつの間にか神殿に忍び込むのが確定になっていた。セシリアはこの喫茶店の中から聖獣に命令を飛ばし、俺たち二人を先導してくれるように言いつけたようだ。
「無理しないで帰ってきて。見つからなければ何度でも忍び込めるけど、見つかったら警備が厳重になるからね」
そう言った彼女に、三峯は『そうだ』と手を叩いた。
「そう言えばこの世界の神様ってどんな姿をしているのが一般的なんですか? 最悪、俺が神官じゃないって気づかれたら『俺は神の使徒です』って言って誤魔化すつもりなんですけど」
何だそれ、とセシリアもミカエルもポチもアルトも、それぞれ困ったような顔をする。
三峯はわざとらしく両腕を開きながら、妙に格好つけたポーズを取る。ミカエル並みのキラキラオーラを放ちながら。
「今の俺は仮の姿で、実はすげー神々しい格好になれるんですよ。神の御使いです、って言っても納得できる感じっていうか、元の世界ではそのまんまですね」
確かに三峯は天使アバターである。
今は完全に人間の姿をしているが、天使の翼と黄金に輝く輪を頭上に浮かべれば確かに『それっぽい』だろう。
「神の御使いねえ」
セシリアは首を傾げつつ、低く唸るように続けた。「精霊だったら白く輝く、とか色々言われているけど神様の御使いとなると……どうなのかしら」
「白く輝くだけなら得意です」
得意不得意の問題じゃねえ。
「逃げる時も神々しく空を飛んで逃げよう。でもアキラって幸運値が高いんだろ? お前と一緒に忍び込めば、きっと見つからずに帰ってこられるって!」
三峯は燦然と輝く笑顔でそう言って、着替えるために店の奥へと俺を案内した。
まあ確かに、三峯の言葉には一理ある。
じっと考え込んでみても、厭な予感とかはしないから大丈夫のような気がした。
というわけで。
俺たちは今、神殿の中に来ている。
神官服と巫女服の不審者二名。だが、美形と美少女なのでコスプレ、いや変装がとてもよく似合っていたと思う。
神殿の周りには、魔法なのか魔術なのか解らないが、目に見えない保護壁のようなものが取り囲んでいた。しかし、三峯が持っている必殺技――敵の防御無効、効果六十秒が見事に発動してくれて、誰にも気づかれないままあっさり入ることができた。
もうすでに陽は落ちていて、空は暗くなってきている。だから、神殿の周りを歩いていても顔は見えないくらいになっていた。
まあ、聖騎士とかいう剣を腰に下げた男たちが時々見回りしているのも解ったが、俺の暗闇をものともしない瞳では彼らの姿を避けることは簡単だった。
「出迎えご苦労」
俺は思わず、そう小声で囁きながら軽く手を上げる。聖獣がちょこんと座って俺たちを出迎えてくれたからだ。
そして、何か言いたげに俺たちを見上げた後、こっちにこいと言いたげに暗い庭を歩きだした。芝生に覆われた地面を、足音もなく歩く俺たち。
広すぎるともいえる神殿の庭には、数多くの馬車が用意されていた。これが浄化の旅に使われるものなんだろう、というやつ。身分の高そうな人たちが乗る高級そうな馬車と、数多くの荷馬車。
荷馬車の脇には、これから積み込むであろう木箱が大量に置かれている。
セシリアが見た魔道具ってあれかな、と思えるものも多数。本当は触ってみたかったが、魔道具が発動したら大問題なので我慢しておく。
大きな荷物の脇を通り過ぎる。
神殿の奥から、食事のいい匂いと大人数の気配が伝わってきていた。
ある意味、時間帯も都合がよかったんだろう。神官とか巫女、聖女様とやらは食事の時間らしいから、神殿の外には人影が少なかった。
聖騎士たちは神殿の脇にある小さめの建物の中にいるらしく、そちらからも同じような様子が窺い知れた。
それでも、たまに神殿の大きな入り口を出入りする神官や巫女たちの姿が見て取れた。そしてどうやら、すれ違う時などは身分の高そうな相手に低い方が頭を下げているというのも解る。
誰が身分が高いのか解らないから、とにかく出会わないようにしなきゃいけないだろう。
「凄い気配……って言ってたのは、神殿の……どこだ?」
俺が歩きながら意識を集中させると、これかな、と思うものに当たった。
首の後ろがちりちりいうような、緊張感にも似た感覚。それに加えて、胸が妙にどきどきする感じもする。
聖獣もその方向に向かっているようで、足取りに迷いはない。
神殿の巨大な建物の奥、明らかに人が多い方だ。
「さすがに難しそうだけど、どうする?」
俺が横を歩く三峯を見上げて言うと、彼も困ったように頭を掻いた。外を歩くにはいい時間だったが、内部を探索するには都合の悪い時間帯。
このまま目的地に向かえば、神殿の関係者に会ってしまいそうだ。
「先に聖女様の部屋を探すか……」
と三峯が呟いたが、俺は無言でその脇腹にチョップを入れておいた。ストーカーが聖女様の部屋を見つけたら下着とか盗みそうだし。
だったら、このまま目的地に向かった方が安全か。
「俺、見つかったとしても短距離なら瞬間移動みたいなのできるけど、三峯はどう?」
「自慢じゃないが、できない」
「だろうな」
「でも、俺はドローンのように飛んで滞空もできるし、逃げるのは簡単。それに、せっかく忍び込んだんだから行かなきゃ駄目だろ。虎穴に入らずんば何とやらだぜ?」
「まあな……」
「大丈夫、何かあっても俺がアキラのこと守ってやるって! 男は女を守る生き物なんだからな!」
と言いながら、彼は自分の左腕を右手でばしばしと叩く。「本当、アキラってば可愛くなっちゃって。なかなか、サクラちゃんたちがいる場所じゃ訊けなかったけど、女の子の身体ってどんな感じ? もうあの王子様とヤった?」
「……何を、とは訊かないが」
「訊かない代わりにチョップ入れるのやめて」
俺の攻撃を避けて、三峯が軽やかに身を翻す。闘技場の戦闘においては、俺もサクラと同じで三峯に負けることが多かった。だから、彼が強いのは間違いない。とはいえ、俺は守られるだけの女の子ではない。
三峯がそわそわしつつソファから立ち上がり、店のカウンター奥にある扉の中に消えた。しかしすぐにいくつもの服を抱えて戻ってきて、ソファにばさりと放り投げる。
「俺は神官服、アキラは巫女服な。これ、似たようなやつを探して手直ししたんだ。我ながら超そっくりにできたんだよな」
そう言いながら広げた巫女服とやらは、真っ白でシンプルな造りをしていた。手直しって、自分で裁断したり縫ったりしたのか。さすがコーヒー豆を育てる男。
しかし。
「……これを、着ろ、と」
俺が目を細めつつそれを受け取ると、三峯は白い神官服を自分の身体に当てた。
「そう。俺はこれ。似合うだろ、イケメンだから」
「自分で言うなよ」
「あ、ついでにそっちはメイド服と執事服な。アキラとサクラちゃんとカオルの分、カオルのはちゃんと尻尾の穴もついてる。ロリメイドって最高!」
カオルは目を細めて厭そうに見ていたが、サクラはノリノリで執事服とやらを広げて今すぐ着替えたそうにしている。
「俺とアキラが神殿に侵入している間、サクラちゃんには代理店長として店番してもらって、カオルには猫カフェの猫として働いてもらう。王子様たちはのんびり店で待っててもらうって感じかなあ」
「猫カフェの猫……」
そこでふと、カオルが首を傾げる。「萌え萌えきゅんとか言わなくていいんだ? 寝ていればバイト代が出ると言う夢の職場?」
「そそ」
三峯はニヤリと笑う。
「侵入することが決定みたいになってるけど、マジ?」
俺が慌てて確認すると、三峯は力強く頷いて俺の肩を叩いた。
「お前、歩き方とか気を付けろよ? もっと女らしく、おしとやかに歩け。お前、女としての努力が足りてない」
「いや、足すつもりもない……」
「あの、やっぱり危険ではないですか」
そこに、ミカエルが眉尻を下げた情けない顔で俺と三峯の間に割り込んできた。「私も一緒に行けたら……」
「いや、無理でしょ」
三峯が苦笑した。「王子様、めっちゃイケメンだし神官たちにも面が割れてますよね?」
「えー、まあ」
そうでしょうね、とミカエルが小声で呟く。
「だったらやっぱり俺たち二人の方が自由がきいていいですよ。大丈夫です、俺たち強いし逃げ足も速いし」
「しかしそれでも」
「無事に帰ってきたら、巫女服のアキラとキャバクラごっこでもすればいいじゃないっすか」
「……何?」
「却下ー!」
困惑するミカエルの横で、とりあえずそう叫んでおく。
何やらそんな一幕はあったものの、いつの間にか神殿に忍び込むのが確定になっていた。セシリアはこの喫茶店の中から聖獣に命令を飛ばし、俺たち二人を先導してくれるように言いつけたようだ。
「無理しないで帰ってきて。見つからなければ何度でも忍び込めるけど、見つかったら警備が厳重になるからね」
そう言った彼女に、三峯は『そうだ』と手を叩いた。
「そう言えばこの世界の神様ってどんな姿をしているのが一般的なんですか? 最悪、俺が神官じゃないって気づかれたら『俺は神の使徒です』って言って誤魔化すつもりなんですけど」
何だそれ、とセシリアもミカエルもポチもアルトも、それぞれ困ったような顔をする。
三峯はわざとらしく両腕を開きながら、妙に格好つけたポーズを取る。ミカエル並みのキラキラオーラを放ちながら。
「今の俺は仮の姿で、実はすげー神々しい格好になれるんですよ。神の御使いです、って言っても納得できる感じっていうか、元の世界ではそのまんまですね」
確かに三峯は天使アバターである。
今は完全に人間の姿をしているが、天使の翼と黄金に輝く輪を頭上に浮かべれば確かに『それっぽい』だろう。
「神の御使いねえ」
セシリアは首を傾げつつ、低く唸るように続けた。「精霊だったら白く輝く、とか色々言われているけど神様の御使いとなると……どうなのかしら」
「白く輝くだけなら得意です」
得意不得意の問題じゃねえ。
「逃げる時も神々しく空を飛んで逃げよう。でもアキラって幸運値が高いんだろ? お前と一緒に忍び込めば、きっと見つからずに帰ってこられるって!」
三峯は燦然と輝く笑顔でそう言って、着替えるために店の奥へと俺を案内した。
まあ確かに、三峯の言葉には一理ある。
じっと考え込んでみても、厭な予感とかはしないから大丈夫のような気がした。
というわけで。
俺たちは今、神殿の中に来ている。
神官服と巫女服の不審者二名。だが、美形と美少女なのでコスプレ、いや変装がとてもよく似合っていたと思う。
神殿の周りには、魔法なのか魔術なのか解らないが、目に見えない保護壁のようなものが取り囲んでいた。しかし、三峯が持っている必殺技――敵の防御無効、効果六十秒が見事に発動してくれて、誰にも気づかれないままあっさり入ることができた。
もうすでに陽は落ちていて、空は暗くなってきている。だから、神殿の周りを歩いていても顔は見えないくらいになっていた。
まあ、聖騎士とかいう剣を腰に下げた男たちが時々見回りしているのも解ったが、俺の暗闇をものともしない瞳では彼らの姿を避けることは簡単だった。
「出迎えご苦労」
俺は思わず、そう小声で囁きながら軽く手を上げる。聖獣がちょこんと座って俺たちを出迎えてくれたからだ。
そして、何か言いたげに俺たちを見上げた後、こっちにこいと言いたげに暗い庭を歩きだした。芝生に覆われた地面を、足音もなく歩く俺たち。
広すぎるともいえる神殿の庭には、数多くの馬車が用意されていた。これが浄化の旅に使われるものなんだろう、というやつ。身分の高そうな人たちが乗る高級そうな馬車と、数多くの荷馬車。
荷馬車の脇には、これから積み込むであろう木箱が大量に置かれている。
セシリアが見た魔道具ってあれかな、と思えるものも多数。本当は触ってみたかったが、魔道具が発動したら大問題なので我慢しておく。
大きな荷物の脇を通り過ぎる。
神殿の奥から、食事のいい匂いと大人数の気配が伝わってきていた。
ある意味、時間帯も都合がよかったんだろう。神官とか巫女、聖女様とやらは食事の時間らしいから、神殿の外には人影が少なかった。
聖騎士たちは神殿の脇にある小さめの建物の中にいるらしく、そちらからも同じような様子が窺い知れた。
それでも、たまに神殿の大きな入り口を出入りする神官や巫女たちの姿が見て取れた。そしてどうやら、すれ違う時などは身分の高そうな相手に低い方が頭を下げているというのも解る。
誰が身分が高いのか解らないから、とにかく出会わないようにしなきゃいけないだろう。
「凄い気配……って言ってたのは、神殿の……どこだ?」
俺が歩きながら意識を集中させると、これかな、と思うものに当たった。
首の後ろがちりちりいうような、緊張感にも似た感覚。それに加えて、胸が妙にどきどきする感じもする。
聖獣もその方向に向かっているようで、足取りに迷いはない。
神殿の巨大な建物の奥、明らかに人が多い方だ。
「さすがに難しそうだけど、どうする?」
俺が横を歩く三峯を見上げて言うと、彼も困ったように頭を掻いた。外を歩くにはいい時間だったが、内部を探索するには都合の悪い時間帯。
このまま目的地に向かえば、神殿の関係者に会ってしまいそうだ。
「先に聖女様の部屋を探すか……」
と三峯が呟いたが、俺は無言でその脇腹にチョップを入れておいた。ストーカーが聖女様の部屋を見つけたら下着とか盗みそうだし。
だったら、このまま目的地に向かった方が安全か。
「俺、見つかったとしても短距離なら瞬間移動みたいなのできるけど、三峯はどう?」
「自慢じゃないが、できない」
「だろうな」
「でも、俺はドローンのように飛んで滞空もできるし、逃げるのは簡単。それに、せっかく忍び込んだんだから行かなきゃ駄目だろ。虎穴に入らずんば何とやらだぜ?」
「まあな……」
「大丈夫、何かあっても俺がアキラのこと守ってやるって! 男は女を守る生き物なんだからな!」
と言いながら、彼は自分の左腕を右手でばしばしと叩く。「本当、アキラってば可愛くなっちゃって。なかなか、サクラちゃんたちがいる場所じゃ訊けなかったけど、女の子の身体ってどんな感じ? もうあの王子様とヤった?」
「……何を、とは訊かないが」
「訊かない代わりにチョップ入れるのやめて」
俺の攻撃を避けて、三峯が軽やかに身を翻す。闘技場の戦闘においては、俺もサクラと同じで三峯に負けることが多かった。だから、彼が強いのは間違いない。とはいえ、俺は守られるだけの女の子ではない。
10
あなたにおすすめの小説
雷王、大いに懊悩す~ラスボス魔王、使命を果たして元の世界に戻りたくない異世界転移チート勇者によって全力で延命させられるの巻~
朽縄咲良
ファンタジー
――「要するに、アンタには死なれちゃ困るんだよ。俺が、この異世界で幸せな一生を送って、天寿を全うするまで、な」
魔族を統べる魔王イラ・ギャレマスは、自身の城へと攻め込んできた“伝説の四勇士”の三人、ジェレミィア・ファミィ・エラルティスを、その圧倒的な力を以て圧倒する。
残るは、黒髪黒目の冴えない男――シュータ・ナカムラのみ。
だが……シュータは、魔法陣で三人の仲間を魔王城の遥か彼方へと吹っ飛ばし、ただひとりで魔王と対峙する。
――そして、二十分後。
不様に大理石の床に這いつくばっていたのは、魔王ギャレマスの方だった。
シュータの繰り出す圧倒的なチート攻撃の前に為す術もないギャレマスは、自身の敗北と迫りくる死を覚悟するが、そんな彼に対し、シュータは不敵な笑みを浮かべながら、意外な提案を持ちかけるのだった――。
「なぁ、魔王。ここはひとつ、手を組もうぜ……!」
『地上最強の生物』だが、めっぽうお人好しで、バカが付くくらいに娘の事を溺愛している中年オヤj……ナイスミドル(忖度)の魔王が、反則級のチートマシマシ異世界転移勇者をはじめとした周囲の者たちに翻弄されまくるコメディファンタジー、ここに開幕!
哀れな魔王の、明日はどっちだ……?
(表紙イラストは、ペケさんから戴きました)
*小説家になろう・ノベルアッププラスにも、同作品を掲載しております。
【完結・おまけ追加】期間限定の妻は夫にとろっとろに蕩けさせられて大変困惑しております
紬あおい
恋愛
病弱な妹リリスの代わりに嫁いだミルゼは、夫のラディアスと期間限定の夫婦となる。
二年後にはリリスと交代しなければならない。
そんなミルゼを閨で蕩かすラディアス。
普段も優しい良き夫に困惑を隠せないミルゼだった…
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
愛された側妃と、愛されなかった正妃
編端みどり
恋愛
隣国から嫁いだ正妃は、夫に全く相手にされない。
夫が愛しているのは、美人で妖艶な側妃だけ。
連れて来た使用人はいつの間にか入れ替えられ、味方がいなくなり、全てを諦めていた正妃は、ある日側妃に子が産まれたと知った。自分の子として育てろと無茶振りをした国王と違い、産まれたばかりの赤ん坊は可愛らしかった。
正妃は、子育てを通じて強く逞しくなり、夫を切り捨てると決めた。
※カクヨムさんにも掲載中
※ 『※』があるところは、血の流れるシーンがあります
※センシティブな表現があります。血縁を重視している世界観のためです。このような考え方を肯定するものではありません。不快な表現があればご指摘下さい。
敗戦国の姫は、敵国将軍に掠奪される
clayclay
恋愛
架空の国アルバ国は、ブリタニア国に侵略され、国は壊滅状態となる。
状況を打破するため、アルバ国王は娘のソフィアに、ブリタニア国使者への「接待」を命じたが……。
【完結】乙女ゲーム開始前に消える病弱モブ令嬢に転生しました
佐倉穂波
恋愛
転生したルイシャは、自分が若くして死んでしまう乙女ゲームのモブ令嬢で事を知る。
確かに、まともに起き上がることすら困難なこの体は、いつ死んでもおかしくない状態だった。
(そんな……死にたくないっ!)
乙女ゲームの記憶が正しければ、あと数年で死んでしまうルイシャは、「生きる」ために努力することにした。
2023.9.3 投稿分の改稿終了。
2023.9.4 表紙を作ってみました。
2023.9.15 完結。
2023.9.23 後日談を投稿しました。
(完結)醜くなった花嫁の末路「どうぞ、お笑いください。元旦那様」
音爽(ネソウ)
ファンタジー
容姿が気に入らないと白い結婚を強いられた妻。
本邸から追い出されはしなかったが、夫は離れに愛人を囲い顔さえ見せない。
しかし、3年と待たず離縁が決定する事態に。そして元夫の家は……。
*6月18日HOTランキング入りしました、ありがとうございます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる