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第18話 ピアノのことを思い出す
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「やっぱり、今日は魔法の勉強にしましょう」
わたしが鉄のフライパンでベーコンと卵を焼いている間、横でマルガリータがぶつぶつと呟いていた。「いつまでもお子様のシルフィア様のままだと、フェルディナント様だってがっかりですよ? 早く魔力駄々洩れの状態から抜け出さないと、成体になったフェルディナント様とのいちゃいちゃ生活に突入できないじゃないですか」
「まだ向こうもまだ赤ちゃんだし焦らなくてもいいじゃない。それより、ご飯だよご飯」
わたしは唇を尖らせながら、お皿に焼きあがった目玉焼きとベーコンを乗せ、サラダと味噌汁も用意する。そして、鍋で炊いたご飯から湯気が立ち上るのを胸に大きく吸い込む。うん、いい匂いだ。
フェルなんとかさんのことはどうせ当分会わないだろうし、今は考えなくてもいいだろう。現実逃避とも言える。
朝食の場は和やかだった。
ヴェロニカの存在が、そしてその反応が凄く純真だったからかもしれない。食べたことのない白いご飯を目を丸くして見て、食べて「美味しいしお腹に溜まりそうです」と笑う。味噌汁も当然初体験で、一口目は首を傾げたものの、二口目からは笑顔で飲む。こんがり焼けたベーコンと目玉焼きは説明するまでもない。
そして、食事が終わったら率先して「わたしが後片付けをします」と言ってくれた。うん、ありがたい。
「そうだ、神歌ってどんな感じ?」
わたしは食事が終わってからソファにうつ伏せになって、台所に立っているヴェロニカとマルガリータを見やる。二人は出会ってすぐだというのに、もうすでに仲良くなったみたいで、流れ作業のように次々と食器を洗い、魔法で出した布で拭き、棚にしまっていく。
「神歌ですか?」
ヴェロニカは笑顔でわたしを見つめ、小さな声で口ずさんでくれた。
言い回しが古めかしい感じの、神様を称える歌、だろうか。
何て言うか、聖歌に似ている。教会で少年少女が歌う感じのあれだ。
ヴェロニカはソプラノボイス、って感じだろうか。透明感のある高音、伸びやかな歌声。聴いていて心が現われる感じだ。
「ここにピアノがあったらいいのにねえ」
わたしはうっとりと目を閉じながら呟く。「日本から……というか、向こうの世界から凄いピアニストも一人連れてきてさ、伴奏させたら完璧なのに」
「ピアノ、ですか?」
ヴェロニカが不思議そうに言った気配が伝わってきて、わたしは目を開く。
「うん、そういう楽器があるの。この世界にはないのかな?」
わたしのその純粋な疑問に、マルガリータがしゅばっと音を立てて書庫まで駆けていき、少しだけその中に引きこもる。そして、戻ってきた時には数冊の本を胸の中に抱いていた。
「似たような楽器なら、マゼラデータにもこんな感じのがありますよ」
と、開いた本の中にある写実的な絵に、こちらの世界の言葉で色々と説明書きがされている。何というか、芸術品っぽい雰囲気の彫刻が至る所に入っている楽器だ。
うーん、チェンバロに似てるかな。ペダルがない鍵盤楽器。
チェンバロっていうとバッハの曲を思い出す。ああいうかっちりした感じの曲も悪くはないけど、やっぱりペダルが使えないってのはなあ、と考えてしまう。
「もうちょっとしたらピアノが発明されるかな? わたし、子供の頃からずっとピアノに憧れてたんだよね」
わたしがそう口にしてしまったのは、失われていた記憶が少し前に戻っていたからだ。
我が家は裕福じゃないから、憧れるだけだった。
ピアノは高価なものだ。だから買って欲しいなんて祖父母に頼めるわけなかったし、学校で触るだけしかできない。
だから、楽譜が読めなくても耳で聞いて音を探した。放課後、学校で少しずつ弾けるように練習したのは、小学生の頃に聴いて憧れていた『エリーゼのために』だ。
これ、女の子だったら誰だって一度は憧れるような感じじゃないだろうか? 『エリーゼのために』だけじゃなくて、『乙女の祈り』とかもドラマティックで好き。
好きだから、独学で覚えようとしたんだ。
ピアノが弾ける人っていうのは学校で一目置かれる感じだったし、まさに雲上人みたいなイメージがあった。
だから、高校卒業して選んだ就職先は音楽教室だった。個人の小さな音楽教室じゃなくて、いくつも教室を持っている、大きな会社。その会社は百人くらい入れる小さなホールもあって、コンサート用のグランドピアノもあった。凄く大きい――というか、奥行きがあって長いやつ。
だから仕事は好きだった。何だか趣味の延長上にいるような気がしていた。
わたしはまともにピアノを習ったことがなかったし、弾ける曲は『猫ふんじゃった』と『エリーゼのために』くらい。でも、音楽に関わっていけるっていうことが幸せだった。
残業だって気にならなかった。
発表会前は、まさに戦場だったしスタッフとして何でもやった。でもその忙しさが心地よかった。
それに、その仕事では棚ぼたみたいなラッキーなこともあったんだ。
音楽教室で働いていると、何かイベントがあるときに有名なピアニストさんだったり、先生を呼べる。そういった人と会話できるだけでテンションが上がった。
っていうか、ピアノを弾ける女性は全員美人に見えたし、男性は美形に見えた。彼らの細い指に憧れて、仕事が休みの日に――とうとう、習い始めたんだ。
念願のピアノレッスン。その会社に所属しているピアノの先生の中でも、凄く熱血漢で実力派の先生のもとで、改めて基本から習い始めて。
「発表会、出ようよ」
と、先生――松木ユリカ先生はわたしの肩を叩いて言った。「まずは、エリーゼのためにを完成させて、それで出てみよう? みんなの前で弾くのは気持ちいいぞー」
そんな彼女の言葉に、必死に断ろうとしていたわたしだったけれど、結局押し切られて参加することになったのだ。
しかも。
「試験もそのうち受けてみようか。初見演奏、伴奏付け、色々やることあるけど、やればなんとかなるって! やっぱりね、目標がないと駄目なのよ!」
と、松木先生が酷く明るく言ってわたしの肩をばしばし叩く。さらに、嬉しそうに試験対策の教本もお勧めされた。
いや、試験とか厭なんですけど。発表会に出るだけでも充分敷居が高いんですけど、駄目ですか、決定ですか。
そして結局、松木先生の情熱からは逃げられなかったのだ。
でも、充実していた。
あのまま続くとばかり思ってたのに、なあ……。
そんなことをぼんやりと考えこんでいたら、唐突に凄い魔力の動きが感じられた。
「えっ」
と、顔を上げると祭壇の脇に巨大なグランドピアノが出現している。そして、案の定、ごつごつした石床の上にマルガリータが伸びている。
「ちょっとマルちゃん?」
わたしが慌ててソファから降りて彼女のところに駆けよると、マルガリータはうつ伏せのまま怪しく笑う。
「うふふふふ、褒めてください、シルフィア様。わたし、やりました! シルフィア様のためでしたら何でもやります! わたし、褒めて伸びる子だから!」
「……どこで覚えてくるの、その言葉」
「だから書庫で」
――うーむ。
しかし、マルガリータこそ魔力の無駄遣いは危険じゃないのか。この様子では、彼女こそ骸骨の姿から脱却できないはずだ。
でも。
「ありがとう、嬉しい」
わたしがマルガリータの後頭部を優しく撫でると、さらに「うふふふふ」という笑みが低く洞窟内に響いた。ちょっと怖かった。
そして、さすがに今の小さな身体のわたしではグランドピアノの屋根を開けるのは無理だった。でも、鍵盤の蓋を開けてぽーん、と鍵盤を叩くと心地よい音が響いて幸せになれる。
そして、椅子の調整をしてから座る。ああ、幼女の足ではペダルに届かない。くそう、ペダル補助台も必要だ。そのうち、わたしが魔法で作ってみよう。マルガリータに頼ってばかりでは駄目だし。
「伴奏付けは苦手だけど、コードさえ解ればなんとかなる」
わたしはそう呟いた後、ずっとこちらを見つめていたヴェロニカを手招きした。彼女は恐る恐るこちらに近づき、大きな鍵盤楽器を覗き込んで小さな歓声を上げる。
ここに松木先生がいたら、完璧な伴奏をしてくれただろう。
でも、下手でもいいから――ヴェロニカの神歌とやらに伴奏を付けてみたくなったのだ。彼女の旋律をよく聴いて、まずは和音を作る。
そうだ、弾いていると色々思い出してくる。
音楽教室で接した生徒さんたち、先生たちの笑顔も。
それはじわじわとわたしの頭の中に広がり、過去の自分が経験したように自然と指が動いた。
そして、ヴェロニカが嬉しそうにわたしに合わせてゆっくり歌ってくれたのだ。この世界を浄化したり、力を与えてくれる神歌を。
わたしが鉄のフライパンでベーコンと卵を焼いている間、横でマルガリータがぶつぶつと呟いていた。「いつまでもお子様のシルフィア様のままだと、フェルディナント様だってがっかりですよ? 早く魔力駄々洩れの状態から抜け出さないと、成体になったフェルディナント様とのいちゃいちゃ生活に突入できないじゃないですか」
「まだ向こうもまだ赤ちゃんだし焦らなくてもいいじゃない。それより、ご飯だよご飯」
わたしは唇を尖らせながら、お皿に焼きあがった目玉焼きとベーコンを乗せ、サラダと味噌汁も用意する。そして、鍋で炊いたご飯から湯気が立ち上るのを胸に大きく吸い込む。うん、いい匂いだ。
フェルなんとかさんのことはどうせ当分会わないだろうし、今は考えなくてもいいだろう。現実逃避とも言える。
朝食の場は和やかだった。
ヴェロニカの存在が、そしてその反応が凄く純真だったからかもしれない。食べたことのない白いご飯を目を丸くして見て、食べて「美味しいしお腹に溜まりそうです」と笑う。味噌汁も当然初体験で、一口目は首を傾げたものの、二口目からは笑顔で飲む。こんがり焼けたベーコンと目玉焼きは説明するまでもない。
そして、食事が終わったら率先して「わたしが後片付けをします」と言ってくれた。うん、ありがたい。
「そうだ、神歌ってどんな感じ?」
わたしは食事が終わってからソファにうつ伏せになって、台所に立っているヴェロニカとマルガリータを見やる。二人は出会ってすぐだというのに、もうすでに仲良くなったみたいで、流れ作業のように次々と食器を洗い、魔法で出した布で拭き、棚にしまっていく。
「神歌ですか?」
ヴェロニカは笑顔でわたしを見つめ、小さな声で口ずさんでくれた。
言い回しが古めかしい感じの、神様を称える歌、だろうか。
何て言うか、聖歌に似ている。教会で少年少女が歌う感じのあれだ。
ヴェロニカはソプラノボイス、って感じだろうか。透明感のある高音、伸びやかな歌声。聴いていて心が現われる感じだ。
「ここにピアノがあったらいいのにねえ」
わたしはうっとりと目を閉じながら呟く。「日本から……というか、向こうの世界から凄いピアニストも一人連れてきてさ、伴奏させたら完璧なのに」
「ピアノ、ですか?」
ヴェロニカが不思議そうに言った気配が伝わってきて、わたしは目を開く。
「うん、そういう楽器があるの。この世界にはないのかな?」
わたしのその純粋な疑問に、マルガリータがしゅばっと音を立てて書庫まで駆けていき、少しだけその中に引きこもる。そして、戻ってきた時には数冊の本を胸の中に抱いていた。
「似たような楽器なら、マゼラデータにもこんな感じのがありますよ」
と、開いた本の中にある写実的な絵に、こちらの世界の言葉で色々と説明書きがされている。何というか、芸術品っぽい雰囲気の彫刻が至る所に入っている楽器だ。
うーん、チェンバロに似てるかな。ペダルがない鍵盤楽器。
チェンバロっていうとバッハの曲を思い出す。ああいうかっちりした感じの曲も悪くはないけど、やっぱりペダルが使えないってのはなあ、と考えてしまう。
「もうちょっとしたらピアノが発明されるかな? わたし、子供の頃からずっとピアノに憧れてたんだよね」
わたしがそう口にしてしまったのは、失われていた記憶が少し前に戻っていたからだ。
我が家は裕福じゃないから、憧れるだけだった。
ピアノは高価なものだ。だから買って欲しいなんて祖父母に頼めるわけなかったし、学校で触るだけしかできない。
だから、楽譜が読めなくても耳で聞いて音を探した。放課後、学校で少しずつ弾けるように練習したのは、小学生の頃に聴いて憧れていた『エリーゼのために』だ。
これ、女の子だったら誰だって一度は憧れるような感じじゃないだろうか? 『エリーゼのために』だけじゃなくて、『乙女の祈り』とかもドラマティックで好き。
好きだから、独学で覚えようとしたんだ。
ピアノが弾ける人っていうのは学校で一目置かれる感じだったし、まさに雲上人みたいなイメージがあった。
だから、高校卒業して選んだ就職先は音楽教室だった。個人の小さな音楽教室じゃなくて、いくつも教室を持っている、大きな会社。その会社は百人くらい入れる小さなホールもあって、コンサート用のグランドピアノもあった。凄く大きい――というか、奥行きがあって長いやつ。
だから仕事は好きだった。何だか趣味の延長上にいるような気がしていた。
わたしはまともにピアノを習ったことがなかったし、弾ける曲は『猫ふんじゃった』と『エリーゼのために』くらい。でも、音楽に関わっていけるっていうことが幸せだった。
残業だって気にならなかった。
発表会前は、まさに戦場だったしスタッフとして何でもやった。でもその忙しさが心地よかった。
それに、その仕事では棚ぼたみたいなラッキーなこともあったんだ。
音楽教室で働いていると、何かイベントがあるときに有名なピアニストさんだったり、先生を呼べる。そういった人と会話できるだけでテンションが上がった。
っていうか、ピアノを弾ける女性は全員美人に見えたし、男性は美形に見えた。彼らの細い指に憧れて、仕事が休みの日に――とうとう、習い始めたんだ。
念願のピアノレッスン。その会社に所属しているピアノの先生の中でも、凄く熱血漢で実力派の先生のもとで、改めて基本から習い始めて。
「発表会、出ようよ」
と、先生――松木ユリカ先生はわたしの肩を叩いて言った。「まずは、エリーゼのためにを完成させて、それで出てみよう? みんなの前で弾くのは気持ちいいぞー」
そんな彼女の言葉に、必死に断ろうとしていたわたしだったけれど、結局押し切られて参加することになったのだ。
しかも。
「試験もそのうち受けてみようか。初見演奏、伴奏付け、色々やることあるけど、やればなんとかなるって! やっぱりね、目標がないと駄目なのよ!」
と、松木先生が酷く明るく言ってわたしの肩をばしばし叩く。さらに、嬉しそうに試験対策の教本もお勧めされた。
いや、試験とか厭なんですけど。発表会に出るだけでも充分敷居が高いんですけど、駄目ですか、決定ですか。
そして結局、松木先生の情熱からは逃げられなかったのだ。
でも、充実していた。
あのまま続くとばかり思ってたのに、なあ……。
そんなことをぼんやりと考えこんでいたら、唐突に凄い魔力の動きが感じられた。
「えっ」
と、顔を上げると祭壇の脇に巨大なグランドピアノが出現している。そして、案の定、ごつごつした石床の上にマルガリータが伸びている。
「ちょっとマルちゃん?」
わたしが慌ててソファから降りて彼女のところに駆けよると、マルガリータはうつ伏せのまま怪しく笑う。
「うふふふふ、褒めてください、シルフィア様。わたし、やりました! シルフィア様のためでしたら何でもやります! わたし、褒めて伸びる子だから!」
「……どこで覚えてくるの、その言葉」
「だから書庫で」
――うーむ。
しかし、マルガリータこそ魔力の無駄遣いは危険じゃないのか。この様子では、彼女こそ骸骨の姿から脱却できないはずだ。
でも。
「ありがとう、嬉しい」
わたしがマルガリータの後頭部を優しく撫でると、さらに「うふふふふ」という笑みが低く洞窟内に響いた。ちょっと怖かった。
そして、さすがに今の小さな身体のわたしではグランドピアノの屋根を開けるのは無理だった。でも、鍵盤の蓋を開けてぽーん、と鍵盤を叩くと心地よい音が響いて幸せになれる。
そして、椅子の調整をしてから座る。ああ、幼女の足ではペダルに届かない。くそう、ペダル補助台も必要だ。そのうち、わたしが魔法で作ってみよう。マルガリータに頼ってばかりでは駄目だし。
「伴奏付けは苦手だけど、コードさえ解ればなんとかなる」
わたしはそう呟いた後、ずっとこちらを見つめていたヴェロニカを手招きした。彼女は恐る恐るこちらに近づき、大きな鍵盤楽器を覗き込んで小さな歓声を上げる。
ここに松木先生がいたら、完璧な伴奏をしてくれただろう。
でも、下手でもいいから――ヴェロニカの神歌とやらに伴奏を付けてみたくなったのだ。彼女の旋律をよく聴いて、まずは和音を作る。
そうだ、弾いていると色々思い出してくる。
音楽教室で接した生徒さんたち、先生たちの笑顔も。
それはじわじわとわたしの頭の中に広がり、過去の自分が経験したように自然と指が動いた。
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