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第36話 幕間7 香坂大介
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「もうそろそろ暗くなるし、帰った方がいいんじゃない?」
やがて事務員がバッグからスマホを取り出し、時間を確認すると少しだけ眉根を寄せてそう言った。しかし、少女は軽く首を横に振る。
「学校の用事で遅くなるって言ってあるし。雑貨も見たいし。でも、もうちょっとしたらお母さんに電話して迎えに来てもらう」
「そう」
明るく装っている少女を気づかわしそうに見つめ、事務員が急に「あ」と声を上げる。
少女が首を傾げると、その細い肩をばしばしと叩きながら事務員が笑顔を見せた。
「ほら、駅の中にストリートピアノが置いてあるじゃない? ねえねえ、ちょっと弾いて見せてよ」
「えー? やだあ」
「何言ってんの? コンクールで緊張したら大変じゃない? ちょっと度胸付けていこうよ」
「だったら先生が弾いてよ。発表会に出るって聞いたよ?」
「わたしは先生じゃないってば。それに、わたしが弾けるのは猫ふんじゃったとエリーゼのためにだけだから」
「それでいいじゃん」
「よくない」
「先生が弾いたらわたしも弾く」
「えー」
事務員が鼻の上に皺を寄せ、低く唸り続ける。何と言うか、二人は大人と子供というより仲の良い友人同士みたいだ。年齢差を感じさせない――と言ったら、事務員はどんな顔をするだろう、と勝手に想像して笑ってしまう。
どこにでもいそうな、普通の女性だ。
見た目は二十歳すぎだが、学生と言っても納得できる元気の良さを持っている。きっと仕事の内容に満足しているんだろう、俺とは違って生き生きとした瞳を少女に向け、接している。
それが好ましいと思いながら、こうしてずっと彼女たちを見つめ続けていたら不審者と思われてしまうのではないかと不安にもなった。
「コンクール、何を弾くの? それを弾いてみてよ」
事務員が少女の手を引きながら歩きだす。彼女たちの行く方向にピアノが置いてあるのは、駅の中で働いている俺も知っている。ただ、よほど上手い人間ではないとなかなか触るのも躊躇われる雰囲気なのも確かだ。
でも、事務員はそんなことを気にしてはいないらしい。
それに、手を引かれている少女もまた、口では厭そうなことを言っていても、表情は少し嬉しそうに緩んでいる。
「ドビュッシーのアラベスクは決定だけど、他は悩んでる。松木先生は、ショパンかモーツァルトの中から選ぼうって言ってる。バッハとかも選択肢にあるけど、嫌いなんだって」
「あー。松木先生はそうだよね、好き嫌い激しいから。でも、なるほど、アラベスクかあ。それ弾いて」
「先生がエリーゼのためにを弾いたらね」
「えー」
そんな会話は聞き取れたが、さすがに彼女たちの後をつけるのもどうかと思って俺はその場に立ち尽くす。
しかしやがて、駅の構内に流れる音楽に混じって、クラシックなどほぼ聴いたことのない俺でも知っているエリーゼのためにの旋律が微かに流れてきたのに気付くと、つい笑ってしまった。
どうやら、事務員は押し切られたらしい。
「……それから、何があった?」
俺は我に返り、台所にある椅子に座り直して顔を顰める。
唐突に戻ってきた記憶の一部だが、曖昧なところも多い。俺は日本人で、就職のために上京してアパートに一人暮らしだった。恋人もいないし趣味は読書、後はせいぜい映画を観るくらい。平凡な生活をしていて、何も問題はなかったと思う。
この空間に放り出されてから、奇妙な無力感に襲われているが、それは何故なんだろう。
確かに配属が変わりそうな状態で、書店から事務機に移動になるかもしれないって時だった。俺はできれば書店がいいから、気分が乗らずに落ち込んでいたのは確かだけれど。
まさか、その気分を引き継いでいる? しかしたったそれだけで、こんなにもショックを受けている?
そう、ショック。
誰かを守る力がない……と思うような、何か。そんな事件があった。
何だろう、何かがあったはずなのに思い出せない。
それはもしかしたら、俺が死んだ時の記憶?
どうやって死んだ? 何故、死んだ?
「一体、何があった?」
誰もいない台所でそう自問自答する。しかし取り戻した記憶の中にその答えはない。
しかし――。
「今更かもしれない」
俺は軽く頭を振り、落ち込みそうな気分を振り払う。
自分が何故死んだのか、なんてことを考えているよりも、他に考えるべきことがあるはずだ。
さっき、静香ちゃんと話をして奇妙なまでに高揚した気分を大切にしよう。
この扉だらけの場所が死後の世界だとすれば、俺はきっと扉を開けて中に入れば新しい命として生まれ変わるんだろう。それはそれで、夢がある。
ただ、静香ちゃんの生きている世界に行けるかどうかは――難しいだろうと自覚している。
どれがその扉なのか、全く解らない。
それは俺は、くじ引きとかの運はなかった。宝くじにも当たったことはない。
静香ちゃんは目印を作ると言ったけれど、どうやって?
それにいつまで待てば目印ができる?
それに、普通、生まれ変わったら前世の記憶の引継ぎはないんじゃないだろうか。運よく静香ちゃんの世界に行けたとして、俺は覚えていられるんだろうか。それとも、気合でどうにかなるのか?
でも、それができるならばいいのだが……。
――君を守ってあげたいな。
あああ、そんなことより!
くそ、馬鹿なことを言った!
いくら静香ちゃんが可愛らしい女の子だからとはいえ、あの台詞はとんでもなかった。静香ちゃんが嫌がらなかったのが救いだけれど。
――世の中には光源氏計画って言葉があるんですよ。
静香ちゃんがそう言ったのが、ちょっと……変な気分にさせられたというか。乗せられたというか。
俺は一体、どうしたんだろう。
自分の年齢を考えろ。相手は子供だ。いくら精神的に彼女が大人だとしても、見た目があれなら駄目だろう。
それとも、今、生まれ変わることができればそれほど年齢差など気にせずいられる……のかもしれない。
が。
「ちょっと待とう、落ち着こう」
俺は深いため息をついて、頭を乱暴に掻いた。
混乱していて自分がおかしくなってしまったような気がする。急に記憶を取り戻したことが原因なのか、いつになく自分が冷静さを欠いているのが解る。
とにかく、次に静香ちゃんに会った時は、もう少し落ち着いて話すことにしよう。彼女はとてもいい子だと思う。明るくて、話をしていると落ち着くし楽しい。
だから、過去は忘れるべきなんだ。
もうどうにもならないことなのだから。
俺はおそらく、あの事務員のことが気になっていた。会話もしたことのない彼女だったけれど、その表情や、あの少女に対する会話の端々に見える優しさとか明るさに惹かれていたんだと思う。
だから、確かあの後も駅の中で彼女の姿を探すことがあった。早番で帰る時間帯、運が良ければ見かけることがあった……と思う。
でもおそらく、それだけだ。
彼女に声をかけることはなかったし、それきりだった気がする。
だから、もう忘れてしまえばいい。何もかも終わったことなのだから。
だから、これからは扉を開けることだけを考えればいいんだ。
しかし何となく、自分が事務員のあの笑顔を静香ちゃんの笑顔と重ねて見ていることも自覚していた。だから静香ちゃんのことが気になるんだろうか。
だがこれは少し、よくない気がする。静香ちゃんにも失礼なことだ。
だから、もう少し俺は静香ちゃんと会話をして、彼女自身を見ていきたいと思ったのだが。
それから、時間の経過が曖昧なこの場所で。明らかに、静香ちゃんがこの世界にやってくることが減った気がしたのだ。
気のせいならいいのだが、おそらくは……違う。
やがて事務員がバッグからスマホを取り出し、時間を確認すると少しだけ眉根を寄せてそう言った。しかし、少女は軽く首を横に振る。
「学校の用事で遅くなるって言ってあるし。雑貨も見たいし。でも、もうちょっとしたらお母さんに電話して迎えに来てもらう」
「そう」
明るく装っている少女を気づかわしそうに見つめ、事務員が急に「あ」と声を上げる。
少女が首を傾げると、その細い肩をばしばしと叩きながら事務員が笑顔を見せた。
「ほら、駅の中にストリートピアノが置いてあるじゃない? ねえねえ、ちょっと弾いて見せてよ」
「えー? やだあ」
「何言ってんの? コンクールで緊張したら大変じゃない? ちょっと度胸付けていこうよ」
「だったら先生が弾いてよ。発表会に出るって聞いたよ?」
「わたしは先生じゃないってば。それに、わたしが弾けるのは猫ふんじゃったとエリーゼのためにだけだから」
「それでいいじゃん」
「よくない」
「先生が弾いたらわたしも弾く」
「えー」
事務員が鼻の上に皺を寄せ、低く唸り続ける。何と言うか、二人は大人と子供というより仲の良い友人同士みたいだ。年齢差を感じさせない――と言ったら、事務員はどんな顔をするだろう、と勝手に想像して笑ってしまう。
どこにでもいそうな、普通の女性だ。
見た目は二十歳すぎだが、学生と言っても納得できる元気の良さを持っている。きっと仕事の内容に満足しているんだろう、俺とは違って生き生きとした瞳を少女に向け、接している。
それが好ましいと思いながら、こうしてずっと彼女たちを見つめ続けていたら不審者と思われてしまうのではないかと不安にもなった。
「コンクール、何を弾くの? それを弾いてみてよ」
事務員が少女の手を引きながら歩きだす。彼女たちの行く方向にピアノが置いてあるのは、駅の中で働いている俺も知っている。ただ、よほど上手い人間ではないとなかなか触るのも躊躇われる雰囲気なのも確かだ。
でも、事務員はそんなことを気にしてはいないらしい。
それに、手を引かれている少女もまた、口では厭そうなことを言っていても、表情は少し嬉しそうに緩んでいる。
「ドビュッシーのアラベスクは決定だけど、他は悩んでる。松木先生は、ショパンかモーツァルトの中から選ぼうって言ってる。バッハとかも選択肢にあるけど、嫌いなんだって」
「あー。松木先生はそうだよね、好き嫌い激しいから。でも、なるほど、アラベスクかあ。それ弾いて」
「先生がエリーゼのためにを弾いたらね」
「えー」
そんな会話は聞き取れたが、さすがに彼女たちの後をつけるのもどうかと思って俺はその場に立ち尽くす。
しかしやがて、駅の構内に流れる音楽に混じって、クラシックなどほぼ聴いたことのない俺でも知っているエリーゼのためにの旋律が微かに流れてきたのに気付くと、つい笑ってしまった。
どうやら、事務員は押し切られたらしい。
「……それから、何があった?」
俺は我に返り、台所にある椅子に座り直して顔を顰める。
唐突に戻ってきた記憶の一部だが、曖昧なところも多い。俺は日本人で、就職のために上京してアパートに一人暮らしだった。恋人もいないし趣味は読書、後はせいぜい映画を観るくらい。平凡な生活をしていて、何も問題はなかったと思う。
この空間に放り出されてから、奇妙な無力感に襲われているが、それは何故なんだろう。
確かに配属が変わりそうな状態で、書店から事務機に移動になるかもしれないって時だった。俺はできれば書店がいいから、気分が乗らずに落ち込んでいたのは確かだけれど。
まさか、その気分を引き継いでいる? しかしたったそれだけで、こんなにもショックを受けている?
そう、ショック。
誰かを守る力がない……と思うような、何か。そんな事件があった。
何だろう、何かがあったはずなのに思い出せない。
それはもしかしたら、俺が死んだ時の記憶?
どうやって死んだ? 何故、死んだ?
「一体、何があった?」
誰もいない台所でそう自問自答する。しかし取り戻した記憶の中にその答えはない。
しかし――。
「今更かもしれない」
俺は軽く頭を振り、落ち込みそうな気分を振り払う。
自分が何故死んだのか、なんてことを考えているよりも、他に考えるべきことがあるはずだ。
さっき、静香ちゃんと話をして奇妙なまでに高揚した気分を大切にしよう。
この扉だらけの場所が死後の世界だとすれば、俺はきっと扉を開けて中に入れば新しい命として生まれ変わるんだろう。それはそれで、夢がある。
ただ、静香ちゃんの生きている世界に行けるかどうかは――難しいだろうと自覚している。
どれがその扉なのか、全く解らない。
それは俺は、くじ引きとかの運はなかった。宝くじにも当たったことはない。
静香ちゃんは目印を作ると言ったけれど、どうやって?
それにいつまで待てば目印ができる?
それに、普通、生まれ変わったら前世の記憶の引継ぎはないんじゃないだろうか。運よく静香ちゃんの世界に行けたとして、俺は覚えていられるんだろうか。それとも、気合でどうにかなるのか?
でも、それができるならばいいのだが……。
――君を守ってあげたいな。
あああ、そんなことより!
くそ、馬鹿なことを言った!
いくら静香ちゃんが可愛らしい女の子だからとはいえ、あの台詞はとんでもなかった。静香ちゃんが嫌がらなかったのが救いだけれど。
――世の中には光源氏計画って言葉があるんですよ。
静香ちゃんがそう言ったのが、ちょっと……変な気分にさせられたというか。乗せられたというか。
俺は一体、どうしたんだろう。
自分の年齢を考えろ。相手は子供だ。いくら精神的に彼女が大人だとしても、見た目があれなら駄目だろう。
それとも、今、生まれ変わることができればそれほど年齢差など気にせずいられる……のかもしれない。
が。
「ちょっと待とう、落ち着こう」
俺は深いため息をついて、頭を乱暴に掻いた。
混乱していて自分がおかしくなってしまったような気がする。急に記憶を取り戻したことが原因なのか、いつになく自分が冷静さを欠いているのが解る。
とにかく、次に静香ちゃんに会った時は、もう少し落ち着いて話すことにしよう。彼女はとてもいい子だと思う。明るくて、話をしていると落ち着くし楽しい。
だから、過去は忘れるべきなんだ。
もうどうにもならないことなのだから。
俺はおそらく、あの事務員のことが気になっていた。会話もしたことのない彼女だったけれど、その表情や、あの少女に対する会話の端々に見える優しさとか明るさに惹かれていたんだと思う。
だから、確かあの後も駅の中で彼女の姿を探すことがあった。早番で帰る時間帯、運が良ければ見かけることがあった……と思う。
でもおそらく、それだけだ。
彼女に声をかけることはなかったし、それきりだった気がする。
だから、もう忘れてしまえばいい。何もかも終わったことなのだから。
だから、これからは扉を開けることだけを考えればいいんだ。
しかし何となく、自分が事務員のあの笑顔を静香ちゃんの笑顔と重ねて見ていることも自覚していた。だから静香ちゃんのことが気になるんだろうか。
だがこれは少し、よくない気がする。静香ちゃんにも失礼なことだ。
だから、もう少し俺は静香ちゃんと会話をして、彼女自身を見ていきたいと思ったのだが。
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