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第39話 川のほとりで神歌を
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「あの」
店の前を離れようとする直前に、ヴェロニカが緊張した面持ちでランちゃんたちに話しかける。「ええと、その。竜神様に呪いを受けたとかいう……貴族の人たちってこの村に……」
「え……ああ」
ランちゃんがそれを聞いて眉を顰め、隣にいた少女が困惑したように笑みを消した。少女は少しだけ警戒したようにヴェロニカを見つめ、そんな彼女を横目にランちゃんが困ったように笑った。
「旅人さんにも伝わってるんですか? その、あのクソ貴族が生贄を捧げようとかしたって話。まあ、確かに凄い騒ぎになってたから村中の人間は知ってますけど」
……ええまあ、遠くからというか水鏡で見てたし。
それに、実際に押しかけてきたし。追い返したけど。
しかし、クソ貴族って。ランちゃん、女装している間はもうちょっと言葉を選んだ方がいい。
わたしがこくこくと頷くと、ランちゃんは低く唸って続けた。
「何か、生贄を捧げれば疫病が治るって思ってたみたいですが、逆に天罰が下ったという感じですかね? わたしたち、見てしまったんですよ。凄い大きな声と共に、雷が落ちるところ。竜神様的には、生贄は駄目だったみたいですね。だから、彼らは竜神様の神殿に生贄を連れて行かずに向かったみたいで」
「ええ、そうですよね……」
ヴェロニカが小さく呟くと、あれ、そこまで知ってるんだ、と驚いたようにランちゃんが目を見開く。でも、事情をそれなりにこちらが知っていると気づいたせいか、ランちゃんの口調も滑らかになる。
「でも結局、治らずに帰ってきたみたいですね。まあ、きっとあの疫病は天罰なんでしょうし、諦めた方がいいとわたしも思いますし。で、あのクソ貴族たちは村の宿に泊まって、今日の早朝、自分の屋敷に帰ったって聞いてます、けど……」
「けど?」
わたしはそこで、ランちゃんの声の裏に潜んだ複雑な感情に気づく。ヴェロニカもわたしと同じように首を傾げたまま、ランちゃんの次の言葉を待つ。
でも、口を開いたのはランちゃんの横にいる少女だった。彼女は少しだけ視線を彷徨わせた後、思い切ったように言う。
「実はちょっと、おかしかったんです。今朝、村を出て行くところを見かけたんですけど……まるで、別人みたいだったというか」
「別人?」
「随分と大人しくなってたというか、何と言うか……演技でもしてるのかな、ってくらいまともになっていたというか」
その言葉にわたしとヴェロニカが顔を見合わせていると、背後でマルガリータがテンション高く叫んだ。
「悪人も目が覚めたってやつですかね!?」
「うーん、それなら……いいんですけどね……」
少女は首を傾げたまま、ただ困惑しているようだった。
「どう思う?」
村を出て、荷馬車に揺られながらサンドウィッチを食べるわたしたち。緑が目に痛いくらいの草原を走り、森の中に入る。
「どう思うって何がです?」
顔を覆っていた甲冑の兜を外し、骸骨の顔を青空の下に晒しながらマルガリータは言う。もちろん、サンドウィッチを食べながらなので声は微妙に聞き取りにくい。
「マルちゃん、悪人も目が覚めたのかって言ってたじゃん。それよそれ」
「んー……」
マルガリータは御者台の上で唸り、首を傾げ、時間が急に止まったかのように動きを止める。「……解らないですね!」
「今の間は何?」
「考えてみましたというアピールです」
「いらない、そんなの」
「えー」
不満げに声を上げるマルガリータだが、だんだん薄暗くなってきた森の中を見回しながら小さく笑う。「それより、森の浄化も随分と進んでますね。あともう少し頑張れば、すっかり綺麗になりますよ」
話を変えたなコノヤロウ、と思いながらも、わたしも荷馬車の荷台の後ろに移動して、森の様子を観察する。
薄暗く感じるのは、葉が生い茂って太陽の光を遮っているからだ。
湿気のある風が吹いていて、少しだけ暑苦しい感じ。
近くから水の音が聞こえてくるなあ、と思っていたら、どうやら森の奥に川が流れているようで、気が付いたら森が途切れ、それなりに大きな水場が現われた。
「あんまり水質はよくなさそうですね」
マルガリータは馬の手綱を引き、荷馬車を川のほとりにとめた。曲がりくねって流れている川は泳いで対岸に渡れそうにはないと一見して解るほど流れが速く、そして少しだけ濁っていた。そのせいで、水深がどのくらいあるのか全く解らないし、魚がいるのかさえ判断がつかない。
正直、わたしは濁った水とかには触りたくない質である。日本の水道最高、蛇口をひねれば出てくる透明な水は奇跡とすら思っている。
でもこの世界ではもちろん、そんなものがないのが当然だろう。
ってことは、こういう濁った水も人々は飲んでいるんだろうか、と考えてしまう。
これじゃ、どんな健康な人だって病気になるよ?
「じゃあ、うちの巫女に歌ってもらいましょうか」
そこでマルガリータが唐突にそう言って、ずっと大人しくしていたヴェロニカを見やる。
「う、歌いますか?」
急に話を振られて困惑したヴェロニカも、すっかりマルガリータの無茶ぶりには慣れたようだ。すぐに荷台から降りて川のほとりに立った。
そして、小さな呼吸音の後に流れ出す美声。
――いいねえ。
わたしは少しだけ目をとじて彼女の神歌を聞き入って、やっぱり伴奏がないって寂しいよね、とか思ってしまうわけだ。
さすがにこんなところにピアノを作り出すってのはどうかと思うので、何か伴奏に使える小さな楽器が魔法で作れないかと考える。
わたしが演奏できそうな楽器で……鍵盤ハーモニカは却下。あれは鍵盤はあっても合奏向きであって、伴奏向きじゃない。
だとしたら、『これ』かな。
――そうやってわたしが魔法で作り出したのは、アコーディオンである。
音楽教室で働いていると、当然ながら楽器の修理を頼まれることがある。
大体はピアノ、電子ピアノ。
でもわたしが働いている音楽教室では、上司がピアノの調律師でもあったせいか、どちらかというと『技術者』寄りだった。上司はピアノだけじゃなくアコーディオンの修理もやったし、それをわたしは傍で見せてもらった。鍵盤が下がって戻ってこない、なんていう修理は、わたしでさえやれた。
結構、構造は簡単なのだ、あれ。
で、学校では予算がないから安いアコーディオンが納品されていることが多い。デザインがシンプルな分、手頃な金額で手に入る。
でも、せっかくだからいかにも高価そうな装飾の入ったやつを魔法で作ってみた。こんな豪華なやつ、きっと日本で買ったら百万超えるわ、ってやつね!
魔法のある世界って素晴らしいな!
「何ですか、それ」
わたしが左手で和音を出すためのボタンを押して音を出すと、早速興味を持ったマルガリータがわたしの手元を覗き込んできた。
どうせならマルガリータも巻き込んでしまえ、とわたしはまた魔法でタンバリンを作って渡す。これも、ちょっとおしゃれな三日月形のやつ。
「さあ、マルちゃんもご一緒に」
「おおー!」
そして、マルガリータはノリがよかった。リズム感もよかった。初めて使うんだろうに、しゃらんしゃらん鳴らすタンバリンの音の心地いいことといったら。
神歌ってのは賑やかなんだな、という誤解を招きそうな派手な演奏が川のほとりで繰り広げられ、気が付いたらすっかり水は透明になってました。まる。
森の木々も、神歌のお蔭かわたしたちの派手な伴奏のお蔭か、めちゃくちゃ元気になっている。
マイナスイオンが出てるわー、などと言いながら爽やかな風を受け、そこでわたしたちはお弁当を広げることになった。わたしたちが朝に作ったやつだ。
ランちゃんのところで買ったサンドウィッチを食べたとはいえ、何だかんだでお腹は空く。でもさすがに全部は食べられないから、残りは今夜かなあ。
「次の村はそんなに遠くないですよ」
マルガリータはそう言いながらわたしたちを荷馬車に乗るように促す。
空を見上げると、まだ日が落ちるまで時間はありそうだったけれど、このペースで移動していたら――。
「もしかして、初めてのお泊り?」
わたしがそわそわしつつ訊くと、マルガリータは頷いた。
「はい。村に宿を取って、ちょっと観光しましょうか」
「やったあ!」
わたしは思わず両手を叩いて喜んでから、ふと作り出したアコーディオンを見つめた。
これ、せっかく作ったのだから活用したいものである。
この世界では、大道芸でお金を稼ぐってできるんだろうか。大通りに立って演奏して、その前に空き缶を置いておくとお金が飛んでくる、なんて夢のような話が……。
「また何か変なことを考えてますね?」
マルガリータがわたしの視線の先を追ってそう言ったものの、すぐに「あ」と何か思いついたようだ。
何だろう、とわたしが首を傾げると、彼女はテンション高く続けた。
「高く売れますよ、この楽器!」
……そっち?
店の前を離れようとする直前に、ヴェロニカが緊張した面持ちでランちゃんたちに話しかける。「ええと、その。竜神様に呪いを受けたとかいう……貴族の人たちってこの村に……」
「え……ああ」
ランちゃんがそれを聞いて眉を顰め、隣にいた少女が困惑したように笑みを消した。少女は少しだけ警戒したようにヴェロニカを見つめ、そんな彼女を横目にランちゃんが困ったように笑った。
「旅人さんにも伝わってるんですか? その、あのクソ貴族が生贄を捧げようとかしたって話。まあ、確かに凄い騒ぎになってたから村中の人間は知ってますけど」
……ええまあ、遠くからというか水鏡で見てたし。
それに、実際に押しかけてきたし。追い返したけど。
しかし、クソ貴族って。ランちゃん、女装している間はもうちょっと言葉を選んだ方がいい。
わたしがこくこくと頷くと、ランちゃんは低く唸って続けた。
「何か、生贄を捧げれば疫病が治るって思ってたみたいですが、逆に天罰が下ったという感じですかね? わたしたち、見てしまったんですよ。凄い大きな声と共に、雷が落ちるところ。竜神様的には、生贄は駄目だったみたいですね。だから、彼らは竜神様の神殿に生贄を連れて行かずに向かったみたいで」
「ええ、そうですよね……」
ヴェロニカが小さく呟くと、あれ、そこまで知ってるんだ、と驚いたようにランちゃんが目を見開く。でも、事情をそれなりにこちらが知っていると気づいたせいか、ランちゃんの口調も滑らかになる。
「でも結局、治らずに帰ってきたみたいですね。まあ、きっとあの疫病は天罰なんでしょうし、諦めた方がいいとわたしも思いますし。で、あのクソ貴族たちは村の宿に泊まって、今日の早朝、自分の屋敷に帰ったって聞いてます、けど……」
「けど?」
わたしはそこで、ランちゃんの声の裏に潜んだ複雑な感情に気づく。ヴェロニカもわたしと同じように首を傾げたまま、ランちゃんの次の言葉を待つ。
でも、口を開いたのはランちゃんの横にいる少女だった。彼女は少しだけ視線を彷徨わせた後、思い切ったように言う。
「実はちょっと、おかしかったんです。今朝、村を出て行くところを見かけたんですけど……まるで、別人みたいだったというか」
「別人?」
「随分と大人しくなってたというか、何と言うか……演技でもしてるのかな、ってくらいまともになっていたというか」
その言葉にわたしとヴェロニカが顔を見合わせていると、背後でマルガリータがテンション高く叫んだ。
「悪人も目が覚めたってやつですかね!?」
「うーん、それなら……いいんですけどね……」
少女は首を傾げたまま、ただ困惑しているようだった。
「どう思う?」
村を出て、荷馬車に揺られながらサンドウィッチを食べるわたしたち。緑が目に痛いくらいの草原を走り、森の中に入る。
「どう思うって何がです?」
顔を覆っていた甲冑の兜を外し、骸骨の顔を青空の下に晒しながらマルガリータは言う。もちろん、サンドウィッチを食べながらなので声は微妙に聞き取りにくい。
「マルちゃん、悪人も目が覚めたのかって言ってたじゃん。それよそれ」
「んー……」
マルガリータは御者台の上で唸り、首を傾げ、時間が急に止まったかのように動きを止める。「……解らないですね!」
「今の間は何?」
「考えてみましたというアピールです」
「いらない、そんなの」
「えー」
不満げに声を上げるマルガリータだが、だんだん薄暗くなってきた森の中を見回しながら小さく笑う。「それより、森の浄化も随分と進んでますね。あともう少し頑張れば、すっかり綺麗になりますよ」
話を変えたなコノヤロウ、と思いながらも、わたしも荷馬車の荷台の後ろに移動して、森の様子を観察する。
薄暗く感じるのは、葉が生い茂って太陽の光を遮っているからだ。
湿気のある風が吹いていて、少しだけ暑苦しい感じ。
近くから水の音が聞こえてくるなあ、と思っていたら、どうやら森の奥に川が流れているようで、気が付いたら森が途切れ、それなりに大きな水場が現われた。
「あんまり水質はよくなさそうですね」
マルガリータは馬の手綱を引き、荷馬車を川のほとりにとめた。曲がりくねって流れている川は泳いで対岸に渡れそうにはないと一見して解るほど流れが速く、そして少しだけ濁っていた。そのせいで、水深がどのくらいあるのか全く解らないし、魚がいるのかさえ判断がつかない。
正直、わたしは濁った水とかには触りたくない質である。日本の水道最高、蛇口をひねれば出てくる透明な水は奇跡とすら思っている。
でもこの世界ではもちろん、そんなものがないのが当然だろう。
ってことは、こういう濁った水も人々は飲んでいるんだろうか、と考えてしまう。
これじゃ、どんな健康な人だって病気になるよ?
「じゃあ、うちの巫女に歌ってもらいましょうか」
そこでマルガリータが唐突にそう言って、ずっと大人しくしていたヴェロニカを見やる。
「う、歌いますか?」
急に話を振られて困惑したヴェロニカも、すっかりマルガリータの無茶ぶりには慣れたようだ。すぐに荷台から降りて川のほとりに立った。
そして、小さな呼吸音の後に流れ出す美声。
――いいねえ。
わたしは少しだけ目をとじて彼女の神歌を聞き入って、やっぱり伴奏がないって寂しいよね、とか思ってしまうわけだ。
さすがにこんなところにピアノを作り出すってのはどうかと思うので、何か伴奏に使える小さな楽器が魔法で作れないかと考える。
わたしが演奏できそうな楽器で……鍵盤ハーモニカは却下。あれは鍵盤はあっても合奏向きであって、伴奏向きじゃない。
だとしたら、『これ』かな。
――そうやってわたしが魔法で作り出したのは、アコーディオンである。
音楽教室で働いていると、当然ながら楽器の修理を頼まれることがある。
大体はピアノ、電子ピアノ。
でもわたしが働いている音楽教室では、上司がピアノの調律師でもあったせいか、どちらかというと『技術者』寄りだった。上司はピアノだけじゃなくアコーディオンの修理もやったし、それをわたしは傍で見せてもらった。鍵盤が下がって戻ってこない、なんていう修理は、わたしでさえやれた。
結構、構造は簡単なのだ、あれ。
で、学校では予算がないから安いアコーディオンが納品されていることが多い。デザインがシンプルな分、手頃な金額で手に入る。
でも、せっかくだからいかにも高価そうな装飾の入ったやつを魔法で作ってみた。こんな豪華なやつ、きっと日本で買ったら百万超えるわ、ってやつね!
魔法のある世界って素晴らしいな!
「何ですか、それ」
わたしが左手で和音を出すためのボタンを押して音を出すと、早速興味を持ったマルガリータがわたしの手元を覗き込んできた。
どうせならマルガリータも巻き込んでしまえ、とわたしはまた魔法でタンバリンを作って渡す。これも、ちょっとおしゃれな三日月形のやつ。
「さあ、マルちゃんもご一緒に」
「おおー!」
そして、マルガリータはノリがよかった。リズム感もよかった。初めて使うんだろうに、しゃらんしゃらん鳴らすタンバリンの音の心地いいことといったら。
神歌ってのは賑やかなんだな、という誤解を招きそうな派手な演奏が川のほとりで繰り広げられ、気が付いたらすっかり水は透明になってました。まる。
森の木々も、神歌のお蔭かわたしたちの派手な伴奏のお蔭か、めちゃくちゃ元気になっている。
マイナスイオンが出てるわー、などと言いながら爽やかな風を受け、そこでわたしたちはお弁当を広げることになった。わたしたちが朝に作ったやつだ。
ランちゃんのところで買ったサンドウィッチを食べたとはいえ、何だかんだでお腹は空く。でもさすがに全部は食べられないから、残りは今夜かなあ。
「次の村はそんなに遠くないですよ」
マルガリータはそう言いながらわたしたちを荷馬車に乗るように促す。
空を見上げると、まだ日が落ちるまで時間はありそうだったけれど、このペースで移動していたら――。
「もしかして、初めてのお泊り?」
わたしがそわそわしつつ訊くと、マルガリータは頷いた。
「はい。村に宿を取って、ちょっと観光しましょうか」
「やったあ!」
わたしは思わず両手を叩いて喜んでから、ふと作り出したアコーディオンを見つめた。
これ、せっかく作ったのだから活用したいものである。
この世界では、大道芸でお金を稼ぐってできるんだろうか。大通りに立って演奏して、その前に空き缶を置いておくとお金が飛んでくる、なんて夢のような話が……。
「また何か変なことを考えてますね?」
マルガリータがわたしの視線の先を追ってそう言ったものの、すぐに「あ」と何か思いついたようだ。
何だろう、とわたしが首を傾げると、彼女はテンション高く続けた。
「高く売れますよ、この楽器!」
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