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第44話 目玉焼きには醤油派
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「でもまあ、あの母親の焦りも解りますけどねえ」
もぐもぐと口を動かし、骨格標本なのにどこに吸収されているのか解らない唐揚げを嚥下したマルガリータが、のほほんとした口調で言う。
「何が?」
「だって、そろそろあのご両親も平均寿命に差し掛かる頃でしょう? 跡取りはあのエディット嬢かもしれませんが、結婚相手を商会の経営者の一員として育てないといけないわけですし。そりゃ焦るでしょー」
「えっ」
――そうだ。
この世界の平均寿命は短い。短すぎるんだ。
エディットの両親の見た目から察するに、別れはそれほど遠いわけじゃない。
思わずわたしはベッドから起き上がり、胸を押さえた。もどかしいような痛みがそこにあるような気がして。
でも。
「でも、さすがわたしの敬愛するシルフィア様!」
マルガリータが唐揚げ丼の皿を恭しく抱え上げ、奇妙に身体をくねらせながら続ける。「それも解った上で、こうしてこの屋敷の人間に料理を振る舞う! シルフィア様の魔力によって作られた調味料は、そのまま彼らの肉体に吸収され、短かった寿命を遥かに伸ばしてくれることでしょう!」
「え? は?」
「シルフィア様の世界の醤油って、なかなか万能な味付けができるじゃないですか! いっそのこと、この街で新しい調味料として売り出してしまえばいいんですよ! 大地に魔力を注いで収穫した野菜から魔力を取るよりも、よっぽど手っ取り早いでしょ? あ、でも大地が弱ってるのは間違いないですから、そこも手抜きしないでお願いしますね!」
「え、あっはい」
わたしは自分の胸に手を置いたまま、何とも言えない感情の起伏の激しさに途方に暮れていた。
全く何も考えずに醤油の一升瓶を置いてきたけど、そうか、それが正解だったんだ……。
「うん……、じゃあ、差し当たって急いで何とかしてあげたいのは」
わたしは頭を掻きながら考える。エディットに頼まれているのはクラヴィスの練習だ。
明日は練習時間が取れるだろうか。
いや、それ以前に。
わたしはピアノを教えてもらう側で、誰かに教えたことがないのだ。
「せめて、教本があればなあ。楽譜、持ってくればよかった」
わたしがそう呟くと、いきなりマルガリータが皿をテーブルに置いて立ち上がった。
え、何?
わたしが声を上げる前に、マルガリータは右手を上げて何やら魔力を集め始め――。
うん、様式美ですね。
床に倒れた彼女は、「うふふふふ」と怪しい笑い声を上げ始めたのだ。
「あの、マルちゃん?」
わたしは見た目、完全に白骨化死体の彼女の傍にしゃがみこみ、その後頭部を撫でながら視線をそっと上に上げる。
寝室の壁。お高そうな上品な模様の壁紙。今までそこに何もなかったはずなのに、どこかで見たような扉が出現している。
「ここに神殿の書庫を引っ張ってきましたぁ。褒めてください、シルフィア様ぁ……」
死体が自慢げに言う。魔力を使い果たして起き上がれない、その姿。いくら見慣れているとはいえ――。
「無茶しないでいいから。ね?」
「何をおっしゃるんですか、シルフィア様ぁ。わたしの存在はあなた様のためだけにあるんです。褒めていただければ何でもします。何でもしますから」
……重要だから二回言ったのか。
っていうか。
ある意味、マルガリータっていじましいんだよなあ、と思ってしまう。わたしのためなんだろうけど、色々頑張ってくれるし、わたしの前世の世界のことも知ろうとしてくれているし。
まあ、多少、愛が重いのだけど。
「うふふふふ、撫でてもらったあ」
そんな風に怪しく悶える白骨化死体を撫でながら、わたしは小さく唸る。そしてこの光景に慣れ始めてきたヴェロニカは、夜着の姿でベッドの隅に腰を下ろして小さく笑い声を立てていた。慣れすぎでしょ。
まあでも、書庫がいつでも使えるということは、ピアノの教本が選び放題になるわけだから本当に助かった。
せっかくだから、寝る前に楽譜の選び出しのため書庫にこもることにした。いつの間にか別の本も読みだしていて、ベッドに持ち込んでマルガリータに取り上げられた。夜更かしは健康なお肌の敵なんだそうだ。わたし、神だったのでは。肌の調子くらい気合で何とかするべきでは。
そして翌朝である。
「目玉焼きには醤油派なんだよね、わたし」
と、朝食の場で言うわたしと、卵焼きにはベーコンの塩気だけで充分じゃないですか、というマルガリータ。その話を興味深そうに聞いていたエディットは、早速醤油を試してくれていた。
悪くない、とはエディット談である。
どうやらこの世界、目玉焼きには塩胡椒派が多いらしい。
付け合わせのサラダのドレッシングも、飽きの来ないシンプルな味付け。よし、ここは醤油と油と酢ときざみ玉ねぎ、というドレッシングも流行らせるべきでは。
さらに、醤油と砂糖と酒――日本酒はなさそうだから白ワインとかになりそうだけれど、その組み合わせは神だとわたしが熱く語っていると、エディットの父親のジョセフさんも醤油に興味を持ってくれたようだ。食品の取り扱いもやっているトルデル商会だから、取り扱いをしてもいいだろうという結論を出してくれたらしい。超ありがたい。
売るんだったら、まずは定着するまで一升瓶じゃなくて小さいボトルで――などと、色々話を続けたのだけれど。
エディットの母親のミッシェルさんは朝から不機嫌で、そんな平和な会話を遮って「今日は学園に行きなさい」と鋭い口調でエディットに言っている。
「……クラヴィスの練習は学園から帰ってきてからね」
と、エディットは落ち込んだ様子でわたしに笑いかけ、小さなため息をこぼしている。
そういや、気になることを言ってたよね。
婚約者のいる男に言い寄られている、とか。
わたしは食事の間もその部屋の隅に控えているエリクに目をやったけれど、全くの無表情で何を考えているのか解らない。エリクとエディットはお互い惹かれているような雰囲気があったのだけれど、本当のところはどうなのだろう。
そして、朝食が終わるとエディットは仕方なく学園に向かうことにしたようだ。学園には食堂があるのだけれど、そこにいくと漏れなく婚約者つきの男に声をかけられるらしいので、好きな場所で食べられるようにお弁当を作ってもらっていた。その中に唐揚げが入っていたのは嬉しい。どうやら気に入ってもらえたようだ。
いっそのこと、わたしも学園内に入って食堂で働いてあげてもいい。そこで唐揚げを広めたい。
まあ、それは絶対に無理なので、エディットを送り出した後、わたしはエリクに案内されてトルデル商会系列の店を色々と回ることになったのだ。
「彼女に告白とか考えてないの?」
わたしが何の前触れもなくエリクに問いかけると、彼は思い切り咽こんだ。
屋敷を出て、わたしたちは自分たちの乗ってきた荷馬車に乗り込む。わたしたち三人だけじゃなくて、エリクも追加されたちょっとした観光である。
「恋に身分差とか関係ないじゃない? エリクはエディットのことが好きじゃないの?」
わたしはお気楽な口調でそう続けたけれど、でも下手な誤魔化しは通用しないよ、という圧を自分の瞳に込めたつもりだった。
「いや、それは……」
荷台に座ったエリクの口調は歯切れが悪い。
今の彼は召使としてのかっちりした感じではなく、白いシャツにズボンといった普通の服装をしている。それでも、彼のすっとした目鼻立ちは目立っていたし、背筋も伸びていて所作も綺麗だし、質素な服装でもどこかのいいところのお坊ちゃんに……見えなくもない。
お似合いだと思うんだけどなあ、とわたしが彼の顔をさらに近くに寄って覗き込んでいると、気まずそうに彼が咳ばらいをする。
「……ご主人様は俺のことをそれなりに認めてくださってますけどね。奥方様が……」
語尾が曖昧に濁されたが、確かにその通りかもしれない、と納得してしまう。
あの母親じゃ、エディットの結婚相手は貴族じゃないと駄目だって言うだろう。
「でも、それでいいの?」
わたしがそう続けて訊くと、彼は少しだけ唇を噛んだ後、わたしから目をそらした。
「俺よりいい相手との婚約なら、喜ぶべきだと思ってます」
「じゃあ、悪い相手だったら? だってほら、エディットって婚約者が別にいる男に言い寄られてるんでしょ? ちょっと極端な考えかもしれないけれど、もしもエディットを愛人に……とか考えたりするような最低な貴族だったりするかも」
「その場合は徹底的に邪魔します」
「そっかあ」
わたしは思わず彼の肩を叩いた。「きっと、エディットも喜んでくれるんじゃないかな。多分、エディットの理解者はあなただけなんだろうし、心強いと思う」
でも、彼は曖昧に唇を笑みの形に歪めたものの、それ以上何も言わなかった。
そして、わたしたちは街の観光に出たわけである。
もぐもぐと口を動かし、骨格標本なのにどこに吸収されているのか解らない唐揚げを嚥下したマルガリータが、のほほんとした口調で言う。
「何が?」
「だって、そろそろあのご両親も平均寿命に差し掛かる頃でしょう? 跡取りはあのエディット嬢かもしれませんが、結婚相手を商会の経営者の一員として育てないといけないわけですし。そりゃ焦るでしょー」
「えっ」
――そうだ。
この世界の平均寿命は短い。短すぎるんだ。
エディットの両親の見た目から察するに、別れはそれほど遠いわけじゃない。
思わずわたしはベッドから起き上がり、胸を押さえた。もどかしいような痛みがそこにあるような気がして。
でも。
「でも、さすがわたしの敬愛するシルフィア様!」
マルガリータが唐揚げ丼の皿を恭しく抱え上げ、奇妙に身体をくねらせながら続ける。「それも解った上で、こうしてこの屋敷の人間に料理を振る舞う! シルフィア様の魔力によって作られた調味料は、そのまま彼らの肉体に吸収され、短かった寿命を遥かに伸ばしてくれることでしょう!」
「え? は?」
「シルフィア様の世界の醤油って、なかなか万能な味付けができるじゃないですか! いっそのこと、この街で新しい調味料として売り出してしまえばいいんですよ! 大地に魔力を注いで収穫した野菜から魔力を取るよりも、よっぽど手っ取り早いでしょ? あ、でも大地が弱ってるのは間違いないですから、そこも手抜きしないでお願いしますね!」
「え、あっはい」
わたしは自分の胸に手を置いたまま、何とも言えない感情の起伏の激しさに途方に暮れていた。
全く何も考えずに醤油の一升瓶を置いてきたけど、そうか、それが正解だったんだ……。
「うん……、じゃあ、差し当たって急いで何とかしてあげたいのは」
わたしは頭を掻きながら考える。エディットに頼まれているのはクラヴィスの練習だ。
明日は練習時間が取れるだろうか。
いや、それ以前に。
わたしはピアノを教えてもらう側で、誰かに教えたことがないのだ。
「せめて、教本があればなあ。楽譜、持ってくればよかった」
わたしがそう呟くと、いきなりマルガリータが皿をテーブルに置いて立ち上がった。
え、何?
わたしが声を上げる前に、マルガリータは右手を上げて何やら魔力を集め始め――。
うん、様式美ですね。
床に倒れた彼女は、「うふふふふ」と怪しい笑い声を上げ始めたのだ。
「あの、マルちゃん?」
わたしは見た目、完全に白骨化死体の彼女の傍にしゃがみこみ、その後頭部を撫でながら視線をそっと上に上げる。
寝室の壁。お高そうな上品な模様の壁紙。今までそこに何もなかったはずなのに、どこかで見たような扉が出現している。
「ここに神殿の書庫を引っ張ってきましたぁ。褒めてください、シルフィア様ぁ……」
死体が自慢げに言う。魔力を使い果たして起き上がれない、その姿。いくら見慣れているとはいえ――。
「無茶しないでいいから。ね?」
「何をおっしゃるんですか、シルフィア様ぁ。わたしの存在はあなた様のためだけにあるんです。褒めていただければ何でもします。何でもしますから」
……重要だから二回言ったのか。
っていうか。
ある意味、マルガリータっていじましいんだよなあ、と思ってしまう。わたしのためなんだろうけど、色々頑張ってくれるし、わたしの前世の世界のことも知ろうとしてくれているし。
まあ、多少、愛が重いのだけど。
「うふふふふ、撫でてもらったあ」
そんな風に怪しく悶える白骨化死体を撫でながら、わたしは小さく唸る。そしてこの光景に慣れ始めてきたヴェロニカは、夜着の姿でベッドの隅に腰を下ろして小さく笑い声を立てていた。慣れすぎでしょ。
まあでも、書庫がいつでも使えるということは、ピアノの教本が選び放題になるわけだから本当に助かった。
せっかくだから、寝る前に楽譜の選び出しのため書庫にこもることにした。いつの間にか別の本も読みだしていて、ベッドに持ち込んでマルガリータに取り上げられた。夜更かしは健康なお肌の敵なんだそうだ。わたし、神だったのでは。肌の調子くらい気合で何とかするべきでは。
そして翌朝である。
「目玉焼きには醤油派なんだよね、わたし」
と、朝食の場で言うわたしと、卵焼きにはベーコンの塩気だけで充分じゃないですか、というマルガリータ。その話を興味深そうに聞いていたエディットは、早速醤油を試してくれていた。
悪くない、とはエディット談である。
どうやらこの世界、目玉焼きには塩胡椒派が多いらしい。
付け合わせのサラダのドレッシングも、飽きの来ないシンプルな味付け。よし、ここは醤油と油と酢ときざみ玉ねぎ、というドレッシングも流行らせるべきでは。
さらに、醤油と砂糖と酒――日本酒はなさそうだから白ワインとかになりそうだけれど、その組み合わせは神だとわたしが熱く語っていると、エディットの父親のジョセフさんも醤油に興味を持ってくれたようだ。食品の取り扱いもやっているトルデル商会だから、取り扱いをしてもいいだろうという結論を出してくれたらしい。超ありがたい。
売るんだったら、まずは定着するまで一升瓶じゃなくて小さいボトルで――などと、色々話を続けたのだけれど。
エディットの母親のミッシェルさんは朝から不機嫌で、そんな平和な会話を遮って「今日は学園に行きなさい」と鋭い口調でエディットに言っている。
「……クラヴィスの練習は学園から帰ってきてからね」
と、エディットは落ち込んだ様子でわたしに笑いかけ、小さなため息をこぼしている。
そういや、気になることを言ってたよね。
婚約者のいる男に言い寄られている、とか。
わたしは食事の間もその部屋の隅に控えているエリクに目をやったけれど、全くの無表情で何を考えているのか解らない。エリクとエディットはお互い惹かれているような雰囲気があったのだけれど、本当のところはどうなのだろう。
そして、朝食が終わるとエディットは仕方なく学園に向かうことにしたようだ。学園には食堂があるのだけれど、そこにいくと漏れなく婚約者つきの男に声をかけられるらしいので、好きな場所で食べられるようにお弁当を作ってもらっていた。その中に唐揚げが入っていたのは嬉しい。どうやら気に入ってもらえたようだ。
いっそのこと、わたしも学園内に入って食堂で働いてあげてもいい。そこで唐揚げを広めたい。
まあ、それは絶対に無理なので、エディットを送り出した後、わたしはエリクに案内されてトルデル商会系列の店を色々と回ることになったのだ。
「彼女に告白とか考えてないの?」
わたしが何の前触れもなくエリクに問いかけると、彼は思い切り咽こんだ。
屋敷を出て、わたしたちは自分たちの乗ってきた荷馬車に乗り込む。わたしたち三人だけじゃなくて、エリクも追加されたちょっとした観光である。
「恋に身分差とか関係ないじゃない? エリクはエディットのことが好きじゃないの?」
わたしはお気楽な口調でそう続けたけれど、でも下手な誤魔化しは通用しないよ、という圧を自分の瞳に込めたつもりだった。
「いや、それは……」
荷台に座ったエリクの口調は歯切れが悪い。
今の彼は召使としてのかっちりした感じではなく、白いシャツにズボンといった普通の服装をしている。それでも、彼のすっとした目鼻立ちは目立っていたし、背筋も伸びていて所作も綺麗だし、質素な服装でもどこかのいいところのお坊ちゃんに……見えなくもない。
お似合いだと思うんだけどなあ、とわたしが彼の顔をさらに近くに寄って覗き込んでいると、気まずそうに彼が咳ばらいをする。
「……ご主人様は俺のことをそれなりに認めてくださってますけどね。奥方様が……」
語尾が曖昧に濁されたが、確かにその通りかもしれない、と納得してしまう。
あの母親じゃ、エディットの結婚相手は貴族じゃないと駄目だって言うだろう。
「でも、それでいいの?」
わたしがそう続けて訊くと、彼は少しだけ唇を噛んだ後、わたしから目をそらした。
「俺よりいい相手との婚約なら、喜ぶべきだと思ってます」
「じゃあ、悪い相手だったら? だってほら、エディットって婚約者が別にいる男に言い寄られてるんでしょ? ちょっと極端な考えかもしれないけれど、もしもエディットを愛人に……とか考えたりするような最低な貴族だったりするかも」
「その場合は徹底的に邪魔します」
「そっかあ」
わたしは思わず彼の肩を叩いた。「きっと、エディットも喜んでくれるんじゃないかな。多分、エディットの理解者はあなただけなんだろうし、心強いと思う」
でも、彼は曖昧に唇を笑みの形に歪めたものの、それ以上何も言わなかった。
そして、わたしたちは街の観光に出たわけである。
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