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第46話 幕間9 エディット
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「あの、ではわたしはこれで」
と、立ち上がるためにお弁当を片づけようとする前に、隣に女好きが腰を下ろしてしまった。
あああああ、こんなところを誰かに見られたら今度こそあの伯爵令嬢に殺される! 社会的に抹殺される! そしてきっと、トルデル商会にも圧力をかけられて、人気商品すら売れなくなるようにされるんだ。そしてあっという間に商会は赤字になって、明日の食事にも困るような生活になって、税金が支払えなくなって爵位が取り上げられ――。
よし、それでもいいんじゃないか!?
いや、駄目だー!
わたしの頭の中で修羅場が繰り広げられているというのに、隣に座った子爵令息は女の子を口説く体勢になっている。切れ長の瞳で流し目。形の良い唇で穏やかに笑う。さらに、とんでもなく甘い声で囁く。
「どうして逃げようとするのかな?」
逃げたいからです!
「これでも、本気なんだけどなあ。君のことが好きなんだ」
「聞こえない聞こえない」
わたしはお弁当を片づける手をとめて、その場で両耳を手で塞いだ。必然的に、立ち上がって逃げるのが中断されて。
気が付いたら、女たらしがわたしのお弁当を覗き込んで、おもむろに唐揚げをつまんで食べた。
わたしは両手で耳を塞いだまま奇声を上げたと思う。
わたしのお昼ご飯! いや、それ以前に他人の食事を奪うって何よそれ! 金持ち貴族が立場の弱い貴族(心は平民)から巻き上げるって、犯罪じゃないの!?
わたしは涙目で彼を睨んだものの、彼は何とも満足げな顔で唐揚げを食べている。
食べ物の恨みは恐ろしいって知らないのか、この女好き! 白竜神様、どうか神罰を!
「美味しいよ」
「そうですか」
わたしはぐったりと両手を膝の上に下ろし、深いため息をついた。今日何度目のため息だろう。
何だか急に全ての気力が失せた気分になる。そして、きっとこんなことを言ってはいけないんだろうけど、もう我慢できずに言葉にした。
「婚約者のご令嬢が泣きますよ?」
いや、彼女は気が強そうだから泣くより怒るだろうな、とは思ったけれど。
でももしかしたら、あの伯爵令嬢だって本気でこの女たらしのことを好きなのかもしれないし。そうしたら、本当に陰で泣いているのかもしれない。プライドが邪魔して本音が言えないとか、女の子だったらあるあるでしょ?
「……政略結婚だからね」
ふと、横に座った彼が肩を落として苦笑した。
少しだけその声の裏に含むものを感じて見つめ直すと、彼の横顔にさらに影が落ちた。
「シルフィアもどうせ、私の顔だけしか見ていないから」
「はあ?」
「君はどう思う? 私はずっと、幼い頃から『こう』だった」
「え?」
――何いきなり。
わたしは呆気に取られつつも、首を傾げてこう続ける。
「そこまでわたし、ハウゼント子爵令息様のことを存じ上げておりませんので」
「ダミアンって呼んでって言ったよね?」
「さあ、物覚えが悪いもので」
「うん、そういうところもいいなあ、って思ったんだ。素直に何でも話せる雰囲気、というか。凄く素敵だと思うよ」
――やっぱり花壇の石で殴るべきでは。
「信用してないって顔だよね。でも、これが本音だよ? 初めて見た君の笑顔があまりにも明るかったから心を奪われた。私に近づいてくる人間……女性は皆、裏のある笑みしか浮かべないから余計にそう思った」
「……はあ」
「今まで身近にいない感じの女の子だったから、印象的だったのかもしれない。だから本当に、もし可能なら……シルフィアと婚約解消して君と」
「聞こえないです」
わたしは背中がぞわぞわする感覚に襲われ、慌ててお弁当を包んで立ち上がる。必然的に彼を見下ろす体勢となって、心が拒否しているせいもあって冷たく言ってしまう。
「そういうの、わたしでも解ります。不実っていうんです。婚約者であるシルフィア・シャープ伯爵令嬢様は、少なからずあなた様を気に入っておられます。それを、一時的な心変わりであっちにいったりこっちにいったり。どうせあなた様のような方は、他にわたしのような貴族っぽくない女性が目の前に現われたら、そちらに目移りするのが目に見えてます」
「酷いな」
「事実ですから」
ダミアン様の眉間に皺が寄り、少しだけ苦悩に満ちた光がその双眸に映った気がする。これは初めてのことだ。
今までは、ここまで強く拒否の言葉を言ってこなかったこともあって、彼の心には響かなかったのかもしれない。やっと彼もその頭を使うことができたのか。
――それに。
「わたしには、他に……好きな人がいますから」
そう言っておく。
認めたくはないけれど、無理なのかもしれないけれど、やっぱりそれは自覚していたから。わたしの気持ちが向かっている先には、いつだって『彼』がいた。幼い時からずっと一緒にいたエリクの笑顔が、やっぱり好きだから。
「他の男性は目に入らないんです、わたし」
「それは誰のこと? 学園内にいる?」
「秘密です」
「私に可能性はある?」
「ないですね」
「そう」
彼はそこでまた苦笑して、そっとその視線をわたしからそらした。「でもまあ、こうやって話せたのはよかったよ」
「そうですか」
「何だか、変な気分だ。ここで君と話していたら、急に目の前が明るくなった気分というか。今まで見えていなかったものが見えた気がするというか」
女たらしは、どこか物憂げな表情でしばらく地面を見下ろした後、小さくお詫びの言葉を告げて立ち上がり、学園の建物の方へ歩いていった。
そしてわたしはと言えば――。
もうお昼休みが終わりじゃん!
と、肩を落として空腹に襲われたのだった。
「お嬢様、お帰りなさいませ」
午後の授業が終わって、まっすぐ屋敷に戻ると、いつになく上機嫌なエリクが玄関で出迎えてくれた。わたしが眉を顰めていると、彼は二階の方へ視線を投げ、こう続けた。
「あのお客様たち、凄いですよ。きっと、あの楽器も売れます」
「え?」
「今日は外出してあのお客様たちを街の中を案内したんです。商会に連なる店をいくつか回り、そこで買い物。それが終わったら彼女たちが何をしたと思います? 街の大広場で演奏を披露してくれたんですが、とにかく凄かったの一言です」
何これ、エリク、珍しく饒舌じゃない?
ここまで熱気を感じられる台詞を聞くの、いつぶりだろう。
彼は興奮を示す輝きをその双眸に浮かべ、僅かに目元を上気させて言う。
「あのシルフィア様という方が楽器のアコーディオンを演奏して、それに合わせて……ええと、ヴェロニカ様、でしたか、彼女が歌ったんです。それがとにかく素晴らしくて、多くの人たちから質問攻めにあいました。本当に、何て言ったらいいのか……」
何よこれ。
わたしは言葉を失って唇を噛んだ。
こんなに嬉しそうな彼の顔、久しぶりに見た。ここ最近、渋い表情しかわたしに見せてくれていなかったのに。
何で?
わたしがもやもやした思いを持て余していると、階段の上から声がかかる。
「お帰りなさーい」
シルフィアがお気楽な様子で階段を降りようとして、その背後から完全武装の女戦士が彼女の手を取ってエスコートをしようとしている。
何だかよく解らないけれど、この二人の関係も変な感じだ。
もう一人のヴェロニカという少女は、どこか彼女たちの召使みたいな態度を取っているし。まるで、シルフィアが貴族みたいな感じというか。
……まさか?
「ねえねえ、楽譜を用意したの! ちょっと見てくれる?」
シルフィアは可愛らしい笑顔を見せてくれる。無邪気で純粋。目元がちょっと赤いのも、肌が白いから余計にはっきりと解って奇妙な色気を感じさせる。
こんな美少女だったら、エリクが惑わされるのも――ううん、好きになるのも仕方ないのかなあ。
何だか唐突に悲しい気持ちになったけれど、わたしは必死に笑顔を浮かべ、シルフィアの言葉に興味を持ったふりをした。
「楽譜? うん、見せて」
そうやってわたしが階段を上がり、彼女たちの元へ行くと。
シルフィアは怪訝そうな表情でわたしを見つめた後、そっと訊いてきた。
「体調悪い? 後にしようか?」
「大丈夫大丈夫!」
わたしは慌てて彼女を抱きしめた。その唐突な行為に、女戦士マルガリータが悲鳴を上げた。
「あああああ! わたしも! わたしも混ぜてください!」
「マルちゃんは後でー!」
シルフィアの声が玄関ホールに響き渡る。そして何だか不思議だけれど。
シルフィアの身体を抱きしめていると、妙に心が温かくなるというか、変な気分がした。
と、立ち上がるためにお弁当を片づけようとする前に、隣に女好きが腰を下ろしてしまった。
あああああ、こんなところを誰かに見られたら今度こそあの伯爵令嬢に殺される! 社会的に抹殺される! そしてきっと、トルデル商会にも圧力をかけられて、人気商品すら売れなくなるようにされるんだ。そしてあっという間に商会は赤字になって、明日の食事にも困るような生活になって、税金が支払えなくなって爵位が取り上げられ――。
よし、それでもいいんじゃないか!?
いや、駄目だー!
わたしの頭の中で修羅場が繰り広げられているというのに、隣に座った子爵令息は女の子を口説く体勢になっている。切れ長の瞳で流し目。形の良い唇で穏やかに笑う。さらに、とんでもなく甘い声で囁く。
「どうして逃げようとするのかな?」
逃げたいからです!
「これでも、本気なんだけどなあ。君のことが好きなんだ」
「聞こえない聞こえない」
わたしはお弁当を片づける手をとめて、その場で両耳を手で塞いだ。必然的に、立ち上がって逃げるのが中断されて。
気が付いたら、女たらしがわたしのお弁当を覗き込んで、おもむろに唐揚げをつまんで食べた。
わたしは両手で耳を塞いだまま奇声を上げたと思う。
わたしのお昼ご飯! いや、それ以前に他人の食事を奪うって何よそれ! 金持ち貴族が立場の弱い貴族(心は平民)から巻き上げるって、犯罪じゃないの!?
わたしは涙目で彼を睨んだものの、彼は何とも満足げな顔で唐揚げを食べている。
食べ物の恨みは恐ろしいって知らないのか、この女好き! 白竜神様、どうか神罰を!
「美味しいよ」
「そうですか」
わたしはぐったりと両手を膝の上に下ろし、深いため息をついた。今日何度目のため息だろう。
何だか急に全ての気力が失せた気分になる。そして、きっとこんなことを言ってはいけないんだろうけど、もう我慢できずに言葉にした。
「婚約者のご令嬢が泣きますよ?」
いや、彼女は気が強そうだから泣くより怒るだろうな、とは思ったけれど。
でももしかしたら、あの伯爵令嬢だって本気でこの女たらしのことを好きなのかもしれないし。そうしたら、本当に陰で泣いているのかもしれない。プライドが邪魔して本音が言えないとか、女の子だったらあるあるでしょ?
「……政略結婚だからね」
ふと、横に座った彼が肩を落として苦笑した。
少しだけその声の裏に含むものを感じて見つめ直すと、彼の横顔にさらに影が落ちた。
「シルフィアもどうせ、私の顔だけしか見ていないから」
「はあ?」
「君はどう思う? 私はずっと、幼い頃から『こう』だった」
「え?」
――何いきなり。
わたしは呆気に取られつつも、首を傾げてこう続ける。
「そこまでわたし、ハウゼント子爵令息様のことを存じ上げておりませんので」
「ダミアンって呼んでって言ったよね?」
「さあ、物覚えが悪いもので」
「うん、そういうところもいいなあ、って思ったんだ。素直に何でも話せる雰囲気、というか。凄く素敵だと思うよ」
――やっぱり花壇の石で殴るべきでは。
「信用してないって顔だよね。でも、これが本音だよ? 初めて見た君の笑顔があまりにも明るかったから心を奪われた。私に近づいてくる人間……女性は皆、裏のある笑みしか浮かべないから余計にそう思った」
「……はあ」
「今まで身近にいない感じの女の子だったから、印象的だったのかもしれない。だから本当に、もし可能なら……シルフィアと婚約解消して君と」
「聞こえないです」
わたしは背中がぞわぞわする感覚に襲われ、慌ててお弁当を包んで立ち上がる。必然的に彼を見下ろす体勢となって、心が拒否しているせいもあって冷たく言ってしまう。
「そういうの、わたしでも解ります。不実っていうんです。婚約者であるシルフィア・シャープ伯爵令嬢様は、少なからずあなた様を気に入っておられます。それを、一時的な心変わりであっちにいったりこっちにいったり。どうせあなた様のような方は、他にわたしのような貴族っぽくない女性が目の前に現われたら、そちらに目移りするのが目に見えてます」
「酷いな」
「事実ですから」
ダミアン様の眉間に皺が寄り、少しだけ苦悩に満ちた光がその双眸に映った気がする。これは初めてのことだ。
今までは、ここまで強く拒否の言葉を言ってこなかったこともあって、彼の心には響かなかったのかもしれない。やっと彼もその頭を使うことができたのか。
――それに。
「わたしには、他に……好きな人がいますから」
そう言っておく。
認めたくはないけれど、無理なのかもしれないけれど、やっぱりそれは自覚していたから。わたしの気持ちが向かっている先には、いつだって『彼』がいた。幼い時からずっと一緒にいたエリクの笑顔が、やっぱり好きだから。
「他の男性は目に入らないんです、わたし」
「それは誰のこと? 学園内にいる?」
「秘密です」
「私に可能性はある?」
「ないですね」
「そう」
彼はそこでまた苦笑して、そっとその視線をわたしからそらした。「でもまあ、こうやって話せたのはよかったよ」
「そうですか」
「何だか、変な気分だ。ここで君と話していたら、急に目の前が明るくなった気分というか。今まで見えていなかったものが見えた気がするというか」
女たらしは、どこか物憂げな表情でしばらく地面を見下ろした後、小さくお詫びの言葉を告げて立ち上がり、学園の建物の方へ歩いていった。
そしてわたしはと言えば――。
もうお昼休みが終わりじゃん!
と、肩を落として空腹に襲われたのだった。
「お嬢様、お帰りなさいませ」
午後の授業が終わって、まっすぐ屋敷に戻ると、いつになく上機嫌なエリクが玄関で出迎えてくれた。わたしが眉を顰めていると、彼は二階の方へ視線を投げ、こう続けた。
「あのお客様たち、凄いですよ。きっと、あの楽器も売れます」
「え?」
「今日は外出してあのお客様たちを街の中を案内したんです。商会に連なる店をいくつか回り、そこで買い物。それが終わったら彼女たちが何をしたと思います? 街の大広場で演奏を披露してくれたんですが、とにかく凄かったの一言です」
何これ、エリク、珍しく饒舌じゃない?
ここまで熱気を感じられる台詞を聞くの、いつぶりだろう。
彼は興奮を示す輝きをその双眸に浮かべ、僅かに目元を上気させて言う。
「あのシルフィア様という方が楽器のアコーディオンを演奏して、それに合わせて……ええと、ヴェロニカ様、でしたか、彼女が歌ったんです。それがとにかく素晴らしくて、多くの人たちから質問攻めにあいました。本当に、何て言ったらいいのか……」
何よこれ。
わたしは言葉を失って唇を噛んだ。
こんなに嬉しそうな彼の顔、久しぶりに見た。ここ最近、渋い表情しかわたしに見せてくれていなかったのに。
何で?
わたしがもやもやした思いを持て余していると、階段の上から声がかかる。
「お帰りなさーい」
シルフィアがお気楽な様子で階段を降りようとして、その背後から完全武装の女戦士が彼女の手を取ってエスコートをしようとしている。
何だかよく解らないけれど、この二人の関係も変な感じだ。
もう一人のヴェロニカという少女は、どこか彼女たちの召使みたいな態度を取っているし。まるで、シルフィアが貴族みたいな感じというか。
……まさか?
「ねえねえ、楽譜を用意したの! ちょっと見てくれる?」
シルフィアは可愛らしい笑顔を見せてくれる。無邪気で純粋。目元がちょっと赤いのも、肌が白いから余計にはっきりと解って奇妙な色気を感じさせる。
こんな美少女だったら、エリクが惑わされるのも――ううん、好きになるのも仕方ないのかなあ。
何だか唐突に悲しい気持ちになったけれど、わたしは必死に笑顔を浮かべ、シルフィアの言葉に興味を持ったふりをした。
「楽譜? うん、見せて」
そうやってわたしが階段を上がり、彼女たちの元へ行くと。
シルフィアは怪訝そうな表情でわたしを見つめた後、そっと訊いてきた。
「体調悪い? 後にしようか?」
「大丈夫大丈夫!」
わたしは慌てて彼女を抱きしめた。その唐突な行為に、女戦士マルガリータが悲鳴を上げた。
「あああああ! わたしも! わたしも混ぜてください!」
「マルちゃんは後でー!」
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