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第64話 落ち込んでいる暇はない
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「立てる?」
わたしは今、真っ青な顔で座り込んでしまったヴェロニカの肩を抱き、その背中を軽く叩いていた。正直に言えば、わたしも気分が悪くて眩暈がしていた。でも、わたしよりずっとヴェロニカの方がつらいと解っているから唇を噛んで我慢しているだけだ。
レオ君が少しだけ心配そうにヴェロニカの背後でうろちょろしていたけれど、何も声をかけられずに困っている。そして他の男性陣は、ただ無言でこの街の様子を見つめていた。
ニュースの中の世界がそこにはあった。画面越しだから顔を顰めるだけで済んでいた光景。
でも今は、これが現実だ。
大広場に積まれた廃材の上で、人間の遺体がある。一人ではなく二人、何だか奇妙なまでに小さく感じた。
「す、すみま……」
ヴェロニカも必死に謝罪の言葉を言おうとするけれど、吐き気を覚えたようにその口を手で覆って目を閉じてしまう。座り込んでいるわたしたちの横では、マルガリータが直立不動で大広場のその光景を見つめていた。
使い物にならないわたしに変わって、マルガリータが近くにいた人たちに声をかけ、情報を収集してくれた。そして、ある程度は予想していたことが真実だと知った。
ヴェロニカの父親、そして義母はもうこの世にはいない。
その成れの果てが目の前の物体。街の住人たちによって『疫病』の対策のために遺体ごと焼かれたんだという。
その直後、王都から騎士団だか魔術師団だか知らないけどここにやってきて、レインデルス家のお屋敷を捜索し、ヴェロニカの妹を連れていったそうだ。
街の住人たちはクリステル・レインデルスを引き渡して欲しいと縋ったようだが、疫病を調べるために――と言われて手も足も出せなかったんだとか。
しかもそれ、ほんの少し前の出来事。
もうちょっとだけ早く到着していれば、ヴェロニカの妹はここにいたし――もしかしたら、父親も義母も生きていたのかもしれない。
「少し、休みましょう」
いつになくマルガリータの声は静かで、ヴェロニカを気遣うような気配が伝わってきた。さすがにこの状況では、彼女も冗談を言っていられないと解っている。
でも、ヴェロニカを慰める言葉は言わなかった。
「残念ながら、この街の穢れは広がりすぎています。浄化のために神歌が必要でしょうし、それ以前に街の人たちの心にも平穏を与えなくてはいけません。我々はやることが多いんです。だから、今日は休んでもいいから明日からは」
「はい、もちろん、です」
ヴェロニカがそっと顔を上げ、痛々しい笑みを作った。「元々、わたしはこの街の人たちから『聖女』と呼ばれていたわけですから。役目は果たそうと思います」
血の気のない顔色は変わらないままだけれど、その双眸には少しだけ力が戻ったみたいだ。それは責任感の強さからくるものなんだろう。わたしはもう一度、ヴェロニカの背中を優しく叩いた。
それに。
わたしがヴェロニカにかかっていた呪いを返したからこうなったのだ、という口に出せない思いがあって。それがまるで鉛のように胸の奥に沈んでいる。とてもそれが重いのだ。
後悔はしていない。でも、わたしも責任を取るべきなのだ。だから、逃げてはいけないんだと思った。
ヴェロニカは立ち上がったもののとても歩けるような状態ではないと判断したので、荷馬車の中で休んでいてもらう。
そしてわたしとマルガリータだけで街の中の様子を観察することにした。
さっき話を聞いたおじさん――と呼んだら申し訳ないくらい若いと思うけど――は冷静だったのだと思う。暴動に関わらずに見守っているだけの人間の少ないことといったら驚くほど。
若い人たちは街から逃げてしまったようで、通りを歩いているのは誰もが三十代以降だろうか。しかも、皆が怒れる男性……というか、狂信者みたいな目つきだから怖かった。
だからまずは急いで宿を探して休憩したかったけれども。
見つけた宿屋を覗き込んでは、「悪いけど客を取れる状態じゃない」と断られるのを幾度か繰り返した。
で、早々に諦めた。
一応、この街に住んでいる人たちのために商店は営業しているけれど、食材は少ない。それでも、それなりの量の肉類と少しの野菜はゲット。
ついでにその商店の人と世間話をして情報収集。
やっぱり、この街に残っているのは「どうせ逃げても寿命がそろそろだから」みたいな人たちばかりで、近いうちに死ぬなら領主への恨みを晴らしておこうと考えている。すっかり未来への希望なんてものはなくて、この街と共に死んでいこうとしているみたいだ。
一緒に行動しているわたしたちの護衛――シャークさんも、さりげなく情報収集をしている。奴隷商の関係者は、王都から人が来たらあっという間にこの街から姿を消したらしい。シャークさんたち以外にも多くの奴隷もいたみたいだけれど、そちらも消息不明。
他にも、手癖の悪い連中がこの街の家を襲って金目のものを奪い、外へ逃げていったという。
何だか、善悪の基準が揺らいでいる。
こういうのって知ってる。火事場泥棒ってやつだ。
「そのうち、食料の奪い合いもあるかもしれないなあ」
商店のおじさんが苦笑交じりに言うのが聞こえて、わたしは我に返る。
……それは駄目だ。
わたしはつい、マントの胸元をぎゅっと握りしめながら思う。
ここはわたしが何とかしなきゃいけないんだ。
だってわたしはこの世界の守り神なんだから。この世界の人たちを助けてあげなきゃいけないんだから。
「落ち込んでる暇なんかないよね。頑張らなきゃ」
わたしは声に出してそう自分に言い聞かせた。
空元気でもいいから、明るく考えなきゃ。自分が元気じゃなかったら、ヴェロニカだってシャークさんたちだって不安になる。
そう。せっかくわたしは神様に生まれ変わったんだから、ここでチートを見せつけずにどうするってやつだ。
わたしはそれからマルガリータの前に立って色々な店を見て回り、調味料を激安で売りつけたり野菜や肉を追加で買ったりしながら一通り見て回った。
そして、早々に宿屋を取ることを諦め、あの親切なおじさん(仮)のところに行くことにした。
まずは、やれることからコツコツと!
そう。
逃げるのを諦めたおじさん(仮)に、わたしの手料理を食べさせて寿命を延ばしておこう。それから……。
「明日は派手にやろうか」
わたしは御者台に座ったマルちゃんの隣に腰を下ろしていて、左右に分かれてついてくる男性陣に声をかけた。馬の前方には、ずっと街の様子を見ていたらしいおじさんの姿が見えてくる。
「派手とは?」
シャークさんが困惑したように訊き返してきた。
「街の浄化だったりなんだったり、すっごく派手にパフォーマンスをしてみせるの」
「ぱふぉー……?」
「そう」
わたしは御者台の上で両腕を大きく開き、胸を張る。「だってわたしは白竜神シルフィアだもの! できることは何でもやる! 疫病の噂なんか吹き飛ばすくらいの派手な演出っていったら、花火とかもいいんじゃない!?」
「花火……」
シャークさんは怪訝そうな顔で僅かに首を傾げて見せた。他の男性陣も同じように困惑していて、どうやら彼らは花火を見たことがないのだろうと気づく。
なるほど、こうなったらやってやろうじゃないか。
そんなことを考えていると、遠くからおじさんが苦笑交じりの声をかけてきた。
「やっぱり宿屋はやってなかったか」
「はい! だから泊めさせてください!」
わたしは御者台からぴょんと飛び降り、両腕を空高く広げてポーズを取った。おじさんの苦笑が強まったけれど、とりあえずそれは気にしない。
「お礼に、おじさんに料理を作らせてください! 野菜とか肉とか買ってきました!」
わたしがそう言うと、彼は頭を掻いて眉根を寄せた。
「ジャービスだ」
「はい、わたしはシルフィアです! こっちがマルガリータ!」
元気よくわたしが連れの名前を次々に紹介していくと、彼はだんだん面白そうに目を細めた。
その頃にはヴェロニカも少しだけ顔色もよくなったようで、しっかりとした足取りで荷台から降りてきていた。
「料理、お手伝いしますね」
ヴェロニカが微笑んでそう言ってくれたから、わたしは無言で彼女のお腹に抱き着いた。そして、わたしの背後からマルガリータが抱き着いてくる。甲冑が当たって痛いです。
「……いいなあ」
そして何故か、レオ君がそう呟いているのが微かに聞こえた。
わたしは今、真っ青な顔で座り込んでしまったヴェロニカの肩を抱き、その背中を軽く叩いていた。正直に言えば、わたしも気分が悪くて眩暈がしていた。でも、わたしよりずっとヴェロニカの方がつらいと解っているから唇を噛んで我慢しているだけだ。
レオ君が少しだけ心配そうにヴェロニカの背後でうろちょろしていたけれど、何も声をかけられずに困っている。そして他の男性陣は、ただ無言でこの街の様子を見つめていた。
ニュースの中の世界がそこにはあった。画面越しだから顔を顰めるだけで済んでいた光景。
でも今は、これが現実だ。
大広場に積まれた廃材の上で、人間の遺体がある。一人ではなく二人、何だか奇妙なまでに小さく感じた。
「す、すみま……」
ヴェロニカも必死に謝罪の言葉を言おうとするけれど、吐き気を覚えたようにその口を手で覆って目を閉じてしまう。座り込んでいるわたしたちの横では、マルガリータが直立不動で大広場のその光景を見つめていた。
使い物にならないわたしに変わって、マルガリータが近くにいた人たちに声をかけ、情報を収集してくれた。そして、ある程度は予想していたことが真実だと知った。
ヴェロニカの父親、そして義母はもうこの世にはいない。
その成れの果てが目の前の物体。街の住人たちによって『疫病』の対策のために遺体ごと焼かれたんだという。
その直後、王都から騎士団だか魔術師団だか知らないけどここにやってきて、レインデルス家のお屋敷を捜索し、ヴェロニカの妹を連れていったそうだ。
街の住人たちはクリステル・レインデルスを引き渡して欲しいと縋ったようだが、疫病を調べるために――と言われて手も足も出せなかったんだとか。
しかもそれ、ほんの少し前の出来事。
もうちょっとだけ早く到着していれば、ヴェロニカの妹はここにいたし――もしかしたら、父親も義母も生きていたのかもしれない。
「少し、休みましょう」
いつになくマルガリータの声は静かで、ヴェロニカを気遣うような気配が伝わってきた。さすがにこの状況では、彼女も冗談を言っていられないと解っている。
でも、ヴェロニカを慰める言葉は言わなかった。
「残念ながら、この街の穢れは広がりすぎています。浄化のために神歌が必要でしょうし、それ以前に街の人たちの心にも平穏を与えなくてはいけません。我々はやることが多いんです。だから、今日は休んでもいいから明日からは」
「はい、もちろん、です」
ヴェロニカがそっと顔を上げ、痛々しい笑みを作った。「元々、わたしはこの街の人たちから『聖女』と呼ばれていたわけですから。役目は果たそうと思います」
血の気のない顔色は変わらないままだけれど、その双眸には少しだけ力が戻ったみたいだ。それは責任感の強さからくるものなんだろう。わたしはもう一度、ヴェロニカの背中を優しく叩いた。
それに。
わたしがヴェロニカにかかっていた呪いを返したからこうなったのだ、という口に出せない思いがあって。それがまるで鉛のように胸の奥に沈んでいる。とてもそれが重いのだ。
後悔はしていない。でも、わたしも責任を取るべきなのだ。だから、逃げてはいけないんだと思った。
ヴェロニカは立ち上がったもののとても歩けるような状態ではないと判断したので、荷馬車の中で休んでいてもらう。
そしてわたしとマルガリータだけで街の中の様子を観察することにした。
さっき話を聞いたおじさん――と呼んだら申し訳ないくらい若いと思うけど――は冷静だったのだと思う。暴動に関わらずに見守っているだけの人間の少ないことといったら驚くほど。
若い人たちは街から逃げてしまったようで、通りを歩いているのは誰もが三十代以降だろうか。しかも、皆が怒れる男性……というか、狂信者みたいな目つきだから怖かった。
だからまずは急いで宿を探して休憩したかったけれども。
見つけた宿屋を覗き込んでは、「悪いけど客を取れる状態じゃない」と断られるのを幾度か繰り返した。
で、早々に諦めた。
一応、この街に住んでいる人たちのために商店は営業しているけれど、食材は少ない。それでも、それなりの量の肉類と少しの野菜はゲット。
ついでにその商店の人と世間話をして情報収集。
やっぱり、この街に残っているのは「どうせ逃げても寿命がそろそろだから」みたいな人たちばかりで、近いうちに死ぬなら領主への恨みを晴らしておこうと考えている。すっかり未来への希望なんてものはなくて、この街と共に死んでいこうとしているみたいだ。
一緒に行動しているわたしたちの護衛――シャークさんも、さりげなく情報収集をしている。奴隷商の関係者は、王都から人が来たらあっという間にこの街から姿を消したらしい。シャークさんたち以外にも多くの奴隷もいたみたいだけれど、そちらも消息不明。
他にも、手癖の悪い連中がこの街の家を襲って金目のものを奪い、外へ逃げていったという。
何だか、善悪の基準が揺らいでいる。
こういうのって知ってる。火事場泥棒ってやつだ。
「そのうち、食料の奪い合いもあるかもしれないなあ」
商店のおじさんが苦笑交じりに言うのが聞こえて、わたしは我に返る。
……それは駄目だ。
わたしはつい、マントの胸元をぎゅっと握りしめながら思う。
ここはわたしが何とかしなきゃいけないんだ。
だってわたしはこの世界の守り神なんだから。この世界の人たちを助けてあげなきゃいけないんだから。
「落ち込んでる暇なんかないよね。頑張らなきゃ」
わたしは声に出してそう自分に言い聞かせた。
空元気でもいいから、明るく考えなきゃ。自分が元気じゃなかったら、ヴェロニカだってシャークさんたちだって不安になる。
そう。せっかくわたしは神様に生まれ変わったんだから、ここでチートを見せつけずにどうするってやつだ。
わたしはそれからマルガリータの前に立って色々な店を見て回り、調味料を激安で売りつけたり野菜や肉を追加で買ったりしながら一通り見て回った。
そして、早々に宿屋を取ることを諦め、あの親切なおじさん(仮)のところに行くことにした。
まずは、やれることからコツコツと!
そう。
逃げるのを諦めたおじさん(仮)に、わたしの手料理を食べさせて寿命を延ばしておこう。それから……。
「明日は派手にやろうか」
わたしは御者台に座ったマルちゃんの隣に腰を下ろしていて、左右に分かれてついてくる男性陣に声をかけた。馬の前方には、ずっと街の様子を見ていたらしいおじさんの姿が見えてくる。
「派手とは?」
シャークさんが困惑したように訊き返してきた。
「街の浄化だったりなんだったり、すっごく派手にパフォーマンスをしてみせるの」
「ぱふぉー……?」
「そう」
わたしは御者台の上で両腕を大きく開き、胸を張る。「だってわたしは白竜神シルフィアだもの! できることは何でもやる! 疫病の噂なんか吹き飛ばすくらいの派手な演出っていったら、花火とかもいいんじゃない!?」
「花火……」
シャークさんは怪訝そうな顔で僅かに首を傾げて見せた。他の男性陣も同じように困惑していて、どうやら彼らは花火を見たことがないのだろうと気づく。
なるほど、こうなったらやってやろうじゃないか。
そんなことを考えていると、遠くからおじさんが苦笑交じりの声をかけてきた。
「やっぱり宿屋はやってなかったか」
「はい! だから泊めさせてください!」
わたしは御者台からぴょんと飛び降り、両腕を空高く広げてポーズを取った。おじさんの苦笑が強まったけれど、とりあえずそれは気にしない。
「お礼に、おじさんに料理を作らせてください! 野菜とか肉とか買ってきました!」
わたしがそう言うと、彼は頭を掻いて眉根を寄せた。
「ジャービスだ」
「はい、わたしはシルフィアです! こっちがマルガリータ!」
元気よくわたしが連れの名前を次々に紹介していくと、彼はだんだん面白そうに目を細めた。
その頃にはヴェロニカも少しだけ顔色もよくなったようで、しっかりとした足取りで荷台から降りてきていた。
「料理、お手伝いしますね」
ヴェロニカが微笑んでそう言ってくれたから、わたしは無言で彼女のお腹に抱き着いた。そして、わたしの背後からマルガリータが抱き着いてくる。甲冑が当たって痛いです。
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