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第33話
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「はー美味しかったー! 次どこ行こっかー?」
及川先輩は満足げにお腹をさすっている。
それを見た中居先輩が大きくため息をついた。
「佳奈子、やっぱ忘れてんな」
「へ?」
「俺達は買い出しに来たんだろーが」
「んん~? あ!」
「ったく。相変わらず食い意地オバケだなオメーは」
「ひどい~!」
私もうっかり忘れてた。
今日は文化祭で必要な物を買うんだった。
「お兄ちゃん達はメイド執事喫茶だよね?」
「ああ」
「もしかしてお兄ちゃんって執事役?」
「ああ。それに男のリーダーまでやるハメになったよ。こいつ等の所為でな」
そう言ってお兄ちゃんは憂鬱そうな顔で先輩達を指差す。
田口先輩と水樹先輩はそっぽを向いて口笛を吹いていた。
「はは、でも友也君、みんなから凄い推されてたじゃない?」
「皆悪ノリし過ぎだよ」
「けど最後には男子を纏めてたじゃん!」
「早川にあそこまで言われたらやるしかないだろ」
「んー、まぁどっちにしろ私はトモを推薦したけどねー!」
みんなに囃し立てられお兄ちゃんは照れくさそうに頬を掻いている。
お兄ちゃんはクラス行事でも頼りにされてるんだ。
ちゃんとリア充やってるじゃん。
「佐藤ばっかり頼ってられないよ! 私達だってメイド役なんだから」
「う! そうだった……」
「んー別に私達じゃなくてもいいのにね」
新島先輩は不思議そうな顔でそう言った。
正直ここにいる先輩達以上にメイドの適役は居ないと思う。
どうやらメイド役の先輩達は今日、裁縫班にお願いする衣装の下見をするらしい。
「友也くん一緒に来てよ。男の子の意見も聞きたいから」
「お兄ちゃんはファッションセンスないから当てになりませんよ」
「悔しいけど何も言えないな。水樹、一緒に行ってやってくれないか」
お兄ちゃんに頼まれた水樹先輩は顎に手を当てて一考した。
「まぁ、その方が効率はいいかもな。楓、行こうぜ」
「う、うん。じゃあまた後でね」
そう言って2人は道の反対側へと歩いていった。
水樹先輩は納得した様子だったけど、新島先輩には悪い事しちゃったかな。
水樹先輩の気持ちはテニス大会の時に知った。
俯瞰的に考えても、あの2人はお似合いだと思う。
水樹先輩には頑張って欲しいと思う。
――――ううん、違う。
私はそんな2人の関係を利用してしまった。
もし新島先輩と水樹先輩が仲良くなったら、私がお兄ちゃんにアプローチできる機会が増えるかもしれない。
そんな計画じみた事を思いついてしまった。
自分自身に対して少し嫌悪感を抱く。
「…………」
「柚希、どうした?」
「ううん、何でもない。私達も買い出し行かないとね」
「あぁ、そうだな」
笑顔で取り繕った私に対し、お兄ちゃんはいつもの優しい笑顔でそう返してくれた。
新島先輩達を見送った私達は踵を返し、ドンキの店内に足を踏み入れた。
店内は広く様々な雑貨がぎゅうぎゅうに積まれていた。
迷子にならないかちょっと心配になるくらいだ。
1時間程掛けて各自必要な物を一通り買い揃えた。
「さて、そろそろ帰るか」
「そうだね」
みんなで出口まで歩いていると後ろから声を掛けられた。
「あれあれー? こないだのイケメン君じゃん」
振り返ると、この間ゲーセンで絡んできたジャージの男が立っていた。
そして横には大柄な男が1人いた。
「誰だ? お前ら」
中居先輩は一歩前に出て睨みつける。
ジャージの男はヘラヘラしながら吐き捨てる。
「そこのイケメン君に聞けよ、金髪イキりクン」
「ッ!? テメェ!」
中居先輩は挑発に乗って一歩踏み出す。
「待ってくれ!」
「あ? 友也、お前何言って――」
「こいつらが用があるのは俺なんだ。だから、頼む」
中居先輩はお兄ちゃんの言葉に黙って拳を下ろした。
お兄ちゃんはそんな中居先輩のさらに一歩前へ出た。
「そうそう、キミだよイケメン君。こないだは後輩が世話になったな」
大柄の男がそう言うと
「へへ、そういうワケだ。ちょっとツラ貸せ」
とジャージの男が意気揚々とお兄ちゃんの肩に腕を回し、強引に外へ連れ出した。
このままじゃ危ない!
助けを求めようとスマホに手を伸ばそうとした途端
「ダメ。迂闊な事をしたら何をしでかすかわからないよ」
と及川先輩が私の腕を止めた。
そして私はようやく後ろにも男が3人いる事に気が付いた。
及川先輩の言う通り、まずは大人しく言う事に従った方がいいかもしれない。
店を出ると近くの裏路地に連れていかれた。
そして男達は二手に分かれ通路の両端に立った。
私達を挟み撃ちにする形で逃げ道を防ぐみたいだ。
「さーて、どうやって落とし前つけて貰うかなぁ」
「とりあえず女は貰ってくべ」
ジャージの男と先輩らしき大男がこちらに近づいてくる。
「ざけんな! 女は関係ねぇだろ!」
及川先輩の前に割り込んだ中居先輩が大男の腕を掴む。
その瞬間、大男が黙って膝蹴りをいれた。
「グゥ……!」
「中居!」
「きゃあ! 和樹!」
中居先輩はお腹を押さえて崩れ込んだ。
大男は中居先輩に跨り執拗以上に殴り続ける。
「このやろー!」
すかさず田口先輩が大男に飛び掛かり、もみ合いになる。
「離せコラァ!」
「みんな! 早く逃げて!」
「逃げるよ柚希ちゃん!」
「は、はい!」
水瀬先輩と一緒に走り出すが阻まれる。
「おっとそういうワケにはいかねぇよ」
「そうそう。本命に逃げられちゃな、へへへ」
私と水瀬先輩を舐めまわすように交互に見てくる。
「ほらほらどうした? 逃げねーのか? ギャハハ!」
ホントキモイ。
下品な笑い方に不快感が募る。
逃げ場が無くなった私は男達を睨みつけた。
「おいおい、カワイイ顔して随分強気だなぁ」
「睨んだって怖くねーわ。ギャハハ!」
「何なら少し痛めつけてもいいんだぜ? なぁ!?」
語気を強めた男達に気圧され、壁際まで追い詰められる。
「やめろ!」
男達を引き剥がすように、お兄ちゃんが間に割り込んできた。
「用があるのは俺なんだろ? 他の奴には手を出さないでくれ」
「ぐぅ、バカヤロウ、佐藤……!」
「佐藤くん……何でだよ!?」
中居先輩と田口先輩の懇願にも似た叫びを無視して、お兄ちゃんは黙って男達の前に踏み出した。
もしかしてあの時の約束を気にしてるんじゃ……。
「おうおうカッコイイねぇ。なら手は出さないでやるよぉ!」
「うっ!」
ジャージの男はポケットに手を入れたままお兄ちゃんの足を蹴った。
膝から崩れたお兄ちゃんを、1人、また1人と囲み蹴りだす。
どうしよう。
このままだとお兄ちゃんが死んじゃう……。
「大丈夫、私に任せて」
「え?」
泣きそうになる私の背中を水瀬先輩が軽くさすった。
すると水瀬先輩は見張り役の男のスキを突き全力疾走した。
「すぐ戻る! 水樹達呼んでくるからー!」
「待てコラぁ!」
見張り役の男がすかさず後を追う。
しかし水瀬先輩はそれを振り切りその場を離脱した。
「はぁはぁ。ワリィ、逃げられた」
「チッ。まぁいいや。カワイコちゃんは他にもいるしなぁ。おい、リーダーに連絡入れておけ」
「うっす」
リーダー?
まだ仲間が来るの?
「とりまイケメン君は引き続きサンドバッグだな……オラァ!」
「ぐはぁ! はぁ、はぁ……」
「佐藤くん! くっそ、離せよこらぁ!」
田口先輩は大男に羽交い絞めにされている。
中居先輩もボロボロだ。
どうしよう……。
絶望的な状況に頭が真っ白になっていく。
恐怖で涙が出てくる。
助けてよ、お兄ちゃん……。
私の想いも空しく、ただお兄ちゃんを甚振る男の笑い声だけがそこに響いていた。
及川先輩は満足げにお腹をさすっている。
それを見た中居先輩が大きくため息をついた。
「佳奈子、やっぱ忘れてんな」
「へ?」
「俺達は買い出しに来たんだろーが」
「んん~? あ!」
「ったく。相変わらず食い意地オバケだなオメーは」
「ひどい~!」
私もうっかり忘れてた。
今日は文化祭で必要な物を買うんだった。
「お兄ちゃん達はメイド執事喫茶だよね?」
「ああ」
「もしかしてお兄ちゃんって執事役?」
「ああ。それに男のリーダーまでやるハメになったよ。こいつ等の所為でな」
そう言ってお兄ちゃんは憂鬱そうな顔で先輩達を指差す。
田口先輩と水樹先輩はそっぽを向いて口笛を吹いていた。
「はは、でも友也君、みんなから凄い推されてたじゃない?」
「皆悪ノリし過ぎだよ」
「けど最後には男子を纏めてたじゃん!」
「早川にあそこまで言われたらやるしかないだろ」
「んー、まぁどっちにしろ私はトモを推薦したけどねー!」
みんなに囃し立てられお兄ちゃんは照れくさそうに頬を掻いている。
お兄ちゃんはクラス行事でも頼りにされてるんだ。
ちゃんとリア充やってるじゃん。
「佐藤ばっかり頼ってられないよ! 私達だってメイド役なんだから」
「う! そうだった……」
「んー別に私達じゃなくてもいいのにね」
新島先輩は不思議そうな顔でそう言った。
正直ここにいる先輩達以上にメイドの適役は居ないと思う。
どうやらメイド役の先輩達は今日、裁縫班にお願いする衣装の下見をするらしい。
「友也くん一緒に来てよ。男の子の意見も聞きたいから」
「お兄ちゃんはファッションセンスないから当てになりませんよ」
「悔しいけど何も言えないな。水樹、一緒に行ってやってくれないか」
お兄ちゃんに頼まれた水樹先輩は顎に手を当てて一考した。
「まぁ、その方が効率はいいかもな。楓、行こうぜ」
「う、うん。じゃあまた後でね」
そう言って2人は道の反対側へと歩いていった。
水樹先輩は納得した様子だったけど、新島先輩には悪い事しちゃったかな。
水樹先輩の気持ちはテニス大会の時に知った。
俯瞰的に考えても、あの2人はお似合いだと思う。
水樹先輩には頑張って欲しいと思う。
――――ううん、違う。
私はそんな2人の関係を利用してしまった。
もし新島先輩と水樹先輩が仲良くなったら、私がお兄ちゃんにアプローチできる機会が増えるかもしれない。
そんな計画じみた事を思いついてしまった。
自分自身に対して少し嫌悪感を抱く。
「…………」
「柚希、どうした?」
「ううん、何でもない。私達も買い出し行かないとね」
「あぁ、そうだな」
笑顔で取り繕った私に対し、お兄ちゃんはいつもの優しい笑顔でそう返してくれた。
新島先輩達を見送った私達は踵を返し、ドンキの店内に足を踏み入れた。
店内は広く様々な雑貨がぎゅうぎゅうに積まれていた。
迷子にならないかちょっと心配になるくらいだ。
1時間程掛けて各自必要な物を一通り買い揃えた。
「さて、そろそろ帰るか」
「そうだね」
みんなで出口まで歩いていると後ろから声を掛けられた。
「あれあれー? こないだのイケメン君じゃん」
振り返ると、この間ゲーセンで絡んできたジャージの男が立っていた。
そして横には大柄な男が1人いた。
「誰だ? お前ら」
中居先輩は一歩前に出て睨みつける。
ジャージの男はヘラヘラしながら吐き捨てる。
「そこのイケメン君に聞けよ、金髪イキりクン」
「ッ!? テメェ!」
中居先輩は挑発に乗って一歩踏み出す。
「待ってくれ!」
「あ? 友也、お前何言って――」
「こいつらが用があるのは俺なんだ。だから、頼む」
中居先輩はお兄ちゃんの言葉に黙って拳を下ろした。
お兄ちゃんはそんな中居先輩のさらに一歩前へ出た。
「そうそう、キミだよイケメン君。こないだは後輩が世話になったな」
大柄の男がそう言うと
「へへ、そういうワケだ。ちょっとツラ貸せ」
とジャージの男が意気揚々とお兄ちゃんの肩に腕を回し、強引に外へ連れ出した。
このままじゃ危ない!
助けを求めようとスマホに手を伸ばそうとした途端
「ダメ。迂闊な事をしたら何をしでかすかわからないよ」
と及川先輩が私の腕を止めた。
そして私はようやく後ろにも男が3人いる事に気が付いた。
及川先輩の言う通り、まずは大人しく言う事に従った方がいいかもしれない。
店を出ると近くの裏路地に連れていかれた。
そして男達は二手に分かれ通路の両端に立った。
私達を挟み撃ちにする形で逃げ道を防ぐみたいだ。
「さーて、どうやって落とし前つけて貰うかなぁ」
「とりあえず女は貰ってくべ」
ジャージの男と先輩らしき大男がこちらに近づいてくる。
「ざけんな! 女は関係ねぇだろ!」
及川先輩の前に割り込んだ中居先輩が大男の腕を掴む。
その瞬間、大男が黙って膝蹴りをいれた。
「グゥ……!」
「中居!」
「きゃあ! 和樹!」
中居先輩はお腹を押さえて崩れ込んだ。
大男は中居先輩に跨り執拗以上に殴り続ける。
「このやろー!」
すかさず田口先輩が大男に飛び掛かり、もみ合いになる。
「離せコラァ!」
「みんな! 早く逃げて!」
「逃げるよ柚希ちゃん!」
「は、はい!」
水瀬先輩と一緒に走り出すが阻まれる。
「おっとそういうワケにはいかねぇよ」
「そうそう。本命に逃げられちゃな、へへへ」
私と水瀬先輩を舐めまわすように交互に見てくる。
「ほらほらどうした? 逃げねーのか? ギャハハ!」
ホントキモイ。
下品な笑い方に不快感が募る。
逃げ場が無くなった私は男達を睨みつけた。
「おいおい、カワイイ顔して随分強気だなぁ」
「睨んだって怖くねーわ。ギャハハ!」
「何なら少し痛めつけてもいいんだぜ? なぁ!?」
語気を強めた男達に気圧され、壁際まで追い詰められる。
「やめろ!」
男達を引き剥がすように、お兄ちゃんが間に割り込んできた。
「用があるのは俺なんだろ? 他の奴には手を出さないでくれ」
「ぐぅ、バカヤロウ、佐藤……!」
「佐藤くん……何でだよ!?」
中居先輩と田口先輩の懇願にも似た叫びを無視して、お兄ちゃんは黙って男達の前に踏み出した。
もしかしてあの時の約束を気にしてるんじゃ……。
「おうおうカッコイイねぇ。なら手は出さないでやるよぉ!」
「うっ!」
ジャージの男はポケットに手を入れたままお兄ちゃんの足を蹴った。
膝から崩れたお兄ちゃんを、1人、また1人と囲み蹴りだす。
どうしよう。
このままだとお兄ちゃんが死んじゃう……。
「大丈夫、私に任せて」
「え?」
泣きそうになる私の背中を水瀬先輩が軽くさすった。
すると水瀬先輩は見張り役の男のスキを突き全力疾走した。
「すぐ戻る! 水樹達呼んでくるからー!」
「待てコラぁ!」
見張り役の男がすかさず後を追う。
しかし水瀬先輩はそれを振り切りその場を離脱した。
「はぁはぁ。ワリィ、逃げられた」
「チッ。まぁいいや。カワイコちゃんは他にもいるしなぁ。おい、リーダーに連絡入れておけ」
「うっす」
リーダー?
まだ仲間が来るの?
「とりまイケメン君は引き続きサンドバッグだな……オラァ!」
「ぐはぁ! はぁ、はぁ……」
「佐藤くん! くっそ、離せよこらぁ!」
田口先輩は大男に羽交い絞めにされている。
中居先輩もボロボロだ。
どうしよう……。
絶望的な状況に頭が真っ白になっていく。
恐怖で涙が出てくる。
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