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第8章~宵越しの祭り~
クラス会議②
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今日から中居達は部活が始まるらしく、帰りは俺と水樹だけだった。
丁度いいのでどうして田口を助けられなかったのか聞いてみる。
「夏休みに合コンしただろ? あれで火が付いたらしくて友也とやった合コン以外に6回もやったんだよ」
「それが何か関係あるのか?」
「全部俺がセッティングしたんだぜ? 最後の一回の時に言ったんだよ。『今回やるかわりに次お前が困ってても助けてやらないからな』ってさ」
「なるほどな」
「案の定、今日の出し物決める時に俺の方見てたから約束思い出せってLINE送ったら露骨に落ち込んでたからつい友也を頼っちまった。すまん」
何かしら理由があると思ったが田口のまいた種だったとは。
それでも結局俺を使って助けるんだからホントに仲間想いだな。
「だったら大人しく執事になれよな。水樹まで一緒になって俺をリーダーにしやがって」
「でも友也は結局執事やる事になってただろうからな。俺も執事やるから勘弁してくれ」
「当たり前だ」
しかし俺が男子を纏めるリーダーになるとはな。
というか、早川凄い睨んでたなぁ。やだなぁ、怖いなぁ。
と考えていると水樹が
「でも友也が早川にあそこまで啖呵切るなんて驚いたぜ」
「自分でも驚いてるよ。リーダーにされるなら道連れにしてやるって感じだったからな」
「その後もクラスの男子を奮い立たせたんだから大したもんだよ」
「でもこんな頼りないリーダーでいいのかな」
「んな事無いって。皆友也の事認めてるから乗ったんだぜ? 自信持てよ」
「ああ、ありがとう」
水樹の言う通りだな。
先ずは自分に自信を持たないとな。
週末のLHRの時間がやってきた。
今回は誰が執事、メイドをやるか決めて、その他の役割分担を決めるとの事だ。
そして俺は今、早川と並んで教壇に立っている。
クラス委員が仕切るよりも、男子のリーダーと女子のリーダーが仕切った方が盛り上がるという理由だ。
俺が何から始めたらいいか悩んでいると、早川は慣れた様子で
「んじゃあ取りあえずメイドやりたい子ー? 推薦があるならそっちでもおっけー」
と流石のリーダーっぷりを見せている。
俺も負けていられないと男子に問いかける。
「男子で執事やりたい奴は挙手してくれ。あっ! 水樹と中居はもう決定してるからな」
と言うと、中居が噛みついてくる。
「お前ふざけんな」
「昨日のお返しだ。というか俺が言わなくても結局やる事になると思うぞ?」
「チッ! だったらしっかり仕切れよ」
「おう」
何とか中居の噛みつきを躱し再度男子に尋ねる。
「他にやりたい奴いないなら推薦でもいいぞ。というか俺は滝沢を推薦する」
いきなりの推薦にビックリしている滝沢だが、観念した様に
「佐藤からの推薦じゃ断れないし、執事をやるよ」
と承諾してくれた。
その後も推薦された者が数人いたのでクジ引きで二人選んだ。
男子の面子は、俺・中居・水樹・滝沢・松本・木村の6人に決定した。
男子のメンバーが決定したので女子の方に確認を取る。
「早川、女子は決まったか?」
「あったりまえでしょー。男子がチンタラし過ぎなの」
女子の面子は、早川・橘・堀北・新島・水瀬・及川の6人だった。
橘、堀北はいつも早川とつるんでいる女子だった。
えーっと、取りあえずメンバーが決まったから次は……。
と考えていると、またもや早川に先を越される。
「んじゃ次は衣裳とか大道具とか決めてこっかー。何かやりたいヤツいるー?」
そこを決めないとだったか。
でもこっちも決めておかないといけない気がする。
「係決めるのもいいんだけど、喫茶店でどんなメニュー出すか決めといた方が良くないか?」
「はぁ? 係決めるのが先っしょ!」
「喫茶店なんだからメニューは大事だろ」
「客はどうせメニューなんて気にしないっての。あたし達目当てで来んだからさぁ!」
と俺と早川が揉めていると、楓が
「ちょっといいかな? 先に調理係と衣裳係だけ決めて、メニューは調理係に任せるって事にしない?」
楓の案を聞いて冷静になる。
今は揉めてる時じゃない。
「それじゃあ調理係から決めようか」
「衣裳が先っしょ? 店の売りが執事とメイドなんだからさぁ~」
早川の奴また……いや、待てよ。
「そうだな、衣裳から決めよう」
「最初からそう言っとけつーの」
「すまん、料理出来ない子の事考えてなかったよ」
「はぁ~? まるであたしが料理出来ないみたいに聞こえんですけど!」
「それは自意識過剰だ。それに早川はメイドなんだから調理する必要もないからな」
「っ! わかったよ、料理係から決めりゃいいんでしょ!」
ふふふ、早川の扱い方が分かって来た。
こういうタイプは得意かもしれない。
上手い事早川を操り、無事それぞれの役割分担が決まった。
丁度いいのでどうして田口を助けられなかったのか聞いてみる。
「夏休みに合コンしただろ? あれで火が付いたらしくて友也とやった合コン以外に6回もやったんだよ」
「それが何か関係あるのか?」
「全部俺がセッティングしたんだぜ? 最後の一回の時に言ったんだよ。『今回やるかわりに次お前が困ってても助けてやらないからな』ってさ」
「なるほどな」
「案の定、今日の出し物決める時に俺の方見てたから約束思い出せってLINE送ったら露骨に落ち込んでたからつい友也を頼っちまった。すまん」
何かしら理由があると思ったが田口のまいた種だったとは。
それでも結局俺を使って助けるんだからホントに仲間想いだな。
「だったら大人しく執事になれよな。水樹まで一緒になって俺をリーダーにしやがって」
「でも友也は結局執事やる事になってただろうからな。俺も執事やるから勘弁してくれ」
「当たり前だ」
しかし俺が男子を纏めるリーダーになるとはな。
というか、早川凄い睨んでたなぁ。やだなぁ、怖いなぁ。
と考えていると水樹が
「でも友也が早川にあそこまで啖呵切るなんて驚いたぜ」
「自分でも驚いてるよ。リーダーにされるなら道連れにしてやるって感じだったからな」
「その後もクラスの男子を奮い立たせたんだから大したもんだよ」
「でもこんな頼りないリーダーでいいのかな」
「んな事無いって。皆友也の事認めてるから乗ったんだぜ? 自信持てよ」
「ああ、ありがとう」
水樹の言う通りだな。
先ずは自分に自信を持たないとな。
週末のLHRの時間がやってきた。
今回は誰が執事、メイドをやるか決めて、その他の役割分担を決めるとの事だ。
そして俺は今、早川と並んで教壇に立っている。
クラス委員が仕切るよりも、男子のリーダーと女子のリーダーが仕切った方が盛り上がるという理由だ。
俺が何から始めたらいいか悩んでいると、早川は慣れた様子で
「んじゃあ取りあえずメイドやりたい子ー? 推薦があるならそっちでもおっけー」
と流石のリーダーっぷりを見せている。
俺も負けていられないと男子に問いかける。
「男子で執事やりたい奴は挙手してくれ。あっ! 水樹と中居はもう決定してるからな」
と言うと、中居が噛みついてくる。
「お前ふざけんな」
「昨日のお返しだ。というか俺が言わなくても結局やる事になると思うぞ?」
「チッ! だったらしっかり仕切れよ」
「おう」
何とか中居の噛みつきを躱し再度男子に尋ねる。
「他にやりたい奴いないなら推薦でもいいぞ。というか俺は滝沢を推薦する」
いきなりの推薦にビックリしている滝沢だが、観念した様に
「佐藤からの推薦じゃ断れないし、執事をやるよ」
と承諾してくれた。
その後も推薦された者が数人いたのでクジ引きで二人選んだ。
男子の面子は、俺・中居・水樹・滝沢・松本・木村の6人に決定した。
男子のメンバーが決定したので女子の方に確認を取る。
「早川、女子は決まったか?」
「あったりまえでしょー。男子がチンタラし過ぎなの」
女子の面子は、早川・橘・堀北・新島・水瀬・及川の6人だった。
橘、堀北はいつも早川とつるんでいる女子だった。
えーっと、取りあえずメンバーが決まったから次は……。
と考えていると、またもや早川に先を越される。
「んじゃ次は衣裳とか大道具とか決めてこっかー。何かやりたいヤツいるー?」
そこを決めないとだったか。
でもこっちも決めておかないといけない気がする。
「係決めるのもいいんだけど、喫茶店でどんなメニュー出すか決めといた方が良くないか?」
「はぁ? 係決めるのが先っしょ!」
「喫茶店なんだからメニューは大事だろ」
「客はどうせメニューなんて気にしないっての。あたし達目当てで来んだからさぁ!」
と俺と早川が揉めていると、楓が
「ちょっといいかな? 先に調理係と衣裳係だけ決めて、メニューは調理係に任せるって事にしない?」
楓の案を聞いて冷静になる。
今は揉めてる時じゃない。
「それじゃあ調理係から決めようか」
「衣裳が先っしょ? 店の売りが執事とメイドなんだからさぁ~」
早川の奴また……いや、待てよ。
「そうだな、衣裳から決めよう」
「最初からそう言っとけつーの」
「すまん、料理出来ない子の事考えてなかったよ」
「はぁ~? まるであたしが料理出来ないみたいに聞こえんですけど!」
「それは自意識過剰だ。それに早川はメイドなんだから調理する必要もないからな」
「っ! わかったよ、料理係から決めりゃいいんでしょ!」
ふふふ、早川の扱い方が分かって来た。
こういうタイプは得意かもしれない。
上手い事早川を操り、無事それぞれの役割分担が決まった。
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