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第10章~彼氏彼女の事情~
都市伝説
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ネックレスを無くして泣き崩れる沙月を落ち着かせる為に近くのベンチに座らせる。
俺も隣に座り、頭を撫でながら落ち着かせようとするが、一向に泣き止まない。
「うぐ……ひっく……、ごめん……なさい……ひっく」
「大丈夫、怒ってないから落ち着いて」
「でも……ひっく、友也さんからの……ひっく……プレゼントで……」
沙月が此処まで取り乱すなんて。しかも俺からのプレゼントを無くして泣いている。
プレゼントを渡した側としては嬉しくもあるが、今は落ち着いて貰わないと何もできない。
「沙月、落ち着け。ネックレスは俺が探し出してくる」
「でも……こんなに人が居るのに……ひっく」
「大丈夫だ、俺を信じろ!」
「……はい」
「よし! 俺は探しに行くから、沙月は此処で待っててくれ。いいな?」
「はい……無理しないでくださいね」
「ああ、分かってるよ。それじゃ行ってくる」
沙月をベンチに残し、俺は来た道を辿る。
でも闇雲に探しても見つけるのは困難だろう。
こういう時は落とし物として届けられていないか案内所に聞くのが先だと思い、案内所に向かう。
人混みを掻き分けてようやく案内所にたどり着いた。
「すみません、ネックレスの落とし物って届いていないですか?」
「ネックレスの落とし物ですね、確認しますので少々お待ちください」
そう言って受付のお姉さんは裏の事務所のような所に入っていった。
頼む! どうか届けられていてくれ!
と願いながら暫く待つと、先程のお姉さんが戻って来た。
「お待たせいたしました。ネックレスの落とし物が一つありました」
「本当ですか!」
「確認の為、落としたネックレスはどういった形等していたでしょうか?」
「えっと、女性物のネックレスでハートの形をしています」
「そうですか、残念ながら此方で預かっているネックレスとは違うようです」
「そんな……」
「誠に申し訳ございません。スタッフには見つけたらこちらに届ける様に伝えますので、お客様の連絡先をお伺いしても宜しいでしょうか?」
「……分かりました」
お姉さんに携帯の番号を伝えて案内所を後にする。
案内所に届けられていなかったって事はまだ見つかっていないか、或いは……。
いやいや、悪い方向に考えるのはよそう。取りあえず今日立ち寄った場所を順番に探すしかない。
その後、今日立ち寄った場所へ行き、探して周ったがネックレスは見つからなかった。
「あとはコンテストの会場だけか」
既に日が沈みかけている。
完全に日が沈んだら探すのが困難になってしまう。
焦る気持ちと無事に見つかって欲しいという気持ちが俺を掻き立てる。
コンテスト会場に着くと、会場の解体作業が行われていた。
作業をしている中でネックレスを探すのは流石に厳しい。
だけど、作業員の人が見つけてくれているかもしれない。
そう一縷の望みを掛けて、近くに居た作業員に話しかける。
「すみません、ネックレス落ちていませんでしたか?」
「ネックレス? 見てないなぁ」
ここにも落ちてなかったか……。
「……そうですか、分かりました」
お礼を言って探しに戻ろうと踵を返した時
「どこら辺に居たんだい?」
と声を掛けられ、作業員の方へ向き直り
「えっと、あの辺ですね」
「あー、あの辺りの撤去はアイツがやったからアイツに聞いてみてくれ。おーい!」
「はい! ありがとうございます」
俺達が座っていた場所を撤去したという作業員がこちらにやってくる。
「おやっさん、どうかしましたか?」
「お前あの辺撤去してただろ? ネックレス落ちてなかったか?」
「ネックレスっすか? あぁ、落ちてましたよ」
「っ!」
そう言って作業員はネックレスを取り出した。
間違いない! あれは俺が沙月にあげたネックレスだ!
「それです!」
「ん? もしかしてアンタの落とし物かい?」
「はい! 彼女が落としてしまいまして……ずっと探してたんです!」
「そりゃ大変だ。ほら、もう無くすなよ」
そう言いながらネックレスを俺の手に乗せてくれた。
俺は大事に握り締めながら
「ありがとうございます!」
と深く頭を下げてお礼をし、沙月の元へと急いだ。
沙月の座っているベンチに近づくにつれて、このままネックレスを渡していいのかと考えた。
俺達は今喧嘩中だ。
このままネックレスを返せば仲直り出来るかもしれない。
だけど、中居の告白を見て、このままでいいとは思えなかった。
中居があそこまで感情をむき出しにしたんだ、俺も自分の気持ちを素直に伝えないといけない気がする。じゃないと、俺と沙月は前に進めないと思うから。
沙月の座っているベンチに近づき声を掛ける。
「沙月、待たせてごめん」
「友也さん! 遅いから心配しました。それで……ネックレスは?」
「その事なんだけど……沙月、ちょっと俺に付いてきて来てくれ」
「っ! ……は、はい」
沙月を伴って歩き出す。
向かっているのはアスレチック広場だ。
そこは大人も子供も楽しめるアスレチックが並んでいるが、隣に芝生の公園がある。
そこならある程度は二人きりになると見込んだのだ。
しばらく歩いて目的地の芝生公園に着いた。
近くには大きな観覧車があり、それを照らす夕日が綺麗だ。
「思ったより人がいるけど、この辺りは人が居なくて丁度いいな」
「……あの、どうしてここに? それにネックレスは……」
不安そうに訊ねて来る沙月に向き直り
「沙月、話があるんだ」
俺の真剣な表情を見て何かを察したのか、沙月は目に涙を溜めながらも真剣に向き合ってくれた。
「……沙月はいつも明るくて、いつも笑顔で……俺に色々な体験をさせてくれた。沙月も知っての通り俺は去年までボッチだった。そんな俺がこんなに可愛い彼女が出来て毎日が幸せだった」
「……私も毎日が幸せです」
「ありがとう。でも俺は今まで女の子と接して来なかったから沙月の思うような反応だったり行動だったり出来てなかったと思う」
「……そんな事は!」
「だけど俺は……」
「っ!」
そこまで言って沙月を思いきり抱き締める。
そしてそのまま耳元で、沙月にだけ聞こえる様に
「俺は沙月の事が好きだ! 至らない事もあるだろうけど、それでも……」
そう言って身体を放す。
そして首に掛かったネックレスを手で救い上げて
「俺と付き合ってくれないか?」
俺の告白に目を丸くし、手に乗っているネックレスを見て沙月の頬に涙が伝う。
「友也さん……これって……」
「俺達にネックレスは欠かせないだろ? それより答えを聞かせて欲しい」
沙月は手で涙を拭いながら
「……答えなんて決まってます」
そう言って今度は沙月から抱き付き、俺の耳元で
「私も大好きです。不束者ですがよろしくお願いします!」
ようやく沙月が泣き止んで今は公園のベンチに座っている。
手を繋ぎ、肩を寄せ合って夕日を眺めている。
ただそれだけの事なのに今は凄く幸せだ。
「友也さんってキザというか、ロマンチストですよね」
「なんだよ急に」
「さっきの告白って、最初の告白と同じじゃないですか。それにわざわざ公園にまで移動して」
「わ、悪かったなロマンチストで!」
「私はそんな友也さんが好きなので問題ないです」
「ありがとう。俺も沙月のそういう所好きだぞ」
「……もう、恥ずかしいです」
しばらくそうしていると、本格的に日が沈み始めた。
気温も下がって来たのでそろそろ帰ろうと提案すると
「あの、最後に観覧車乗りませんか?」
と言われたので、今は観覧車の列に並んでいる。
俺達が並んでからぞくぞくと人が並んで結構な行列になっている。
しかも並んでいるのはカップルばかりだ。
ようやく俺達の番になりゴンドラに乗り込む。
観覧車は乗った事がないので観覧車から見える風景に感動していると
「友也さん、この観覧車についての都市伝説って知ってますか?」
「都市伝説なんてあるのか。知らないな」
「えっとですね、カップルが宵闇にこの観覧車の天辺でキスをすると永遠に結ばれるんです」
「そ、そんな都市伝説があったんだな、知らなかった」
その話を聞いてから気恥ずかしくて会話が出来ない。
これはあれだよな? 天辺に着いたらキスをしろっていう……。
くそ! 考えると沙月の顔が見れない。
だけどここはやっぱり男の俺からシた方がいいんだよな?
等と考えていると
「……もうすぐ天辺ですね」
「そ、そうだな」
段々と天辺が近づいてくる。
日も殆ど沈んで辺りは濃い紫色に染まっている。
そしてゴンドラが天辺に差し掛かった。
すると宵闇の空を色とりどりの花が辺りを照らした。
「花火だ~! 綺麗~」
「ここって花火を打ち上げるんだな」
花火の光に照らされた沙月の横顔は今まで見た中で一番綺麗だった
「綺麗だな」
「はい、来てよかったで……んっ!」
俺は沙月の言葉を遮りキスをした。
「と、友也さん……」
「こ、これで永遠に結ばれるだろ?」
「……バカ」
そう呟いて俯いてしまう沙月。
マズイ。いきなりで怒らせちゃったかな?
そう思い顔を覗き込むと、花火の所為か、沙月の頬は紅く染まっていた。
「……あんな伝説が無くたって、ずっと一緒なんだから……」
そう呟きながら、ゆっくりと沙月は俺の首に腕をまわす。
そして色鮮やかな花火を背景にもう一度キスをした。
俺も隣に座り、頭を撫でながら落ち着かせようとするが、一向に泣き止まない。
「うぐ……ひっく……、ごめん……なさい……ひっく」
「大丈夫、怒ってないから落ち着いて」
「でも……ひっく、友也さんからの……ひっく……プレゼントで……」
沙月が此処まで取り乱すなんて。しかも俺からのプレゼントを無くして泣いている。
プレゼントを渡した側としては嬉しくもあるが、今は落ち着いて貰わないと何もできない。
「沙月、落ち着け。ネックレスは俺が探し出してくる」
「でも……こんなに人が居るのに……ひっく」
「大丈夫だ、俺を信じろ!」
「……はい」
「よし! 俺は探しに行くから、沙月は此処で待っててくれ。いいな?」
「はい……無理しないでくださいね」
「ああ、分かってるよ。それじゃ行ってくる」
沙月をベンチに残し、俺は来た道を辿る。
でも闇雲に探しても見つけるのは困難だろう。
こういう時は落とし物として届けられていないか案内所に聞くのが先だと思い、案内所に向かう。
人混みを掻き分けてようやく案内所にたどり着いた。
「すみません、ネックレスの落とし物って届いていないですか?」
「ネックレスの落とし物ですね、確認しますので少々お待ちください」
そう言って受付のお姉さんは裏の事務所のような所に入っていった。
頼む! どうか届けられていてくれ!
と願いながら暫く待つと、先程のお姉さんが戻って来た。
「お待たせいたしました。ネックレスの落とし物が一つありました」
「本当ですか!」
「確認の為、落としたネックレスはどういった形等していたでしょうか?」
「えっと、女性物のネックレスでハートの形をしています」
「そうですか、残念ながら此方で預かっているネックレスとは違うようです」
「そんな……」
「誠に申し訳ございません。スタッフには見つけたらこちらに届ける様に伝えますので、お客様の連絡先をお伺いしても宜しいでしょうか?」
「……分かりました」
お姉さんに携帯の番号を伝えて案内所を後にする。
案内所に届けられていなかったって事はまだ見つかっていないか、或いは……。
いやいや、悪い方向に考えるのはよそう。取りあえず今日立ち寄った場所を順番に探すしかない。
その後、今日立ち寄った場所へ行き、探して周ったがネックレスは見つからなかった。
「あとはコンテストの会場だけか」
既に日が沈みかけている。
完全に日が沈んだら探すのが困難になってしまう。
焦る気持ちと無事に見つかって欲しいという気持ちが俺を掻き立てる。
コンテスト会場に着くと、会場の解体作業が行われていた。
作業をしている中でネックレスを探すのは流石に厳しい。
だけど、作業員の人が見つけてくれているかもしれない。
そう一縷の望みを掛けて、近くに居た作業員に話しかける。
「すみません、ネックレス落ちていませんでしたか?」
「ネックレス? 見てないなぁ」
ここにも落ちてなかったか……。
「……そうですか、分かりました」
お礼を言って探しに戻ろうと踵を返した時
「どこら辺に居たんだい?」
と声を掛けられ、作業員の方へ向き直り
「えっと、あの辺ですね」
「あー、あの辺りの撤去はアイツがやったからアイツに聞いてみてくれ。おーい!」
「はい! ありがとうございます」
俺達が座っていた場所を撤去したという作業員がこちらにやってくる。
「おやっさん、どうかしましたか?」
「お前あの辺撤去してただろ? ネックレス落ちてなかったか?」
「ネックレスっすか? あぁ、落ちてましたよ」
「っ!」
そう言って作業員はネックレスを取り出した。
間違いない! あれは俺が沙月にあげたネックレスだ!
「それです!」
「ん? もしかしてアンタの落とし物かい?」
「はい! 彼女が落としてしまいまして……ずっと探してたんです!」
「そりゃ大変だ。ほら、もう無くすなよ」
そう言いながらネックレスを俺の手に乗せてくれた。
俺は大事に握り締めながら
「ありがとうございます!」
と深く頭を下げてお礼をし、沙月の元へと急いだ。
沙月の座っているベンチに近づくにつれて、このままネックレスを渡していいのかと考えた。
俺達は今喧嘩中だ。
このままネックレスを返せば仲直り出来るかもしれない。
だけど、中居の告白を見て、このままでいいとは思えなかった。
中居があそこまで感情をむき出しにしたんだ、俺も自分の気持ちを素直に伝えないといけない気がする。じゃないと、俺と沙月は前に進めないと思うから。
沙月の座っているベンチに近づき声を掛ける。
「沙月、待たせてごめん」
「友也さん! 遅いから心配しました。それで……ネックレスは?」
「その事なんだけど……沙月、ちょっと俺に付いてきて来てくれ」
「っ! ……は、はい」
沙月を伴って歩き出す。
向かっているのはアスレチック広場だ。
そこは大人も子供も楽しめるアスレチックが並んでいるが、隣に芝生の公園がある。
そこならある程度は二人きりになると見込んだのだ。
しばらく歩いて目的地の芝生公園に着いた。
近くには大きな観覧車があり、それを照らす夕日が綺麗だ。
「思ったより人がいるけど、この辺りは人が居なくて丁度いいな」
「……あの、どうしてここに? それにネックレスは……」
不安そうに訊ねて来る沙月に向き直り
「沙月、話があるんだ」
俺の真剣な表情を見て何かを察したのか、沙月は目に涙を溜めながらも真剣に向き合ってくれた。
「……沙月はいつも明るくて、いつも笑顔で……俺に色々な体験をさせてくれた。沙月も知っての通り俺は去年までボッチだった。そんな俺がこんなに可愛い彼女が出来て毎日が幸せだった」
「……私も毎日が幸せです」
「ありがとう。でも俺は今まで女の子と接して来なかったから沙月の思うような反応だったり行動だったり出来てなかったと思う」
「……そんな事は!」
「だけど俺は……」
「っ!」
そこまで言って沙月を思いきり抱き締める。
そしてそのまま耳元で、沙月にだけ聞こえる様に
「俺は沙月の事が好きだ! 至らない事もあるだろうけど、それでも……」
そう言って身体を放す。
そして首に掛かったネックレスを手で救い上げて
「俺と付き合ってくれないか?」
俺の告白に目を丸くし、手に乗っているネックレスを見て沙月の頬に涙が伝う。
「友也さん……これって……」
「俺達にネックレスは欠かせないだろ? それより答えを聞かせて欲しい」
沙月は手で涙を拭いながら
「……答えなんて決まってます」
そう言って今度は沙月から抱き付き、俺の耳元で
「私も大好きです。不束者ですがよろしくお願いします!」
ようやく沙月が泣き止んで今は公園のベンチに座っている。
手を繋ぎ、肩を寄せ合って夕日を眺めている。
ただそれだけの事なのに今は凄く幸せだ。
「友也さんってキザというか、ロマンチストですよね」
「なんだよ急に」
「さっきの告白って、最初の告白と同じじゃないですか。それにわざわざ公園にまで移動して」
「わ、悪かったなロマンチストで!」
「私はそんな友也さんが好きなので問題ないです」
「ありがとう。俺も沙月のそういう所好きだぞ」
「……もう、恥ずかしいです」
しばらくそうしていると、本格的に日が沈み始めた。
気温も下がって来たのでそろそろ帰ろうと提案すると
「あの、最後に観覧車乗りませんか?」
と言われたので、今は観覧車の列に並んでいる。
俺達が並んでからぞくぞくと人が並んで結構な行列になっている。
しかも並んでいるのはカップルばかりだ。
ようやく俺達の番になりゴンドラに乗り込む。
観覧車は乗った事がないので観覧車から見える風景に感動していると
「友也さん、この観覧車についての都市伝説って知ってますか?」
「都市伝説なんてあるのか。知らないな」
「えっとですね、カップルが宵闇にこの観覧車の天辺でキスをすると永遠に結ばれるんです」
「そ、そんな都市伝説があったんだな、知らなかった」
その話を聞いてから気恥ずかしくて会話が出来ない。
これはあれだよな? 天辺に着いたらキスをしろっていう……。
くそ! 考えると沙月の顔が見れない。
だけどここはやっぱり男の俺からシた方がいいんだよな?
等と考えていると
「……もうすぐ天辺ですね」
「そ、そうだな」
段々と天辺が近づいてくる。
日も殆ど沈んで辺りは濃い紫色に染まっている。
そしてゴンドラが天辺に差し掛かった。
すると宵闇の空を色とりどりの花が辺りを照らした。
「花火だ~! 綺麗~」
「ここって花火を打ち上げるんだな」
花火の光に照らされた沙月の横顔は今まで見た中で一番綺麗だった
「綺麗だな」
「はい、来てよかったで……んっ!」
俺は沙月の言葉を遮りキスをした。
「と、友也さん……」
「こ、これで永遠に結ばれるだろ?」
「……バカ」
そう呟いて俯いてしまう沙月。
マズイ。いきなりで怒らせちゃったかな?
そう思い顔を覗き込むと、花火の所為か、沙月の頬は紅く染まっていた。
「……あんな伝説が無くたって、ずっと一緒なんだから……」
そう呟きながら、ゆっくりと沙月は俺の首に腕をまわす。
そして色鮮やかな花火を背景にもう一度キスをした。
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