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ユーリスと夜の秘密の水泳 2
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「え・・な・なに?えっ!!きゃっ!!」
突然ユーリは私の腰を抱いて持ち上げたかと思うと、そのまま川べりまで歩いていき、地面に座って川の中に足を浸すような格好をさせた。こうすると私の顔の高さに、丁度ユーリの顔がくる。ユーリは私の目を見つめながら真剣な顔でいった。
うわぁ・・・筋肉、近すぎる!!
「サクラ。君は世界一最強で、けれども世界一最弱です。時を止めた中では君に敵う敵はいないでしょう。けれども時が動いている間は別です。簡単に命を取られてしまう。そのことを君自身も自覚するべきです」
「そ・・そうかな・・・」
考えた事もなかったが、そういわれるとそうだ。今日の事故だってそうだ。もし頭に当たっていれば今頃は死んでいたかもしれない。世界最強の能力をもつというのにも関わらずだ。
「もし君の命を狙う者がいたとすれば、私なら必ず一撃で陰から狙うでしょう。その一撃を外せば時を止められて確実に反撃されるので、君に気付かせないよう一瞬で確実にしとめます」
そうだ、その通りだ。
「しかし実際のところ、君を殺すよりはその最強の能力を手に入れたいと考えるのが普通です。その場合、時を止める事ができるのは君しかいないわけで、君を懐柔するか、薬物で意志を失わせ思い通りに操るといった手段が考えられます。つまり君に近づいてくる者、君の口に入るものに気をつけなければいけないということです」
すごい。反論の余地もない完璧な論理だ。もしかしてそれで、今日も夕飯をユーリが食べさせてくれたのか?!?いや・・違うな。あれはただのユーリの趣味だと思う・・・。
私はユーリの群青色の瞳を見つめていった。
「ということは、私に近づく者はユーリがいつも威嚇して追い払っているし、食べ物はいつも騎士団の食堂で食べているから大丈夫。あと知らない人から貰った食べ物は、これから気をつけて食べないようにするね」
「知らない人から貰った食べ物をいままで食べていたのですか・・・サクラ・・・」
いや、そういう言い方は語弊があるってば。町に行った時の試食販売とか、パン屋でおまけを貰ったりとかさ・・・・。
「でも陰から一撃で仕留められるっていうのは、避けるのは難しそうね。今日も結局、落ちてくる箱を避けられなかったし・・・。ってことは、分かった反射神経を鍛えろって事なのね!!とにかく直ぐに時を止める練習をするとか・・・!!」
私がドヤ顔でいうと、ユーリが悲しそうな顔でいった。
「違います、私を頼ってくださいということです。常に私の傍にいて離れないでいてください。私ならばどんな攻撃にも瞬時に対応できます」
「そ・・・そういうことか。確かにそうね。ユーリなら簡単そう。でも、常にユーリの傍を離れないって言うのは無理がないかな?」
そう、だっていつも一緒にいるというわけではない。私は剣拾いの仕事があるし、ユーリは騎士様の訓練を見てあげていたりする。
「今までも気が付いていなかったのかもしれませんが、訓練場内でも常に護衛をしていたのですよ。でも今日は少し目を離し隙に見失っていまいました。なので、もう二度と目を離さないでいる為に、君にも私が何時も傍にいると知っていてほしかったのです」
「知らなかった・・・。いつも傍にいたなんて・・・」
ってことは、私が剣で時々素振り練習していたのとか見てたんだ。なんか恥ずかしい。
「サクラ、どうでしょう。私専用の世話係になりませんか?前例はありませんが、クラウス兄さんに頼めば騎士団総長の権限で簡単にできるはずです。剣拾いの仕事もどうしてもしたいのであれば、その時間は私も屋内訓練場で訓練をします」
私は突然、胸の奥がキューンと痛くなった。ユーリがこんなに私のことを考えていてくれたなんて、知らなかったからだ。
私は王国にとっても大事な時を止める能力を持つ聖女だ。しかも魔力を使わないのでその回数にも時間にも制限が無い。高度な魔法であればあるほど、魔力の消費が激しいといった法則から逸脱した存在なのだ。
そんな聖女だというのに、私のわがままで騎士訓練場で、いまだに雑用係をやらせてもらっているのも、王国内最強の騎士といわれているユーリがいるからだ。そのユーリが自分の殆どの時間を私を護衛するのに使っている。これ以上わがままをいってはいけない。
「あの…剣拾いの仕事は、ユーリに迷惑をかけるから無理にこだわらない。だけど後任の人が決まるまでは、続けたいと思ってる。それでもいい?」
私は申し訳なさそうに上目遣いでユーリの顔を見やる。するとユーリは私が申し訳ないと思っていることに気づいたのか、私の頬に手を添えて顔を持ち上げていった。
「心配しないでください。。私は君といる時間が全て自分の為の時間ですから、そのほかの時間は必要ありません。アルフリード王子にもサクラに何人か隠密兵をつけるかと打診されましたが、私以外の人にサクラの護衛を頼むのは嫌でしたので、断りました」
やっぱり甘甘、いつもの溺愛ユーリだわ。負けた・・・。私は覚悟を決めていった。
「・・・わかった。私ユーリの世話係になる。今までの恩返しにどんどんお世話するから何でも言いつけてね!!」
「良かった。ではさっそく私の自室の隣の部屋に、君の部屋を移してもらうね」
なんですと?!私は大きく目を見開いて驚きの表情でユーリを見る。
「ベットを同じ部屋に運び込んでもらってもいいけど、どっちがいい?」
いまだに私の左頬に置いた手をそのままに、いつもの溺愛スマイルで聞かれるともうどうでもよくなってきた。
「もうわかった。全部ユーリのいう通りにしていいよ。私、ユーリのこと信頼してるからまかせる」
そういってにっこりと笑った。ユーリもそれに微笑みを返して、次に私のいまだ赤いうち身の残る左肩に目線を移した。
「すみません、私の力ではこれが限界でした。明日アイシスにでも見てもらいましょう。これからは私がいつも付いていますので、こんな目には二度と合わせません」
私はあわててユーリの両肩に両手を乗せて励ますようにいった。
「気にしないで、ユーリ。それにこのくらいの怪我なら治してもらわなくてもいいよ。自然に1週間もすれば治るんだから。異世界の人は直ぐ魔法で何でもしたがるけれど、こういう怪我くらいは自分で治さないと、自然治癒力がなくなっちゃうよ」
「相変わらずですね、サクラは・・・」
「だって私ユーリみたいに魔力持ってないもん。魔力ゼロだからね。いや、でもそう考えると私って本当に、時が動いてる時は世界最弱なんじゃないの?もういっそのことずっと止めておくしかないのかも・・・」
「君と二人だけならばそれもいいかもしれませんね。でも邪魔者もついてきますからやめておいてください」
ん? 邪魔者って・・・アルとクラウス様の事なのかな?まあいいや、折角水着で川にいるんだから、この機会に大いに水遊びを楽しもう。細かいことは後で考えよう。
そう思って私はユーリの手を取り、水の中に誘った。水の中は真っ暗かと思っていたが、月の光が入ってきて周囲がぼんやりと照らされている。そこに水草の影が映って幻想的な風景が目の前に広がっていた。私は感動してしばらく水の中に潜っていたら、ユーリが隣に来た。
息が続かなくなったので一度水から出てみたら、足がつかなかったので立ち泳ぎをする。同じように水から出てきて息を吸い込んでいるユーリと目が合った。
「とこ・・ろでユーリ・・・・はどうしてこ・・の水着を選んだ・・の?」
時たま水のしぶきが顔に当たって言葉が続かないが、何とか言い切った。
「君の名前はピンクの小さい花の名前から付けたと聞きました。そうしたらそんな柄の水着が丁度あって、サクラに一番似合いそうだったからそれにしました。あまり考えている時間がなくて即決したのですが、気に入って頂けたようで嬉しいです」
そうか、そういえば一度私の名前の由来を聞かれて、サクラは桜という小さなピンク色の花の名前だと教えた気がする。覚えていてくれたんだな。嬉しいかも・・・。
「あり・・・がとう。ユーリ・・」
鼻の直前まで水面が迫っているので、時々顔に水がかかってきちんと話せないけど、何とか頑張ってお礼を言った。その頃には立ち泳ぎで息が切れそうになっていたので、水面に上向けになって浮くことにした。
「ふう・・・こうやって浮いてると、目の前が夜空で一杯になって凄く綺麗だね。ふふふ」
私は大の字になって夜空に浮かんだ二つの月をみる。この月を初めて見た時に、自分が異世界に来たんだと実感した。白色と赤色の月・・・。
ユーリは足が立つらしいので、肩まで水につかって同じ月を見ていた。
「綺麗ですね・・・」
「でしょう?私この二色の月好きだな。見てるとなんだか自分もこの世界で生まれた人間なんじゃないかって気がしてくる」
「サクラ・・・。私はサクラがこの世界に来てくれて嬉しいです。君に出会えて幸せです。これだけは覚えておいてください」
私は何だか急にユーリの顔が見たくなってユーリのほうを向くと、バランスを崩して水に沈んだ。ユーリが私を支えて水から引き揚げてくれる。
「ごほっ・・・ありがとうユーリ」
「本当に泳げるんですか?サクラ・・・心配になってきました」
あまりの言い草にムッときた私は、その後ユーリと泳ぎを競った。この世界はクロールで泳ぐのが普通で、他の泳ぎ方はないようだ。なので私は平泳ぎと背泳ぎをユーリに披露してあげた。とても楽しい夜になった。まさか次の日あんな大事件が起ころうとは、思ってもいなかった・・・。
突然ユーリは私の腰を抱いて持ち上げたかと思うと、そのまま川べりまで歩いていき、地面に座って川の中に足を浸すような格好をさせた。こうすると私の顔の高さに、丁度ユーリの顔がくる。ユーリは私の目を見つめながら真剣な顔でいった。
うわぁ・・・筋肉、近すぎる!!
「サクラ。君は世界一最強で、けれども世界一最弱です。時を止めた中では君に敵う敵はいないでしょう。けれども時が動いている間は別です。簡単に命を取られてしまう。そのことを君自身も自覚するべきです」
「そ・・そうかな・・・」
考えた事もなかったが、そういわれるとそうだ。今日の事故だってそうだ。もし頭に当たっていれば今頃は死んでいたかもしれない。世界最強の能力をもつというのにも関わらずだ。
「もし君の命を狙う者がいたとすれば、私なら必ず一撃で陰から狙うでしょう。その一撃を外せば時を止められて確実に反撃されるので、君に気付かせないよう一瞬で確実にしとめます」
そうだ、その通りだ。
「しかし実際のところ、君を殺すよりはその最強の能力を手に入れたいと考えるのが普通です。その場合、時を止める事ができるのは君しかいないわけで、君を懐柔するか、薬物で意志を失わせ思い通りに操るといった手段が考えられます。つまり君に近づいてくる者、君の口に入るものに気をつけなければいけないということです」
すごい。反論の余地もない完璧な論理だ。もしかしてそれで、今日も夕飯をユーリが食べさせてくれたのか?!?いや・・違うな。あれはただのユーリの趣味だと思う・・・。
私はユーリの群青色の瞳を見つめていった。
「ということは、私に近づく者はユーリがいつも威嚇して追い払っているし、食べ物はいつも騎士団の食堂で食べているから大丈夫。あと知らない人から貰った食べ物は、これから気をつけて食べないようにするね」
「知らない人から貰った食べ物をいままで食べていたのですか・・・サクラ・・・」
いや、そういう言い方は語弊があるってば。町に行った時の試食販売とか、パン屋でおまけを貰ったりとかさ・・・・。
「でも陰から一撃で仕留められるっていうのは、避けるのは難しそうね。今日も結局、落ちてくる箱を避けられなかったし・・・。ってことは、分かった反射神経を鍛えろって事なのね!!とにかく直ぐに時を止める練習をするとか・・・!!」
私がドヤ顔でいうと、ユーリが悲しそうな顔でいった。
「違います、私を頼ってくださいということです。常に私の傍にいて離れないでいてください。私ならばどんな攻撃にも瞬時に対応できます」
「そ・・・そういうことか。確かにそうね。ユーリなら簡単そう。でも、常にユーリの傍を離れないって言うのは無理がないかな?」
そう、だっていつも一緒にいるというわけではない。私は剣拾いの仕事があるし、ユーリは騎士様の訓練を見てあげていたりする。
「今までも気が付いていなかったのかもしれませんが、訓練場内でも常に護衛をしていたのですよ。でも今日は少し目を離し隙に見失っていまいました。なので、もう二度と目を離さないでいる為に、君にも私が何時も傍にいると知っていてほしかったのです」
「知らなかった・・・。いつも傍にいたなんて・・・」
ってことは、私が剣で時々素振り練習していたのとか見てたんだ。なんか恥ずかしい。
「サクラ、どうでしょう。私専用の世話係になりませんか?前例はありませんが、クラウス兄さんに頼めば騎士団総長の権限で簡単にできるはずです。剣拾いの仕事もどうしてもしたいのであれば、その時間は私も屋内訓練場で訓練をします」
私は突然、胸の奥がキューンと痛くなった。ユーリがこんなに私のことを考えていてくれたなんて、知らなかったからだ。
私は王国にとっても大事な時を止める能力を持つ聖女だ。しかも魔力を使わないのでその回数にも時間にも制限が無い。高度な魔法であればあるほど、魔力の消費が激しいといった法則から逸脱した存在なのだ。
そんな聖女だというのに、私のわがままで騎士訓練場で、いまだに雑用係をやらせてもらっているのも、王国内最強の騎士といわれているユーリがいるからだ。そのユーリが自分の殆どの時間を私を護衛するのに使っている。これ以上わがままをいってはいけない。
「あの…剣拾いの仕事は、ユーリに迷惑をかけるから無理にこだわらない。だけど後任の人が決まるまでは、続けたいと思ってる。それでもいい?」
私は申し訳なさそうに上目遣いでユーリの顔を見やる。するとユーリは私が申し訳ないと思っていることに気づいたのか、私の頬に手を添えて顔を持ち上げていった。
「心配しないでください。。私は君といる時間が全て自分の為の時間ですから、そのほかの時間は必要ありません。アルフリード王子にもサクラに何人か隠密兵をつけるかと打診されましたが、私以外の人にサクラの護衛を頼むのは嫌でしたので、断りました」
やっぱり甘甘、いつもの溺愛ユーリだわ。負けた・・・。私は覚悟を決めていった。
「・・・わかった。私ユーリの世話係になる。今までの恩返しにどんどんお世話するから何でも言いつけてね!!」
「良かった。ではさっそく私の自室の隣の部屋に、君の部屋を移してもらうね」
なんですと?!私は大きく目を見開いて驚きの表情でユーリを見る。
「ベットを同じ部屋に運び込んでもらってもいいけど、どっちがいい?」
いまだに私の左頬に置いた手をそのままに、いつもの溺愛スマイルで聞かれるともうどうでもよくなってきた。
「もうわかった。全部ユーリのいう通りにしていいよ。私、ユーリのこと信頼してるからまかせる」
そういってにっこりと笑った。ユーリもそれに微笑みを返して、次に私のいまだ赤いうち身の残る左肩に目線を移した。
「すみません、私の力ではこれが限界でした。明日アイシスにでも見てもらいましょう。これからは私がいつも付いていますので、こんな目には二度と合わせません」
私はあわててユーリの両肩に両手を乗せて励ますようにいった。
「気にしないで、ユーリ。それにこのくらいの怪我なら治してもらわなくてもいいよ。自然に1週間もすれば治るんだから。異世界の人は直ぐ魔法で何でもしたがるけれど、こういう怪我くらいは自分で治さないと、自然治癒力がなくなっちゃうよ」
「相変わらずですね、サクラは・・・」
「だって私ユーリみたいに魔力持ってないもん。魔力ゼロだからね。いや、でもそう考えると私って本当に、時が動いてる時は世界最弱なんじゃないの?もういっそのことずっと止めておくしかないのかも・・・」
「君と二人だけならばそれもいいかもしれませんね。でも邪魔者もついてきますからやめておいてください」
ん? 邪魔者って・・・アルとクラウス様の事なのかな?まあいいや、折角水着で川にいるんだから、この機会に大いに水遊びを楽しもう。細かいことは後で考えよう。
そう思って私はユーリの手を取り、水の中に誘った。水の中は真っ暗かと思っていたが、月の光が入ってきて周囲がぼんやりと照らされている。そこに水草の影が映って幻想的な風景が目の前に広がっていた。私は感動してしばらく水の中に潜っていたら、ユーリが隣に来た。
息が続かなくなったので一度水から出てみたら、足がつかなかったので立ち泳ぎをする。同じように水から出てきて息を吸い込んでいるユーリと目が合った。
「とこ・・ろでユーリ・・・・はどうしてこ・・の水着を選んだ・・の?」
時たま水のしぶきが顔に当たって言葉が続かないが、何とか言い切った。
「君の名前はピンクの小さい花の名前から付けたと聞きました。そうしたらそんな柄の水着が丁度あって、サクラに一番似合いそうだったからそれにしました。あまり考えている時間がなくて即決したのですが、気に入って頂けたようで嬉しいです」
そうか、そういえば一度私の名前の由来を聞かれて、サクラは桜という小さなピンク色の花の名前だと教えた気がする。覚えていてくれたんだな。嬉しいかも・・・。
「あり・・・がとう。ユーリ・・」
鼻の直前まで水面が迫っているので、時々顔に水がかかってきちんと話せないけど、何とか頑張ってお礼を言った。その頃には立ち泳ぎで息が切れそうになっていたので、水面に上向けになって浮くことにした。
「ふう・・・こうやって浮いてると、目の前が夜空で一杯になって凄く綺麗だね。ふふふ」
私は大の字になって夜空に浮かんだ二つの月をみる。この月を初めて見た時に、自分が異世界に来たんだと実感した。白色と赤色の月・・・。
ユーリは足が立つらしいので、肩まで水につかって同じ月を見ていた。
「綺麗ですね・・・」
「でしょう?私この二色の月好きだな。見てるとなんだか自分もこの世界で生まれた人間なんじゃないかって気がしてくる」
「サクラ・・・。私はサクラがこの世界に来てくれて嬉しいです。君に出会えて幸せです。これだけは覚えておいてください」
私は何だか急にユーリの顔が見たくなってユーリのほうを向くと、バランスを崩して水に沈んだ。ユーリが私を支えて水から引き揚げてくれる。
「ごほっ・・・ありがとうユーリ」
「本当に泳げるんですか?サクラ・・・心配になってきました」
あまりの言い草にムッときた私は、その後ユーリと泳ぎを競った。この世界はクロールで泳ぐのが普通で、他の泳ぎ方はないようだ。なので私は平泳ぎと背泳ぎをユーリに披露してあげた。とても楽しい夜になった。まさか次の日あんな大事件が起ころうとは、思ってもいなかった・・・。
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