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アルフリードの想い (後編)
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彼女にオレの事を今どう思っているか聞いてみたら、意外な答えが返ってきた。オレを好きかどうかの話だったのだが、彼女は違う風に捉えたらしい。
「・・そうだね。責任感が強くて、弱音を吐けなくてなにもかもお腹にため込むタイプかな?他人をあまり信用していないから、全部仕事を一人で引き受けて、またまたストレスを溜め込んじゃう」
また何を言い出したのかと思ったら、今まで誰もオレに言ったことが無いことをいう。オレが頑張りすぎていて、ストレスを溜めているだって?!
「確かにアルがやると他の人の10倍は早いけど、あまりそういうの続けると人が育たないよ。アルみたいに上に立つ人は、人を育てて次の世代に繋げることが大事だと思う。アルだっていつまででも若い訳じゃないんだから・・・」
オレが一人でやってしまうと、次の世代が育たない。そう言った人間は彼女が初めてだ。みんなオレが仕事を早くこなす度に褒め称えたり尊敬したりすることはあっても、それがダメなことだとは誰も言わなかった。
いわれてみるとオレが3日仕事をボイコットしたときには、一週間後宰相とルークが倒れていたな。もし長期間オレになにかあったら、この王国は立ちいかなくなるかもしれない。
サクラは黙ったままのオレが怒っているのかと思って、何やら言い訳を始めた。なんでもサクラは聖女という立場から逃げているが、オレは王という立場を受け入れているのですごいらしい。
確かに王という立場は、幼いころからオレにとって重い運命だった。逃れたと思ってことも何度もある。だけど、オレは受け入れた。話によると彼女は聖女という立場から逃げている自分を恥じているらしい。真面目な彼女らしい発想だ。
オレは自然と微笑みがこぼれてくるのを感じた。彼女の重荷を少しでも減らしてやろうと、優しい声で諭すようにいった。
「お前はまだゆっくりでいい。この世界にきてサクラはまだ半年だ。オレの場合は、生まれた時から次代の王になることが決まっていたからな。お前の場合は覚悟ができるまでオレが全力で協力するから、安心していろ」
するとサクラはホッとした安堵の表情を浮かべて、今までで一番嬉しそうな顔をした。オレはそんなサクラを見て夢中で抱き上げてしまった。彼女の腰がオレの胸の位置に来て、彼女が息をする度に上下するお腹が胸に当たる。
「ちょ・・・ちょっと・・・アルってば・・。これ見られたらまずいってば。セシリアはユーリの婚約者なんだよ?!」
サクラはオレが一番聞きたくない台詞を、オレが一番幸せな瞬間にいった。セシリアはユーリスの婚約者だと・・・。オレは天国から地獄に突き落とされたような気持ちを味わいながら、サクラに意地悪をいってやった。
「大丈夫だ。ここは人払いしてあるから誰も見てない。それよりも、こうしたほうが今のオレに慣れやすくていいだろう」
実は人払いなどしていなかった。恐らくルークや侍女あたりがこの光景を目にして、雰囲気を察してすぐにここを立ち去るだろうから、サクラにそのことを気付かれる心配はない。恥ずかしがり屋のサクラには悪いが、これは罰だ。女嫌いとうたわれたこのオレを、これ程に狂わせたんだからな。
愛しているよ。サクラ・・・・。大好きだ・・・。
「・・そうだね。責任感が強くて、弱音を吐けなくてなにもかもお腹にため込むタイプかな?他人をあまり信用していないから、全部仕事を一人で引き受けて、またまたストレスを溜め込んじゃう」
また何を言い出したのかと思ったら、今まで誰もオレに言ったことが無いことをいう。オレが頑張りすぎていて、ストレスを溜めているだって?!
「確かにアルがやると他の人の10倍は早いけど、あまりそういうの続けると人が育たないよ。アルみたいに上に立つ人は、人を育てて次の世代に繋げることが大事だと思う。アルだっていつまででも若い訳じゃないんだから・・・」
オレが一人でやってしまうと、次の世代が育たない。そう言った人間は彼女が初めてだ。みんなオレが仕事を早くこなす度に褒め称えたり尊敬したりすることはあっても、それがダメなことだとは誰も言わなかった。
いわれてみるとオレが3日仕事をボイコットしたときには、一週間後宰相とルークが倒れていたな。もし長期間オレになにかあったら、この王国は立ちいかなくなるかもしれない。
サクラは黙ったままのオレが怒っているのかと思って、何やら言い訳を始めた。なんでもサクラは聖女という立場から逃げているが、オレは王という立場を受け入れているのですごいらしい。
確かに王という立場は、幼いころからオレにとって重い運命だった。逃れたと思ってことも何度もある。だけど、オレは受け入れた。話によると彼女は聖女という立場から逃げている自分を恥じているらしい。真面目な彼女らしい発想だ。
オレは自然と微笑みがこぼれてくるのを感じた。彼女の重荷を少しでも減らしてやろうと、優しい声で諭すようにいった。
「お前はまだゆっくりでいい。この世界にきてサクラはまだ半年だ。オレの場合は、生まれた時から次代の王になることが決まっていたからな。お前の場合は覚悟ができるまでオレが全力で協力するから、安心していろ」
するとサクラはホッとした安堵の表情を浮かべて、今までで一番嬉しそうな顔をした。オレはそんなサクラを見て夢中で抱き上げてしまった。彼女の腰がオレの胸の位置に来て、彼女が息をする度に上下するお腹が胸に当たる。
「ちょ・・・ちょっと・・・アルってば・・。これ見られたらまずいってば。セシリアはユーリの婚約者なんだよ?!」
サクラはオレが一番聞きたくない台詞を、オレが一番幸せな瞬間にいった。セシリアはユーリスの婚約者だと・・・。オレは天国から地獄に突き落とされたような気持ちを味わいながら、サクラに意地悪をいってやった。
「大丈夫だ。ここは人払いしてあるから誰も見てない。それよりも、こうしたほうが今のオレに慣れやすくていいだろう」
実は人払いなどしていなかった。恐らくルークや侍女あたりがこの光景を目にして、雰囲気を察してすぐにここを立ち去るだろうから、サクラにそのことを気付かれる心配はない。恥ずかしがり屋のサクラには悪いが、これは罰だ。女嫌いとうたわれたこのオレを、これ程に狂わせたんだからな。
愛しているよ。サクラ・・・・。大好きだ・・・。
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