4 / 36
現状の把握
しおりを挟む
愛が意識を失ったと同じ時刻。ナーデン神国の本神殿では、天地をひっくり返したような大騒ぎになっていた。聖女を召喚したはずが、その所在を見失ってしまったから。
天を突くような高い柱が立ち並ぶ崇高な雰囲気の宮殿内は、白の聖衣をまとった神官たちがあわてた様子で行ったり来たりしている。
中でも神国での一番の実力者、王の位につく最高位の大司教テレンスは、自席に座して頭を抱えてしまっていた。
長い銀髪をかき上げた隙間から見えた彼の顔は、青白く土気色だ。儚げな雰囲気の彼は常に冷静で、取り乱したところなど誰も見たことがない。
そんな彼が人前で感情をみせるなんて今までになかったこと。それを見て、ほかの神官たちも事の重大さをひしひしと感じとっていた。
「どういうことなんでしょうか。十五年間準備をしてきてようやく迎えた聖女様なのにその行方が分からないとは。あぁ、他国に我々の聖女様の力が渡ったら大変なことになります」
万難を排して慎重に進められた儀式だったはずだ。なのに聖女召喚のまさにその瞬間、何やら外部からの強い衝撃が加わって儀式が乱された。
おかげで祭壇も爆発して原型すらとどめていない。おかげでそばにいた十数名の神官の命が犠牲になった。それだけでもかなりの損失だというのに。
聖女が通ってくる来るはずの空間が歪み、帝国の神殿に召喚されるはずがどこに道がつながってしまったのかもさっぱりわからない。
「由々しき事態です。とにかく聖女様を捜索しなさい! とにかく使えるだけの使役魔獣を総動員するのです! 他国も我々の儀式を察知しているはず。猶予はなりません」
テレンスがそう叫んだ時、神殿の扉が勢いよく開かれる。
「テレンス大司教! 神殿の傍の森で聖女様を発見しました! 召喚時のショックでお気を失われているようですがご無事のようです!」
その吉報に、テレンスは胸をなでおろす。
(よかった! これで帝王の命を奪うことができる。そうすればこの大陸で強大な勢力を誇るのは我がナーデン神国だけです)
彼らの目的はこの大陸をすべてナーデン神教の信者で埋め尽くすこと。そのために帝王の力を凌ぐといわれている聖女の力は欠かせないのだ。
「もう死んでいる神官は放っておきなさい! さぁ、皆さん! 聖女様にご挨拶に行きますよ! 」
♢ ♢ ♢
気が付くと愛はベッドの上で寝ていた。どれほど眠っていたのだろうか、窓の外の様子から見るに今は夜のよう。
そうして彼女が銃で撃った男は、椅子を反対にして背もたれに両手をかけるようにして座り、楽しそうににやにやと愛をみている。
(金色のくせっけに青い瞳。身長は百八十八センチ、体重九十五キロってとこかしら。筋肉のつき方を見ると相当鍛えてるみたいだわ。特に上腕筋が発達してる。正面からでは絶対に敵わない)
「うーん。こんなのおかしいわ。悪い夢に違いないもの。早く目を覚ますのよ、愛」
愛はもう一度目をつぶってそう独り言をつぶやく。独り言というよりも切実な願望といった方がいいだろう。
でも愛がどれほど神に祈ろうと、目を開けると見知らぬ男とミリリアと呼ばれた妙な生き物は消えない。しかも鶏ほどの大きさのそれは、旋回するように愛のベッドの上を飛び回っている。
愛は観念して起き上がることにした。
その時シーツがほろりと落ちて乳房があらわになり、自分が一糸乱れぬ姿をしていたことに気が付く。思わずシーツを引き寄せて自分の体を隠し、ほとんど涙目で男を睨みつけた。
「きゃっ! あなた、私に何をしたの! 下着まで脱がすだなんてっ!」
「おぉ、目が覚めたとたん元気だな。当然だろう。お前は森で拾った正体不明の人間なんだ。少し調べさせてもらったが、まさかあんな男みたいな格好をしているのが女だったなんてわからなかった。こうして抱いたときでさえ、この俺がちっとも気づかなかったからな。ちゃんと肉を食ってるのか?」
男は両手で愛の胸から腰までのラインを表現する。それはもちろん直線状のもので、男の意図するところはすぐにわかった。
「胸が小さくて腰のくびれがなくて、悪かったわねっ! ところで一体ここはどこなの?! あなたは誰っ?」
「ここはハームテリア王国のはずれの宿屋で、俺はギリア帝国の騎士団長、ダグラス・アンカスターだ。遠征の途中だ。お前が身に着けていたあれは鎧なのか? あの妙な武器は何だ? 女の兵士なんて聞いたことはないが、お前はどこかの国の兵士なのか?」
次から次へと質問が飛んでくる。愛は自分がジャケットの下に防刃ベストを着用していたことを思いだした。
彼が言うには十二の王国が集まってできたのがギリア帝国なのだそう。ギリア帝国なんて名前の国を地球上で聞いたことがない。
そうしてダグラスと名乗った男の肩の上で髪の毛にじゃれているミリリアという鱗を持つ獣。
もう受け入れるしかないようだ。どう考えてもここは異世界。これは確定だ。
(団長ということはきっと地位も高いんでしょうね。よくわからないけれど警察官僚みたいなものかしら。詳しい状況が分かるまでは胡散臭いけれど彼の傍にいるのが得策だわ。それにしてもなんて迫力なの……この男。ダグラスといったかしら。公安の刑事でもこれほどまでの威圧感は感じなかったわ)
ダグラスには嘘をついてもすぐに見破られる。そんな予感がした。愛はとにかく事実を述べて細かいところははぐらかすことにする。
「私の名前は愛よ。私は兵士というよりは国民の安全を守る仕事をしているの。それとあの武器は私の国、日本国のもので、扱いを間違えばとても危険だから私に返してちょうだい。ついでに私の下着もね。でないと迷惑防止条例違反どころか強制わいせつ罪になっちゃうわよ」
思い切りダグラスを睨みつけると、ミリリアが肩から飛び上がって抗議するようにキーと鳴いた。主人を護っているつもりなのだろう。
「ははっ、こいつもお前を気に入っているようだ。いつものミリリアなら俺に敵意を向けた時点ですぐ噛まれてたぞ」
ダグラスはとても面白いというように笑ってミリリアの頭を指で撫でると、探るような視線で彼女を見た。その視線の圧力に愛は気おされる。顔は笑っているのにどこか底知れぬもの感じさせる男だ。
「日本国、大陸では聞いたことがないからどこかの島国か。アイは本当に威勢がいいな。俺に向かってそんな態度をとる人間は初めてだ。だが、ああやって男装までしていたんだ。なにか秘密の任務でもあるんだろう」
そういえば他の男たちも彼女のことを少年だと思っていた。ということはこの世界では女性はズボンは履かないものなのだろうか。愛は自虐的に言葉を返す。
「私の任務はもう終わったわ。容疑者は確保したもの。ただ、そのあと自爆されただけで……だからいまごろ被疑者死亡で逮捕状を出してるはず。私も殉職で二階級昇給になって、いまごろはお葬式かしらね」
刑事だった父も殉職し、そのあと愛が大学を卒業すると同時に母も病死した。一人っ子だった彼女の死を悼むものはそれほどいないはずだ。
刑事の仕事は不規則なので、最近では恋人はおろか親しい友人もそれほどいなかった。
それでもなぜか複雑な思いが胸に込み上げてくる。きっともう日本には戻れないのだ。
天を突くような高い柱が立ち並ぶ崇高な雰囲気の宮殿内は、白の聖衣をまとった神官たちがあわてた様子で行ったり来たりしている。
中でも神国での一番の実力者、王の位につく最高位の大司教テレンスは、自席に座して頭を抱えてしまっていた。
長い銀髪をかき上げた隙間から見えた彼の顔は、青白く土気色だ。儚げな雰囲気の彼は常に冷静で、取り乱したところなど誰も見たことがない。
そんな彼が人前で感情をみせるなんて今までになかったこと。それを見て、ほかの神官たちも事の重大さをひしひしと感じとっていた。
「どういうことなんでしょうか。十五年間準備をしてきてようやく迎えた聖女様なのにその行方が分からないとは。あぁ、他国に我々の聖女様の力が渡ったら大変なことになります」
万難を排して慎重に進められた儀式だったはずだ。なのに聖女召喚のまさにその瞬間、何やら外部からの強い衝撃が加わって儀式が乱された。
おかげで祭壇も爆発して原型すらとどめていない。おかげでそばにいた十数名の神官の命が犠牲になった。それだけでもかなりの損失だというのに。
聖女が通ってくる来るはずの空間が歪み、帝国の神殿に召喚されるはずがどこに道がつながってしまったのかもさっぱりわからない。
「由々しき事態です。とにかく聖女様を捜索しなさい! とにかく使えるだけの使役魔獣を総動員するのです! 他国も我々の儀式を察知しているはず。猶予はなりません」
テレンスがそう叫んだ時、神殿の扉が勢いよく開かれる。
「テレンス大司教! 神殿の傍の森で聖女様を発見しました! 召喚時のショックでお気を失われているようですがご無事のようです!」
その吉報に、テレンスは胸をなでおろす。
(よかった! これで帝王の命を奪うことができる。そうすればこの大陸で強大な勢力を誇るのは我がナーデン神国だけです)
彼らの目的はこの大陸をすべてナーデン神教の信者で埋め尽くすこと。そのために帝王の力を凌ぐといわれている聖女の力は欠かせないのだ。
「もう死んでいる神官は放っておきなさい! さぁ、皆さん! 聖女様にご挨拶に行きますよ! 」
♢ ♢ ♢
気が付くと愛はベッドの上で寝ていた。どれほど眠っていたのだろうか、窓の外の様子から見るに今は夜のよう。
そうして彼女が銃で撃った男は、椅子を反対にして背もたれに両手をかけるようにして座り、楽しそうににやにやと愛をみている。
(金色のくせっけに青い瞳。身長は百八十八センチ、体重九十五キロってとこかしら。筋肉のつき方を見ると相当鍛えてるみたいだわ。特に上腕筋が発達してる。正面からでは絶対に敵わない)
「うーん。こんなのおかしいわ。悪い夢に違いないもの。早く目を覚ますのよ、愛」
愛はもう一度目をつぶってそう独り言をつぶやく。独り言というよりも切実な願望といった方がいいだろう。
でも愛がどれほど神に祈ろうと、目を開けると見知らぬ男とミリリアと呼ばれた妙な生き物は消えない。しかも鶏ほどの大きさのそれは、旋回するように愛のベッドの上を飛び回っている。
愛は観念して起き上がることにした。
その時シーツがほろりと落ちて乳房があらわになり、自分が一糸乱れぬ姿をしていたことに気が付く。思わずシーツを引き寄せて自分の体を隠し、ほとんど涙目で男を睨みつけた。
「きゃっ! あなた、私に何をしたの! 下着まで脱がすだなんてっ!」
「おぉ、目が覚めたとたん元気だな。当然だろう。お前は森で拾った正体不明の人間なんだ。少し調べさせてもらったが、まさかあんな男みたいな格好をしているのが女だったなんてわからなかった。こうして抱いたときでさえ、この俺がちっとも気づかなかったからな。ちゃんと肉を食ってるのか?」
男は両手で愛の胸から腰までのラインを表現する。それはもちろん直線状のもので、男の意図するところはすぐにわかった。
「胸が小さくて腰のくびれがなくて、悪かったわねっ! ところで一体ここはどこなの?! あなたは誰っ?」
「ここはハームテリア王国のはずれの宿屋で、俺はギリア帝国の騎士団長、ダグラス・アンカスターだ。遠征の途中だ。お前が身に着けていたあれは鎧なのか? あの妙な武器は何だ? 女の兵士なんて聞いたことはないが、お前はどこかの国の兵士なのか?」
次から次へと質問が飛んでくる。愛は自分がジャケットの下に防刃ベストを着用していたことを思いだした。
彼が言うには十二の王国が集まってできたのがギリア帝国なのだそう。ギリア帝国なんて名前の国を地球上で聞いたことがない。
そうしてダグラスと名乗った男の肩の上で髪の毛にじゃれているミリリアという鱗を持つ獣。
もう受け入れるしかないようだ。どう考えてもここは異世界。これは確定だ。
(団長ということはきっと地位も高いんでしょうね。よくわからないけれど警察官僚みたいなものかしら。詳しい状況が分かるまでは胡散臭いけれど彼の傍にいるのが得策だわ。それにしてもなんて迫力なの……この男。ダグラスといったかしら。公安の刑事でもこれほどまでの威圧感は感じなかったわ)
ダグラスには嘘をついてもすぐに見破られる。そんな予感がした。愛はとにかく事実を述べて細かいところははぐらかすことにする。
「私の名前は愛よ。私は兵士というよりは国民の安全を守る仕事をしているの。それとあの武器は私の国、日本国のもので、扱いを間違えばとても危険だから私に返してちょうだい。ついでに私の下着もね。でないと迷惑防止条例違反どころか強制わいせつ罪になっちゃうわよ」
思い切りダグラスを睨みつけると、ミリリアが肩から飛び上がって抗議するようにキーと鳴いた。主人を護っているつもりなのだろう。
「ははっ、こいつもお前を気に入っているようだ。いつものミリリアなら俺に敵意を向けた時点ですぐ噛まれてたぞ」
ダグラスはとても面白いというように笑ってミリリアの頭を指で撫でると、探るような視線で彼女を見た。その視線の圧力に愛は気おされる。顔は笑っているのにどこか底知れぬもの感じさせる男だ。
「日本国、大陸では聞いたことがないからどこかの島国か。アイは本当に威勢がいいな。俺に向かってそんな態度をとる人間は初めてだ。だが、ああやって男装までしていたんだ。なにか秘密の任務でもあるんだろう」
そういえば他の男たちも彼女のことを少年だと思っていた。ということはこの世界では女性はズボンは履かないものなのだろうか。愛は自虐的に言葉を返す。
「私の任務はもう終わったわ。容疑者は確保したもの。ただ、そのあと自爆されただけで……だからいまごろ被疑者死亡で逮捕状を出してるはず。私も殉職で二階級昇給になって、いまごろはお葬式かしらね」
刑事だった父も殉職し、そのあと愛が大学を卒業すると同時に母も病死した。一人っ子だった彼女の死を悼むものはそれほどいないはずだ。
刑事の仕事は不規則なので、最近では恋人はおろか親しい友人もそれほどいなかった。
それでもなぜか複雑な思いが胸に込み上げてくる。きっともう日本には戻れないのだ。
20
あなたにおすすめの小説
異世界召喚されたアラサー聖女、王弟の愛人になるそうです
籠の中のうさぎ
恋愛
日々の生活に疲れたOL如月茉莉は、帰宅ラッシュの時間から大幅にずれた電車の中でつぶやいた。
「はー、何もかも投げだしたぁい……」
直後電車の座席部分が光輝き、気づけば見知らぬ異世界に聖女として召喚されていた。
十六歳の王子と結婚?未成年淫行罪というものがありまして。
王様の側妃?三十年間一夫一妻の国で生きてきたので、それもちょっと……。
聖女の後ろ盾となる大義名分が欲しい王家と、王家の一員になるのは荷が勝ちすぎるので遠慮したい茉莉。
そんな中、王弟陛下が名案と言わんばかりに声をあげた。
「では、私の愛人はいかがでしょう」
コワモテ軍人な旦那様は彼女にゾッコンなのです~新婚若奥様はいきなり大ピンチ~
3月5日コミカライズ配信♡二階堂まや
恋愛
政治家の令嬢イリーナは社交界の《白薔薇》と称される程の美貌を持ち、不自由無く華やかな生活を送っていた。
彼女は王立陸軍大尉ディートハルトに一目惚れするものの、国内で政治家と軍人は長年対立していた。加えて軍人は質実剛健を良しとしており、彼女の趣味嗜好とはまるで正反対であった。
そのためイリーナは華やかな生活を手放すことを決め、ディートハルトと無事に夫婦として結ばれる。
幸せな結婚生活を謳歌していたものの、ある日彼女は兄と弟から夜会に参加して欲しいと頼まれる。
そして夜会終了後、ディートハルトに華美な装いをしているところを見られてしまって……?
冷徹団長の「ここにいろ」は、騎士団公認の“抱きしめ命令”です
星乃和花
恋愛
⭐︎完結済ー全16話+後日談5話⭐︎
王都最硬派、規律と責任の塊――騎士団長ヴァルド・アークライトは、夜の見回り中に路地で“落とし物”を拾った。
……いや、拾ったのは魔物の卵ではなく、道端で寝ていた少女だった。しかも目覚めた彼女は満面の笑みで「落とし物です!拾ってくださってありがとうございます!」と言い張り、団長の屋敷を“保護施設”だと勘違いして、掃除・料理・当番表作りに騎士の悩み相談まで勝手に開始。
追い出せば泣く、士気は落ちる、そして何より――ヴァルド自身の休息が、彼女の存在に依存し始めていく。
無表情のまま「危ないから、ここにいろ」と命令し続ける団長に、周囲はざわつく。「それ、溺愛ですよ」
騎士団内ではついに“団長語翻訳係”まで誕生し、命令が全部“愛の保護”に変換されていく甘々溺愛コメディ!
存在感のない聖女が姿を消した後 [完]
風龍佳乃
恋愛
聖女であるディアターナは
永く仕えた国を捨てた。
何故って?
それは新たに現れた聖女が
ヒロインだったから。
ディアターナは
いつの日からか新聖女と比べられ
人々の心が離れていった事を悟った。
もう私の役目は終わったわ…
神託を受けたディアターナは
手紙を残して消えた。
残された国は天災に見舞われ
てしまった。
しかし聖女は戻る事はなかった。
ディアターナは西帝国にて
初代聖女のコリーアンナに出会い
運命を切り開いて
自分自身の幸せをみつけるのだった。
勘違いで嫁ぎましたが、相手が理想の筋肉でした!
エス
恋愛
「男性の魅力は筋肉ですわっ!!」
華奢な男がもてはやされるこの国で、そう豪語する侯爵令嬢テレーゼ。
縁談はことごとく破談し、兄アルベルトも王太子ユリウスも頭を抱えていた。
そんな折、騎士団長ヴォルフがユリウスの元に「若い女性を紹介してほしい」と相談に現れる。
よく見ればこの男──家柄よし、部下からの信頼厚し、そして何より、圧巻の筋肉!!
「この男しかいない!」とユリウスは即断し、テレーゼとの結婚話を進める。
ところがテレーゼが嫁いだ先で、当のヴォルフは、
「俺は……メイドを紹介してほしかったんだが!?」
と何やら焦っていて。
……まあ細かいことはいいでしょう。
なにせ、その腕、その太もも、その背中。
最高の筋肉ですもの! この結婚、全力で続行させていただきますわ!!
女性不慣れな不器用騎士団長 × 筋肉フェチ令嬢。
誤解から始まる、すれ違いだらけの新婚生活、いざスタート!
※他サイトに投稿したものを、改稿しています。
【完結】 大切な人と愛する人 〜結婚十年にして初めての恋を知る〜
紬あおい
恋愛
結婚十年、子どもも授かり、日々執務と子育ての毎日。
穏やかで平凡な日々を過ごしていたある日、夫が大切な人を離れに住まわせると言った。
偶然助けた私に一目惚れしたと言い、結婚し、可愛い子ども達まで授けてくれた夫を恨むことも憎むこともしなかった私。
初恋すら知らず、家族愛を与えてくれた夫だから。
でも、夫の大切な人が離れに移り住んで、私の生き方に変化が生まれた。
2025.11.30 完結しました。
スピンオフ『嫌われ悪女は俺の最愛〜グレイシアとサイファの恋物語〜』は不定期更新中です。
【2025.12.27追記】
エミリオンと先に出逢っていたら
もしもの世界編は、諸事情により以下に移動しました
『今度は初恋から始めよう〜エミリオンとヴェリティのもう一つの恋物語〜』
よろしければ、ご訪問くださいませ
いつもありがとうございます╰(*´︶`*)╯♡
贖罪の花嫁はいつわりの婚姻に溺れる
マチバリ
恋愛
貴族令嬢エステルは姉の婚約者を誘惑したという冤罪で修道院に行くことになっていたが、突然ある男の花嫁になり子供を産めと命令されてしまう。夫となる男は稀有な魔力と尊い血統を持ちながらも辺境の屋敷で孤独に暮らす魔法使いアンデリック。
数奇な運命で結婚する事になった二人が呪いをとくように幸せになる物語。
書籍化作業にあたり本編を非公開にしました。
勘違い妻は騎士隊長に愛される。
更紗
恋愛
政略結婚後、退屈な毎日を送っていたレオノーラの前に現れた、旦那様の元カノ。
ああ なるほど、身分違いの恋で引き裂かれたから別れてくれと。よっしゃそんなら離婚して人生軌道修正いたしましょう!とばかりに勢い込んで旦那様に離縁を勧めてみたところ――
あれ?何か怒ってる?
私が一体何をした…っ!?なお話。
有り難い事に書籍化の運びとなりました。これもひとえに読んで下さった方々のお蔭です。本当に有難うございます。
※本編完結後、脇役キャラの外伝を連載しています。本編自体は終わっているので、その都度完結表示になっております。ご了承下さい。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる