13 / 26
三話 犬
4
しおりを挟む
日中のバスルームには日光が柔らかく射し込み、白い壁が眩しいほどだ。俺もサツキさんもタオルも何も身に纏っておらず、完全なる裸身だ。外面だけでなく内面も外気に曝け出ている気がして、一秒たりとも落ち着かない。
どきまぎして壁際で突っ立っている俺とは対照的に、サツキさんは上機嫌で、ボディソープをもこもこと泡立てている。
「体洗ってあげるねー」
歌うように言い、向かい合って俺の上半身を洗い始める。これは良くない。ほとんど摩擦のない手の感触が、縦横無尽に腕やら胸やら腹やらを撫で回す。視線が合ってしまうのもあり、耐えられないほどに恥ずかしい。
「あ、あの、後ろからお願いできますか……」
掌で口元を押さえつつ、声の震えを我慢しながら懇願する。サツキさんが「んー? いいよお」と安く請け合ってくれたのでひとまずホッとした、のも束の間。
――どっちにしろ良くない!
反転させた背中に、サツキさんの肉体の気配がぴったりとくっついている。こんな状況でリラックスできるわけないし、相手の顔が見えないことが余計に想像を逞しくさせる。首筋に息遣いが当たるのも、器用な指先が下腹部の際どいところをさわさわとまさぐってくるのも、生殺しにされているみたいでもどかしい。
もういっそ、一思いにやってくれないだろうか。
その願いが通じたように、泡に包まれたサツキさんの指先が、ついに俺の股間に触れた。途端に背すじを痺れるような快感が走る。そのままぬるぬるした掌が俺のそれを握りこみ、前後運動を始める。
「ふふ。ちょっと固くなってるねえ。体を洗ってるだけなのに」
「いっ、言わないで、下さ」
息が簡単に熱くなる。洗ってるだけなんて、言い方が意地悪だ。こんなのは前戯と変わらない。それとも、サツキさんにとってはこれが普通で、感じている俺の方がおかしいのだろうか。
不意に、首の後ろでふうう、と深く息を吐く音がする。
「ごめん、哲くん。やっぱり何もしないのは無理かも」
「え……」
疑問を呈する間もなく、サツキさんの体が背中に密着してくる。しなやかで健康的な、それでいて野性を秘めた彼の肢体。その圧倒的な存在感の中で、いっそう異彩を放っているもの。
サツキさんの昂りが、俺の腿の付け根に当たっている。
知覚してしまうと、もう駄目だった。その先をイメージしてしまい、浴室で彼に貫かれる光景が目の前に展開する。腹の奥がきゅう、と締め付けられるような感覚があった。
「約束破ってごめん。でも、哲くんが可愛すぎて無理……」
「サツキさ、ん……」
「嫌なら言って? 我慢するから」
「や、じゃないです。俺も……してほしい」
「哲くんっ」
言葉尻を待たずに後ろから抱き締められ、ぬめった肌と肌がいっそう重なる。サツキさんの体は火照って熱かった。それと同時に、ぬるぬるした太くて固いものが股のあいだへ入ってきて。
なんだ、これは。セックスは何度もしているのに、今までのと全然違う。
「ゴムつけられないから、挟んで擦るだけね?」
余裕が薄れた、しかしそれでも優しい声で、サツキさんが囁く。
昂りは股のあいだをぐりぐりと刺激しながら反復運動を繰り返す。そこには何もないはずなのに、セックスじゃないのに、セックスと同等かそれ以上の快感が生まれている。
謎めいた官能の存在は不安でいて、それに翻弄されるのがすごく、気持ちいい。
「ん、あぁ、サツキさん……」
「ここね、会陰っていって、内側に前立腺があるんだよお。外から弄るのも気持ちいいでしょ?」
与えられる刺激は徐々にリズミカルになっていく。俺の中の本能が比例するように高められ、箍が外れたみたいに腰が揺れてしまう。
みっともなくて泣きそうなのに、気持ちいいのが欲しくて我慢できないのだ。
「哲くん……そんなに腰揺らしたら、弾みで入っちゃうかもよ?」
「ンッ、うう……」
「声、抑えなくていいのに」
脳髄がとろとろに溶けているみたいだ。サツキさんのことしか考えられないのに、恥の感情は残っていて、はしたない喘ぎ声を出すまいと俺は唇を噛み締めている。
出し抜けに、肩にびりりとした軽い痛みが走り、「アッ!?」と反射で仰 け反る。今のは、まさか。
「ふふ、おっきい声出たね。さっきのお返し。これでおあいこだね」
サツキさんが肩口を食んだのだ、とその台詞で思い至る。彼の声にはからかう響きがあったけれど、怒っている様子はない。それが俺を安心させる。
いつしか俺は壁に手をつき、口の端からだらしなく涎を垂らしながら、猫のように甘くとろけた声で喘いでいた。淫らに腰が蠢くのを止められないけれど、サツキさんが気持ちよくなってくれるなら俺も幸せだ。
体の奥深くから巨大な快感がせり上がってくる。気持ちが通った相手との情交は、こんなにも体だけの関係と違うものなのか、と圧倒された。
「サツキさ、もうっ、出そ、です」
「うん、好きなタイミングでイくといいよお――哲成」
「ぁ……!」
名前を呼ばれた瞬間、何かが閃光を放って爆ぜた。高い波に全身がなぶられ、拐われて、もみくちゃにされる。と同時に、どこまでも堕ちていくような感覚があって、頭の中が真っ白になった。
昂りがどくり、どくりと白濁を吐き出していた。その痙攣が治まるころ、自分の息が驚くほど荒くなり、心臓が早鐘を打っているのに気づく。
「ふう……それじゃ、綺麗にしたら上がろうか?」
「待って」
離れようとする体を、手首を握ることで引き留める。上半身を捩って振り返ると、目を丸くしたサツキさんがいた。
「サツキさんはまだ出してないですよね? 達くまで使って下さい、俺の体……」
少しかすれ始めた声でねだると、相手は「哲くん……! もうっ」と少し怒ったように唇を尖らせる。
「使うとか言っちゃだめ! あとそういう顔、ぼく以外に見せたら危ないよ」
「危ない、って……?」
「可愛すぎて危険ってこと」
サツキさんは言いながら、俺のいいところを正確に抉った。さっきより激しく、ちょっとだけ乱暴に。そのほのかな粗雑さが興奮に薪をくべ、情欲の炎がさらに燃え上がる。
「見せ、ませんっ、俺には、サツキさんだけ……だから」
揺さぶられながら絶えだえに宣言する。後ろから手が伸びてきて、顎を捕らえられた。歯が当たるほどの勢いで口づけされ、舌が絡み、唾液が混じり合う。
「ふッ、好きだよ……哲成」
「サツキさん、俺も……好き」
名前を呼ばれるのが、依頼人に使った偽名でない名前で呼べるのが、こんなにも嬉しいなんて。
首の後ろを熱い息づかいがくすぐった。股の薄い皮膚が、サツキさん自身の収縮をダイレクトに感知する。内腿を生ぬるい流体が伝い落ちていくのが、情事の熱に浮かされる脳でもはっきり分かって。
「哲くん、続きはベッドでしよ?」
「はい……」
再び唇を重ねながら、好きな人からの甘い誘惑にこくこくとうなずいた。
どきまぎして壁際で突っ立っている俺とは対照的に、サツキさんは上機嫌で、ボディソープをもこもこと泡立てている。
「体洗ってあげるねー」
歌うように言い、向かい合って俺の上半身を洗い始める。これは良くない。ほとんど摩擦のない手の感触が、縦横無尽に腕やら胸やら腹やらを撫で回す。視線が合ってしまうのもあり、耐えられないほどに恥ずかしい。
「あ、あの、後ろからお願いできますか……」
掌で口元を押さえつつ、声の震えを我慢しながら懇願する。サツキさんが「んー? いいよお」と安く請け合ってくれたのでひとまずホッとした、のも束の間。
――どっちにしろ良くない!
反転させた背中に、サツキさんの肉体の気配がぴったりとくっついている。こんな状況でリラックスできるわけないし、相手の顔が見えないことが余計に想像を逞しくさせる。首筋に息遣いが当たるのも、器用な指先が下腹部の際どいところをさわさわとまさぐってくるのも、生殺しにされているみたいでもどかしい。
もういっそ、一思いにやってくれないだろうか。
その願いが通じたように、泡に包まれたサツキさんの指先が、ついに俺の股間に触れた。途端に背すじを痺れるような快感が走る。そのままぬるぬるした掌が俺のそれを握りこみ、前後運動を始める。
「ふふ。ちょっと固くなってるねえ。体を洗ってるだけなのに」
「いっ、言わないで、下さ」
息が簡単に熱くなる。洗ってるだけなんて、言い方が意地悪だ。こんなのは前戯と変わらない。それとも、サツキさんにとってはこれが普通で、感じている俺の方がおかしいのだろうか。
不意に、首の後ろでふうう、と深く息を吐く音がする。
「ごめん、哲くん。やっぱり何もしないのは無理かも」
「え……」
疑問を呈する間もなく、サツキさんの体が背中に密着してくる。しなやかで健康的な、それでいて野性を秘めた彼の肢体。その圧倒的な存在感の中で、いっそう異彩を放っているもの。
サツキさんの昂りが、俺の腿の付け根に当たっている。
知覚してしまうと、もう駄目だった。その先をイメージしてしまい、浴室で彼に貫かれる光景が目の前に展開する。腹の奥がきゅう、と締め付けられるような感覚があった。
「約束破ってごめん。でも、哲くんが可愛すぎて無理……」
「サツキさ、ん……」
「嫌なら言って? 我慢するから」
「や、じゃないです。俺も……してほしい」
「哲くんっ」
言葉尻を待たずに後ろから抱き締められ、ぬめった肌と肌がいっそう重なる。サツキさんの体は火照って熱かった。それと同時に、ぬるぬるした太くて固いものが股のあいだへ入ってきて。
なんだ、これは。セックスは何度もしているのに、今までのと全然違う。
「ゴムつけられないから、挟んで擦るだけね?」
余裕が薄れた、しかしそれでも優しい声で、サツキさんが囁く。
昂りは股のあいだをぐりぐりと刺激しながら反復運動を繰り返す。そこには何もないはずなのに、セックスじゃないのに、セックスと同等かそれ以上の快感が生まれている。
謎めいた官能の存在は不安でいて、それに翻弄されるのがすごく、気持ちいい。
「ん、あぁ、サツキさん……」
「ここね、会陰っていって、内側に前立腺があるんだよお。外から弄るのも気持ちいいでしょ?」
与えられる刺激は徐々にリズミカルになっていく。俺の中の本能が比例するように高められ、箍が外れたみたいに腰が揺れてしまう。
みっともなくて泣きそうなのに、気持ちいいのが欲しくて我慢できないのだ。
「哲くん……そんなに腰揺らしたら、弾みで入っちゃうかもよ?」
「ンッ、うう……」
「声、抑えなくていいのに」
脳髄がとろとろに溶けているみたいだ。サツキさんのことしか考えられないのに、恥の感情は残っていて、はしたない喘ぎ声を出すまいと俺は唇を噛み締めている。
出し抜けに、肩にびりりとした軽い痛みが走り、「アッ!?」と反射で仰 け反る。今のは、まさか。
「ふふ、おっきい声出たね。さっきのお返し。これでおあいこだね」
サツキさんが肩口を食んだのだ、とその台詞で思い至る。彼の声にはからかう響きがあったけれど、怒っている様子はない。それが俺を安心させる。
いつしか俺は壁に手をつき、口の端からだらしなく涎を垂らしながら、猫のように甘くとろけた声で喘いでいた。淫らに腰が蠢くのを止められないけれど、サツキさんが気持ちよくなってくれるなら俺も幸せだ。
体の奥深くから巨大な快感がせり上がってくる。気持ちが通った相手との情交は、こんなにも体だけの関係と違うものなのか、と圧倒された。
「サツキさ、もうっ、出そ、です」
「うん、好きなタイミングでイくといいよお――哲成」
「ぁ……!」
名前を呼ばれた瞬間、何かが閃光を放って爆ぜた。高い波に全身がなぶられ、拐われて、もみくちゃにされる。と同時に、どこまでも堕ちていくような感覚があって、頭の中が真っ白になった。
昂りがどくり、どくりと白濁を吐き出していた。その痙攣が治まるころ、自分の息が驚くほど荒くなり、心臓が早鐘を打っているのに気づく。
「ふう……それじゃ、綺麗にしたら上がろうか?」
「待って」
離れようとする体を、手首を握ることで引き留める。上半身を捩って振り返ると、目を丸くしたサツキさんがいた。
「サツキさんはまだ出してないですよね? 達くまで使って下さい、俺の体……」
少しかすれ始めた声でねだると、相手は「哲くん……! もうっ」と少し怒ったように唇を尖らせる。
「使うとか言っちゃだめ! あとそういう顔、ぼく以外に見せたら危ないよ」
「危ない、って……?」
「可愛すぎて危険ってこと」
サツキさんは言いながら、俺のいいところを正確に抉った。さっきより激しく、ちょっとだけ乱暴に。そのほのかな粗雑さが興奮に薪をくべ、情欲の炎がさらに燃え上がる。
「見せ、ませんっ、俺には、サツキさんだけ……だから」
揺さぶられながら絶えだえに宣言する。後ろから手が伸びてきて、顎を捕らえられた。歯が当たるほどの勢いで口づけされ、舌が絡み、唾液が混じり合う。
「ふッ、好きだよ……哲成」
「サツキさん、俺も……好き」
名前を呼ばれるのが、依頼人に使った偽名でない名前で呼べるのが、こんなにも嬉しいなんて。
首の後ろを熱い息づかいがくすぐった。股の薄い皮膚が、サツキさん自身の収縮をダイレクトに感知する。内腿を生ぬるい流体が伝い落ちていくのが、情事の熱に浮かされる脳でもはっきり分かって。
「哲くん、続きはベッドでしよ?」
「はい……」
再び唇を重ねながら、好きな人からの甘い誘惑にこくこくとうなずいた。
0
あなたにおすすめの小説
オッサン課長のくせに、無自覚に色気がありすぎる~ヨレヨレ上司とエリート部下、恋は仕事の延長ですか?
中岡 始
BL
「新しい営業課長は、超敏腕らしい」
そんな噂を聞いて、期待していた橘陽翔(28)。
しかし、本社に異動してきた榊圭吾(42)は――
ヨレヨレのスーツ、だるそうな関西弁、ネクタイはゆるゆる。
(……いやいや、これがウワサの敏腕課長⁉ 絶対ハズレ上司だろ)
ところが、初めての商談でその評価は一変する。
榊は巧みな話術と冷静な判断で、取引先をあっさり落としにかかる。
(仕事できる……! でも、普段がズボラすぎるんだよな)
ネクタイを締め直したり、書類のコーヒー染みを指摘したり――
なぜか陽翔は、榊の世話を焼くようになっていく。
そして気づく。
「この人、仕事中はめちゃくちゃデキるのに……なんでこんなに色気ダダ漏れなんだ?」
煙草をくゆらせる仕草。
ネクタイを緩める無防備な姿。
そのたびに、陽翔の理性は削られていく。
「俺、もう待てないんで……」
ついに陽翔は榊を追い詰めるが――
「……お前、ほんまに俺のこと好きなんか?」
攻めるエリート部下 × 無自覚な色気ダダ漏れのオッサン上司。
じわじわ迫る恋の攻防戦、始まります。
【最新話:主任補佐のくせに、年下部下に見透かされている(気がする)ー関西弁とミルクティーと、春のすこし前に恋が始まった話】
主任補佐として、ちゃんとせなあかん──
そう思っていたのに、君はなぜか、俺の“弱いとこ”ばっかり見抜いてくる。
春のすこし手前、まだ肌寒い季節。
新卒配属された年下部下・瀬戸 悠貴は、無表情で口数も少ないけれど、妙に人の感情に鋭い。
風邪気味で声がかすれた朝、佐倉 奏太は、彼にそっと差し出された「ミルクティー」に言葉を失う。
何も言わないのに、なぜか伝わってしまう。
拒むでも、求めるでもなく、ただそばにいようとするその距離感に──佐倉の心は少しずつ、ほどけていく。
年上なのに、守られるみたいで、悔しいけどうれしい。
これはまだ、恋になる“少し前”の物語。
関西弁とミルクティーに包まれた、ふたりだけの静かな始まり。
(5月14日より連載開始)
宵にまぎれて兎は回る
宇土為名
BL
高校3年の春、同級生の名取に告白した冬だったが名取にはあっさりと冗談だったことにされてしまう。それを否定することもなく卒業し手以来、冬は親友だった名取とは距離を置こうと一度も連絡を取らなかった。そして8年後、勤めている会社の取引先で転勤してきた名取と8年ぶりに再会を果たす。再会してすぐ名取は自身の結婚式に出席してくれと冬に頼んできた。はじめは断るつもりだった冬だが、名取の願いには弱く結局引き受けてしまう。そして式当日、幸せに溢れた雰囲気に疲れてしまった冬は式場の中庭で避難するように休憩した。いまだに思いを断ち切れていない自分の情けなさを反省していると、そこで別の式に出席している男と出会い…
エリート上司に完全に落とされるまで
琴音
BL
大手食品会社営業の楠木 智也(26)はある日会社の上司一ノ瀬 和樹(34)に告白されて付き合うことになった。
彼は会社ではよくわかんない、掴みどころのない不思議な人だった。スペックは申し分なく有能。いつもニコニコしててチームの空気はいい。俺はそんな彼が分からなくて距離を置いていたんだ。まあ、俺は問題児と会社では思われてるから、変にみんなと仲良くなりたいとも思ってはいなかった。その事情は一ノ瀬は知っている。なのに告白してくるとはいい度胸だと思う。
そんな彼と俺は上手くやれるのか不安の中スタート。俺は彼との付き合いの中で苦悩し、愛されて溺れていったんだ。
社会人同士の年の差カップルのお話です。智也は優柔不断で行き当たりばったり。自分の心すらよくわかってない。そんな智也を和樹は溺愛する。自分の男の本能をくすぐる智也が愛しくて堪らなくて、自分を知って欲しいが先行し過ぎていた。結果智也が不安に思っていることを見落とし、智也去ってしまう結果に。この後和樹は智也を取り戻せるのか。
有能課長のあり得ない秘密
みなみ ゆうき
BL
地方の支社から本社の有能課長のプロジェクトチームに配属された男は、ある日ミーティングルームで課長のとんでもない姿を目撃してしまう。
しかもそれを見てしまったことが課長にバレて、何故か男のほうが弱味を握られたかのようにいいなりになるはめに……。
【完結・BL】胃袋と掴まれただけでなく、心も身体も掴まれそうなんだが!?【弁当屋×サラリーマン】
彩華
BL
俺の名前は水野圭。年は25。
自慢じゃないが、年齢=彼女いない歴。まだ魔法使いになるまでには、余裕がある年。人並の人生を歩んでいるが、これといった楽しみが無い。ただ食べることは好きなので、せめて夕食くらいは……と美味しい弁当を買ったりしているつもりだが!(結局弁当なのかというのは、お愛嬌ということで)
だがそんなある日。いつものスーパーで弁当を買えなかった俺はワンチャンいつもと違う店に寄ってみたが……────。
凄い! 美味そうな弁当が並んでいる!
凄い! 店員もイケメン!
と、実は穴場? な店を見つけたわけで。
(今度からこの店で弁当を買おう)
浮かれていた俺は、夕飯は美味い弁当を食べれてハッピ~! な日々。店員さんにも顔を覚えられ、名前を聞かれ……?
「胃袋掴みたいなぁ」
その一言が、どんな意味があったなんて、俺は知る由もなかった。
******
そんな感じの健全なBLを緩く、短く出来ればいいなと思っています
お気軽にコメント頂けると嬉しいです
■表紙お借りしました
壁乳
リリーブルー
BL
ご来店ありがとうございます。ここは、壁越しに、触れ合える店。
最初は乳首から。指名を繰り返すと、徐々に、エリアが拡大していきます。
俺は後輩に「壁乳」に行こうと誘われた。
じれじれラブコメディー。
4年ぶりに続きを書きました!更新していくのでよろしくお願いします。
(挿絵byリリーブルー)
地味メガネだと思ってた同僚が、眼鏡を外したら国宝級でした~無愛想な美人と、チャラ営業のすれ違い恋愛
中岡 始
BL
誰にも気づかれたくない。
誰の心にも触れたくない。
無表情と無関心を盾に、オフィスの隅で静かに生きる天王寺悠(てんのうじ・ゆう)。
その存在に、誰も興味を持たなかった――彼を除いて。
明るく人懐こい営業マン・梅田隼人(うめだ・はやと)は、
偶然見た「眼鏡を外した天王寺」の姿に、衝撃を受ける。
無機質な顔の奥に隠れていたのは、
誰よりも美しく、誰よりも脆い、ひとりの青年だった。
気づいてしまったから、もう目を逸らせない。
知りたくなったから、もう引き返せない。
すれ違いと無関心、
優しさと孤独、
微かな笑顔と、隠された心。
これは、
触れれば壊れそうな彼に、
それでも手を伸ばしてしまった、
不器用な男たちの恋のはなし。
経理部の美人チーフは、イケメン新人営業に口説かれています――「凛さん、俺だけに甘くないですか?」年下の猛攻にツンデレ先輩が陥落寸前!
中岡 始
BL
社内一の“整いすぎた男”、阿波座凛(あわざりん)は経理部のチーフ。
無表情・無駄のない所作・隙のない資料――
完璧主義で知られる凛に、誰もが一歩距離を置いている。
けれど、新卒営業の谷町光だけは違った。
イケメン・人懐こい・書類はギリギリ不備、でも笑顔は無敵。
毎日のように経費精算の修正を理由に現れる彼は、
凛にだけ距離感がおかしい――そしてやたら甘い。
「また会えて嬉しいです。…書類ミスった甲斐ありました」
戸惑う凛をよそに、光の“攻略”は着実に進行中。
けれど凛は、自分だけに見せる光の視線に、
どこか“計算”を感じ始めていて……?
狙って懐くイケメン新人営業×こじらせツンデレ美人経理チーフ
業務上のやりとりから始まる、じわじわ甘くてときどき切ない“再計算不能”なオフィスラブ!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる