SING!!

雪白楽

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 心が、まだ震えてる。

 金色の雨みたいに、歓声が降りそそぐ。

 最後まで駆け抜けた音の余韻で、全身の血液が沸騰するみたいに熱くて。

 ふと引き寄せられた視線が、まっすぐに貫いてくる視線と絡む。

 次の瞬間、気持ちいいくらいにパシっとハイタッチが決まって。

 一瞬だけ重なりあった手の平から、しびれるみたいに甘くて熱い感情がはじけた。

 ずっとこの場所に、立っていたい。ここでなら輝けるって、信じていられるから。

 さあ、もう一度いこうか。



 音楽を、はじめよう。











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