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古代遺跡の出来事
第34話 ディバインブレードによる作用(2019年2月20日修正)
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月の魔女とよばれるまで
第34話 ディバインブレードによる作用(2019年2月20日修正)
光魔法最上級魔法、神刀ディバインブレードにより、月女神の眷属を敗走させたことでミリアも沙更もその場に崩れ落ちてしまった。
ミリアは、マイティアップのおかげとは言え反応速度と精神疲労を引き起こしていた。沙更もディバインブレードを使った反動というか、ちょっと気が抜けてへたり込んでしまっていたのだ。
「もう、セーナちゃんったら無茶しすぎだよ」
「それを言うなら、ミリアお姉さんの方が冷や冷やでした。いつ切られるかって、気が気じゃなかったんですからね」
二人してそう言うとパウエルとガレムが口を挟んできた。それもそのはず、ミリアの白の直刀もそうだが沙更のディバインブレードも桁が外れていたからだ。
「まったく、ミリアもセーナちゃんも凄すぎだ。月女神の眷属はAランク冒険者が三パーティー必要っていわれているんだぞ!?それをたった二人で撃退するってどれだけのことだと思ってるんだ!!」
「それにしても、ミリアお前いつの間にあんなに強くなった?鋼鉄の短剣の時ですら、力が無くてDランクモンスター倒すのも手間取っていたのが、いきなり月女神の眷属とのつばぜり合いで互角にやり合うとかねえから!!」
パウエルは純粋な心配だったのに対して、ガレムはミリアに対しての羨ましさ爆発の台詞で、聞いたミリアが思わず笑ってしまっていた。
「リーダーには心配させてごめん。ガレム、羨ましいとか思われても困るんだけど!?」
そういう点、素直なミリアはパウエルには謝りつつもガレムには呆れた視線を送っていた。
そんな中、ヘレナが沙更の側まで来た。
「セーナちゃん、貴女は光魔法の最上級まで扱えるのね。だとすると教会が貴女を欲しがると思うわ。でも、捕まったら最後よ。貴族もだけれど、教会もあまり良いとは言えないから」
「ヘレナさん、忠告というか警告ですよね?なんとなく、この世界の貴族や教会、王族とかも腐敗してそうな気がするんです。私の邪魔さえしなければそこまで邪険にするつもりもないのですが、もし邪魔立てするならその時考えます」
「セーナちゃん、それ邪魔立てされた時点で報復確定ってことよね?」
「ええ、貴族や教会に良い印象を持っていません。なので、やると決めたらどうなるかまでは保証しません」
きっぱりと言う沙更。異世界で生きていた頃から宗教系と政治家系には関わるなで過ごしてきていた。それは、セーナの魂と結合した今も変わらないのだから。
「そういえば、ここ魔方陣の扉の外ですよね?ある程度話していたりしますけど、モンスター来ませんよね?もう、15分くらい話をしている気がするんですけど」
沙更がそう言うとヘレナが呆れた顔をした。
「セーナちゃん、あれだけの輝く光を放つ魔法を叩き込んでおいてそれを言うの?光魔法最上級のディバインブレードは、この遺跡ごと光で包み込んで浄化していったわ。今、ほとんどのモンスターは消滅しているはず」
「えっ、あの魔法そんなに凄いものだったんですか!?月女神の眷属を撃退するだけに大量の魔力を光にして、叩きつけた感じだったからそっちまではさっぱりで」
「はあ、無自覚であの魔法を使ったって事の方が重大よ。本当に、なんて言うか途轍もないことをあっさりやるわね、貴女は。魔に落ちた半神にまでなっている存在を相手に、光魔法で撃退なんて並の魔法士じゃ無理なの。これだけは分かって」
深々とため息をつくヘレナ。余りに魔力を集めてのディバインブレードだった為、伝承に残るその魔法の威力以上にとんでもない破壊力を解き放っていたと後で知ることになる。
第34話 ディバインブレードによる作用(2019年2月20日修正)
光魔法最上級魔法、神刀ディバインブレードにより、月女神の眷属を敗走させたことでミリアも沙更もその場に崩れ落ちてしまった。
ミリアは、マイティアップのおかげとは言え反応速度と精神疲労を引き起こしていた。沙更もディバインブレードを使った反動というか、ちょっと気が抜けてへたり込んでしまっていたのだ。
「もう、セーナちゃんったら無茶しすぎだよ」
「それを言うなら、ミリアお姉さんの方が冷や冷やでした。いつ切られるかって、気が気じゃなかったんですからね」
二人してそう言うとパウエルとガレムが口を挟んできた。それもそのはず、ミリアの白の直刀もそうだが沙更のディバインブレードも桁が外れていたからだ。
「まったく、ミリアもセーナちゃんも凄すぎだ。月女神の眷属はAランク冒険者が三パーティー必要っていわれているんだぞ!?それをたった二人で撃退するってどれだけのことだと思ってるんだ!!」
「それにしても、ミリアお前いつの間にあんなに強くなった?鋼鉄の短剣の時ですら、力が無くてDランクモンスター倒すのも手間取っていたのが、いきなり月女神の眷属とのつばぜり合いで互角にやり合うとかねえから!!」
パウエルは純粋な心配だったのに対して、ガレムはミリアに対しての羨ましさ爆発の台詞で、聞いたミリアが思わず笑ってしまっていた。
「リーダーには心配させてごめん。ガレム、羨ましいとか思われても困るんだけど!?」
そういう点、素直なミリアはパウエルには謝りつつもガレムには呆れた視線を送っていた。
そんな中、ヘレナが沙更の側まで来た。
「セーナちゃん、貴女は光魔法の最上級まで扱えるのね。だとすると教会が貴女を欲しがると思うわ。でも、捕まったら最後よ。貴族もだけれど、教会もあまり良いとは言えないから」
「ヘレナさん、忠告というか警告ですよね?なんとなく、この世界の貴族や教会、王族とかも腐敗してそうな気がするんです。私の邪魔さえしなければそこまで邪険にするつもりもないのですが、もし邪魔立てするならその時考えます」
「セーナちゃん、それ邪魔立てされた時点で報復確定ってことよね?」
「ええ、貴族や教会に良い印象を持っていません。なので、やると決めたらどうなるかまでは保証しません」
きっぱりと言う沙更。異世界で生きていた頃から宗教系と政治家系には関わるなで過ごしてきていた。それは、セーナの魂と結合した今も変わらないのだから。
「そういえば、ここ魔方陣の扉の外ですよね?ある程度話していたりしますけど、モンスター来ませんよね?もう、15分くらい話をしている気がするんですけど」
沙更がそう言うとヘレナが呆れた顔をした。
「セーナちゃん、あれだけの輝く光を放つ魔法を叩き込んでおいてそれを言うの?光魔法最上級のディバインブレードは、この遺跡ごと光で包み込んで浄化していったわ。今、ほとんどのモンスターは消滅しているはず」
「えっ、あの魔法そんなに凄いものだったんですか!?月女神の眷属を撃退するだけに大量の魔力を光にして、叩きつけた感じだったからそっちまではさっぱりで」
「はあ、無自覚であの魔法を使ったって事の方が重大よ。本当に、なんて言うか途轍もないことをあっさりやるわね、貴女は。魔に落ちた半神にまでなっている存在を相手に、光魔法で撃退なんて並の魔法士じゃ無理なの。これだけは分かって」
深々とため息をつくヘレナ。余りに魔力を集めてのディバインブレードだった為、伝承に残るその魔法の威力以上にとんでもない破壊力を解き放っていたと後で知ることになる。
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