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古代遺跡の出来事
第63話 開拓村に戻って2
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月の魔女とよばれるまで
第63話 開拓村に戻って2
マイティアップを唱えてまで、倒れた人たちを運ぶ沙更。それを見て、ミリアが駆け寄ってきた。やりたいことは分かっているから、手助けをしたいと。
「セーナちゃん、一人で頑張るつもりだったの?」
「ミリアお姉さん、ごめんなさい。私一人で頑張るつもりでしたけど、手伝ってもらえませんか?」
「謝らなくて良いし、それに言ってよ。あたし、セーナちゃんの力になるって言ったよ。側に居てあげるって言ったのに信頼してもらえないのは悲しい」
「そういう点を含めてごめんなさいなんです。だから、改めてミリアお姉さん手伝ってもらえませんか?」
「段階なんて踏まなくても良いのに、セーナちゃんはそういう点慎重すぎるんだから拒否なんてしないのに」
ミリアとしては、頼って欲しかったのだが沙更として自分の思いを押しつけるだけじゃないかと引いてしまっていたからこうなってしまったと言える。
沙更は、ミリアにして欲しいことを伝えるとミリアが荒野の狼のメンバーを巻き込むことにしたようだ。
「セーナちゃん、こういう時にお礼をさせて欲しいの。みんなそう思ってるから手伝うからね」
それだけ沙更に伝えると、ミリアはその場から離れていく。
パウエルたちを巻き込む方が格段に早く開拓村の人々を弔うことが出来る。それが分かっていながら、出来なかったのは多分遠慮していたのも入っていた。
村の人々を死なせてしまったのはセーナの所為だと知っているからだろう。それは正しいけれど、間違ってもいた。邪教の集団が望んだのは魔力である。しかも今回の件には裏があったのだから。
ミリアたちの手伝いを得て、沙更は強化した身体能力を生かして、どんどんと村人たちの遺体を村長の家の裏まで運んでいく。
入り口側の遺体から順番に運んでいく。そうして、運んでいくとセーナの家まで来ていた。残るは、ここと村長の家だけ。
入口側の木造の家は、邪教の集団との戦いで崩れたりしていたがセーナの家は無事だったようだ。
家の中に入ると今のところで倒れている女性がいた。セーナの母親だ。
(ごめんなさいお母さん、セーナを産んだことで死なせてしまった。ごめんなさいと言って許してもらえるとも思っていないけれどそれでも言わせて欲しい)
やはり、沙更の精神に引っ張られているとは言え実の母親の遺体を見て心が動かないわけもなく、自然と涙が流れていく。自分が生まれなければ死ななかったかも知れないと思ってしまうのは、親不孝だろうか?
セーナの母親を背中に背負い、家を見るとやはり損傷はほぼないようでセーナの部屋も荒らされた形跡はなかった。
第63話 開拓村に戻って2
マイティアップを唱えてまで、倒れた人たちを運ぶ沙更。それを見て、ミリアが駆け寄ってきた。やりたいことは分かっているから、手助けをしたいと。
「セーナちゃん、一人で頑張るつもりだったの?」
「ミリアお姉さん、ごめんなさい。私一人で頑張るつもりでしたけど、手伝ってもらえませんか?」
「謝らなくて良いし、それに言ってよ。あたし、セーナちゃんの力になるって言ったよ。側に居てあげるって言ったのに信頼してもらえないのは悲しい」
「そういう点を含めてごめんなさいなんです。だから、改めてミリアお姉さん手伝ってもらえませんか?」
「段階なんて踏まなくても良いのに、セーナちゃんはそういう点慎重すぎるんだから拒否なんてしないのに」
ミリアとしては、頼って欲しかったのだが沙更として自分の思いを押しつけるだけじゃないかと引いてしまっていたからこうなってしまったと言える。
沙更は、ミリアにして欲しいことを伝えるとミリアが荒野の狼のメンバーを巻き込むことにしたようだ。
「セーナちゃん、こういう時にお礼をさせて欲しいの。みんなそう思ってるから手伝うからね」
それだけ沙更に伝えると、ミリアはその場から離れていく。
パウエルたちを巻き込む方が格段に早く開拓村の人々を弔うことが出来る。それが分かっていながら、出来なかったのは多分遠慮していたのも入っていた。
村の人々を死なせてしまったのはセーナの所為だと知っているからだろう。それは正しいけれど、間違ってもいた。邪教の集団が望んだのは魔力である。しかも今回の件には裏があったのだから。
ミリアたちの手伝いを得て、沙更は強化した身体能力を生かして、どんどんと村人たちの遺体を村長の家の裏まで運んでいく。
入り口側の遺体から順番に運んでいく。そうして、運んでいくとセーナの家まで来ていた。残るは、ここと村長の家だけ。
入口側の木造の家は、邪教の集団との戦いで崩れたりしていたがセーナの家は無事だったようだ。
家の中に入ると今のところで倒れている女性がいた。セーナの母親だ。
(ごめんなさいお母さん、セーナを産んだことで死なせてしまった。ごめんなさいと言って許してもらえるとも思っていないけれどそれでも言わせて欲しい)
やはり、沙更の精神に引っ張られているとは言え実の母親の遺体を見て心が動かないわけもなく、自然と涙が流れていく。自分が生まれなければ死ななかったかも知れないと思ってしまうのは、親不孝だろうか?
セーナの母親を背中に背負い、家を見るとやはり損傷はほぼないようでセーナの部屋も荒らされた形跡はなかった。
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