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新たなる住処
第170話 セーナの冒険者登録2
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月の魔女とよばれるまで
第170話 セーナの冒険者登録2
ダイスやルーカの評価が異様に高いことに、沙更は苦笑を浮かべる。でも、おかげで特例を作って貰えたのなら願ったりだったりする。ミリア達に同行するには同じ冒険者の方が便利だからだ。
冒険者登録の際、魔力判定と属性判断にステータスを確認する事になっている。それとランクアップした時にも確認することが義務づけられていた。ランクアップや手強いモンスターと戦って勝った際にステータスが伸びることが多いからだった。
「まずは魔力判定なんだけれど、さっきまであれだけ魔力を漏れさせていた事を考えると無いって事はあり得ないのよね」
「だよなあ、しかもあれだけの魔力量を出しているんだ。それ以上の魔力を持っているのが分かりきってやがるからなあ。まじめに笑えねえ」
ルーカの言葉に、ダイスが苦笑を浮かべつつもそう言う。
そんな話をしていることに沙更は首をかしげつつも質問した。
「そう言えば、魔法士の平均的な魔力って大体どのくらいです?」
魔力のことを聞かれているのを理解したルーカが沙更の問いに答えた。
「大体、魔法士の皆さんの平均は700-800くらいでしょうか?神官さんとかだと更に落ちて400-500程度ですね」
「あー、なるほど…。それじゃあ、ミリアお姉さん達が驚くのも無理は無いのかな。私の魔力量は桁外れだから」
沙更はルーカの答えに、ミリア達やリエット、ジークが驚いたのも納得できた。指標が無かっただけに、そんなに驚かれることをしたかなと思っていた部分があったからだ。
そこまで平均とずれていると非常識極まりなさそうだと自分でも思う。それだけ少ない魔力で、やりくりするなら補助もそんなに出来ないだろうし、攻撃魔法もそこまで威力を出せないだろうと納得できたからだ。
「実際、計ってみましょう。それと属性判断で、どれだけ属性を使いこなせるかも見せてね」
ルーカがそう言って、魔力数を判断する水晶を出す。が、セーナが触ろうとする前にカタカタと揺れ始めて中の数値が跳ね上がっていく。
「1…1000…えっ?100000!?まだまだ上がっていくの!?」
水晶の内部の数値が1000000を越えたところで、水晶が耐えきれずにヒビが入って割れてしまう。
ルーカがギルドで仕事をするようになって、初めてのことだった。強いて言うと水晶を壊すほどの魔力を持つ人間は英雄と呼ばれた人間ですら破壊不可だったことから、確実に規格外であることを現す結果になった。
「えっと、水晶が割れちゃった…」
「あのう、良ければ水晶を直しましょうか?私が直せば多分正確な数値が見えるかも?」
「えっ、そんなことも出来るの?」
ルーカにしてみれば、修復の魔法を使える魔法士など会ったことが無かった。今の魔法士で修復の魔法を使える人間はほとんどいないし、いたとしても王家に仕えていたりと冒険者たちが会うことはまれであった。
第170話 セーナの冒険者登録2
ダイスやルーカの評価が異様に高いことに、沙更は苦笑を浮かべる。でも、おかげで特例を作って貰えたのなら願ったりだったりする。ミリア達に同行するには同じ冒険者の方が便利だからだ。
冒険者登録の際、魔力判定と属性判断にステータスを確認する事になっている。それとランクアップした時にも確認することが義務づけられていた。ランクアップや手強いモンスターと戦って勝った際にステータスが伸びることが多いからだった。
「まずは魔力判定なんだけれど、さっきまであれだけ魔力を漏れさせていた事を考えると無いって事はあり得ないのよね」
「だよなあ、しかもあれだけの魔力量を出しているんだ。それ以上の魔力を持っているのが分かりきってやがるからなあ。まじめに笑えねえ」
ルーカの言葉に、ダイスが苦笑を浮かべつつもそう言う。
そんな話をしていることに沙更は首をかしげつつも質問した。
「そう言えば、魔法士の平均的な魔力って大体どのくらいです?」
魔力のことを聞かれているのを理解したルーカが沙更の問いに答えた。
「大体、魔法士の皆さんの平均は700-800くらいでしょうか?神官さんとかだと更に落ちて400-500程度ですね」
「あー、なるほど…。それじゃあ、ミリアお姉さん達が驚くのも無理は無いのかな。私の魔力量は桁外れだから」
沙更はルーカの答えに、ミリア達やリエット、ジークが驚いたのも納得できた。指標が無かっただけに、そんなに驚かれることをしたかなと思っていた部分があったからだ。
そこまで平均とずれていると非常識極まりなさそうだと自分でも思う。それだけ少ない魔力で、やりくりするなら補助もそんなに出来ないだろうし、攻撃魔法もそこまで威力を出せないだろうと納得できたからだ。
「実際、計ってみましょう。それと属性判断で、どれだけ属性を使いこなせるかも見せてね」
ルーカがそう言って、魔力数を判断する水晶を出す。が、セーナが触ろうとする前にカタカタと揺れ始めて中の数値が跳ね上がっていく。
「1…1000…えっ?100000!?まだまだ上がっていくの!?」
水晶の内部の数値が1000000を越えたところで、水晶が耐えきれずにヒビが入って割れてしまう。
ルーカがギルドで仕事をするようになって、初めてのことだった。強いて言うと水晶を壊すほどの魔力を持つ人間は英雄と呼ばれた人間ですら破壊不可だったことから、確実に規格外であることを現す結果になった。
「えっと、水晶が割れちゃった…」
「あのう、良ければ水晶を直しましょうか?私が直せば多分正確な数値が見えるかも?」
「えっ、そんなことも出来るの?」
ルーカにしてみれば、修復の魔法を使える魔法士など会ったことが無かった。今の魔法士で修復の魔法を使える人間はほとんどいないし、いたとしても王家に仕えていたりと冒険者たちが会うことはまれであった。
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